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103、目覚め
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シルヴァンの声が聞こえるまで、私は深い眠りについていた。
そこで見た夢。
まだ元の世界にいた頃の夢を見た。
茜の家の牧場で、羊たちに囲まれていた時の話だ。
私に茜が話しかける。
「それにしても、詩織っていつからこんなに動物に懐かれるようになったわけ? うちの羊たちなんて、詩織が来るのを楽しみにしちゃってさ」
「いつからって言われても。そんなこと覚えてないわよ」
私が青空の下、牧場にいる羊たちの検査を行っていると、二頭の子羊が頭を私の体にぶつけて甘えている。
つぶらな瞳が可愛らしい。
私はその頭を撫でる。
「メェエエ!」
「ふふ、遊んで欲しいの? もう少し待って、お仕事が終わってからね」
「「メェエエ」」
二頭の羊たちは顔を見合わせて頷くと大人しく待っている。
もふもふのその体を見ると、抱きしめたくなってしまう。
いつからだろう。
何となく動物たちの気持ちが分かるようになった。
そして、私の気持ちも伝わっているような不思議な感覚。
獣医の仕事をしている私を見つめている子羊たちを見て、茜は肩をすくめると言う。
「にしても、その魅力が男にはまったく効力がないのが残念だけどね」
「余計なお世話です!」
誰が残念なのよ。
そう言って私はふぅとため息をつくと、茜と顔を見合わせて笑った。
「詩織ってばその内、動物と話しだすんじゃない?」
「そんなわけないでしょ? 茜ったら」
他愛もないいつもの会話だ。
「あれ?」
気が付くと先程まで雲一つないような晴天だった空が、真っ暗になっていく。
それだけじゃない。
あんなに騒がしかった羊たちも消え去っている。
私は慌てて茜に叫んだ。
「茜! 羊たちが! それに空を見て、真っ暗よ!!」
茜は私に背を向けて立っている。
そして静かに答えた。
「……ええ、貴方も感じるでしょう? ルナ。闇が迫ってきている」
「何を言っているの茜?」
目の前に立っているのは茜じゃない。
もしそうなら私をルナと呼ぶはずがないわ。
例えそれが夢の中であったとしても。
私は彼女に尋ねた。
「貴方は誰なの?」
「知っているはずよルナ。私は貴方だもの」
「貴方が私? 一体何を言っているの!?」
彼女は振り返らずに答えた。
「もう時間がない、このままだと皆死ぬわ。アレクファートもシルヴァンも、そしてルークたちも。多くの人間が死ぬ」
その言葉を聞いて私は恐怖に震えた。
夢の中だということは分かっている。
でも、彼女の言葉が真実だということが直観的に分かった。
迫ってくる闇の気配。
背筋が凍るような気配を放つそれが、私から全てを奪い去っていく未来が見える。
「駄目! そんなの嫌!」
私は思わず彼女の肩を掴んだ。
振り返る彼女の顔。
「なら、思い出しなさいルナ。貴方が誰なのかということを」
「私が? 一体何を言っているの……私はルナよ」
こちらを振り返る彼女の顔が一瞬だけ見えた気がする。
その時──
辺りが大きく揺れて、シルヴァンの声が聞こえた。
「シルヴァン!!」
同時に私の意識は現実に戻される。
体が燃え上がるように熱い。
私の右腕に付けた聖王妃リディアの腕輪。
そこにはめ込まれた真紅の宝玉が強く輝いている。
気が付くと、私のステータスを表示するパネルが開いている。
(どうして勝手に……)
私が開いたんじゃない。
そこには黄金の文字が書き込まれていく。
シスターの浄化の魔法で体内の薬が消え去っていくのが分かる。
でも私が使ったんじゃない。
まるで別の誰かが操作をしているかのよう。
私は馬車の扉を開けた。
シルヴァンが呼んでいるのが聞こえたから。
外の光景を見て私は愕然とした。
美しい銀色の毛並みを真っ赤に染めて、馬車に寄り添っているシルヴァンの姿。
そして、港を蹂躙する巨大な二頭の魔獣がいた。
それだけじゃない黒髪の男といばらに変えられたはずのイザベル。
命の炎が燃え尽きようとしているシルヴァンの体を抱き締めて、私は涙を流した。
きっとシルヴァンは私を守ろうとしてくれたに違いない。
こんなになってまで、私のいる馬車に体を寄せて。
私はシルヴァンの胸の傷に手を当てる。
「シルヴァン、貴方の声が聞こえたわ」
塞がっていくその傷。
でもシルヴァンはまだぐったりとしている。
ここまで誰かを許せないと思ったのは初めて。
私は右手を握りしめると、目の前にいる男を睨んだ。
「貴方がルファリシオね。私は貴方のような人間を許さない、絶対に!!」
<正体不明の強力な魔力を体内に感じます。聖女ルナ、その力により貴方のステータスが覚醒します>
描き出される黄金の文字のステータス。
名前:ルナ・ロファリエル
種族:人間
職業:もふもふの聖女
E・G・K:シスターモード(LV100)
E・G・K:レンジャーモード(LV100)
もふもふモード:獣人化(上級)
力:775
体力:772
魔力:1320
知恵:1520
器用さ:1130
素早さ:1270
運:750
物理攻撃スキル:聖弓技、聖剣技
魔法:回復系魔法、聖属性魔法
特技:【探索】【索敵】【罠解除】【生薬調合】【祝福】【ホーリーアロー】【自己犠牲】
ユニークスキル:【E・G・K】【獣言語理解】【もふもふモード】
加護:【神獣に愛された者】
称号:【もふもふの治癒者】
<E・G・Kがミックスモードに入ります。聖弓技、聖剣技が可能となりました>
そこには二つのE・G・Kのモードが描き出されている。
そして、大幅に上昇したステータスも。
右手の腕輪が強く輝いている。
エルザさんとエルトくんが叫ぶ。
「ルナさん! その姿は一体!?」
「ルナ様!!」
自分でも分かる。
私の姿が変っていくのが。
まるで本当の自分を思い出したかのように。
腕輪の光から生み出された美しい銀色の剣。
そして、純白のドレスと白銀のティアラ。
大きな狐耳と、月光のような色の長い尻尾。
それを見てルファリシオは笑った。
「なるほど、そういうことか。邪神ヴァルセズがお前を欲しがるわけだ、お前が誰なのか俺もようやく分かったぞ」
私は右手の剣を構えた。
「ルファリシオ、私は貴方を倒す。私が誰なのか思い出したから」
そこで見た夢。
まだ元の世界にいた頃の夢を見た。
茜の家の牧場で、羊たちに囲まれていた時の話だ。
私に茜が話しかける。
「それにしても、詩織っていつからこんなに動物に懐かれるようになったわけ? うちの羊たちなんて、詩織が来るのを楽しみにしちゃってさ」
「いつからって言われても。そんなこと覚えてないわよ」
私が青空の下、牧場にいる羊たちの検査を行っていると、二頭の子羊が頭を私の体にぶつけて甘えている。
つぶらな瞳が可愛らしい。
私はその頭を撫でる。
「メェエエ!」
「ふふ、遊んで欲しいの? もう少し待って、お仕事が終わってからね」
「「メェエエ」」
二頭の羊たちは顔を見合わせて頷くと大人しく待っている。
もふもふのその体を見ると、抱きしめたくなってしまう。
いつからだろう。
何となく動物たちの気持ちが分かるようになった。
そして、私の気持ちも伝わっているような不思議な感覚。
獣医の仕事をしている私を見つめている子羊たちを見て、茜は肩をすくめると言う。
「にしても、その魅力が男にはまったく効力がないのが残念だけどね」
「余計なお世話です!」
誰が残念なのよ。
そう言って私はふぅとため息をつくと、茜と顔を見合わせて笑った。
「詩織ってばその内、動物と話しだすんじゃない?」
「そんなわけないでしょ? 茜ったら」
他愛もないいつもの会話だ。
「あれ?」
気が付くと先程まで雲一つないような晴天だった空が、真っ暗になっていく。
それだけじゃない。
あんなに騒がしかった羊たちも消え去っている。
私は慌てて茜に叫んだ。
「茜! 羊たちが! それに空を見て、真っ暗よ!!」
茜は私に背を向けて立っている。
そして静かに答えた。
「……ええ、貴方も感じるでしょう? ルナ。闇が迫ってきている」
「何を言っているの茜?」
目の前に立っているのは茜じゃない。
もしそうなら私をルナと呼ぶはずがないわ。
例えそれが夢の中であったとしても。
私は彼女に尋ねた。
「貴方は誰なの?」
「知っているはずよルナ。私は貴方だもの」
「貴方が私? 一体何を言っているの!?」
彼女は振り返らずに答えた。
「もう時間がない、このままだと皆死ぬわ。アレクファートもシルヴァンも、そしてルークたちも。多くの人間が死ぬ」
その言葉を聞いて私は恐怖に震えた。
夢の中だということは分かっている。
でも、彼女の言葉が真実だということが直観的に分かった。
迫ってくる闇の気配。
背筋が凍るような気配を放つそれが、私から全てを奪い去っていく未来が見える。
「駄目! そんなの嫌!」
私は思わず彼女の肩を掴んだ。
振り返る彼女の顔。
「なら、思い出しなさいルナ。貴方が誰なのかということを」
「私が? 一体何を言っているの……私はルナよ」
こちらを振り返る彼女の顔が一瞬だけ見えた気がする。
その時──
辺りが大きく揺れて、シルヴァンの声が聞こえた。
「シルヴァン!!」
同時に私の意識は現実に戻される。
体が燃え上がるように熱い。
私の右腕に付けた聖王妃リディアの腕輪。
そこにはめ込まれた真紅の宝玉が強く輝いている。
気が付くと、私のステータスを表示するパネルが開いている。
(どうして勝手に……)
私が開いたんじゃない。
そこには黄金の文字が書き込まれていく。
シスターの浄化の魔法で体内の薬が消え去っていくのが分かる。
でも私が使ったんじゃない。
まるで別の誰かが操作をしているかのよう。
私は馬車の扉を開けた。
シルヴァンが呼んでいるのが聞こえたから。
外の光景を見て私は愕然とした。
美しい銀色の毛並みを真っ赤に染めて、馬車に寄り添っているシルヴァンの姿。
そして、港を蹂躙する巨大な二頭の魔獣がいた。
それだけじゃない黒髪の男といばらに変えられたはずのイザベル。
命の炎が燃え尽きようとしているシルヴァンの体を抱き締めて、私は涙を流した。
きっとシルヴァンは私を守ろうとしてくれたに違いない。
こんなになってまで、私のいる馬車に体を寄せて。
私はシルヴァンの胸の傷に手を当てる。
「シルヴァン、貴方の声が聞こえたわ」
塞がっていくその傷。
でもシルヴァンはまだぐったりとしている。
ここまで誰かを許せないと思ったのは初めて。
私は右手を握りしめると、目の前にいる男を睨んだ。
「貴方がルファリシオね。私は貴方のような人間を許さない、絶対に!!」
<正体不明の強力な魔力を体内に感じます。聖女ルナ、その力により貴方のステータスが覚醒します>
描き出される黄金の文字のステータス。
名前:ルナ・ロファリエル
種族:人間
職業:もふもふの聖女
E・G・K:シスターモード(LV100)
E・G・K:レンジャーモード(LV100)
もふもふモード:獣人化(上級)
力:775
体力:772
魔力:1320
知恵:1520
器用さ:1130
素早さ:1270
運:750
物理攻撃スキル:聖弓技、聖剣技
魔法:回復系魔法、聖属性魔法
特技:【探索】【索敵】【罠解除】【生薬調合】【祝福】【ホーリーアロー】【自己犠牲】
ユニークスキル:【E・G・K】【獣言語理解】【もふもふモード】
加護:【神獣に愛された者】
称号:【もふもふの治癒者】
<E・G・Kがミックスモードに入ります。聖弓技、聖剣技が可能となりました>
そこには二つのE・G・Kのモードが描き出されている。
そして、大幅に上昇したステータスも。
右手の腕輪が強く輝いている。
エルザさんとエルトくんが叫ぶ。
「ルナさん! その姿は一体!?」
「ルナ様!!」
自分でも分かる。
私の姿が変っていくのが。
まるで本当の自分を思い出したかのように。
腕輪の光から生み出された美しい銀色の剣。
そして、純白のドレスと白銀のティアラ。
大きな狐耳と、月光のような色の長い尻尾。
それを見てルファリシオは笑った。
「なるほど、そういうことか。邪神ヴァルセズがお前を欲しがるわけだ、お前が誰なのか俺もようやく分かったぞ」
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