18 / 40
小さな一歩
最初のお友達
しおりを挟む
要は飯村と入園のお礼のために昼食を食べに出かけようとすると結衣も着いて来てしまい仕方なく彼に結衣が来る事を「Talk」で説明した。すると飯村からも返事が来てこう書かれていた。
(それなら俺の子供を連れてきた方が娘ちゃんも安心しそうだね。)
(いや、悪いですよ。)
(確か、娘ちゃんが会社に来た時にセイメイジャーのポシェット持ってたよね?俺の子も好きなんだよね。仲良くなれると思うよ。)
「・・・それなら、いっか・・いいか結衣、今から僕の知り合いに会いに行くけど大人しくしてるんだよ?」
「うん、分かった!」
結衣はセイメイブルーのぬいぐるみを片手に持ちながらホテルのビュッフェに出かけた。ホテルに近い駅に着くと飯村が娘を抱っこして待っていた。
「飯村さん、こんにちは」
「こんにちは、えーと、どうも久しぶりだね。」
飯村が結衣に話しかけると彼女は恥ずかしがって要の後ろに隠れてチラチラ見ながら挨拶をした。
「・・・・・こんにちは・・・」
その時、赤色のカチューシャを着けた黒髪のショートヘアの少女が結衣のことをずっと見つめた後、人懐っこい笑顔で結衣に手を振って挨拶をしてくれた。
「こんにちは!!」
いきなりの同じ歳であろう子の挨拶に結衣はビクッと驚いて更に要の後ろに隠れてしまった。
「ちょっと結衣、あの子がせっかく挨拶してるんだから返さなきゃ駄目だよ。」
「いいよ、きっと結衣ちゃんは緊張してるんだし、真希は気にしてないよ。なぁ、真希!」
「うん!」
真希は飯村に抱きついて頷いた後、彼女は隠れているが見えている2つ括りで上に結んでる結衣の髪ゴムの飾りを指さした。
「それ、セイメイブルーのでしょー!」
その言葉に結衣は少し顔を赤くして、ひょっこり要の後ろから出てきた。
「・・・・セイメイジャー知ってるの?」
すると真希は笑顔で頷いて結衣に話しかけてきた。
「うん!真希ねぇーセイメイジャー大好きなの、毎週見てるよ!」
「・・・本当?」
「本当だよ!前のお話は土蜘蛛男爵が人間の女の人を好きになる話だったよね!」
「・・・結衣、知ってる!」
「ねっ見てるでしょ!」
その会話で結衣は真希に近づいて彼女は自分の肩に掛けているセイメイブルーのポシェットを自信ありげに見せつけた。
「セイメイブルーが好きなの?」
結衣は恥ずかしそうに頷くと真希は興奮した表情で更に話してきた。
「私はセイメイピンクが好きなの!」
「・・・可愛いよね!」
「私以外女の子でセイメイジャー見る人いないから嬉しい!!」
二人は笑い出すと要は嬉しくなって顔が綻んでしまい、飯村に見られてしまい彼は要を意外そうに見つめていた。
『箕輪のこんな可愛らしい顔が見れるなんて・・・』
その後、結衣と真希はセイメイジャーについて語りながらホテルまで歩いてるのを要達は微笑みながら歩いて行った。
***
ご飯を取りに行き、席に着くと飯村から要に話してきた。
「一応、「Talk」でも送ったけど来週の金曜日から入園で義兄さんが真希と同じ組にしてくれたから」
「全部、任せてすみません」
「いいよ、その代わりのビュッフェだろ?元を取るぞー!!」
飯村は結構食べるらしくて何回を取りに行っていた。それを要は苦笑いをしながら食べていた。
「結衣、真希ちゃんと同じ組だって。」
「・・・じゃあ、結衣は幼稚園でも真希ちゃんと遊べるの?」
「そうだよ」
その言葉に結衣は顔を赤くして真希の方を見て口元がケチャップまみれで言った。
「結衣、嬉しい!」
「真希も~!!」
二人は微笑み合いながら食べていた。要と飯村は娘達を優しい表情で眺めていた。
***
来週の月曜日になり要と制服に着替えた結衣は隆志の運転で車に乗るとズボンのポケットに入れていたスマホが鳴り、取り出すと絢斗から「Talk」のメッセージが届いていた。
(おはよう、結衣ちゃんは今日から入園だな。)
(おはようございます。結衣は少し緊張してますが楽しく通ってくれるのを願っています。)
隆志はハミングしながら運転しているのを見て要は景色を眺めながら思った。
『たか兄の負担にならないように運転免許を取ろうかな・・・・。』
そして車は幼稚園の駐車場に停ると3人は降りて幼稚園の門をくぐった。
『今日は園長先生にお金を渡して、結衣をゆり組に連れて行って先生に挨拶をして・・・』
門をくぐった先に少し老いている優しそうな男性が立っていた。
「おはようございます、私は園長の瀧口と申します。箕輪様で宜しいでしょうか?」
「はい、今日入園する箕輪です。今日からよろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願い致します。」
瀧口は丁寧にお辞儀をしてくれて礼儀正しさに要は安心してお月謝を渡すと瀧口はゆり組まで案内してくれた。結衣は恥ずかしそうに要の後ろに隠れて苦笑を洩らしながら「大丈夫だよ」と囁いてドアを叩くとオレンジ色のエプロンを着ている担任の先生がこちらにやってきた時、要はひゅっと音を洩らした。前の記憶より大人びて黒い髪に褐色の人懐っこい顔は見間違えでは無ければ要の元番で結衣の父親である真中 裕一郎が要の顔を見て驚きを隠しきれない顔をして立っていた。
(それなら俺の子供を連れてきた方が娘ちゃんも安心しそうだね。)
(いや、悪いですよ。)
(確か、娘ちゃんが会社に来た時にセイメイジャーのポシェット持ってたよね?俺の子も好きなんだよね。仲良くなれると思うよ。)
「・・・それなら、いっか・・いいか結衣、今から僕の知り合いに会いに行くけど大人しくしてるんだよ?」
「うん、分かった!」
結衣はセイメイブルーのぬいぐるみを片手に持ちながらホテルのビュッフェに出かけた。ホテルに近い駅に着くと飯村が娘を抱っこして待っていた。
「飯村さん、こんにちは」
「こんにちは、えーと、どうも久しぶりだね。」
飯村が結衣に話しかけると彼女は恥ずかしがって要の後ろに隠れてチラチラ見ながら挨拶をした。
「・・・・・こんにちは・・・」
その時、赤色のカチューシャを着けた黒髪のショートヘアの少女が結衣のことをずっと見つめた後、人懐っこい笑顔で結衣に手を振って挨拶をしてくれた。
「こんにちは!!」
いきなりの同じ歳であろう子の挨拶に結衣はビクッと驚いて更に要の後ろに隠れてしまった。
「ちょっと結衣、あの子がせっかく挨拶してるんだから返さなきゃ駄目だよ。」
「いいよ、きっと結衣ちゃんは緊張してるんだし、真希は気にしてないよ。なぁ、真希!」
「うん!」
真希は飯村に抱きついて頷いた後、彼女は隠れているが見えている2つ括りで上に結んでる結衣の髪ゴムの飾りを指さした。
「それ、セイメイブルーのでしょー!」
その言葉に結衣は少し顔を赤くして、ひょっこり要の後ろから出てきた。
「・・・・セイメイジャー知ってるの?」
すると真希は笑顔で頷いて結衣に話しかけてきた。
「うん!真希ねぇーセイメイジャー大好きなの、毎週見てるよ!」
「・・・本当?」
「本当だよ!前のお話は土蜘蛛男爵が人間の女の人を好きになる話だったよね!」
「・・・結衣、知ってる!」
「ねっ見てるでしょ!」
その会話で結衣は真希に近づいて彼女は自分の肩に掛けているセイメイブルーのポシェットを自信ありげに見せつけた。
「セイメイブルーが好きなの?」
結衣は恥ずかしそうに頷くと真希は興奮した表情で更に話してきた。
「私はセイメイピンクが好きなの!」
「・・・可愛いよね!」
「私以外女の子でセイメイジャー見る人いないから嬉しい!!」
二人は笑い出すと要は嬉しくなって顔が綻んでしまい、飯村に見られてしまい彼は要を意外そうに見つめていた。
『箕輪のこんな可愛らしい顔が見れるなんて・・・』
その後、結衣と真希はセイメイジャーについて語りながらホテルまで歩いてるのを要達は微笑みながら歩いて行った。
***
ご飯を取りに行き、席に着くと飯村から要に話してきた。
「一応、「Talk」でも送ったけど来週の金曜日から入園で義兄さんが真希と同じ組にしてくれたから」
「全部、任せてすみません」
「いいよ、その代わりのビュッフェだろ?元を取るぞー!!」
飯村は結構食べるらしくて何回を取りに行っていた。それを要は苦笑いをしながら食べていた。
「結衣、真希ちゃんと同じ組だって。」
「・・・じゃあ、結衣は幼稚園でも真希ちゃんと遊べるの?」
「そうだよ」
その言葉に結衣は顔を赤くして真希の方を見て口元がケチャップまみれで言った。
「結衣、嬉しい!」
「真希も~!!」
二人は微笑み合いながら食べていた。要と飯村は娘達を優しい表情で眺めていた。
***
来週の月曜日になり要と制服に着替えた結衣は隆志の運転で車に乗るとズボンのポケットに入れていたスマホが鳴り、取り出すと絢斗から「Talk」のメッセージが届いていた。
(おはよう、結衣ちゃんは今日から入園だな。)
(おはようございます。結衣は少し緊張してますが楽しく通ってくれるのを願っています。)
隆志はハミングしながら運転しているのを見て要は景色を眺めながら思った。
『たか兄の負担にならないように運転免許を取ろうかな・・・・。』
そして車は幼稚園の駐車場に停ると3人は降りて幼稚園の門をくぐった。
『今日は園長先生にお金を渡して、結衣をゆり組に連れて行って先生に挨拶をして・・・』
門をくぐった先に少し老いている優しそうな男性が立っていた。
「おはようございます、私は園長の瀧口と申します。箕輪様で宜しいでしょうか?」
「はい、今日入園する箕輪です。今日からよろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願い致します。」
瀧口は丁寧にお辞儀をしてくれて礼儀正しさに要は安心してお月謝を渡すと瀧口はゆり組まで案内してくれた。結衣は恥ずかしそうに要の後ろに隠れて苦笑を洩らしながら「大丈夫だよ」と囁いてドアを叩くとオレンジ色のエプロンを着ている担任の先生がこちらにやってきた時、要はひゅっと音を洩らした。前の記憶より大人びて黒い髪に褐色の人懐っこい顔は見間違えでは無ければ要の元番で結衣の父親である真中 裕一郎が要の顔を見て驚きを隠しきれない顔をして立っていた。
1
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました
2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。
様々な形での応援ありがとうございます!
脱落モブ男が人気アイドルに愛されるわけがない
綿毛ぽぽ
BL
アイドルを夢見るも、デビューできずオーディション番組に出演しても脱落ばかりの地味男、亀谷日翔はついに夢を諦めた。そしてひょんなことから事務所にあるカフェで働き始めると、かつて出演していた番組のデビューメンバーと再会する。テレビでも引っ張りだこで相変わらずビジュアルが強い二人は何故か俺に対して距離が近い。
━━━━━━━━━━━
現役人気アイドル×脱落モブ男
表紙はくま様からお借りしました
https://www.pixiv.net/artworks/84182395
今からレンタルアルファシステムを利用します
夜鳥すぱり
BL
大学2年の鳴水《なるみ》は、ずっと自分がオメガであることを隠して生きてきた。でも、年々つらくなる発情期にもう一人は耐えられない。恋愛対象は男性だし、男のアルファに会ってみたい。誰でも良いから、定期的に安全に話し相手をしてくれる人が欲しい。でもそんな都合のいい人いなくて、考えあぐねた結果たどり着いた、アプリ、レンタルアルファシステム。安全……だと思う、評価も星5で良いし。うん、じゃ、お問い合わせをしてみるか。なるみは、恐る恐るボタンを押すが───。
◆完結済みです。ありがとうございました。
◆表紙絵を花々緒さんが描いてくださりました。カッコいい雪夜君と、おどおど鳴水くんです。可愛すぎますね!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる