不幸なスライムの閑話(内容はほぼコピペです)

モイモイ

文字の大きさ
7 / 7
閑話3

不幸な元冒険者

しおりを挟む
 昨日のの報告が坊ちゃんの耳にも入ったらしい。
 「その変スライムつれて来てよ」
 変スライムって・・・・変異スライムですよ?
 「既に別の冒険者が討伐に出てるらしいので失敗しない限り手は出せないですよ」
 HP1のスライムの討伐に失敗する可能性なんてまずないけどな。
 「それなら失敗するか成功した後スライムを譲ってもらうためにも現場に向かえばいいだろ」
 まず失敗しないし成功してたとしてもやつらの目的は捕縛でなく討伐だからスライムを手に入れられないんだが説明しても坊ちゃんは納得しないだろうな・・・・・
 「多分そろそろ討伐終了の情報がギルドに入ってると思うので確認してきますから確認取れたら変異スライムのことは諦めてくださいね?」
 さすがに既に変異スライムが討伐されてると、わかれば諦めるだろうと思い提案をする。
 「なら討伐されてない場合はバルが変スライムのところに行くんだぞ?」
 あ、これ墓穴ってやつか?いや、大丈夫だ。数日かけてCランク冒険者の集団がHP1のスライムを倒せてないわけがない。
 昨日のいやな予感が頭をよぎるが常識的に考えれば討伐されているはずだったのだ・・・・

 「バーンの部隊が壊滅だと?」
 まさか欲をかいて変異スライムの以外にも手を出したのか?
 「まさか変異スライムはまだ討伐されてないのか?」
 まだ討伐されてないなら坊ちゃんが納得しないぞ・・・
 「その変異スライムにやられたらしいぞ?」
 はぁ?変異スライムはHP1だろ?
 物理無効でも持ってたのか?
 たとえ物理無効でもバーン部隊の規模なら魔法使えるのも居るだろ?
 どういうことだ?わけがわからん。
 「これじゃぁ俺がスライム討伐に行かなきゃならないじゃんかよ」
 バーンの馬鹿がどんな油断したかは知らんがこれはリスク高い仕事になりそうだ・・・・
 「既にバーンが失敗したって聞いたやつらが集まってスライム討伐に向かってるぞ?」
 マジか?それなら仕方ないよな早い者勝ちだからな・・・・
 これ絶対坊ちゃん納得しねぇよ。
 「ただその討伐も厳しいと思うぞ」
 ?
 「変異スライムの最新の情報が今届いたんだがな・・・見るか?」
 最新?無駄に煽るがHP1が数日で変化してもたかが知れてるだろ?
 「・・・・変異スライムのヒットポイントハッピャク近くあるだぁとぅ~?」
 HP800ならEランクの集団が最低ラインだぞ?
 「今向かってるやつらのランクは?」
 おやっさんが険しい顔つきになる・・・そういえば討伐が厳しいって言ってたな・・・・
 「Dランク以下の傭兵集団だ」
 傭兵集団ってことはかなりの数だろうが最新の情報を持たずに変異スライムと戦えば良くて部隊の半壊、最悪の場合全滅の可能性すらある。

 ギルドもこれ以上変異スライムは手を出すべきじゃないという方針を決めるらしい。
 現時点ならEランク以上の集団で倒せる可能性があるが、変異スライムはこの数日で急成長をしているのだ。明日にはHP1000超えてる可能性すらある。それらを加味するなら討伐に出せるのはGランク以上の集団が必要になる。
 Gランクは冒険者としての最高ランクで、その上のランクは英雄と呼ばれる勇者等しか存在しない。
 つまり変異スライムの捕縛を頼むなら討伐より難易度が高いので英雄に頼むしかない。
 英雄にスライム捕縛を依頼する?
 ありえない・・・・いくら裕福でも依頼料でお屋敷が傾くぞ?
 さすがに坊ちゃんも諦めるだろ・・・・諦めるよな?
 俺の冒険者時代のランクはEの下位だ。現在の実力はDランクが妥当だろう。
 とてもじゃないが化け物みたいなスライムには手も足もでないだろう。

 
 あの変異スライムはどこまで強くなるんだろう?
 ・・・・・まさか新たな魔王候補?
 まさかな・・・・
 そういえば何故このタイミングで坊ちゃんはスライムを欲しがったんだろう?
 タイミングが絶妙すぎるが・・・・・・考えすぎか?
 坊ちゃんはスライムが駄目ならが欲しいとか言い出すし・・・・


 さて今日も坊ちゃんのに付き合うとするか・・・・
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。

石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

処理中です...