sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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ざんこくなせかい

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「違うの…… 違うの…… ゼルお兄ちゃん
本当に違うの 」

「ミライ お前とは 縁を切る、もう
友達じゃない 俺に鍵を返して 俺の部屋から
消えろっ……!! 」

そして、ミライは涙を流しながら、その場を
去ってしまった

「私に……逆らうから…… 」

ジュナはボソボソと何かを呟いた、俺は
その言葉を聞こえてはいなかった

「大丈夫か?ジュナ? 」

「お兄ちゃん ぅぅ  怖かったよ  」

ジュナもまた泣いていた、何かがおかしい
俺は何故ジュナにここまで「固執」している
のだろうか…… でもそんなのは考える必要も
ないに等しいのだろう

「ジュナには 俺がいる、俺にはジュナが
いる……ただそれだけあればいい 」

「わたしもー 」

キモっ、やっぱり パートナー 変えようかな
解除しようかな?まぁ出来ればだけどね

「ジュナ なんか 不安 なんだ 最近 」

「私の方が不安なんだよ!お兄ちゃん
怖いよ…… 私弱いからさ 」

そう、ジュナは泣きながら……ゼルエスに
抱きつく、そうするとゼルエスは優しく……
包み込んで行く

「大丈夫だよ 俺はそんなクズなんかじゃあ
ないし…… ジュナと心から向き合いたい 」

「大丈夫だよ お兄ちゃん 私達の心は
もう向き合ってるよ ちゃんと 」

そう言うと……ジュナは俺の唇にキスをした

「んん お兄ちゃん あついよ…… 」

俺もまたジュナよりも更に濃厚なキスを
交わした、ジュナよりも熱く 熱く、まるで
林檎が熟していくように……。

「ジュナ…… ジュナ…… おれはお前無し
ではいられない 」

深く、深く、 キスをまた追求してゆく……
そして俺たちの中での時間は停止してゆく

「お兄ちゃん……ハァ……ハァ……わたしも
お兄ちゃんなしだと 生きていけらい 」

舌を更に……俺はジュナの口の中で絡める
そうすると、ジュナはまた俺の舌にさらに
絡めてくる…… まるで「大人 」のように

大人? 何でジュナ……こんなに舌を使うの
上手いんだ …… 水商売の女より遥かに上手い

俺はジュナを一旦離し、抱きかかえたまた

「ジュナ お前 …… 」

「どうちたの?お兄ちゃん? 」

俺は何かを悟り言おうとしたら、ジュナの
表情が見え……言葉が詰まる

「なんでもない……そうだ ミライの所
行ってみないか? 」

「…… 」

「どうした?ジュナ 友達なんだろ?
友達とこのまま会えなくなるのは嫌だろ?
だからお互いに謝ろう 」

「やだ…… 」

ジュナはまるで…… なにかを恨んでるような
そんな顔をしていた

「ジュナ どうしたんだ? 一体?」

「嫌ったら!! いやっ!! 」

ジュナが初めて、俺に見せた否定 そして
怒り、何をそんなに躊躇うのだろう

「まあ わかった 俺だけでも 会ってくる 」

「ダメ 行っちゃ やだ 」

「どうしてだ? 」

「私のお兄ちゃんは お兄ちゃんだから 」

ジュナがいま俺に言った 言葉の意味俺は
その意味をすぐに理解した

簡単に言うなら「嫉妬 」というものだろう

「俺はジュナのお兄ちゃんだよ 」

俺はジュナの頭を撫でる、そうすると涙目
で俺の顔を見つめる

「本当…… に? 」

「ああ 」

その顔は、俺以外に見せたくない、そんな
子猫のような可愛い顔だ

「ジュナ 俺は  お前に 友達がいるって
聞いた時 嬉しかったし ミライは俺の友達に
なってくれたし、俺はお前らを大切な家族
だと思っている 」

それを聞いた途端……ジュナの表情は一瞬
大きく変わる 目も濁り、まるで人生を捨てた
老婆のような、そんな表情をしていた

だがゼルエスは見ていない


「チッ 虜の力も薄れてきたな 」

「虜? なんのことだ? 」

「え? 虜? なにそれ? 」

「あ…… ごめん ごめん 気のせいだ 」

何とか誤魔化した、ジュナ でもそんなに
上手くゼルエスを利用出来るのだろうか?
と考えてしまう

「危ない…… つい うっかり喋るところ
だった…… 」小さく呟いた

ゼルエスは、ミライとよりを戻したいらしく

「いちよう 行くよ ジュナは待ってろ 」

そして俺は、振り返らず …… ミライを探しに
行った……そして一人取り残されたジュナは

「クソッ クソッ クソッ クソガ!あの女
私の玩具に 余計な事 吹き込まないだろうな
もし言ったら 殺してやる メッタ刺しにな 
アハハ アハハ 」

そして ゼルエスは ミライを探す為、学園の
中を走り回る

「ミライ って 名前の魔道士を知らないか?
知ってたら 教えてくれ 」

「あ!? ゼルエスさん 確か ミライって名前
なら …… A級の奴らがいじめてたような」

「は? 場所は どこだ? 」

「中庭の噴水のところ 」

そして……ゼルエスは走り出す

「何だこの?魔道士? 動かなくなったぞ
死んだのか? 」

「目は開いてるよ 」

「気持ち悪ッ さっさっと 売ろうぜ あんまり
金にならないと思うけど 」

そして、ゼルエスは 中庭に辿り着く

「ミライ…… お前 何でだよ、何で 証を
見せなかった……渡したよな? 」

ミライは 目を開け 口から血を吐き
無残に死んでいた

「ああああああああああああああああ 」

そしてゼルエスは真っ直ぐにA級の生徒を
見て……睨み

「お前ら …… お前らだけは……絶対に
許さないッ!! 」

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