16 / 40
小さな一歩
おともだち
しおりを挟む
要の小さく放った言葉は絢斗には深く突き刺さり一瞬、頭が真っ白になってしまった。
「・・・・・・・・え?」
要は俯いて涙で掛け布団を濡らしながら彼は絢斗に静かに囁いた。
「・・・僕は捨てられたΩで氷室さんは同情してその言葉を吐いたんですか?」
「・・・・っそんなことは絶対に無い!!」
絢斗は今にも泣きそうな顔で要に訴えると彼は少し泣き顔で微笑んだ。
「そうですか・・・・では嬉しいです。」
「・・・・・・・。」
「でも、本当に申し訳ございませんが僕は氷室さんの事を恋愛対象で見た事が無くて戸惑っていまして出来れば結衣が言っている「お友達」から始めて頂けますか?」
さっきまで悲しそうな顔をしていたのに要は涙を少し流しているが、顔を赤く染めてそっぽを向きながら小さく絢斗に呟いた。それに絢斗はキョトンと目を見開いたが直ぐに朗らかに微笑んだ。
「・・・・友達か・・・あははは」
「・・・なっ何笑ってるんですか!」
「いや、なんか、久しぶりに言われたなぁっと思って。」
「・・・馬鹿にしてます?」
「全然してないし寧ろ、可愛い。」
「・・・・・かっかかかわいい!?」
まさか要は目を見開いて狼狽えるとは予想してなくて絢斗は少しだけからかいたくなって父親の言ってた事を要に伝えた。
「・・・・・箕輪のお父さんに聞いたんだけどお前、俺がいると安心するって言ってたみたいだけど本当か?」
「えっ・・・・・・あぁ・・・・・・・・。」
父親しか知らないはずの話に要は身体全身が熱くなって彼は逃げるように掛け布団に全身隠して病室なのに大きな声で叫んだ。
「・・・何の事やらサッパリですけど!?」
その反応に絢斗は小さく愛おしそうに膨らんでいる掛け布団を見つめて呟いた。
「・・・かわいい」
「可愛くありません!!」
その様子を出るに出れない医者の苦笑に絢斗は気付き、苦笑いをして誤魔化したが医者は頬を桃色に染めてゴホンとわざとらしく咳をして病室に入ってきた。
「・・・良い感じの処悪いけど箕輪さんが起きたのであれば言わなくてはいけないことがあるんですよ。」
箕輪は恥ずかしさで顔を真っ赤に染めて、のっそり布団から出てきて医者の顔を見つめた。
「箕輪さん、貴方の項の噛み跡が消滅した時に氷室さんから甘い匂いがしましたか?」
要は怪訝そうな顔をして医者に伝えた。
「えぇ、しましたけど?」
「その匂いは貴方を安心させましたか?」
「・・・まぁ、落ち着く香りと言いますか・・・その・・・嫌じゃない匂いがしました。」
要の言葉に医者は深く頷き、真剣な表情で要を見つめて絢斗にも伝えた言葉を静かに言った。
「Ωがこの人なら預けられる、安心出来るとフェロモンをお気に入りのαに放出するのですがそのαも嫌な匂いでは無ければ運命の番なのですが、氷室さんに聞いたら甘い匂いで嫌いでは無いと答えまして貴方達は運命のパートナーとなりますが今後の人生に関わる大切な話なので、それは貴方達で話し合って解決して頂けたらと思います。」
要は医者の言葉に唖然とするしかなく黙って聞いていたが完全に不安そうな顔をして掛け布団を強く握りしめていた。
「・・・・まぁ、不安しか無いと思いますので一応、抑制剤は出し時ます。」
「・・・・・・ありがとうございます。」
「箕輪さん、退院する為に再検査を行いますので検査室に案内します。」
「はっはい」
要は医者に着いて行ったがまだ、運命の番が絢斗の事を困惑するしか無く彼の顔を全然見れなかった。
***
絢斗は要の不安そうな後ろ姿をただ切なく見つめていた。
『そりゃ、いきなり同僚が運命の番とか困るよな・・・。』
絢斗は小さく溜息を吐くと病室のドアから不機嫌な隆志が早歩きで入ってきて絢斗の前に止まり睨んできた。
「・・・・要に告白したの?」
「えっどうして知ってるのですか!?」
「・・・要とお医者さんが来たのをたまたま見かけてお医者さんが再検査の事を話してくれてる時にあの子の顔が真っ赤で照れてたから告ったのかなと思って・・・何?付き合うの?」
グイグイくる隆志に絢斗は狼狽えながら今後の事をゆっくり話した。
「・・・あいつは俺の事を恋愛対象で見てなくて断られてしまいましたが・・・その・・・友達から始まりました。」
「・・・・小学生のお付き合いみたいだね。」
「まぁ、はい」
「でもさ、氷室さんは要と仲良くなってあの子をほの字にさせてもう一度告白する気?」
「・・・・・・・・・・。」
「図星だね。」
隆志は絢斗をジト目で見つめてきたが直ぐに真剣な表情で語りだした。
「もし、君の告白が上手くいってお付き合いする事になっても俺は認めるけど要を泣かしたら一発君の顔をぶん殴るから覚悟しといてよ。」
右手で拳を作り絢斗の顔の手前で殴るフリをして睨みつけると絢斗も苦笑するしかなく固まっていると安心した表情をした要が病室に入ってきた。
「あったか兄、異常は無かったみたいだから明日の朝には退院できるみたい。」
「それは良かった。」
「氷室さん何薄気味悪い笑いをしてるんですか?」
「・・・何でもないよ。」
要の指摘に絢斗は気にしないフリをして誤魔化し、絢斗は帰る準備をした。
「俺はそろそろ帰るので、今日はお疲れ様でした。」
「はい、氷室さん、今日はありがとうございました。」
絢斗はドアノブを開こうとしたが後ろを振り向き要の顔をしっかり見て笑顔で別れた。
「今日は楽しかったよ。また結衣ちゃんと一緒に遊びに行こうな、要!」
「じゃあ」と言うと彼は出ていったが要は下の呼び名に何故か鼓動が早くなって隆志に気付かれないようにパジャマの胸ら辺を強く握りしめ俯いた。
『下の名前なんて、色んな人に呼ばれてるのに・・・どうして?・・・これもフェロモンのせい?』
初めての経験に要は戸惑うしか無く、絢斗がいたドアの前を切なく眺めていて隆志を少し困らせた。
「・・・・・・・・え?」
要は俯いて涙で掛け布団を濡らしながら彼は絢斗に静かに囁いた。
「・・・僕は捨てられたΩで氷室さんは同情してその言葉を吐いたんですか?」
「・・・・っそんなことは絶対に無い!!」
絢斗は今にも泣きそうな顔で要に訴えると彼は少し泣き顔で微笑んだ。
「そうですか・・・・では嬉しいです。」
「・・・・・・・。」
「でも、本当に申し訳ございませんが僕は氷室さんの事を恋愛対象で見た事が無くて戸惑っていまして出来れば結衣が言っている「お友達」から始めて頂けますか?」
さっきまで悲しそうな顔をしていたのに要は涙を少し流しているが、顔を赤く染めてそっぽを向きながら小さく絢斗に呟いた。それに絢斗はキョトンと目を見開いたが直ぐに朗らかに微笑んだ。
「・・・・友達か・・・あははは」
「・・・なっ何笑ってるんですか!」
「いや、なんか、久しぶりに言われたなぁっと思って。」
「・・・馬鹿にしてます?」
「全然してないし寧ろ、可愛い。」
「・・・・・かっかかかわいい!?」
まさか要は目を見開いて狼狽えるとは予想してなくて絢斗は少しだけからかいたくなって父親の言ってた事を要に伝えた。
「・・・・・箕輪のお父さんに聞いたんだけどお前、俺がいると安心するって言ってたみたいだけど本当か?」
「えっ・・・・・・あぁ・・・・・・・・。」
父親しか知らないはずの話に要は身体全身が熱くなって彼は逃げるように掛け布団に全身隠して病室なのに大きな声で叫んだ。
「・・・何の事やらサッパリですけど!?」
その反応に絢斗は小さく愛おしそうに膨らんでいる掛け布団を見つめて呟いた。
「・・・かわいい」
「可愛くありません!!」
その様子を出るに出れない医者の苦笑に絢斗は気付き、苦笑いをして誤魔化したが医者は頬を桃色に染めてゴホンとわざとらしく咳をして病室に入ってきた。
「・・・良い感じの処悪いけど箕輪さんが起きたのであれば言わなくてはいけないことがあるんですよ。」
箕輪は恥ずかしさで顔を真っ赤に染めて、のっそり布団から出てきて医者の顔を見つめた。
「箕輪さん、貴方の項の噛み跡が消滅した時に氷室さんから甘い匂いがしましたか?」
要は怪訝そうな顔をして医者に伝えた。
「えぇ、しましたけど?」
「その匂いは貴方を安心させましたか?」
「・・・まぁ、落ち着く香りと言いますか・・・その・・・嫌じゃない匂いがしました。」
要の言葉に医者は深く頷き、真剣な表情で要を見つめて絢斗にも伝えた言葉を静かに言った。
「Ωがこの人なら預けられる、安心出来るとフェロモンをお気に入りのαに放出するのですがそのαも嫌な匂いでは無ければ運命の番なのですが、氷室さんに聞いたら甘い匂いで嫌いでは無いと答えまして貴方達は運命のパートナーとなりますが今後の人生に関わる大切な話なので、それは貴方達で話し合って解決して頂けたらと思います。」
要は医者の言葉に唖然とするしかなく黙って聞いていたが完全に不安そうな顔をして掛け布団を強く握りしめていた。
「・・・・まぁ、不安しか無いと思いますので一応、抑制剤は出し時ます。」
「・・・・・・ありがとうございます。」
「箕輪さん、退院する為に再検査を行いますので検査室に案内します。」
「はっはい」
要は医者に着いて行ったがまだ、運命の番が絢斗の事を困惑するしか無く彼の顔を全然見れなかった。
***
絢斗は要の不安そうな後ろ姿をただ切なく見つめていた。
『そりゃ、いきなり同僚が運命の番とか困るよな・・・。』
絢斗は小さく溜息を吐くと病室のドアから不機嫌な隆志が早歩きで入ってきて絢斗の前に止まり睨んできた。
「・・・・要に告白したの?」
「えっどうして知ってるのですか!?」
「・・・要とお医者さんが来たのをたまたま見かけてお医者さんが再検査の事を話してくれてる時にあの子の顔が真っ赤で照れてたから告ったのかなと思って・・・何?付き合うの?」
グイグイくる隆志に絢斗は狼狽えながら今後の事をゆっくり話した。
「・・・あいつは俺の事を恋愛対象で見てなくて断られてしまいましたが・・・その・・・友達から始まりました。」
「・・・・小学生のお付き合いみたいだね。」
「まぁ、はい」
「でもさ、氷室さんは要と仲良くなってあの子をほの字にさせてもう一度告白する気?」
「・・・・・・・・・・。」
「図星だね。」
隆志は絢斗をジト目で見つめてきたが直ぐに真剣な表情で語りだした。
「もし、君の告白が上手くいってお付き合いする事になっても俺は認めるけど要を泣かしたら一発君の顔をぶん殴るから覚悟しといてよ。」
右手で拳を作り絢斗の顔の手前で殴るフリをして睨みつけると絢斗も苦笑するしかなく固まっていると安心した表情をした要が病室に入ってきた。
「あったか兄、異常は無かったみたいだから明日の朝には退院できるみたい。」
「それは良かった。」
「氷室さん何薄気味悪い笑いをしてるんですか?」
「・・・何でもないよ。」
要の指摘に絢斗は気にしないフリをして誤魔化し、絢斗は帰る準備をした。
「俺はそろそろ帰るので、今日はお疲れ様でした。」
「はい、氷室さん、今日はありがとうございました。」
絢斗はドアノブを開こうとしたが後ろを振り向き要の顔をしっかり見て笑顔で別れた。
「今日は楽しかったよ。また結衣ちゃんと一緒に遊びに行こうな、要!」
「じゃあ」と言うと彼は出ていったが要は下の呼び名に何故か鼓動が早くなって隆志に気付かれないようにパジャマの胸ら辺を強く握りしめ俯いた。
『下の名前なんて、色んな人に呼ばれてるのに・・・どうして?・・・これもフェロモンのせい?』
初めての経験に要は戸惑うしか無く、絢斗がいたドアの前を切なく眺めていて隆志を少し困らせた。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
断られるのが確定してるのに、ずっと好きだった相手と見合いすることになったΩの話。
叶崎みお
BL
ΩらしくないΩは、Ωが苦手なハイスペックαに恋をした。初めて恋をした相手と見合いをすることになり浮かれるΩだったが、αは見合いを断りたい様子で──。
オメガバース設定の話ですが、作中ではヒートしてません。両片想いのハピエンです。
他サイト様にも投稿しております。
悪役令息(Ω)に転生したので、破滅を避けてスローライフを目指します。だけどなぜか最強騎士団長(α)の運命の番に認定され、溺愛ルートに突入!
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男リヒトには秘密があった。
それは、自分が乙女ゲームの「悪役令息」であり、現代日本から転生してきたという記憶だ。
家は没落寸前、自身の立場は断罪エンドへまっしぐら。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かして領地改革に奮闘するリヒトだったが、彼が生まれ持った「Ω」という性は、否応なく運命の渦へと彼を巻き込んでいく。
ある夜会で出会ったのは、氷のように冷徹で、王国最強と謳われる騎士団長のカイ。
誰もが恐れるαの彼に、なぜかリヒトは興味を持たれてしまう。
「関わってはいけない」――そう思えば思うほど、抗いがたいフェロモンと、カイの不器用な優しさがリヒトの心を揺さぶる。
これは、運命に翻弄される悪役令息が、最強騎士団長の激重な愛に包まれ、やがて国をも動かす存在へと成り上がっていく、甘くて刺激的な溺愛ラブストーリー。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学で逃げ出して後悔したのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる