トラウマSubの愛し方

卵丸

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二人の逆襲

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Glare・・・Domの威嚇、強いDomのGlareにあてられて弱いDomは身体が震えてしまうこともある


~壮真side~

今日はプレイをしない日だけど前のプレイの時に渚が新村とハンバーガーショップに行ったこと話してたのでなんか悔しくて、今日はハンバーガーショップに誘おうと思ったが渚の姿が何処にもなかった。 俺が探していると廊下で新村にばったり出会ってしまった。俺は仕方なく渚について聞いてみた。

「ねぇ、渚見てない?」

すると新村は驚いた顔をして俺に渚のこと言った。

「聞いてないのか?ナギの奴、マドンナの三木さんに放課後誘われたんだってさ」

予想外な事を聞かされて俺は新村の両肩を掴んで叫んでいた。

「待って!つまり渚と三木さんが放課後にする事なんて・・・」

「あぁ・・・そうだな」

俺と新村は同じタイミングで口にした。

「ナギの奴、告白されるんだろうな」

「三木さんは実はDomでプレイをされてるって事!?」

お互いの言葉に数秒間の間があったが先に新村が口にした。

「いや、フツーに告白だろ?」

「いや、有り得ない!渚は俺と新村以外に話してるとこ見たこと無いし、連絡先もお母さんと俺とお前だけだった。」

「何で個人情報知ってんだよ。一回ナギに怒られろ!」

俺たちがギャーギャー言い合いしていると女子達が階段の隅っこで話していた。別に興味が無いけど、そこには三木さんの姿があった。

「あれ?三木さん」

新村も気になったらしく立ち止まった。三木さんは俺達に気づいておらず会話をしていたが、その内容が渚の事だった。

奏美かなみ良いな~上原を旧体育館に連れて行って倉庫の鍵を閉めに行くだけで来週の土曜日に辰己君とデート行けるんでしょう?」

「上手く行ったの?」

「うん!上手くいったよ!上原さ、私が誘ったら顔を赤くして照れてんの!そりゃあ可愛い顔してるから、デレデレ顔もそこら辺の奴らと比べたらマシだけど辰己君の前じゃあ全然及ばないのよね」

「へぇ~あいつ可愛い顔してたんだ!」

「で、辰己君から連絡来たら倉庫は開けずに鍵だけを開けに行ったら良いって事?」

「そうそう、でもどうして辰己君は上原とどんな関係何だろう?」

「奏美知らないの?確か中学の時、辰己君が虐めに遭ってた上原を助けてあげたんだけど、その翌日から上原は学校に来なくなって心配してて、高校で久しぶりに会っていつか話したいって言ってたよ!」

「そーなんだ。じゃあ私マジで良い事したじゃん!」

女子の話してる内容に頭が白くなった。

『確か・・・あいつが転校してきた時、渚の様子がおかしかった。それに痛いプレイは慣れてるって言ってたし、KissのCommandは泣くぐらい拒否をしていた・・・渚のトラウマの原因があいつだとしたら・・・今あいつと渚が一緒にいて・・渚が危ない!』

俺は素早く行動をし、三木さんに壁ドンをしていた。された本人は「ヒッ」と叫んでガタガタ震えていたが俺は気にせずに三木さんに命令をしていた。

「・・・おい・・・・倉庫の鍵を渡せ!」

三木さんは泣きそうになりながら抵抗をした。

「で・・でもこの鍵は誰にも渡すなって辰己君が・・・」

「知るか!!今、必要なんだよ!いいから渡せ!」

俺が怒鳴ると三木さんは泣き出しながら、俺に抵抗出来ずに鍵を渡してくれた。俺は奪う様に取り旧体育館に向かった。

「おっおい瀬戸、一体どうなってんだ?ナギがどうした?」

新村が俺に付いてきたが話す余裕などなく俺はひたすら渚が無事だと祈って走った。



俺が旧体育館の倉庫を開けると、左頬が赤くなって瞳に光がない渚とどうして居るのか分からない顔をしている辰己がいたが、渚は全裸にされていて辰己は渚の尻に自分の凶器を挿れる処を目撃してしまった。後ろでは新村が恐ろしい顔で二人を見つめていた。

「・・・・・そう・・ま」

渚の瞳から零れる涙を見て俺の頭の何かが切れる音がした。


~辰己side~

『あの女、裏切ったか?』

渚くんの躾をしていた最中に瀬戸君が倉庫に入ってきた。

「・・・・・テメェ・・・渚に何してやがんだ?」

「!!!?」

アイツは俺に対してGlareを放ってきた。Glareで睨まれた瞬間、息苦しくなって俺の身体は震えていた。

「あ・・・あひ・・・・あえぇ・・・」

俺は恐ろしくて固まっていると瀬戸君がCommand放ってきた。

「"渚から離れろ!!"」

俺はSubでも無いのに渚くんから離れていた。

『はぁ?どうして命令聞いてるんだろう?』

離れた事を確認するとまたCommandを放たれた。

「"どっか行け!"」

俺はズボンのチャックを閉めて出て行こうとしたが、ふわりと俺の身体が宙に浮いた。
一瞬綺麗な顔した男の子の鋭いが目が見えたが、ダァァァァン!と身体中に痛みが走り、そのまま気を失ってしまった。

~壮馬side~

大久保が逃げていると新村が奴に背負い投げをしていた。その光景を見て、俺は成る可く新村をからかわない様にしようと誓った。 俺はまだ全裸で身体中震えながら寝転がってる渚に近づいた。俺は渚をゆっくり起き上がらせて、優しく抱きついた。

「渚、遅くなってごめんね・・・。」

渚の瞳に光が戻り、渚は俺の顔を見て更に泣き出した。

「そ・・うま・・・ふぅ・・・そぅま・・・ヒック・・・こわかった。」

俺は泣きじゃくる渚の頭を優しく撫でた。すると渚は朗らかな顔になり、俺の顔を見て予想外の事を呟いてきた。

「あたま・・・なでなで・・してくれる・・・・そうまが・・・・・だい・・すき」

俺は頭を撫でる手を止めて渚を見つめてしまったが先に服だと思い着替えさせようと少し抵抗したが命令した。

「渚"服に着替えようか?"」

「・・・・・わかった」

渚はゆっくり上から着替えていったが下着がベチョベチョに丸まっていたので、そのままズボンを履くしかなかった。俺は少し唾を飲み込んでしまったが深呼吸して落ち着かせた。着替え終わった渚は俺の方を見て少し考えてから俺と近くにいた新村に言った。

「そのこと誰にも言わないでくれるかな?」 

「えっ?」

俺はその言葉の意味が分からなかった。

「でも、渚はアイツにレイプされかけたんだよ?」

「そうだよ、ナギが我慢する事じゃないだろ?」

すると渚は困った顔をしながら俺らに話してくれた。

「もし、これが母さんにバレたら僕は学校に行けなくなるんだ。」

「別に学校に行けなくなっても俺はナギの家に遊びに行くよ!」

「ありがとう日和、でも僕は学校に行って学びたいし放課後も瀬戸・・・壮真とプレイや日和と遊びたいし、我儘だけど母さんを悲しませたくないんだ!」

渚はまた泣きそうになりながら本音を言ってくれた。俺は渚に同感した。

「身内を悲しませたくないもんな、わかった約束するよ。」

新村は俺の言葉に動揺したが溜息をついてやれやれとした感じで渚に言った。

「俺は納得してないけどナギが決めたんだから仕方ないか・・・でも何にも解決はしてないからコイツをどうにかしないとな・・・・・。」

新村は般若の様な顔で大久保を睨んで奴の腕に旧倉庫にあった縄跳びで括り、奴に往復ビンタを食らわせて起こした。

「''いただただ"なんだ・・・よ・・・・えぇ」

新村は俺も少しビビる様な顔つきで大久保を睨んで思いっ切り股間を蹴り飛ばした。

「ぎょへはあひいぃぃぃぃ!!!!!」

大久保が情けない声をあげて涎を垂らしながら暴れまくっていた。それを新村が真顔でスマホを構えて撮っていた。

「"な"な"なにずるぅんだぁ!」

大久保は涙や鼻水や涎を出しまくった汚い顔で叫んできた。

「大久保取り引きしようぜ?」

「ど・・どりびぎ?」

「渚に嫌がるプレイをまたしやがったら俺はこの動画をインターネットに流す」

新村は大久保の情けない叫び声が響いている動画を見せた。

「"な"・・ごのやろ・・・!」

「もし、しねーんなら、流さない簡単だろ?」

大久保は頭を項垂れて悔しそうに頷いたが渚の方を向き嫌味を言いやがった。

「渚くん・・・コイツらより俺の方が優しいと思うんだけど?」

その言葉にムカついて俺と新村が初めて言いたいことが揃った。

「「それは絶対ねーよ!!!」」
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