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京お兄ちゃんと一緒
自覚してしまった。
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次の日は真面目に勉強をして、お昼にともやん家を出る事にした。
ともやんとあっちゃんはアレの事を秘密にしてくれるみたいだが、どちらかと言うと、記憶を力ずくで消してほしかった。
俺は家に帰って来たら母さんは居たけど、兄さんは大学に行っていた。兄さんが居ないのに安心したが、その分寂しいと思ってしまった。
そして、俺は兄さんとユキルの妄想でイってしまったので、多分俺はユキルとして、兄さんが好きだと認めざるを得なかった。 そして、もし兄さんが告白してきたら振らなければいけないのは残酷な選択だった。
『いくら、義理でも兄弟だからな・・・。』
ずっとモヤモヤするのは良くないし、早めに兄さんの件を終わらせようと思う、俺はアプリを開いて「京お兄ちゃん」を探して連絡を入れた。
☆京お兄ちゃん ダメ元で言うけど、明後日に会わない?
俺は震える手で画面をタップした。
だいたい、すぐに返事がくるのに今回はまだ返事がこなかった。
俺は自分の布団に潜り込み兄さんの事でモヤモヤして、いつの間にか寝てしまった。
*
『ユキル君に言いたい事があるんだ。』
『京お兄ちゃん話したい事って?』
京お兄ちゃんは深呼吸してから、真剣な顔で言った。
『僕と結婚前提で付き合ってくれないかな!』
兄さんの赤らめた頬にユキルに出した震えた掌、こんな兄さんはユキルじゃなきゃ見れないと思う
『・・・嬉しいけど、ごめんなさい 京お兄ちゃんとは付き合えないよ』
ユキルが小さな声で兄さんの告白を断ると、俺に見せる目つきでユキルを睨んだ。
『お仕置きするからか?それとも・・・---』
*
「・・・夢か・・・。」
俺は目を覚まして、起き上がるとアプリから通知がきていた。
開くと京お兄ちゃんからだった。
☆またユキル君会えるの嬉しいよ、良ければ俺の家に来ないか?
夏休みだから弟いるかもしれないけど、俺の家の近くの○○駅の噴水ある所に来てくれないかな?
『まさかの展開!? もし、兄さんが告白してきたら俺の家で断るってこと?・・・当分家に居づらくなるじゃん・・・。』
ともやんとあっちゃんはアレの事を秘密にしてくれるみたいだが、どちらかと言うと、記憶を力ずくで消してほしかった。
俺は家に帰って来たら母さんは居たけど、兄さんは大学に行っていた。兄さんが居ないのに安心したが、その分寂しいと思ってしまった。
そして、俺は兄さんとユキルの妄想でイってしまったので、多分俺はユキルとして、兄さんが好きだと認めざるを得なかった。 そして、もし兄さんが告白してきたら振らなければいけないのは残酷な選択だった。
『いくら、義理でも兄弟だからな・・・。』
ずっとモヤモヤするのは良くないし、早めに兄さんの件を終わらせようと思う、俺はアプリを開いて「京お兄ちゃん」を探して連絡を入れた。
☆京お兄ちゃん ダメ元で言うけど、明後日に会わない?
俺は震える手で画面をタップした。
だいたい、すぐに返事がくるのに今回はまだ返事がこなかった。
俺は自分の布団に潜り込み兄さんの事でモヤモヤして、いつの間にか寝てしまった。
*
『ユキル君に言いたい事があるんだ。』
『京お兄ちゃん話したい事って?』
京お兄ちゃんは深呼吸してから、真剣な顔で言った。
『僕と結婚前提で付き合ってくれないかな!』
兄さんの赤らめた頬にユキルに出した震えた掌、こんな兄さんはユキルじゃなきゃ見れないと思う
『・・・嬉しいけど、ごめんなさい 京お兄ちゃんとは付き合えないよ』
ユキルが小さな声で兄さんの告白を断ると、俺に見せる目つきでユキルを睨んだ。
『お仕置きするからか?それとも・・・---』
*
「・・・夢か・・・。」
俺は目を覚まして、起き上がるとアプリから通知がきていた。
開くと京お兄ちゃんからだった。
☆またユキル君会えるの嬉しいよ、良ければ俺の家に来ないか?
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