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父公爵を見限る
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ヴェルデン公爵家当主リチャードは、妻であったアントワネット――大国ローゼンタールの第二王女である彼女を裏切り、生前から後妻となる女と密かに関係を持っていた。
この事実を、ローゼンタール王・アルベルトが許したことは一度もない。
ただ、愛する妹アントワネットの遺した二人の子――嫡男サミュエルと長女アナスタシアのためだけに、王としての怒りを押しとどめているにすぎなかった。
十九歳のサミュエルが、公爵位の正式な継承が済めば、現当主リチャードと、不貞を重ねた後妻マリアンヌ、そしてその娘メリンダは、静かに、確実に粛正される。
すべては、サミュエルとアナスタシアの未来だけを守るため。
そのほかの者など、王にとっては色のない“不要物”にすぎなかった。
夕食の席に、リチャードの怒声が落ちた。
「……アナスタシア。王妃殿下から叱責を受けたそうだな。どういうことだ!
お前には未来の王太子妃としての自覚があるのか!」
その大きな声が、静かな室内に響く。
「……お兄様。そろそろ継承のご準備は、整われまして?」
「ああ。伯父上が、当面は財政管理人を派遣してくださるそうだ。問題はないよ」
「でしたら、もう……よろしいのでは?」
「ああ。もう、いいね」
アナスタシアとサミュエルだけが淡々と会話を交わす。そのやり取りは、まるで、食事の席には二人しかいないかのようだった。
「お前たち……何を言っている?」
リチャードが声を荒げ、二人を睨みつける。
サミュエルは、冷たい声で言った。
「父上。近日中に、ローゼンタール王国より書簡と、陛下の使者が参りましょう。その折に、お話しいたします。」
その一言に、リチャードの目が大きく見開かれた。
「ど……どういうことだ、サミュエル!なぜ、アルベルト陛下の使者が来る!」
狼狽え、椅子をきしませるリチャードは、いつもアナスタシアに向けていた傲慢さも、威圧も、跡形もなく失っていた。
その姿を見て、アナスタシアは気づいた。いったい、わたしは何を恐れていたのだろう。
胸の奥で、乾いた笑いがこぼれそうになった。
◇◇◇
王妃から任された後宮の管理。
簡単な仕事だわ。公爵家から馳せ参じたメイドと使用人を並べ、味方だけでこの閉ざされた箱を満たす。
静かに、気づかれぬように。少しずつ侵食していけばいい。
「出産までは、丁重に扱って差しあげて。それが済んだら――無能は無能同士、離宮でまとめて幽閉するわ。それまでは、よろしくね。お手当は上げておきますから」
アナスタシアの声は、冷静な指示だった。
シャルロットは“作られた高貴”をまとっている。だがドレスと化粧で飾ったところで、中身は空虚。王太子の膝の上で転がる玩具に過ぎない。民の血税で買われた虚飾――滑稽だわ。
人々は物語を欲しがる。
シンデレラの台本を求め、薄っぺらな奇跡に酔いしれ、王都はその茶番に歓声を上げる。だが知っている。
だから、壊す。壊すために、私は種を撒き、風に乗せるだけ。噂というものは、育てようとしなくても勝手に根を張る。
「ここで目にしたこと、耳にしたことに限っては……好きに噂しても構わないわ。
ただし──あなたたちは“公爵家の使用人”。我が家に不利な話だけは、命を賭してでも避けること。……言いたいことは、わかるわね?」
優秀な者たちは理解した。
“ほんの、ひとつまみの虚飾を混ぜるだけでいい”と。
出入りの職人には、こう。
――『怠惰に過ごすだけなのに、一日に五度もお着替えをなさるんですよ』
本当は、妊婦ゆえの多汗。アンダードレスを替えているだけ。
伝令の侍従や宮仕えの女官には、こう。
――『勉学も作法も放り出して、寝てばかりでして』
本当は、妊娠による強い眠気で横になっているだけ。
厨房の配膳係には、こう。
――『令嬢とは思えないほどの食べようで、何にでもソースをドバドバで』
本当は、薄味の妊婦食に飽きて、王宮の料理がただ美味しいからよく食べるだけ。
事実に、ほんの少しの色を足す。
それだけで、物語は勝手に歪み、ふくらみ、形を変え、人の口から口へ運ばれていく。
……私は何もしていない。風を整えただけ。噂は勝手に育つ。人が望む物語に向かって。
ローゼンタール王家の怒りが届くことも、計算のうちだ。伯父上の憤怒は道具となる。可愛い姪が傷つけられたという言葉は、国を裁く刃になる。使えるものは何でも使えばいい。
味方だけで固めたこの箱庭で、私は淡々と仕事をする。
平民から男爵令嬢へ、そして王太子の側妃候補へ──。
表向きの経歴だけ見れば、人々は勝手に“シンデレラ”という名札を貼りたがる。
だが、そんな薄っぺらいおとぎ話を、私は許さない。
事実はもっと醜い。
王太子の婚約者である私を押しのけ、身体で誘惑し、王太子を絡め取った令嬢。
十七にして未婚で子を宿し、王宮で贅沢三昧。その費用は、民の血税。
ローゼンタール王が怒っているという噂まで添えてやれば、火はさらによく燃える。
それに、王太子自身も筋金入りの放蕩者。十八年前の不貞の件を皆が思い出すよう、ほんの一押ししてあげればいい。
“あの時の不貞の子が今の王太子だ” ……そうささやけば、血の因果を信じたがる者たちは勝手に納得する。
「王太子と男爵令嬢。王妃も国王も、同じ穴の貉」
誰かの低い囁きが、静かに、確実に広がっていく。
「公爵令嬢は気の毒だ」
その一言が、どれほど人々の心を誘導するか。分かっていて言わせている。
噂は完璧に掌握されている。
必要な色だけを与えれば、あとは勝手に広がる。
私の手のひらの上で、王都の声は静かに、確実に広がっていく。
つづく
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この事実を、ローゼンタール王・アルベルトが許したことは一度もない。
ただ、愛する妹アントワネットの遺した二人の子――嫡男サミュエルと長女アナスタシアのためだけに、王としての怒りを押しとどめているにすぎなかった。
十九歳のサミュエルが、公爵位の正式な継承が済めば、現当主リチャードと、不貞を重ねた後妻マリアンヌ、そしてその娘メリンダは、静かに、確実に粛正される。
すべては、サミュエルとアナスタシアの未来だけを守るため。
そのほかの者など、王にとっては色のない“不要物”にすぎなかった。
夕食の席に、リチャードの怒声が落ちた。
「……アナスタシア。王妃殿下から叱責を受けたそうだな。どういうことだ!
お前には未来の王太子妃としての自覚があるのか!」
その大きな声が、静かな室内に響く。
「……お兄様。そろそろ継承のご準備は、整われまして?」
「ああ。伯父上が、当面は財政管理人を派遣してくださるそうだ。問題はないよ」
「でしたら、もう……よろしいのでは?」
「ああ。もう、いいね」
アナスタシアとサミュエルだけが淡々と会話を交わす。そのやり取りは、まるで、食事の席には二人しかいないかのようだった。
「お前たち……何を言っている?」
リチャードが声を荒げ、二人を睨みつける。
サミュエルは、冷たい声で言った。
「父上。近日中に、ローゼンタール王国より書簡と、陛下の使者が参りましょう。その折に、お話しいたします。」
その一言に、リチャードの目が大きく見開かれた。
「ど……どういうことだ、サミュエル!なぜ、アルベルト陛下の使者が来る!」
狼狽え、椅子をきしませるリチャードは、いつもアナスタシアに向けていた傲慢さも、威圧も、跡形もなく失っていた。
その姿を見て、アナスタシアは気づいた。いったい、わたしは何を恐れていたのだろう。
胸の奥で、乾いた笑いがこぼれそうになった。
◇◇◇
王妃から任された後宮の管理。
簡単な仕事だわ。公爵家から馳せ参じたメイドと使用人を並べ、味方だけでこの閉ざされた箱を満たす。
静かに、気づかれぬように。少しずつ侵食していけばいい。
「出産までは、丁重に扱って差しあげて。それが済んだら――無能は無能同士、離宮でまとめて幽閉するわ。それまでは、よろしくね。お手当は上げておきますから」
アナスタシアの声は、冷静な指示だった。
シャルロットは“作られた高貴”をまとっている。だがドレスと化粧で飾ったところで、中身は空虚。王太子の膝の上で転がる玩具に過ぎない。民の血税で買われた虚飾――滑稽だわ。
人々は物語を欲しがる。
シンデレラの台本を求め、薄っぺらな奇跡に酔いしれ、王都はその茶番に歓声を上げる。だが知っている。
だから、壊す。壊すために、私は種を撒き、風に乗せるだけ。噂というものは、育てようとしなくても勝手に根を張る。
「ここで目にしたこと、耳にしたことに限っては……好きに噂しても構わないわ。
ただし──あなたたちは“公爵家の使用人”。我が家に不利な話だけは、命を賭してでも避けること。……言いたいことは、わかるわね?」
優秀な者たちは理解した。
“ほんの、ひとつまみの虚飾を混ぜるだけでいい”と。
出入りの職人には、こう。
――『怠惰に過ごすだけなのに、一日に五度もお着替えをなさるんですよ』
本当は、妊婦ゆえの多汗。アンダードレスを替えているだけ。
伝令の侍従や宮仕えの女官には、こう。
――『勉学も作法も放り出して、寝てばかりでして』
本当は、妊娠による強い眠気で横になっているだけ。
厨房の配膳係には、こう。
――『令嬢とは思えないほどの食べようで、何にでもソースをドバドバで』
本当は、薄味の妊婦食に飽きて、王宮の料理がただ美味しいからよく食べるだけ。
事実に、ほんの少しの色を足す。
それだけで、物語は勝手に歪み、ふくらみ、形を変え、人の口から口へ運ばれていく。
……私は何もしていない。風を整えただけ。噂は勝手に育つ。人が望む物語に向かって。
ローゼンタール王家の怒りが届くことも、計算のうちだ。伯父上の憤怒は道具となる。可愛い姪が傷つけられたという言葉は、国を裁く刃になる。使えるものは何でも使えばいい。
味方だけで固めたこの箱庭で、私は淡々と仕事をする。
平民から男爵令嬢へ、そして王太子の側妃候補へ──。
表向きの経歴だけ見れば、人々は勝手に“シンデレラ”という名札を貼りたがる。
だが、そんな薄っぺらいおとぎ話を、私は許さない。
事実はもっと醜い。
王太子の婚約者である私を押しのけ、身体で誘惑し、王太子を絡め取った令嬢。
十七にして未婚で子を宿し、王宮で贅沢三昧。その費用は、民の血税。
ローゼンタール王が怒っているという噂まで添えてやれば、火はさらによく燃える。
それに、王太子自身も筋金入りの放蕩者。十八年前の不貞の件を皆が思い出すよう、ほんの一押ししてあげればいい。
“あの時の不貞の子が今の王太子だ” ……そうささやけば、血の因果を信じたがる者たちは勝手に納得する。
「王太子と男爵令嬢。王妃も国王も、同じ穴の貉」
誰かの低い囁きが、静かに、確実に広がっていく。
「公爵令嬢は気の毒だ」
その一言が、どれほど人々の心を誘導するか。分かっていて言わせている。
噂は完璧に掌握されている。
必要な色だけを与えれば、あとは勝手に広がる。
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