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報復の鐘が鳴る
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床払いを終えて二週間。ようやく身体が癒えたわたしは、まず“見舞い品の整理”から手をつけた。
山のように届いた見舞いの品とカード。心から気遣う温かな言葉──。社交辞令だけで書かれた、薄っぺらな文言──。そして、その言葉の裏に潜む下心や計算──。
今回の婚約破棄によって、ローザリア王国内の空気ははっきりと色を変えた。
ローゼンタール王国の王妹の娘である“私がどれほどの存在なのか”正しく理解している者と、そうでない者──その差はあまりに鮮明だった。
「……やっぱり。あのお三方は無能の極みね。むしろ清々しいわ。ふふ……ちょうど良いわね。まとめて容赦する必要なんてないわ。」
“あの三人の令嬢たち”──
セリーヌ嬢の、モンブラン伯爵家
エレーヌ嬢の、バルザール侯爵家
カトリーヌ嬢の、ベルモン子爵家
私が“終わった令嬢”だと噂しているそうね。笑わせるわ。
どれほど情勢が読めないのかしら。身の程知らずにもほどがある。
そして皮肉なことに、彼女たちの婚約者たちは皆──エドワード王太子殿下の側近だった。
フェルナンドの、アルバーン公爵家
ステファンの、ヴェレンティ侯爵家
チャールズの、ベイド伯爵家
確かに、シャルロットにかまけていたエドワードにも非はあった。
でも、一番近くにいながら殿下の過ちを正し、導くことすらしなかった者たちが、何食わぬ顔で家督を継ぐなんて──笑止千万。
エドワードだけを処罰して済むと?
そんな理不尽、私が許すわけがないでしょう。
甘い汁だけを啜り、責任は負わず、上に立つ資格もない者たちがのさばるなど、害悪でしかない。
「──ええ、きっちり“処分”してあげなくてはね。ふふ……。」
伏せたまつげの陰で、私の視線はひどく静かに、そして深く沈んでいく。
これは逆襲じゃないわ。
正すべき秩序を、元に戻すだけ。
まず、手始めに、各家の当主へ書状を送った。
もちろん、ローゼンタール王国第八位王位継承者としての封蝋をしっかりと押して。書状には、第七位継承者である兄サミュエルの名も添えた。
兄はこの国を離れるつもりなどないだろうから、いずれ継承権は消える。
それでも――“王妹の息子”と“王妹の娘”の連名で届く書状は、さぞかし喉元に刺さる棘となったはずだ。
エドワード殿下の側近であった三家には、簡潔にこう記した。
「殿下と共に腑抜けていたご子息の責任は、どなたがお取りになるのか。
廃嫡までは求めませんが、相応の処罰を。紳士クラブへの出入りをはじめ、社交一切の停止を。
なお、婚約破棄は認めません。婚約者様と末永くご一緒に。良いご返答を。」
たったこれだけ。
けれど、これで十分だ。
わたしは、自分で思っていた以上に、彼らに対して怒りを抱えていたようだ。
生徒会の業務を、まるで当然のようにすべてわたし一人に押しつけ、己らは腑抜けた態度で王太子殿下の“お供”に浸っていた令息ども──。
思い返すほどに、胸の奥がひどくざらつく。
そして、私を“終わった令嬢”と嗤った三家の令嬢たちには、こう記した。
「わたくしアナスタシアへの侮辱は忘れません。
今後、一切の社交の場で私と顔を合わせぬよう。除籍までは求めませんが、相応の処罰を。
また、婚約破棄は認めません。婚約者様と末永くご一緒に。良いご返答を。」
こちらも、ただそれだけ。
しかし――大国ローゼンタールの“影”は、想像以上に重い。
震え上がった各家当主の判断によって、令息と令嬢は速やかに婚姻し、そのまま令息側の領地へと“幽閉”された。
これでようやく、胸のつかえが下りた。
甘い汁だけ吸う貴族も、時勢の読めない令嬢も、身の程を知るいい機会でしょう。
◇◇◇
幽閉先の広間。
淡い日差しが差し込むが、室内の空気は張り詰めていた。
フェルナンドは、アルバーン公爵家の邸宅の応接間で椅子に座り、微かに肩を震わせる。その前に、嫁いだセリーヌが控えていた。
互いに視線を交わすことすら躊躇う。
口を開けば言葉は出ず、ただ重苦しい沈黙だけが支配する。
「……このまま、ずっとこうなのかしら。」
セリーヌの声はかすかに震え、目は遠くを見つめる。
「わたしたち、何も選べないまま……結婚だけが運命なのね……」
フェルナンドは、視線を床に落とし、硬い声で答える。
「……ああ。逃げることも、逆らうことも許されない。アナスタシア嬢の微笑み一つで、全てが決まった……」
その言葉に、セリーヌの肩が小さく震える。二人の間に漂う沈黙は、互いの無力感をさらに重くする。
ステファンとエレーヌ、チャールズとカトリーヌも、同じように領地で向かい合っていた。
互いを“生涯の伴侶”としてではなく、
ただの義務・罰としての相手 として見つめるしかない。
言葉を交わせば交わすほど、気まずさと心の痛みが胸に刺さる。
「……結婚生活って、こんなに息苦しいものなのかしら」
エレーヌが小さく吐息を漏らすと、ステファンは答えに詰まり、俯くしかなかった。
距離は近いのに、心は氷のように遠い。
そんな中で――ただひと組。
カトリーヌとチャールズだけは、まだ事態を理解していなかった。
「こんな横暴が許されるなんて、おかしいわ!」
カトリーヌは机を叩かんばかりに怒りを爆発させる。
チャールズも同じく顔を真っ赤にして吠えた。
「そうだよ! エドワード殿下のせいで、どうして俺たちがこんな田舎で…!こんなの、納得できない!」
――二人だけが、自分たちの“愚かしさ”に気づいていなかった。
王女でもないアナスタシアが、王族以上の威圧と、王家すら容易に動かす影響力 を持つことを、本当の意味で理解できていなかったのだ。
カトリーヌとチャールズ以外の者は皆、思っていた。
――アナスタシアに逆らった報いは、一生消えない。
そしてこの罰は、アナスタシアが怒りに任せて行ったものではない。
「微笑んだまま静かに下す裁き」の形をしていたからこそ、誰も逆らえなかった。
だからこそ。
ステファンとエレーヌは、その夜、寝室の別々の隅で背を向け合いながら、同じ思いに沈んでいた。
(……あの時、殿下を諫める責務を果たせていれば)
(ごめんなさい。あの時、アナスタシア様に絡んだりしなければ……)
二人は互いの小さな寝息を聞きながら、涙を堪え、同じ後悔を胸に抱え続けるのだった。
そのころ、王都では――
あの“ひとつの微笑み”で貴族たちを沈黙させた少女は、次なる一手をすでに見据えていた。
つづく
________________________
「エール📣」と「いいね❤️」で魔法が発動します✨
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ローゼンタール王国の王妹の娘である“私がどれほどの存在なのか”正しく理解している者と、そうでない者──その差はあまりに鮮明だった。
「……やっぱり。あのお三方は無能の極みね。むしろ清々しいわ。ふふ……ちょうど良いわね。まとめて容赦する必要なんてないわ。」
“あの三人の令嬢たち”──
セリーヌ嬢の、モンブラン伯爵家
エレーヌ嬢の、バルザール侯爵家
カトリーヌ嬢の、ベルモン子爵家
私が“終わった令嬢”だと噂しているそうね。笑わせるわ。
どれほど情勢が読めないのかしら。身の程知らずにもほどがある。
そして皮肉なことに、彼女たちの婚約者たちは皆──エドワード王太子殿下の側近だった。
フェルナンドの、アルバーン公爵家
ステファンの、ヴェレンティ侯爵家
チャールズの、ベイド伯爵家
確かに、シャルロットにかまけていたエドワードにも非はあった。
でも、一番近くにいながら殿下の過ちを正し、導くことすらしなかった者たちが、何食わぬ顔で家督を継ぐなんて──笑止千万。
エドワードだけを処罰して済むと?
そんな理不尽、私が許すわけがないでしょう。
甘い汁だけを啜り、責任は負わず、上に立つ資格もない者たちがのさばるなど、害悪でしかない。
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それでも――“王妹の息子”と“王妹の娘”の連名で届く書状は、さぞかし喉元に刺さる棘となったはずだ。
エドワード殿下の側近であった三家には、簡潔にこう記した。
「殿下と共に腑抜けていたご子息の責任は、どなたがお取りになるのか。
廃嫡までは求めませんが、相応の処罰を。紳士クラブへの出入りをはじめ、社交一切の停止を。
なお、婚約破棄は認めません。婚約者様と末永くご一緒に。良いご返答を。」
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わたしは、自分で思っていた以上に、彼らに対して怒りを抱えていたようだ。
生徒会の業務を、まるで当然のようにすべてわたし一人に押しつけ、己らは腑抜けた態度で王太子殿下の“お供”に浸っていた令息ども──。
思い返すほどに、胸の奥がひどくざらつく。
そして、私を“終わった令嬢”と嗤った三家の令嬢たちには、こう記した。
「わたくしアナスタシアへの侮辱は忘れません。
今後、一切の社交の場で私と顔を合わせぬよう。除籍までは求めませんが、相応の処罰を。
また、婚約破棄は認めません。婚約者様と末永くご一緒に。良いご返答を。」
こちらも、ただそれだけ。
しかし――大国ローゼンタールの“影”は、想像以上に重い。
震え上がった各家当主の判断によって、令息と令嬢は速やかに婚姻し、そのまま令息側の領地へと“幽閉”された。
これでようやく、胸のつかえが下りた。
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◇◇◇
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淡い日差しが差し込むが、室内の空気は張り詰めていた。
フェルナンドは、アルバーン公爵家の邸宅の応接間で椅子に座り、微かに肩を震わせる。その前に、嫁いだセリーヌが控えていた。
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ステファンとエレーヌ、チャールズとカトリーヌも、同じように領地で向かい合っていた。
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ただの義務・罰としての相手 として見つめるしかない。
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エレーヌが小さく吐息を漏らすと、ステファンは答えに詰まり、俯くしかなかった。
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カトリーヌとチャールズだけは、まだ事態を理解していなかった。
「こんな横暴が許されるなんて、おかしいわ!」
カトリーヌは机を叩かんばかりに怒りを爆発させる。
チャールズも同じく顔を真っ赤にして吠えた。
「そうだよ! エドワード殿下のせいで、どうして俺たちがこんな田舎で…!こんなの、納得できない!」
――二人だけが、自分たちの“愚かしさ”に気づいていなかった。
王女でもないアナスタシアが、王族以上の威圧と、王家すら容易に動かす影響力 を持つことを、本当の意味で理解できていなかったのだ。
カトリーヌとチャールズ以外の者は皆、思っていた。
――アナスタシアに逆らった報いは、一生消えない。
そしてこの罰は、アナスタシアが怒りに任せて行ったものではない。
「微笑んだまま静かに下す裁き」の形をしていたからこそ、誰も逆らえなかった。
だからこそ。
ステファンとエレーヌは、その夜、寝室の別々の隅で背を向け合いながら、同じ思いに沈んでいた。
(……あの時、殿下を諫める責務を果たせていれば)
(ごめんなさい。あの時、アナスタシア様に絡んだりしなければ……)
二人は互いの小さな寝息を聞きながら、涙を堪え、同じ後悔を胸に抱え続けるのだった。
そのころ、王都では――
あの“ひとつの微笑み”で貴族たちを沈黙させた少女は、次なる一手をすでに見据えていた。
つづく
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