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温もりなき葬列
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ローゼンタールの柔らかな日差しが差し込む部屋で、アナスタシアはその書簡を読み終え、静かに膝の上に置いた。
父、リチャード・ヴェルデン公爵の急逝。死因は、心臓発作。
皮肉なことに、彼が愛し、盲信した後妻・マリアンヌと若い庭師の不貞を目の当たりにしたことが引き金だった。
(……ああ、お父様。あなたは結局、最期まで愛を履き違えたままだったのですね)
アナスタシアの瞳に涙はなかった。ただ、深い虚無感と、すとんと胸に落ちるような納得感があった。
生母を亡くした自分を放置し、後妻とその連れ子に溺愛を注いだ父。彼が最後に見た景色が、信じた愛の無惨な裏切りであった事実に、運命の残酷なまでの帳尻合わせを感じずにはいられなかった。
「アナスタシア、大丈夫かい?」
背後から、ライナスの穏やかな声がした。彼はそっと彼女の肩に手を置き、その体温を分かつように寄り添う。
「……ええ。驚きはしましたが、不思議と心は穏やかなのです。これで、私がローザリアという国に繋ぎ止められる理由が、また一つなくなりましたわ」
現当主となった兄サミュエルは、優秀だった。彼は不貞を働いたマリアンヌを即座に離縁し、その連れ子リンダ共々、財産の一切を持たせず領地から放逐したという。
かつてアナスタシアから居場所を奪った二人は、今や身一つで路頭に迷う身となったのだ。
「放逐された二人がどうなろうと、もう君が気にする必要はない。ヴェルデンの血を引くのは、君とサミュエルだけだ」
ライナスはアナスタシアを正面から見つめ、その手を取った。
「アナスタシア。君の父上への義理も、国への義務も、すべては終わった。……これからは、僕の隣で、君自身の人生を歩んでほしい。ローゼンタールの空の下で、君が二度と孤独を感じないように、僕が一生をかけて君を守る」
ライナスの誠実な瞳。そこには、裏切りも、打算も、冷徹な利害関係もない。ただ、一人の女性としてのアナスタシアを慈しむ熱い情愛だけが宿っていた。
「……ライナス。ありがとう」
アナスタシアは、ようやく心の底から微笑んだ。
かつて母国で浮かべていた完璧な微笑みではない。少しだけ不器用で、けれど確かな体温を宿した、一人の女性の顔だった。
父の死という衝撃的な知らせは、彼女にとっての「過去への決別」を意味していた。
古い蔦に絡みつかれた古城のような過去を捨て、彼女は今、ライナスの手を取って新しい世界の扉を開こうとしていた。
その決意は、静かだったが揺るぎなかった。
「……急いで戻っても、父の葬儀には間に合わないけれど、それでも、帰るわ」
アナスタシアは、はっきりと告げた。
血の繋がりを断ち切るためではない。
終わった過去に、自分自身で区切りをつけるために。
ライナスは一瞬、言葉を失った。
やがて、抑えきれない不安を滲ませた声で問いかける。
「アナスタシア……俺は一緒には行けない。だが……必ず、戻ってくるよな?」
それは、トルドー公爵家としての問いではない。
一人の男として、彼女を失うことを恐れる、切実な声だった。
アナスタシアは、迷いなく大きく頷く。
「ええ。必ず戻ります。ここは……わたくしの帰る場所ですもの」
その言葉が、決定打だった。
次の瞬間、ライナスは衝動のままに彼女を抱き寄せた。強く、逃がさぬように。
そして、堪えきれずに唇を重ねる。
「……っ」
驚きに息を呑み、アナスタシアの頬が一気に朱に染まった。
だが――拒まなかった。
その事実に、ライナスの胸に熱が走る。
もっと、確かめたい。失う前に、繋ぎ止めたい。
深く口づけようとした、その瞬間。
ぽす、と軽く肩を叩かれた。
「……ライナス。ダメ!」
囁くような声。だが、確かな意思があった。
名残惜しそうに唇を離したライナスを、アナスタシアは真っ赤な顔のまま見上げる。
「これは……戻ってきてから……よ」
一瞬の沈黙のあと、ライナスは苦笑し、額を彼女の額に軽く触れさせた。
「……約束だな」
「……ええ。約束よ」
別れの時間は迫っていた。
だが、その別れは、喪失ではない。
それは――確かに「戻る場所」があると、互いに知った者同士の、短い猶予だった。
◇◇◇
ローザリア王国の空は、ひどく高く、冷たかった。
王都ヴェルデン大聖堂で執り行われた、ヴェルデン前公爵リチャードの葬儀。
荘厳な鐘の音が石壁に反響し、香の煙が重く漂っている。
サミュエルは、黒の喪服に身を包み、喪主として参列者を見渡していた。
この場に、妹・アナスタシアはいない。彼女は、今、ローザリアへの道中にいる。
前方には、棺と祭壇。
その傍らに立つサミュエルの横顔は、毅然として隙がなく、まるで最初から感情を切り離したかのようだった。
参列者たちの視線が、ひそやかにサミュエルへと集まる。
――妹君は、参列していないのか?
――父親の葬儀だというのに、アナスタシア様はどこに?
囁きは、風のように冷たい。
かつてこの国で、妹・アナスタシアは「王太子妃」として扱われていた。
だが今、その肩書はなく、代わりに残ったのは、気まずい沈黙だけだった。
祈りの言葉が続く間、サミュエルはただ、静かに父の棺を見つめていた。
涙は、出なかった。
悲しみがないわけではない。だがそれ以上に、もう何も求めていない自分に気づいていた。
( 父上……これが、あなたが愛した結果です)
愛を履き違え、家族を見誤り、そして――死してなお、家族に温もりを残さなかった場所。
葬儀が終わると、人々は筆頭公爵家ヴェルデン公爵家の若き当主・サミュエルに挨拶を済ませ、淡々とその場を後にしていった。
◇◇◇
石畳の回廊を一人歩きながら、アナスタシアはふと、思う。
(……寒いわ)
だが、それは気温のせいではない。
帰国したローザリア王国に、もう自分を温める居場所がないという事実が、はっきりと胸に落ちていた。
そのとき、彼女は小さく息を吸い、目を閉じた。
(……でも、帰る場所はある)
柔らかな声。
確かな腕の温もり。
別れ際に交わした「約束」。
ライナスの面影が、胸の奥に灯をともす。
アナスタシアは、ゆっくりと背筋を伸ばした。
この国は、もはや彼女を拒んでいる。
ならば、彼女もまた、ここに留まる理由はない。
父の墓参という「過去への最後の儀式」を終え、彼女の心はすでに――ローゼンタールへと向かっていた。
_______________
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父、リチャード・ヴェルデン公爵の急逝。死因は、心臓発作。
皮肉なことに、彼が愛し、盲信した後妻・マリアンヌと若い庭師の不貞を目の当たりにしたことが引き金だった。
(……ああ、お父様。あなたは結局、最期まで愛を履き違えたままだったのですね)
アナスタシアの瞳に涙はなかった。ただ、深い虚無感と、すとんと胸に落ちるような納得感があった。
生母を亡くした自分を放置し、後妻とその連れ子に溺愛を注いだ父。彼が最後に見た景色が、信じた愛の無惨な裏切りであった事実に、運命の残酷なまでの帳尻合わせを感じずにはいられなかった。
「アナスタシア、大丈夫かい?」
背後から、ライナスの穏やかな声がした。彼はそっと彼女の肩に手を置き、その体温を分かつように寄り添う。
「……ええ。驚きはしましたが、不思議と心は穏やかなのです。これで、私がローザリアという国に繋ぎ止められる理由が、また一つなくなりましたわ」
現当主となった兄サミュエルは、優秀だった。彼は不貞を働いたマリアンヌを即座に離縁し、その連れ子リンダ共々、財産の一切を持たせず領地から放逐したという。
かつてアナスタシアから居場所を奪った二人は、今や身一つで路頭に迷う身となったのだ。
「放逐された二人がどうなろうと、もう君が気にする必要はない。ヴェルデンの血を引くのは、君とサミュエルだけだ」
ライナスはアナスタシアを正面から見つめ、その手を取った。
「アナスタシア。君の父上への義理も、国への義務も、すべては終わった。……これからは、僕の隣で、君自身の人生を歩んでほしい。ローゼンタールの空の下で、君が二度と孤独を感じないように、僕が一生をかけて君を守る」
ライナスの誠実な瞳。そこには、裏切りも、打算も、冷徹な利害関係もない。ただ、一人の女性としてのアナスタシアを慈しむ熱い情愛だけが宿っていた。
「……ライナス。ありがとう」
アナスタシアは、ようやく心の底から微笑んだ。
かつて母国で浮かべていた完璧な微笑みではない。少しだけ不器用で、けれど確かな体温を宿した、一人の女性の顔だった。
父の死という衝撃的な知らせは、彼女にとっての「過去への決別」を意味していた。
古い蔦に絡みつかれた古城のような過去を捨て、彼女は今、ライナスの手を取って新しい世界の扉を開こうとしていた。
その決意は、静かだったが揺るぎなかった。
「……急いで戻っても、父の葬儀には間に合わないけれど、それでも、帰るわ」
アナスタシアは、はっきりと告げた。
血の繋がりを断ち切るためではない。
終わった過去に、自分自身で区切りをつけるために。
ライナスは一瞬、言葉を失った。
やがて、抑えきれない不安を滲ませた声で問いかける。
「アナスタシア……俺は一緒には行けない。だが……必ず、戻ってくるよな?」
それは、トルドー公爵家としての問いではない。
一人の男として、彼女を失うことを恐れる、切実な声だった。
アナスタシアは、迷いなく大きく頷く。
「ええ。必ず戻ります。ここは……わたくしの帰る場所ですもの」
その言葉が、決定打だった。
次の瞬間、ライナスは衝動のままに彼女を抱き寄せた。強く、逃がさぬように。
そして、堪えきれずに唇を重ねる。
「……っ」
驚きに息を呑み、アナスタシアの頬が一気に朱に染まった。
だが――拒まなかった。
その事実に、ライナスの胸に熱が走る。
もっと、確かめたい。失う前に、繋ぎ止めたい。
深く口づけようとした、その瞬間。
ぽす、と軽く肩を叩かれた。
「……ライナス。ダメ!」
囁くような声。だが、確かな意思があった。
名残惜しそうに唇を離したライナスを、アナスタシアは真っ赤な顔のまま見上げる。
「これは……戻ってきてから……よ」
一瞬の沈黙のあと、ライナスは苦笑し、額を彼女の額に軽く触れさせた。
「……約束だな」
「……ええ。約束よ」
別れの時間は迫っていた。
だが、その別れは、喪失ではない。
それは――確かに「戻る場所」があると、互いに知った者同士の、短い猶予だった。
◇◇◇
ローザリア王国の空は、ひどく高く、冷たかった。
王都ヴェルデン大聖堂で執り行われた、ヴェルデン前公爵リチャードの葬儀。
荘厳な鐘の音が石壁に反響し、香の煙が重く漂っている。
サミュエルは、黒の喪服に身を包み、喪主として参列者を見渡していた。
この場に、妹・アナスタシアはいない。彼女は、今、ローザリアへの道中にいる。
前方には、棺と祭壇。
その傍らに立つサミュエルの横顔は、毅然として隙がなく、まるで最初から感情を切り離したかのようだった。
参列者たちの視線が、ひそやかにサミュエルへと集まる。
――妹君は、参列していないのか?
――父親の葬儀だというのに、アナスタシア様はどこに?
囁きは、風のように冷たい。
かつてこの国で、妹・アナスタシアは「王太子妃」として扱われていた。
だが今、その肩書はなく、代わりに残ったのは、気まずい沈黙だけだった。
祈りの言葉が続く間、サミュエルはただ、静かに父の棺を見つめていた。
涙は、出なかった。
悲しみがないわけではない。だがそれ以上に、もう何も求めていない自分に気づいていた。
( 父上……これが、あなたが愛した結果です)
愛を履き違え、家族を見誤り、そして――死してなお、家族に温もりを残さなかった場所。
葬儀が終わると、人々は筆頭公爵家ヴェルデン公爵家の若き当主・サミュエルに挨拶を済ませ、淡々とその場を後にしていった。
◇◇◇
石畳の回廊を一人歩きながら、アナスタシアはふと、思う。
(……寒いわ)
だが、それは気温のせいではない。
帰国したローザリア王国に、もう自分を温める居場所がないという事実が、はっきりと胸に落ちていた。
そのとき、彼女は小さく息を吸い、目を閉じた。
(……でも、帰る場所はある)
柔らかな声。
確かな腕の温もり。
別れ際に交わした「約束」。
ライナスの面影が、胸の奥に灯をともす。
アナスタシアは、ゆっくりと背筋を伸ばした。
この国は、もはや彼女を拒んでいる。
ならば、彼女もまた、ここに留まる理由はない。
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