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最悪な関係
命令
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俺があの抑制剤を飲んでから一週間、副作用のせいで毎日夜中に食べた物を戻して体調が悪化して水曜日なのに学校を休んでしまった。
「強い薬を使って、気持ち悪くなるならパートナーを作った方が良いか・・・。」
俺は布団に潜りながらスマホであれより副作用があまり無く効果がある薬を調べてみたがそんな都合が良い物は無かった。
『DomはSubを見下す奴らだしなぁ・・・絶対に嫌だ!!』
俺のスマホから「開けてほしい」とメッセージが届いて確認した後に頭痛する頭を抑えながらドアを開けると購買で買った物とファイルを持った植田君が心配した顔をして立っていた。
「柊君、具合はどうかな?」
「あー・・だいぶマシになったよ。ありがとう」
「良かったー・・・これ、今日の宿題とゼリーとか買ったから良かったら。」
「植田君・・・神様かよ」
「そんな神々しい者じゃないよ」
俺達が笑っていると植田君の後ろからヌッと黒い影が出来て彼が振り向くと機嫌が悪そうな中村陸が立っていた。
「なっ・・・・ななな中村さん!?!?」
「・・・何、してんだよ病人」
奴は植田君を見ずに俺に聞いてきたので苛立ちを隠さないで言った。
「クラスメイトの植田君がわざわざ宿題と食べ物を持ってきてくれたんだよ。」
「ふーん。」
奴はつまらなそうに頷いた後、植田に近付くと彼は顔を赤くして慌てているのを眺めた後にとんでもない事を聞いていた。
「君はコイツの事が好き?」
「ふっふぇぇ!?」
植田君の間抜けな叫びに奴は嘲笑ったのが気に食わず俺が間に入り奴を怒鳴った。
「おい、植田君を虐めるなよ!植田君、ありがとう、もう行っていいよ。」
「あっ・・・うん、柊君お大事に!」
まだ顔を赤く染めている植田君は全力で逃げて行くと奴は俺の方を向いた。
「なっなんだよ?」
「元気そうだけど、仮病だった?」
「・・・・今はマシなだけ・・・・・・。」
俺は直ぐに布団に潜り寝るように目を瞑った。そしてまた深夜に今回は一時だが目が覚めて身体中に嫌悪感を抱き気持ち悪くなってトイレに全力で向かった。
「う・・・・おぇ・・・・ぐぅえ・・・・がはっ・・・・はぁ・・・・」
今日も吐いてしまい涙を流したが奴に聞こえないように下唇を噛み締めて声を出さないように泣いた。
「もう・・・やだ」
俺は流し台に向かおうとすると何故か中村陸の声が聞こえた。
「come(来い)」
「えっ・・・・。」
俺は心臓が早くなるのを感じながら千鳥足で奴の声がする方に向かっていた。奴のベッド付近になるとスマホの灯りで完全に中村陸が見えるようになった。
「・・・・・気付かないと思った?・・・・それにまだ、風邪治りきってないみたいだな。」
『吐いてたの知ってたのかよ。』
俺は気づかれてるとは思っていなくて自分のベッドに戻ろうとするとまた中村陸が何かを言った。
「Nneel(お座り)」
「・・・・ッ!?」
俺はその場で女の子座りをしてしまい簡単な命令に従った悔しさで下唇を噛んで泣かないように耐えた。
「・・・フッ凄い顔」
「・・・・・なっ!?」
『どんなけ、酷い顔してんだよ!?』
当たり前だが俺からは見えないのでどんな顔してんのかわからないが奴は笑っているので酷い顔だとわかった。
『死にたい』
多分、限界が来てしまったのか遂に中村陸の目の前で涙を流してしまった。
「・・・うっ・・・ひぐ・・・・・みっみなぁいでぇ・・・・。」
俺の情けない泣き顔を奴はただ眺めるだけで気分が悪くなっていると奴は俺の前にしゃがみこんだ時、奴の目が爛々を輝いていた。俺は恐怖を感じて「ひぃ!」と情けない声を上げた。
***
陸side
「Nneel」
その命令だけでアイツはゆっくり震えた身体でペタンと座った。
三日前にアイツの吐いてる声で目が覚めた。その時は体調が悪いと思っていたが隣のベッドに置いてある長四角の箱が気になりスマホの灯りをつけて確認するとそれはSubの抑制剤だった。
『まぁ、初日の時に気づいてたけど、これセフレが副作用がヤバいって言ってたっけ?』
俺は布団に潜りそれをスマホで調べると副作用に吐き気と書かれていてアイツを馬鹿にした後に眠ったがそれからアイツが度々、トイレで吐いてる声で目が覚める日々が続いた。お陰様で俺は寝不足で数学の時間に寝たら先生に怒られた。
そして、いい加減吐く声で起きたくないので簡単なCommandを放つとアイツは顔を真っ赤に染めて潤んだ瞳で下唇を噛んだ時、雨に打たれた子犬のようだったので少し笑ってしまった。
俺が笑うとアイツは悔しかったのか遂に泣いてしまった。その時、アイツの下半身の中心部が苦しそうにしているのが見えた。
『・・・・・面白い・・・・。』
俺はアイツの前でしゃがみこむアイツは情けない悲鳴を上げた。俺は笑わないように耐えながら酷い命令を下した。
「勃ってて可哀想だから慰めてあげたら?」
俺がアイツのモノを人差し指でつんっと突くとぶわりとSubのフェロモンが喜んで溢れ出した。
「強い薬を使って、気持ち悪くなるならパートナーを作った方が良いか・・・。」
俺は布団に潜りながらスマホであれより副作用があまり無く効果がある薬を調べてみたがそんな都合が良い物は無かった。
『DomはSubを見下す奴らだしなぁ・・・絶対に嫌だ!!』
俺のスマホから「開けてほしい」とメッセージが届いて確認した後に頭痛する頭を抑えながらドアを開けると購買で買った物とファイルを持った植田君が心配した顔をして立っていた。
「柊君、具合はどうかな?」
「あー・・だいぶマシになったよ。ありがとう」
「良かったー・・・これ、今日の宿題とゼリーとか買ったから良かったら。」
「植田君・・・神様かよ」
「そんな神々しい者じゃないよ」
俺達が笑っていると植田君の後ろからヌッと黒い影が出来て彼が振り向くと機嫌が悪そうな中村陸が立っていた。
「なっ・・・・ななな中村さん!?!?」
「・・・何、してんだよ病人」
奴は植田君を見ずに俺に聞いてきたので苛立ちを隠さないで言った。
「クラスメイトの植田君がわざわざ宿題と食べ物を持ってきてくれたんだよ。」
「ふーん。」
奴はつまらなそうに頷いた後、植田に近付くと彼は顔を赤くして慌てているのを眺めた後にとんでもない事を聞いていた。
「君はコイツの事が好き?」
「ふっふぇぇ!?」
植田君の間抜けな叫びに奴は嘲笑ったのが気に食わず俺が間に入り奴を怒鳴った。
「おい、植田君を虐めるなよ!植田君、ありがとう、もう行っていいよ。」
「あっ・・・うん、柊君お大事に!」
まだ顔を赤く染めている植田君は全力で逃げて行くと奴は俺の方を向いた。
「なっなんだよ?」
「元気そうだけど、仮病だった?」
「・・・・今はマシなだけ・・・・・・。」
俺は直ぐに布団に潜り寝るように目を瞑った。そしてまた深夜に今回は一時だが目が覚めて身体中に嫌悪感を抱き気持ち悪くなってトイレに全力で向かった。
「う・・・・おぇ・・・・ぐぅえ・・・・がはっ・・・・はぁ・・・・」
今日も吐いてしまい涙を流したが奴に聞こえないように下唇を噛み締めて声を出さないように泣いた。
「もう・・・やだ」
俺は流し台に向かおうとすると何故か中村陸の声が聞こえた。
「come(来い)」
「えっ・・・・。」
俺は心臓が早くなるのを感じながら千鳥足で奴の声がする方に向かっていた。奴のベッド付近になるとスマホの灯りで完全に中村陸が見えるようになった。
「・・・・・気付かないと思った?・・・・それにまだ、風邪治りきってないみたいだな。」
『吐いてたの知ってたのかよ。』
俺は気づかれてるとは思っていなくて自分のベッドに戻ろうとするとまた中村陸が何かを言った。
「Nneel(お座り)」
「・・・・ッ!?」
俺はその場で女の子座りをしてしまい簡単な命令に従った悔しさで下唇を噛んで泣かないように耐えた。
「・・・フッ凄い顔」
「・・・・・なっ!?」
『どんなけ、酷い顔してんだよ!?』
当たり前だが俺からは見えないのでどんな顔してんのかわからないが奴は笑っているので酷い顔だとわかった。
『死にたい』
多分、限界が来てしまったのか遂に中村陸の目の前で涙を流してしまった。
「・・・うっ・・・ひぐ・・・・・みっみなぁいでぇ・・・・。」
俺の情けない泣き顔を奴はただ眺めるだけで気分が悪くなっていると奴は俺の前にしゃがみこんだ時、奴の目が爛々を輝いていた。俺は恐怖を感じて「ひぃ!」と情けない声を上げた。
***
陸side
「Nneel」
その命令だけでアイツはゆっくり震えた身体でペタンと座った。
三日前にアイツの吐いてる声で目が覚めた。その時は体調が悪いと思っていたが隣のベッドに置いてある長四角の箱が気になりスマホの灯りをつけて確認するとそれはSubの抑制剤だった。
『まぁ、初日の時に気づいてたけど、これセフレが副作用がヤバいって言ってたっけ?』
俺は布団に潜りそれをスマホで調べると副作用に吐き気と書かれていてアイツを馬鹿にした後に眠ったがそれからアイツが度々、トイレで吐いてる声で目が覚める日々が続いた。お陰様で俺は寝不足で数学の時間に寝たら先生に怒られた。
そして、いい加減吐く声で起きたくないので簡単なCommandを放つとアイツは顔を真っ赤に染めて潤んだ瞳で下唇を噛んだ時、雨に打たれた子犬のようだったので少し笑ってしまった。
俺が笑うとアイツは悔しかったのか遂に泣いてしまった。その時、アイツの下半身の中心部が苦しそうにしているのが見えた。
『・・・・・面白い・・・・。』
俺はアイツの前でしゃがみこむアイツは情けない悲鳴を上げた。俺は笑わないように耐えながら酷い命令を下した。
「勃ってて可哀想だから慰めてあげたら?」
俺がアイツのモノを人差し指でつんっと突くとぶわりとSubのフェロモンが喜んで溢れ出した。
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