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第1章
#5-D 絶望者たちの反省会 企鵝喫茶編
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「グァ…」
ピアノとサキソフォンの奏でる哀愁を、静かなドラムとウッドベースが支えるジャズ音楽。オレンジ色の裸電球は、下向きに設置された企鵝の頭――電球をちょうど上から嘴で咥えるようにカバーがかけられ、室内に淡い明かりを演出している。企鵝の目が光っているのもそのせいだ。
バーカウンターの奥では、黒エプロンを身に着け、サングラスを嘴の上に乗せた企鵝がグラスを磨いている。
そのカウンター席には三人の男と一人の女性、そして、一人の少年。それぞれ酒やジュースのグラスを前に、沈鬱な表情をしていた。
――ここは、絶望喫茶室。
無自覚に人々を絶望させてしまう悪魔の子――リクトの魔の手にかかった者だけに扉が開かれる、企鵝店長による敗者たちのアフターサービスルームである。
「なぁ、あれ、一体なんだったんだ?」
一番最初に口を開いたのは、ヒラノイヅル。
彼は自身の頭が落ちないように、両手でしっかりと支えており、手が離せないためにグラスには長いストローが刺さっている。同様に、自身の手で首を固定している女がイヅルの隣で泣きながら、時折グラスに刺さったストローを口に咥え、ズズズ、と赤いジュースを啜る。その際に少し首を持ち上げてしまい、飲んだジュースが首から流れ落ちるのを、企鵝は無言のまま白い布で優しく拭き取ってやる。
「……わからない。が、少なくとも、絶対に関わってはいけない悪魔だったということだけは、今ならわかる」
濃い緑色のフードは今は被っておらず、素顔を晒した青年――クラウ・ウィッツベルがやつれた様子でそれに応じた。何度もリクティオに笑顔で死に追いやられ、繰り返し繰り返し聞いたあの声が耳から離れない。
『やあ、お帰り。うーん、お帰りって言うの、これで何回目だろうね?』
周回数はもはや覚えていない。普通は同じ場面に戻れば、相手は同じ言葉を話してくるはずなのに、あの悪魔はそれを見越しているかのように言葉を変えてくる。その規則性もない。最初は十回に一回、違う言葉を話すのだと思っていたが、周回数が百回を超えたところで、言葉が毎回変わった。
『やあ、お帰り。僕に一万回もお帰りって言わせたのは、キミが初めてだよ』
などと言われたときには、ちびってしまった。その後も周回したことによってそのときの漏らしはチャラになったが――こうして、生きて逃げ出せた今も、彼のズボンは湿ったままだ。企鵝店長が甲斐甲斐しく拭き上げてくれ、替えの赤の縦縞パンツを出してくれたが、誰のパンツかわからない温もりを感じ、クラウは丁重に断った。
「あんたらもあいつにやられたんですかい? 俺もですよ。俺は、ドラゴンをけしかけられて、食われた……」
「はぁっ!? マジかよ……。そりゃ災難だったな……。でも、むしろそこで死ねたほうが幸せだったのか……?」
悲愴感漂う表情で呟いたのは、シグ・ルーベンス。それにイヅルが驚いたように反応する。シグもイヅルも、お互い、死んだほうがよかったと思える体験をしている。イヅルに至ってはそれが現在進行形なのだが。
「あんたもその首……」
「ああ……。アリスなんか、もう、狂っちまった」
イヅルの隣で泣いていたアリスは、先ほどから死にたい、死にたいとうわごとを繰り返しながら、自身の頭を持ち上げては戻し、持ち上げては戻し、と狂ったような行動を取り続けている。そのたびに首から血のように流れる赤いジュースを、企鵝店長がグラスを拭いていた布で拭いてやり、最後は諦めたようにその布をアリスの胴体側の首の上に被せてしまった。
「ボクだってボクだってボクだって! 大変だったんですよ!」
アリスの隣、一番奥の席から身を乗り出してくる少年。彼はただ単に姑息な真似をしたせいでリクトからの報復を受け、おまけのようにここについて来た、ただのスグキ・エール少年だ。ここでもすぐ消える人間を相手にする必要はない。それに同じ言葉を三度も繰り返すその口調は喧しく、癪に障る。男たちはそれは無視することに決め――その決定は示し合わずとも一致した。
「なぁ、あんたらはこれからどうするんですかい?」
「ねえ、聞いてます!? ボクだってめちゃくちゃ大変だったんですから! ホントに! ホントにホントに!」
シグが二人に話を振ると、少年が割り込むようにしてアリスの前に身を乗り出し、男たちに向かって叫んでくる。それを鬱陶しそうにアリスが自身の頭を少年の頭に叩きつけた。その瞬間、二人の悲鳴が漏れ、悶絶し始める二人。とりあえずその二人は放置して、イヅルが少し考え込んだ様子を見せたあと、重たい口を開いた。
「クラウが俺たちを元に戻すカギだって、あいつが言ってたが、結局わからずじまいだ……。このままじゃ俺たちは生活もできねぇ。とりあえず、元に戻るカギを探しつつ、三人で静かに暮らそうって話してたところだ。あんたは?」
「俺はこんなことになって主のもとに退職願叩きつけてやったんですぜ。でも、これからどうしたらいいのかなんて、なーんにも思いつかねぇ。しばらく海でも眺めてボーっと毎日過ごすのもいいですかねぇ……」
「ボク、今スルーされました!? これ、スルーですよね!? スルーじゃなかったらシカト!? ここって慰め合う場所なんですよね!? なんでボクは仲間外れなんですか! いじめですか!? マスター! マスターに言いつけますよ!?」
哀愁漂う二人の会話に割り込んだのは、喧しい少年だ。顔を顰めるシグとイヅル。クラウは心底どうでもよさげな顔で、酒の入ったグラスをちびちびと舐めている。
「グァ」
それまで黙って様子を見ていた企鵝店長が空のグラスをカウンターに置き、とてとてと歩き出す。黙ってそれを見つめる三人の男。やがて企鵝店長は少年の前まで行くと、ぴょん、とカウンターの上に飛び乗り、そして勢いよくそのフリッパーを振りかぶり――。
――バシィッン!
「グハァッ!!」
少年の頬にそのフリッパーが炸裂する。叩き飛ばされた少年の身体は勢いよく後ろに吹き飛び、突如出現した開いた扉に少年が吸い込まれ、バタン、とその扉が閉じた。扉が閉まると、室内は何事もなかったかのように静まり返り、もの悲しいジャズの音楽だけが響く。
企鵝店長はカウンターテーブルから降りると、男たちの前に戻って来る。
「グァ」
呆気に取られていた男たちは企鵝店長の一声で我に返る。
「はは……。やっぱりあいつ、すぐに消えたな」
「俺らはあんなふうにならなくてよかったですぜ」
「でも俺らだって、あいつみたいに消える運命じゃねーの……?」
乾いた笑いとともに呆れたように言うイヅルにシグが賛同し、クラウが独白する。その言葉にハッとなる二人。だが、それを反芻して自身の置かれた状況を理解したかのように、静かに頷き合う。
「グァ」
そこで企鵝店長は白い皿に一匹の生魚を載せ、カウンターテーブルの前に置く。
「マスター、それは?」
「俺たちにくれるんですかい?」
「丸ごと生は食えないだろ」
「……死にたい、死にたい死にたい。誰か私を殺して……」
先ほどと同じ順番で言葉を発し、そこへマリアの悲痛な呟きが重なる。企鵝店長は――スッ、とフリッパーを皿の上の魚に伸ばし――魚を掴んで丸呑みしていく。
「自分で食うんかい!」
「まぁそうだと思ってやしたぜ」
「生だったしな」
「ねぇ、首が取れるお姉さんは好き? ……ダメ?」
ここは絶望した者たちのみが訪れることを許された場所――。空になった三人のグラスに企鵝店長が嘴をつけ、そこから赤い液体や青い液体を出してなみなみと注いでいく。
「……グァ」
「あんた、慰めてくれるのか?」
「いいやつじゃないですかい」
「そうやって飲み物出してたのに誰も突っ込まないんだ……」
「あたし、首が取れるの。……素敵でしょ?」
企鵝店長が再び空のグラスを拭き始める。室内にはジャズの音楽と静かな絶望だけが支配していく。彼らは終わったが、彼らの絶望は終わることはなかった――。
□■□■□■□■□
✒️あとがき:この話を書くために世界がある
ぶっちゃけて言うと――
この「絶望者たちの反省会 企鵝喫茶編」が書きたくて、ここまで書いてきました。
リクトが勝つ展開?
魔王を倒す勇者の召喚?
企鵝の絶望采配?
ぜんぶこの話の前座です。ぜんぶ!
敗北した側のやつらが、
「なあ、オレたち、負けたけど生きてるよな……」
みたいな顔して、居場所のない椅子に座ってる――
そんな“敗者の控室”みたいなシーンをずっと描きたかったんです。
いやもちろん、シリアスに描くこともできた。
でもこの作品の世界では、それを「生首でストローからタピオカ啜ってる」ぐらいの軽さにしたかった。
だって、世界がクソなら笑うしかないじゃん?
シグだって、クラウだって、スグキだって、
全員どこか「報われてほしかった」キャラばかり。いや、スグキは違うけど。
でも物語って、主役が勝つようにできてる。
その裏で、負けたキャラたちは一体どこへ行くのか――?
……って思ったときに浮かんだのが、
この企鵝喫茶でした。
ちなみにこの設定、今後も何回か出ます。
次に来るのは誰でしょうか?
「敗者にも、語られる価値がある」
そんな気持ちをちょっとでも感じてもらえたら、めっちゃ嬉しいです。
それではまた、カウンター越しで会いましょう。
獣之古熊拝
ピアノとサキソフォンの奏でる哀愁を、静かなドラムとウッドベースが支えるジャズ音楽。オレンジ色の裸電球は、下向きに設置された企鵝の頭――電球をちょうど上から嘴で咥えるようにカバーがかけられ、室内に淡い明かりを演出している。企鵝の目が光っているのもそのせいだ。
バーカウンターの奥では、黒エプロンを身に着け、サングラスを嘴の上に乗せた企鵝がグラスを磨いている。
そのカウンター席には三人の男と一人の女性、そして、一人の少年。それぞれ酒やジュースのグラスを前に、沈鬱な表情をしていた。
――ここは、絶望喫茶室。
無自覚に人々を絶望させてしまう悪魔の子――リクトの魔の手にかかった者だけに扉が開かれる、企鵝店長による敗者たちのアフターサービスルームである。
「なぁ、あれ、一体なんだったんだ?」
一番最初に口を開いたのは、ヒラノイヅル。
彼は自身の頭が落ちないように、両手でしっかりと支えており、手が離せないためにグラスには長いストローが刺さっている。同様に、自身の手で首を固定している女がイヅルの隣で泣きながら、時折グラスに刺さったストローを口に咥え、ズズズ、と赤いジュースを啜る。その際に少し首を持ち上げてしまい、飲んだジュースが首から流れ落ちるのを、企鵝は無言のまま白い布で優しく拭き取ってやる。
「……わからない。が、少なくとも、絶対に関わってはいけない悪魔だったということだけは、今ならわかる」
濃い緑色のフードは今は被っておらず、素顔を晒した青年――クラウ・ウィッツベルがやつれた様子でそれに応じた。何度もリクティオに笑顔で死に追いやられ、繰り返し繰り返し聞いたあの声が耳から離れない。
『やあ、お帰り。うーん、お帰りって言うの、これで何回目だろうね?』
周回数はもはや覚えていない。普通は同じ場面に戻れば、相手は同じ言葉を話してくるはずなのに、あの悪魔はそれを見越しているかのように言葉を変えてくる。その規則性もない。最初は十回に一回、違う言葉を話すのだと思っていたが、周回数が百回を超えたところで、言葉が毎回変わった。
『やあ、お帰り。僕に一万回もお帰りって言わせたのは、キミが初めてだよ』
などと言われたときには、ちびってしまった。その後も周回したことによってそのときの漏らしはチャラになったが――こうして、生きて逃げ出せた今も、彼のズボンは湿ったままだ。企鵝店長が甲斐甲斐しく拭き上げてくれ、替えの赤の縦縞パンツを出してくれたが、誰のパンツかわからない温もりを感じ、クラウは丁重に断った。
「あんたらもあいつにやられたんですかい? 俺もですよ。俺は、ドラゴンをけしかけられて、食われた……」
「はぁっ!? マジかよ……。そりゃ災難だったな……。でも、むしろそこで死ねたほうが幸せだったのか……?」
悲愴感漂う表情で呟いたのは、シグ・ルーベンス。それにイヅルが驚いたように反応する。シグもイヅルも、お互い、死んだほうがよかったと思える体験をしている。イヅルに至ってはそれが現在進行形なのだが。
「あんたもその首……」
「ああ……。アリスなんか、もう、狂っちまった」
イヅルの隣で泣いていたアリスは、先ほどから死にたい、死にたいとうわごとを繰り返しながら、自身の頭を持ち上げては戻し、持ち上げては戻し、と狂ったような行動を取り続けている。そのたびに首から血のように流れる赤いジュースを、企鵝店長がグラスを拭いていた布で拭いてやり、最後は諦めたようにその布をアリスの胴体側の首の上に被せてしまった。
「ボクだってボクだってボクだって! 大変だったんですよ!」
アリスの隣、一番奥の席から身を乗り出してくる少年。彼はただ単に姑息な真似をしたせいでリクトからの報復を受け、おまけのようにここについて来た、ただのスグキ・エール少年だ。ここでもすぐ消える人間を相手にする必要はない。それに同じ言葉を三度も繰り返すその口調は喧しく、癪に障る。男たちはそれは無視することに決め――その決定は示し合わずとも一致した。
「なぁ、あんたらはこれからどうするんですかい?」
「ねえ、聞いてます!? ボクだってめちゃくちゃ大変だったんですから! ホントに! ホントにホントに!」
シグが二人に話を振ると、少年が割り込むようにしてアリスの前に身を乗り出し、男たちに向かって叫んでくる。それを鬱陶しそうにアリスが自身の頭を少年の頭に叩きつけた。その瞬間、二人の悲鳴が漏れ、悶絶し始める二人。とりあえずその二人は放置して、イヅルが少し考え込んだ様子を見せたあと、重たい口を開いた。
「クラウが俺たちを元に戻すカギだって、あいつが言ってたが、結局わからずじまいだ……。このままじゃ俺たちは生活もできねぇ。とりあえず、元に戻るカギを探しつつ、三人で静かに暮らそうって話してたところだ。あんたは?」
「俺はこんなことになって主のもとに退職願叩きつけてやったんですぜ。でも、これからどうしたらいいのかなんて、なーんにも思いつかねぇ。しばらく海でも眺めてボーっと毎日過ごすのもいいですかねぇ……」
「ボク、今スルーされました!? これ、スルーですよね!? スルーじゃなかったらシカト!? ここって慰め合う場所なんですよね!? なんでボクは仲間外れなんですか! いじめですか!? マスター! マスターに言いつけますよ!?」
哀愁漂う二人の会話に割り込んだのは、喧しい少年だ。顔を顰めるシグとイヅル。クラウは心底どうでもよさげな顔で、酒の入ったグラスをちびちびと舐めている。
「グァ」
それまで黙って様子を見ていた企鵝店長が空のグラスをカウンターに置き、とてとてと歩き出す。黙ってそれを見つめる三人の男。やがて企鵝店長は少年の前まで行くと、ぴょん、とカウンターの上に飛び乗り、そして勢いよくそのフリッパーを振りかぶり――。
――バシィッン!
「グハァッ!!」
少年の頬にそのフリッパーが炸裂する。叩き飛ばされた少年の身体は勢いよく後ろに吹き飛び、突如出現した開いた扉に少年が吸い込まれ、バタン、とその扉が閉じた。扉が閉まると、室内は何事もなかったかのように静まり返り、もの悲しいジャズの音楽だけが響く。
企鵝店長はカウンターテーブルから降りると、男たちの前に戻って来る。
「グァ」
呆気に取られていた男たちは企鵝店長の一声で我に返る。
「はは……。やっぱりあいつ、すぐに消えたな」
「俺らはあんなふうにならなくてよかったですぜ」
「でも俺らだって、あいつみたいに消える運命じゃねーの……?」
乾いた笑いとともに呆れたように言うイヅルにシグが賛同し、クラウが独白する。その言葉にハッとなる二人。だが、それを反芻して自身の置かれた状況を理解したかのように、静かに頷き合う。
「グァ」
そこで企鵝店長は白い皿に一匹の生魚を載せ、カウンターテーブルの前に置く。
「マスター、それは?」
「俺たちにくれるんですかい?」
「丸ごと生は食えないだろ」
「……死にたい、死にたい死にたい。誰か私を殺して……」
先ほどと同じ順番で言葉を発し、そこへマリアの悲痛な呟きが重なる。企鵝店長は――スッ、とフリッパーを皿の上の魚に伸ばし――魚を掴んで丸呑みしていく。
「自分で食うんかい!」
「まぁそうだと思ってやしたぜ」
「生だったしな」
「ねぇ、首が取れるお姉さんは好き? ……ダメ?」
ここは絶望した者たちのみが訪れることを許された場所――。空になった三人のグラスに企鵝店長が嘴をつけ、そこから赤い液体や青い液体を出してなみなみと注いでいく。
「……グァ」
「あんた、慰めてくれるのか?」
「いいやつじゃないですかい」
「そうやって飲み物出してたのに誰も突っ込まないんだ……」
「あたし、首が取れるの。……素敵でしょ?」
企鵝店長が再び空のグラスを拭き始める。室内にはジャズの音楽と静かな絶望だけが支配していく。彼らは終わったが、彼らの絶望は終わることはなかった――。
□■□■□■□■□
✒️あとがき:この話を書くために世界がある
ぶっちゃけて言うと――
この「絶望者たちの反省会 企鵝喫茶編」が書きたくて、ここまで書いてきました。
リクトが勝つ展開?
魔王を倒す勇者の召喚?
企鵝の絶望采配?
ぜんぶこの話の前座です。ぜんぶ!
敗北した側のやつらが、
「なあ、オレたち、負けたけど生きてるよな……」
みたいな顔して、居場所のない椅子に座ってる――
そんな“敗者の控室”みたいなシーンをずっと描きたかったんです。
いやもちろん、シリアスに描くこともできた。
でもこの作品の世界では、それを「生首でストローからタピオカ啜ってる」ぐらいの軽さにしたかった。
だって、世界がクソなら笑うしかないじゃん?
シグだって、クラウだって、スグキだって、
全員どこか「報われてほしかった」キャラばかり。いや、スグキは違うけど。
でも物語って、主役が勝つようにできてる。
その裏で、負けたキャラたちは一体どこへ行くのか――?
……って思ったときに浮かんだのが、
この企鵝喫茶でした。
ちなみにこの設定、今後も何回か出ます。
次に来るのは誰でしょうか?
「敗者にも、語られる価値がある」
そんな気持ちをちょっとでも感じてもらえたら、めっちゃ嬉しいです。
それではまた、カウンター越しで会いましょう。
獣之古熊拝
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