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毒の花、エレナの誘惑
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「リリア、悪いけれど今日の放課後は予定をキャンセルさせてくれ。エレナ様が新しいドレスの試着に付き合えと仰っているんだ」
翌日の昼休み、食堂の入り口でカイルに呼び止められた。
周囲には大勢の生徒がいる。それにもかかわらず、カイルは申し訳なさそうな顔一つせず、むしろ「高貴な方に頼られている自分」に酔いしれているような顔でそう言った。
「……今日は、お父様から預かった領地の報告書を一緒に確認する約束だったはずよ、カイル様。来月には、私たちの実家の共同事業についての話し合いもあるわ」
「そんな細かいことは後でいいだろう? 相手は侯爵令嬢なんだぞ。粗相があってはいけない。君だって、僕がエレナ様に重用されるのは嬉しいだろう?」
カイルの瞳は、昨日よりもさらに濁っているように見えた。
私の言葉は、今の彼の耳には「小さな雑音」程度にしか響かないらしい。彼が立ち去ろうとしたその時、背後から香油の濃厚な香りが漂ってきた。
「あら、リリア。またカイルを困らせているの?」
取り巻きを連れたエレナ様が、優雅な足取りで近づいてきた。
彼女はカイルの肩にこれ見よがしに手を置くと、私の反応を楽しむように唇を吊り上げた。
「私の侍従は、四六時中私の傍にいなくてはならないの。リリア、あなたも彼の婚約者なら、彼の立身出世を邪魔するような真似は慎んだらどうかしら?」
「……邪魔をしているつもりはありません。ただ、婚約者としての義務を優先していただきたいだけです」
「義務? ふふっ、古臭いこと。ねえカイル、この子ったら、あなたを自分の所有物だと思っているみたいよ。可哀想に、窮屈じゃない?」
エレナ様がカイルの耳元で甘く囁く。
その瞬間、カイルの顔が真っ赤に染まった。彼は私を、まるで口うるさい母親か何かを見るような、疎ましげな目で見据えた。
「リリア、いい加減にしろ。エレナ様は僕の才能を高く評価してくださっているんだ。君の嫉妬に付き合っている暇はない。……しばらく僕に話しかけないでくれ。エレナ様に失礼だ」
カイルは私を突き放すと、エレナ様をエスコートするように歩き出した。
周囲の生徒たちの好奇の視線が、針のように私の肌を刺す。「捨てられた婚約者」を見る憐憫と、嘲笑。私は拳を握りしめ、去っていく二人の背中を見つめた。
その時、ふと、反対側の壁際に一人で立っている男子生徒と目が合った。
アルベルト・ローゼンバーグ伯爵令息。エレナ様の婚約者であり、この学院で最も優秀と謳われる秀才だ。
彼は、自分の婚約者が別の男を侍らせて歩く姿を、まるで行儀の悪い野良犬を見るような、冷徹な無表情で見送っていた。
「……アルベルト様」
思わず声が漏れた。彼もまた、私と同じ「被害者」のはずだ。
アルベルト様はゆっくりと私の方へ歩み寄ると、感情の読めない声で短く言った。
「見苦しいな」
「……申し訳ありません、お騒がせして」
「君に言ったのではない。……あの男のことだ」
アルベルト様の視線は、エレナ様の腰に手を添えて浮かれているカイルに向けられていた。
「主人の機嫌取りを忠誠と履き違え、己の立場も忘れて鼻の下を伸ばす。あれを侍従と呼ぶのは、騎士道に対する侮辱だ」
「カイル様は……その、少し混乱されているだけですわ。きっとすぐに目を覚まして……」
自分でも嘘だと分かる言葉で、私はかつての初恋の人を庇った。
だが、アルベルト様は鼻で笑った。
「目を覚ます? 無理だな。エレナは、一度手にした玩具は壊れるまで遊び倒す。そして、壊れた後はゴミ溜めに捨てるのが趣味だ。……君の婚約者は、今まさにそのゴミ溜めへの階段を、自分から喜んで駆け下りている」
あまりにも残酷な指摘だった。けれど、その言葉には不思議と拒絶できない説得力があった。
アルベルト様は私の横を通り過ぎる際、一度だけ足を止め、低い声で付け加えた。
「忠告しておく。あの男と一緒に沈みたくないのなら、早めに手を放すことだ。泥舟は、沈み始めると周囲の人間を巻き込むからな」
彼はそれだけ言うと、エレナ様を追いかけることもせず、悠然と去っていった。
冷たい人だと思った。けれど同時に、その冷徹さが、今の私には酷く頼もしく感じられた。
その日の午後。学院の掲示板の前を通りかかると、女子生徒たちのひそひそ話が聞こえてきた。
「ねえ、聞いた? エレナ様の新しい侍従、カイル様。昨日の夜、女子寮の入り口までエレナ様を送り届けたあと、彼女の部屋に招かれたって……」
「嘘でしょう? 侍従とはいえ、婚約者でもないのに夜の部屋に?」
「エレナ様が『怖い夢を見そうだから、朝まで扉の前で見張っていて』って仰ったんですって。カイル様、鼻高々でずっと立っていたらしいわよ」
心臓が、嫌な音を立てて波打った。扉の前で見張っていただけ。カイルならそう言い張るだろう。
けれど、それが周囲にどう見えるか、そしてエレナ様がどういう意図でそんな命令をしたか、彼には分からないのだろうか。彼はもう、私の知っているカイルではない。エレナ様が用意した、甘い毒が塗られた首輪を自ら嵌めた、ただの「おもちゃ」なのだ。
私は静かに、その場を離れた。悲しみよりも先に、得体の知れない冷めた感情が胸を満たしていくのを感じながら。
______________
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翌日の昼休み、食堂の入り口でカイルに呼び止められた。
周囲には大勢の生徒がいる。それにもかかわらず、カイルは申し訳なさそうな顔一つせず、むしろ「高貴な方に頼られている自分」に酔いしれているような顔でそう言った。
「……今日は、お父様から預かった領地の報告書を一緒に確認する約束だったはずよ、カイル様。来月には、私たちの実家の共同事業についての話し合いもあるわ」
「そんな細かいことは後でいいだろう? 相手は侯爵令嬢なんだぞ。粗相があってはいけない。君だって、僕がエレナ様に重用されるのは嬉しいだろう?」
カイルの瞳は、昨日よりもさらに濁っているように見えた。
私の言葉は、今の彼の耳には「小さな雑音」程度にしか響かないらしい。彼が立ち去ろうとしたその時、背後から香油の濃厚な香りが漂ってきた。
「あら、リリア。またカイルを困らせているの?」
取り巻きを連れたエレナ様が、優雅な足取りで近づいてきた。
彼女はカイルの肩にこれ見よがしに手を置くと、私の反応を楽しむように唇を吊り上げた。
「私の侍従は、四六時中私の傍にいなくてはならないの。リリア、あなたも彼の婚約者なら、彼の立身出世を邪魔するような真似は慎んだらどうかしら?」
「……邪魔をしているつもりはありません。ただ、婚約者としての義務を優先していただきたいだけです」
「義務? ふふっ、古臭いこと。ねえカイル、この子ったら、あなたを自分の所有物だと思っているみたいよ。可哀想に、窮屈じゃない?」
エレナ様がカイルの耳元で甘く囁く。
その瞬間、カイルの顔が真っ赤に染まった。彼は私を、まるで口うるさい母親か何かを見るような、疎ましげな目で見据えた。
「リリア、いい加減にしろ。エレナ様は僕の才能を高く評価してくださっているんだ。君の嫉妬に付き合っている暇はない。……しばらく僕に話しかけないでくれ。エレナ様に失礼だ」
カイルは私を突き放すと、エレナ様をエスコートするように歩き出した。
周囲の生徒たちの好奇の視線が、針のように私の肌を刺す。「捨てられた婚約者」を見る憐憫と、嘲笑。私は拳を握りしめ、去っていく二人の背中を見つめた。
その時、ふと、反対側の壁際に一人で立っている男子生徒と目が合った。
アルベルト・ローゼンバーグ伯爵令息。エレナ様の婚約者であり、この学院で最も優秀と謳われる秀才だ。
彼は、自分の婚約者が別の男を侍らせて歩く姿を、まるで行儀の悪い野良犬を見るような、冷徹な無表情で見送っていた。
「……アルベルト様」
思わず声が漏れた。彼もまた、私と同じ「被害者」のはずだ。
アルベルト様はゆっくりと私の方へ歩み寄ると、感情の読めない声で短く言った。
「見苦しいな」
「……申し訳ありません、お騒がせして」
「君に言ったのではない。……あの男のことだ」
アルベルト様の視線は、エレナ様の腰に手を添えて浮かれているカイルに向けられていた。
「主人の機嫌取りを忠誠と履き違え、己の立場も忘れて鼻の下を伸ばす。あれを侍従と呼ぶのは、騎士道に対する侮辱だ」
「カイル様は……その、少し混乱されているだけですわ。きっとすぐに目を覚まして……」
自分でも嘘だと分かる言葉で、私はかつての初恋の人を庇った。
だが、アルベルト様は鼻で笑った。
「目を覚ます? 無理だな。エレナは、一度手にした玩具は壊れるまで遊び倒す。そして、壊れた後はゴミ溜めに捨てるのが趣味だ。……君の婚約者は、今まさにそのゴミ溜めへの階段を、自分から喜んで駆け下りている」
あまりにも残酷な指摘だった。けれど、その言葉には不思議と拒絶できない説得力があった。
アルベルト様は私の横を通り過ぎる際、一度だけ足を止め、低い声で付け加えた。
「忠告しておく。あの男と一緒に沈みたくないのなら、早めに手を放すことだ。泥舟は、沈み始めると周囲の人間を巻き込むからな」
彼はそれだけ言うと、エレナ様を追いかけることもせず、悠然と去っていった。
冷たい人だと思った。けれど同時に、その冷徹さが、今の私には酷く頼もしく感じられた。
その日の午後。学院の掲示板の前を通りかかると、女子生徒たちのひそひそ話が聞こえてきた。
「ねえ、聞いた? エレナ様の新しい侍従、カイル様。昨日の夜、女子寮の入り口までエレナ様を送り届けたあと、彼女の部屋に招かれたって……」
「嘘でしょう? 侍従とはいえ、婚約者でもないのに夜の部屋に?」
「エレナ様が『怖い夢を見そうだから、朝まで扉の前で見張っていて』って仰ったんですって。カイル様、鼻高々でずっと立っていたらしいわよ」
心臓が、嫌な音を立てて波打った。扉の前で見張っていただけ。カイルならそう言い張るだろう。
けれど、それが周囲にどう見えるか、そしてエレナ様がどういう意図でそんな命令をしたか、彼には分からないのだろうか。彼はもう、私の知っているカイルではない。エレナ様が用意した、甘い毒が塗られた首輪を自ら嵌めた、ただの「おもちゃ」なのだ。
私は静かに、その場を離れた。悲しみよりも先に、得体の知れない冷めた感情が胸を満たしていくのを感じながら。
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