オタクとギャルちゃん

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ギャルとの出会い

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派手な衣装より清楚の方が俺は好きだ、だって胸を強調するような服なんか着たら親とかに怒られないか心配だもの………

ギャルなんてみんなそんな服ばかり、肩出し、へそ出し、太もも、

俺はギャルが嫌いだ、アニメでも出てきたらずっと見てきたアニメでも断念する。

嫌いな理由は服だけではなく『無駄に優しい』所だ、興味無いのに『○○くん何よんでるの?』って持ってたラノベを取り上げてふむふむと読んだあと

『君ってこういうの好きなんだね』
と天使みたいな笑顔で手を振り陽キャグループにいってしまう。

こういう所が嫌いだ。
優しくされたいのは清楚な子なのに……



高校に上がってすぐ友達が出来ず2ヶ月たったある日、俺は陽キャ達に呼ばれた。
「なんでしょう」
「なぁ、メガネヤローってオタクなの?」
突然そんなことを言われ戸惑う
「ねぇ、メガネくん、聞いてる?無視すんなよ」
オロオロしてると1人の陽キャが俺に拳を突きつけてきた
(これは死ぬ)
顎に1発効いた
「オタクのくせに無視すんなよ」
「ごめんなさい」
掠れる声でオレはなんのために陽キャ達に謝ってるんだろう………
「あと……オタクです……」
物凄い小さな声で俺はそう言った
「やっぱ!?理斗はオタクか!この本貸してみろ」
俺は大事なラノベを取り上げられた。
「なになに?『ある日突然妹が出来て俺は毎日愛でてます!』だと?こんなくだらない本こうだ」
陽キャはラノベを床に落とし踏みつけようとしたその時、後ろから声が聞こえた
「あんた達、辞めな」
振り向くと俺の大嫌いなギャルがいた。
「大宮!なんだよ、帰ってたんじゃないのか?」
「忘れモン取りに来たんだよ、そんなことより石田、お前本を床に置いて何しようとしてる………てかその本こいつのじゃないか」
俺はギャルに頭を触られた。
「本、陽キャ、………もしかしてお前たち、こいつの本取り上げて踏もうとしてたんじゃないのか?」
ギャルのくせになんでそこまでわかるんだ、まさか最初から見てたんじゃないだろうな………
「そうだとしてもお前には関係ないだろ大宮!」
陽キャ達、俺もそう思う
「関係あるさ………えっと私はこいつと…………なんかあったっけ?」
俺に問うな、ギャル嫌いだからあんたのこと俺今日初見なのよ
「なんもねーならこいつを庇うなよ……」
「そう……ですよ……俺なんて庇う理由なんてないんですから」
「庇うさ、だってこれから友達になるから」
友達になる?このギャルと?
「友達?何言ってんだこんなやつ友達にするぐらいなら俺たちと夜な夜な遊ぼうぜ」
「それは出来ない、だって私門限10時だもの、それはともかく本を返して帰りな」
「大宮がそこまで言うなら返してやるよ、ほらオタク」
陽キャはラノベを俺に返して廊下を掛けて行った。

「あの……ありがとうございます」
「いいってことよ、またからかわれたりしたら連絡しな、ほら、わたしの連絡先」  
なんと嫌いなギャルの連絡先を手に入れてしまった。消そうかな
「消そうかな?なんて考えないでよ」
やっぱこの人俺の脳内とか知ってるんじゃ………

俺はその後改めて感謝して早足で家まで帰った。


その夜、スマホを見ていた

スマホには『ギャル』の文字、女子の連絡先交換なんてしたことない俺は違う意味で泣きそうになった。

「なんで清楚な子とかじゃなくて一番最初の女子の連絡先が嫌いなギャルなんだよ!」
と悶えた。

悶えていると『突妹』の主題歌が流れた。

「スマホがなってる、しかも聞きなれない通知音だ」
とスマホを起動すると『ギャル』と書いてあり受話器の絵が震えていた。
「ギャルから電話………だと……」
俺は慌ててスマホを突妹の桜ちゃんの抱き枕の下に隠し音楽がとまるのを待った。

数秒後、通知音が止まった。
「やっと止まった……てか拒否押せばよかった」
とほっとしているとまた突妹の主題歌が流れ受話器の絵が震え出しまた『ギャル』と書かれた文字がでてきた
「こうなったら……仕方ない……も、もしもし」
俺は仕方なく電話に出た
『お!?繋がった!……というかなんで1回電話したのに出なかったの?もしかしてお風呂とかだった?』
「え?あ、はい風呂でした、ところでご要件は?」
誤魔化した。
『要件?んなもんないよ、ただ私がオタクくんと話したかっただけ』
俺と話したいギャルなんて居ないと思うんだが
「そ、そうっすか、話す話題とかって俺持ってないんだけど………」
『うーん、ならさっき持ってた本の内容教えてよ、さっきちらっと見えたけど突然妹がどうとかのやつ』
「え!?興味無さそうなのに、そんなのでいいんですか」
だめだ!あらすじいったら笑われる!相手はギャルだぞ!あの自分以外の人を小馬鹿にするあの悪魔!
『そんなのって、君が好きなものならちゃんと聞くさ、だって私たちでしょ?』
「そ、そうっすね」
俺は友達になった覚えは無いのに……

俺は大まかな突妹のあらすじを話した。

『突妹すげぇ!面白そう!やっば!え?それどこで読める?』
「え?あっその本は本屋で買えばいいですよ」
『本屋でって当たり前か、名前覚えられないから明日の放課後一緒に本屋に行かないか?』
「え?」 
『よし、決まり!明日は早帰りだし私は部活に入ってないから遊び放題!行こうぜオタク!』
「え!?ちょ、待ってください!」
『ん、なに?もしかして明日は予定ある感じ?ごめん、人のこと考えてなくて』
「いや、そういう事じゃなくて決めるの早いなぁって」
『私のモットーは決めたらすぐやる!ってものなのよ、というわけで明日帰ってから駅前の本屋の前で待ち合わせな』
「は、はい」
ギャルの言うことを聞くしかできなくなってしまった…………
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