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4.ごほうび ※
「卒業パーティー、大成功だったね」
「うん。ありがとう、クレイ」
パーティーのあとで、ミュリエルを屋敷まで送ってくれたクレイは、夜が遅いこともあって、モット家に泊まることになった。客室に案内したところで少しお茶でもという話になり、二人はソファに隣り合わせに座ってのんびりと喋っているところだった。二人は未だ、パーティーの装いのままである。
「サリス伯爵令息の顔の面白さったらなかったな。みんなもミュリエルのおっぱい見てびっくりしてたし」
くすくすと笑いながら、クレイは楽しそうだ。
(また胸のこと……ううん、そうじゃなくて。やっぱりクレイって……)
「私がみんなの前で貶されたから、やり返してくれたの?」
ずっと気になっていたことだった。クレイはいつも穏やかで、喧嘩を売るようなタイプではない。平民のふりをして学校に通っていてもほとんど問題が起こらなかったのは、彼が温厚なおかげだ。それなのに今回のパーティーでミュリエルを飾り立て、わざとブライアンの神経を逆なでするような行動をとったのは、ミュリエルのためなのだとしか思えなかった。それは、皆の前でパーティーのパートナーに申し込んだあのときからずっとだ。
「うん。そう。ミュリエルは本当はすっごく魅力的な女の子なのに、皆が誤解してるのが悔しくて……迷惑だった?」
ほんの少しだけ心配そうに眉尻を下げたクレイに、ミュリエルは首を振った。
「嬉しかった。……あのときは言い返せなかったから……今も、だけど。だから、ありがとう」
別に仕返ししたいだなんて思ってはいなかったが、今までのことを考えたら悪くはない。
「ふふ、良かった。じゃあさ」
さっきまで心配そうな顔をしていたくせに、今度は目を細めて悪戯っぽい表情になる。
「僕にご褒美ちょうだい?」
「ご褒美? いいわ。何が欲しいの? なんでも言って」
(子爵家で用意できるようなものが、侯爵子息のクレイを満足させられるのかな?)
のんきにそんなことを考えたところで、それが見当違いなのだとすぐ思い知らされる。
「きゃっ!?」
ぐっと身体を引き寄せられて、ミュリエルの身体はクレイの膝の上に乗せられた。そうしてお腹に腕を回して後ろから抱き締められる。
「どう、したの……?」
身をよじって後ろを見たところで、背中にちゅう、と口づけられる。
「おっぱいを触らせて欲しいな」
「……っ!?」
「なんでも、いいんだよね?」
念押しのように尋ねられて、ミュリエルは一瞬言葉に詰まる。これまで彼は言葉では身体つきのことなどを言ってきてはいたし、採寸のときにもかなりきわどい触れ方をしてきていた。けれど、実際に胸に触れてきたことはない。
(うぅ……クレイは、胸が……すごく、好きなんだもんね……)
「い、いわ……」
「ありがとう」
決死の覚悟で答えたのに、あっさりとお礼を言われて次の瞬間にはクレイの両手が乳房に伸びている。けれども決して乱暴に鷲づかみすることはなく、服の上から形を確かめるようにくるくると円を描いて触れてきた。それがなんだかくすぐったいようで、ミュリエルは身体が縮こまる。
「僕にもたれていいよ」
そう言われたときには、すでにミュリエルの上半身は彼に背中を預ける形になっている。ミュリエルの肩にクレイの顎が乗って、前を覗きこんできた。
「ふふ、ミュリエルのおっぱい、上から見るとすっごくえっちだねえ」
「へ、へんなこと言わないで」
「変じゃないよ。ほら」
胸を下から持ち上げられてミュリエルは自分の胸を見せつけられる。ドレスの胸元から覗いている谷間が、より深く強調されていやらしい。
「僕のドレスとすごいよく合ってる。はあ、可愛い」
「あ……っ」
ふにゅ、と柔らかく、指が沈み込んできた。この新しいドレスはコルセットを使っていない。クレイが考えたという新しい下着は、胸の形に合わせて立体的な形状に仕立てられた胸当てだった。普段身に着けているコルセットに比べたらずいぶんと心もとなく感じられたのは気のせいじゃなかったらしい。服越しなのに、彼の指が動くたびに、胸が形を変えている。
「柔らかい……でも、服のせいかな。あんまり触ってる感じがしないね」
(こんなに恥ずかしいのに!?)
「直接触ってもいい?」
「え、で、でも……」
ミュリエルが言い淀んでいる間に、クレイの手はドレスの背中のボタンをプツプツと外しにかかっている。腰のところまで外したところで、彼は甘えるように頬をすり寄せた。
「ん……っ」
ドレスのボタンと同時に、胸当ての留め具も外したらしい。先ほどまでは多少締め付けを感じていた胸元が、ふんわりと緩む。
「ね、いいでしょう?」
蕩けたように低くかすれた声が、穏やかにねだる。それに抗う言葉を見つけられなくて、ミュリエルは小さく一度だけ頷いた。
「ありがとう」
肩に小さくリップ音を立てて、クレイはドレスをお腹のところまでずり下す。ドレスの下に現れたのは、レースと厚い布で作られた下着だ。胸の谷間に指をひっかけて、クレイはもう一度囁く。
「見ても、いい?」
「……だめ、って言ったらやめてくれるの?」
「ううん。でも、できればミュリエルにいいって言って欲しいな」
意地悪な答えだ。先ほどから羞恥で赤くなっている顔は、もう耳まで熱い。その熱がさらに上がるようで、ミュリエルは「うぅ」と呻く。
(これは、お礼、だから……)
先ほどからどうしていいかわからないでいた自分の手を、そっとクレイのものに重ねて、ミュリエルはまたもや頷いた。
「……見ても、いい……」
ぶっきらぼうな言葉になったのがまたも羞恥を煽って、ミュリエルは唇を噛む。けれどその口はすぐに開かれることになった。
「ひゃ……っ」
クレイの指が、胸当てを勢いよくずりおろす。途端に隠れていた胸が、ぷるんっと揺れて晒された。胸当てをずらすときに乳房の尖りがこすられたせいで、何かが身体の奥に走った。その刺激に驚いて、ミュリエルは口をおさえる。
「はあ……綺麗なおっぱいだね。うん……直接触ると、もっと……柔らかい。うん、ずっしりとして……最高だね」
下から乳房を包み込んで持ち上げるように柔らかさを確認し、ふにゅ、ふにゅ、とゆっくりと大きさを確かめるように揉みこんでくる。かと思えば、するりと指を滑らせて、胸の形をなぞってくる。
「ん……や、らしい触り方……しない、で……」
「うん? やらしくない触り方なんて無理じゃない? ああ、でも」
「ふぁ……っゃっクレイ……!」
不意にきゅっと胸の尖りをつままれた。先ほど胸当てでこすられたせいなのか、すでに形を持ちはじめていたそこは、クレイの指につままれて硬くなる。くにゅ、と指をねじるようにされれば、胸の奥にびりっと刺激が走る。
「こういう触り方なら、やらしいね?」
「あっんん……だ、めぇ……」
「いいね……おっぱいの感度もすごくいい」
いやいやして首を振っても、クレイは楽しそうに胸を弄んでくる。指で挟んでこねたかと思えば、指の腹でしつこくこすりあげながら乳房を揉みこんではミュリエルの胸を堪能している。
「も、もう……ん、ふぅ……そろそろ、いい、でしょう……?」
「んーまだまだ。もっと触りたい」
胸を虐めながらも、クレイはミュリエルの肩に何度も唇を落としてくる。
(どうして、クレイはこんなに胸が好きなの……!)
「やっ、あ……ぁ、あん……」
胸を触られているだけのはずなのに、なんだか身体の芯が熱を持ったように熱く、腰の辺りが蒸れてくる。下腹の奥にじくじくと何かが募って、腰が勝手に揺れる。
「ん……ミュリエル、あんまり、動かないで」
「ふぁ……っ?」
揺れた腰のせいで、ミュリエルのお尻に、何か硬いものが触れた。クレイが荒い息を吐いて、またも肩に口づけてくる。
「いいおっぱい触らせてもらってるおかげで……僕も、反応はしちゃうからね。刺激されると、我慢できなくなる」
「えっ」
(この当たってるのって……クレイの……アレなの!?)
男性の象徴の名前を頭に浮かべることすら恥ずかしがって、ミュリエルは絶句する。胸を弄られて、身体が熱くなって。そしてクレイも欲情しているのだ。ミュリエルじゃなくて、胸に。
思った途端に、じわりと涙が浮かんだ。
「もう……! だめ!」
「うん。ありがとう、クレイ」
パーティーのあとで、ミュリエルを屋敷まで送ってくれたクレイは、夜が遅いこともあって、モット家に泊まることになった。客室に案内したところで少しお茶でもという話になり、二人はソファに隣り合わせに座ってのんびりと喋っているところだった。二人は未だ、パーティーの装いのままである。
「サリス伯爵令息の顔の面白さったらなかったな。みんなもミュリエルのおっぱい見てびっくりしてたし」
くすくすと笑いながら、クレイは楽しそうだ。
(また胸のこと……ううん、そうじゃなくて。やっぱりクレイって……)
「私がみんなの前で貶されたから、やり返してくれたの?」
ずっと気になっていたことだった。クレイはいつも穏やかで、喧嘩を売るようなタイプではない。平民のふりをして学校に通っていてもほとんど問題が起こらなかったのは、彼が温厚なおかげだ。それなのに今回のパーティーでミュリエルを飾り立て、わざとブライアンの神経を逆なでするような行動をとったのは、ミュリエルのためなのだとしか思えなかった。それは、皆の前でパーティーのパートナーに申し込んだあのときからずっとだ。
「うん。そう。ミュリエルは本当はすっごく魅力的な女の子なのに、皆が誤解してるのが悔しくて……迷惑だった?」
ほんの少しだけ心配そうに眉尻を下げたクレイに、ミュリエルは首を振った。
「嬉しかった。……あのときは言い返せなかったから……今も、だけど。だから、ありがとう」
別に仕返ししたいだなんて思ってはいなかったが、今までのことを考えたら悪くはない。
「ふふ、良かった。じゃあさ」
さっきまで心配そうな顔をしていたくせに、今度は目を細めて悪戯っぽい表情になる。
「僕にご褒美ちょうだい?」
「ご褒美? いいわ。何が欲しいの? なんでも言って」
(子爵家で用意できるようなものが、侯爵子息のクレイを満足させられるのかな?)
のんきにそんなことを考えたところで、それが見当違いなのだとすぐ思い知らされる。
「きゃっ!?」
ぐっと身体を引き寄せられて、ミュリエルの身体はクレイの膝の上に乗せられた。そうしてお腹に腕を回して後ろから抱き締められる。
「どう、したの……?」
身をよじって後ろを見たところで、背中にちゅう、と口づけられる。
「おっぱいを触らせて欲しいな」
「……っ!?」
「なんでも、いいんだよね?」
念押しのように尋ねられて、ミュリエルは一瞬言葉に詰まる。これまで彼は言葉では身体つきのことなどを言ってきてはいたし、採寸のときにもかなりきわどい触れ方をしてきていた。けれど、実際に胸に触れてきたことはない。
(うぅ……クレイは、胸が……すごく、好きなんだもんね……)
「い、いわ……」
「ありがとう」
決死の覚悟で答えたのに、あっさりとお礼を言われて次の瞬間にはクレイの両手が乳房に伸びている。けれども決して乱暴に鷲づかみすることはなく、服の上から形を確かめるようにくるくると円を描いて触れてきた。それがなんだかくすぐったいようで、ミュリエルは身体が縮こまる。
「僕にもたれていいよ」
そう言われたときには、すでにミュリエルの上半身は彼に背中を預ける形になっている。ミュリエルの肩にクレイの顎が乗って、前を覗きこんできた。
「ふふ、ミュリエルのおっぱい、上から見るとすっごくえっちだねえ」
「へ、へんなこと言わないで」
「変じゃないよ。ほら」
胸を下から持ち上げられてミュリエルは自分の胸を見せつけられる。ドレスの胸元から覗いている谷間が、より深く強調されていやらしい。
「僕のドレスとすごいよく合ってる。はあ、可愛い」
「あ……っ」
ふにゅ、と柔らかく、指が沈み込んできた。この新しいドレスはコルセットを使っていない。クレイが考えたという新しい下着は、胸の形に合わせて立体的な形状に仕立てられた胸当てだった。普段身に着けているコルセットに比べたらずいぶんと心もとなく感じられたのは気のせいじゃなかったらしい。服越しなのに、彼の指が動くたびに、胸が形を変えている。
「柔らかい……でも、服のせいかな。あんまり触ってる感じがしないね」
(こんなに恥ずかしいのに!?)
「直接触ってもいい?」
「え、で、でも……」
ミュリエルが言い淀んでいる間に、クレイの手はドレスの背中のボタンをプツプツと外しにかかっている。腰のところまで外したところで、彼は甘えるように頬をすり寄せた。
「ん……っ」
ドレスのボタンと同時に、胸当ての留め具も外したらしい。先ほどまでは多少締め付けを感じていた胸元が、ふんわりと緩む。
「ね、いいでしょう?」
蕩けたように低くかすれた声が、穏やかにねだる。それに抗う言葉を見つけられなくて、ミュリエルは小さく一度だけ頷いた。
「ありがとう」
肩に小さくリップ音を立てて、クレイはドレスをお腹のところまでずり下す。ドレスの下に現れたのは、レースと厚い布で作られた下着だ。胸の谷間に指をひっかけて、クレイはもう一度囁く。
「見ても、いい?」
「……だめ、って言ったらやめてくれるの?」
「ううん。でも、できればミュリエルにいいって言って欲しいな」
意地悪な答えだ。先ほどから羞恥で赤くなっている顔は、もう耳まで熱い。その熱がさらに上がるようで、ミュリエルは「うぅ」と呻く。
(これは、お礼、だから……)
先ほどからどうしていいかわからないでいた自分の手を、そっとクレイのものに重ねて、ミュリエルはまたもや頷いた。
「……見ても、いい……」
ぶっきらぼうな言葉になったのがまたも羞恥を煽って、ミュリエルは唇を噛む。けれどその口はすぐに開かれることになった。
「ひゃ……っ」
クレイの指が、胸当てを勢いよくずりおろす。途端に隠れていた胸が、ぷるんっと揺れて晒された。胸当てをずらすときに乳房の尖りがこすられたせいで、何かが身体の奥に走った。その刺激に驚いて、ミュリエルは口をおさえる。
「はあ……綺麗なおっぱいだね。うん……直接触ると、もっと……柔らかい。うん、ずっしりとして……最高だね」
下から乳房を包み込んで持ち上げるように柔らかさを確認し、ふにゅ、ふにゅ、とゆっくりと大きさを確かめるように揉みこんでくる。かと思えば、するりと指を滑らせて、胸の形をなぞってくる。
「ん……や、らしい触り方……しない、で……」
「うん? やらしくない触り方なんて無理じゃない? ああ、でも」
「ふぁ……っゃっクレイ……!」
不意にきゅっと胸の尖りをつままれた。先ほど胸当てでこすられたせいなのか、すでに形を持ちはじめていたそこは、クレイの指につままれて硬くなる。くにゅ、と指をねじるようにされれば、胸の奥にびりっと刺激が走る。
「こういう触り方なら、やらしいね?」
「あっんん……だ、めぇ……」
「いいね……おっぱいの感度もすごくいい」
いやいやして首を振っても、クレイは楽しそうに胸を弄んでくる。指で挟んでこねたかと思えば、指の腹でしつこくこすりあげながら乳房を揉みこんではミュリエルの胸を堪能している。
「も、もう……ん、ふぅ……そろそろ、いい、でしょう……?」
「んーまだまだ。もっと触りたい」
胸を虐めながらも、クレイはミュリエルの肩に何度も唇を落としてくる。
(どうして、クレイはこんなに胸が好きなの……!)
「やっ、あ……ぁ、あん……」
胸を触られているだけのはずなのに、なんだか身体の芯が熱を持ったように熱く、腰の辺りが蒸れてくる。下腹の奥にじくじくと何かが募って、腰が勝手に揺れる。
「ん……ミュリエル、あんまり、動かないで」
「ふぁ……っ?」
揺れた腰のせいで、ミュリエルのお尻に、何か硬いものが触れた。クレイが荒い息を吐いて、またも肩に口づけてくる。
「いいおっぱい触らせてもらってるおかげで……僕も、反応はしちゃうからね。刺激されると、我慢できなくなる」
「えっ」
(この当たってるのって……クレイの……アレなの!?)
男性の象徴の名前を頭に浮かべることすら恥ずかしがって、ミュリエルは絶句する。胸を弄られて、身体が熱くなって。そしてクレイも欲情しているのだ。ミュリエルじゃなくて、胸に。
思った途端に、じわりと涙が浮かんだ。
「もう……! だめ!」
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