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第三章 3
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「しかし、その前にフェラチオだ。しゃぶれ」
横井はスラックスのチャックを下げながらいった。
予想外の言葉だった。
「……えっ!?」
このまま直ぐにでも、横井にその硬くなったペニスを膣内に挿入(い)れられるのかと思っていた美鈴は、拍子抜けして呆け顔になる。
「フェラチオですか……?」
美鈴は少し困惑気味に上目遣いで尋ねる。
「おいっ先生。また出来ないっていうつもりか」
横井は呆れ顔でいい、ベルトのバックルを外した。スラックスを膝上辺りまで下げ、ボクサータイプのトランクス姿になった。ソファに腰掛ける。
「その、上手く出来るかどうか自信がありません」
「はぁっ……?」
横井は首を傾げると、友田たちと顔を見合った。
「もしかしてお前、フェラチオしたことがねえのか?」
美鈴に疑いの眼差しを向け、横井は問い掛けた。
「……いいえ、その……」
「何だ、はっきりいえよっ」
イラっと来て、横井は声を荒げた。
「元カレと交際していた時はやったことがありますが、その、現在の夫とは……」
「ちぇっ、お前の亭主ってのは情けない男だな、こんないい女を嫁に貰っといて上手く使いこなせないなんて宝の持ち腐れだぜ」
呆れながらいい、横井は憮然とかぶりを振った。
「夫のことはいわないで……」
事情があるとはいえ、最愛の夫を裏切る結果となってしまったことに負い目を感じ、美鈴は横井の酷薄な顏を直視出来ず目を逸らした。
「仕方がない、俺が仕込んでやる。さあ、こっちに来て俺の前に座れ」
ソファに腰掛ける横井は、戸惑う人妻女教師を手招きする。いわれるがまま美鈴は痴漢師の前に正座した。
「トランクスを下げろ」
顎で美鈴に命じると、横井は彼女を見下すような視線を向けた。上目遣いのまま頷くと、美鈴はトランクスに指先を掛け脱がし始める。
赤黒い肉の棒が顏を覗かせた。
「えぇぇっ!?」
横井のペニスを目の当たりにした瞬間、美鈴は唖然となって手のひらを口に当てた。
彼女が知っている二本の男性器は、勃起した状態でも精々十二センチ前後だった。それに比べ、横井のモノは、優に二十センチを超えている。太さも長さもまるで違う。これが本当に男性器なのかと美鈴は我が目を疑ってしまった。
「何を見惚れているんだ。俺のはそんなに大きいか……?」
澄まし顔で白々しいく横井が尋ねる。
「はい。大きいです」
清純な女教師は素直に頷いた。
「そうか、じゃあ始めるぞ。先ずは先生あんたのその白魚のような柔らかい指で包み込むように優しく握れ」
「は、はい……分かりました」
小さく頷くと、美鈴はいわれた通り両手で包み込むようにペニスを握った。
(あっ熱い……男の人のモノがこんなにも熱いモノだなんて知らなかった)
美鈴は勃起して硬くなった横井のペニスの滾る血潮を、手のひらを通じ肌で感じ取った。
亀頭の先の鈴口から透明な先走り汁が出ている。ツンっと鼻を刺す成熟した牡の匂いを久し振りに嗅いだ気がした。
「よし、ゆっくりと扱きながら咥えろっ。噛むんじゃないぞ、歯を立てるなよ」
横井は冷笑を浮かべ命じた。
上目遣いで頷くと、人妻女教師は夫以外の男性器を、その腫れぼったい蠱惑的な肉厚の唇を開き、口腔内に迎え入れた。
(あぁっ……おっきい……それに少し苦く臭いわぁぁ……)
横井の肉の棒を口で初めて味わい、美鈴は再び女として部分が疼き出した。自分でも濡れ出したことを自覚する。
「舌を使って丁寧に亀頭を舐めろ」
横井に命じられるがまま、美鈴は口の中に含んだ亀頭を、舌を絡め舐め回す。ジュボジュボと音を立て、男性器を貪る女教師の後頭部に横井は手を回す。
「そうだ。なかなか筋がいいぞ。この分だと直ぐに上達するな」
自分のペニスを咥え込んで無我夢中に貪る女教師を見やり、横井は頬を弛ませた。
「よし、次は舌先を使って裏筋を舐めろ」
そういうと横井は、人妻女教師の口腔内から一旦ペニスを抜き取る。
手の甲を使って唇を一撫でして零れた涎を拭くと、美鈴は横井のペニスを握り舌先で裏筋を舐め始めた。裏筋から睾丸袋、また裏筋へと横井の指示に従って舌先を滑らせていく。舌の裏を使って丁寧に亀頭を舐め回す。
「いいぞ、その調子だ先生。やれば出来るじゃないか」
横井は息を荒げながらいった。もうそろそろ限界なのだ。亀頭の先を舐める度に、この男の男根がピクンと痙攣する。射精が近いことを美鈴も認識していた。
「……はぁはぁ……もういい、止めろ」
横井は一旦フェラチオを止めるよう美鈴に告げた。
命令通り女教師はすぐさまフェラチオを止め、切ない眼差しを横井に向ける。
「さて、お望み通り挿入れてやる。さっき教えた通りもう一度口に出していってみろ」
悪辣で卑劣極まりない男は口角を少しだけ弛め、目の前に跪く美鈴を見下すようにいった。
横井はスラックスのチャックを下げながらいった。
予想外の言葉だった。
「……えっ!?」
このまま直ぐにでも、横井にその硬くなったペニスを膣内に挿入(い)れられるのかと思っていた美鈴は、拍子抜けして呆け顔になる。
「フェラチオですか……?」
美鈴は少し困惑気味に上目遣いで尋ねる。
「おいっ先生。また出来ないっていうつもりか」
横井は呆れ顔でいい、ベルトのバックルを外した。スラックスを膝上辺りまで下げ、ボクサータイプのトランクス姿になった。ソファに腰掛ける。
「その、上手く出来るかどうか自信がありません」
「はぁっ……?」
横井は首を傾げると、友田たちと顔を見合った。
「もしかしてお前、フェラチオしたことがねえのか?」
美鈴に疑いの眼差しを向け、横井は問い掛けた。
「……いいえ、その……」
「何だ、はっきりいえよっ」
イラっと来て、横井は声を荒げた。
「元カレと交際していた時はやったことがありますが、その、現在の夫とは……」
「ちぇっ、お前の亭主ってのは情けない男だな、こんないい女を嫁に貰っといて上手く使いこなせないなんて宝の持ち腐れだぜ」
呆れながらいい、横井は憮然とかぶりを振った。
「夫のことはいわないで……」
事情があるとはいえ、最愛の夫を裏切る結果となってしまったことに負い目を感じ、美鈴は横井の酷薄な顏を直視出来ず目を逸らした。
「仕方がない、俺が仕込んでやる。さあ、こっちに来て俺の前に座れ」
ソファに腰掛ける横井は、戸惑う人妻女教師を手招きする。いわれるがまま美鈴は痴漢師の前に正座した。
「トランクスを下げろ」
顎で美鈴に命じると、横井は彼女を見下すような視線を向けた。上目遣いのまま頷くと、美鈴はトランクスに指先を掛け脱がし始める。
赤黒い肉の棒が顏を覗かせた。
「えぇぇっ!?」
横井のペニスを目の当たりにした瞬間、美鈴は唖然となって手のひらを口に当てた。
彼女が知っている二本の男性器は、勃起した状態でも精々十二センチ前後だった。それに比べ、横井のモノは、優に二十センチを超えている。太さも長さもまるで違う。これが本当に男性器なのかと美鈴は我が目を疑ってしまった。
「何を見惚れているんだ。俺のはそんなに大きいか……?」
澄まし顔で白々しいく横井が尋ねる。
「はい。大きいです」
清純な女教師は素直に頷いた。
「そうか、じゃあ始めるぞ。先ずは先生あんたのその白魚のような柔らかい指で包み込むように優しく握れ」
「は、はい……分かりました」
小さく頷くと、美鈴はいわれた通り両手で包み込むようにペニスを握った。
(あっ熱い……男の人のモノがこんなにも熱いモノだなんて知らなかった)
美鈴は勃起して硬くなった横井のペニスの滾る血潮を、手のひらを通じ肌で感じ取った。
亀頭の先の鈴口から透明な先走り汁が出ている。ツンっと鼻を刺す成熟した牡の匂いを久し振りに嗅いだ気がした。
「よし、ゆっくりと扱きながら咥えろっ。噛むんじゃないぞ、歯を立てるなよ」
横井は冷笑を浮かべ命じた。
上目遣いで頷くと、人妻女教師は夫以外の男性器を、その腫れぼったい蠱惑的な肉厚の唇を開き、口腔内に迎え入れた。
(あぁっ……おっきい……それに少し苦く臭いわぁぁ……)
横井の肉の棒を口で初めて味わい、美鈴は再び女として部分が疼き出した。自分でも濡れ出したことを自覚する。
「舌を使って丁寧に亀頭を舐めろ」
横井に命じられるがまま、美鈴は口の中に含んだ亀頭を、舌を絡め舐め回す。ジュボジュボと音を立て、男性器を貪る女教師の後頭部に横井は手を回す。
「そうだ。なかなか筋がいいぞ。この分だと直ぐに上達するな」
自分のペニスを咥え込んで無我夢中に貪る女教師を見やり、横井は頬を弛ませた。
「よし、次は舌先を使って裏筋を舐めろ」
そういうと横井は、人妻女教師の口腔内から一旦ペニスを抜き取る。
手の甲を使って唇を一撫でして零れた涎を拭くと、美鈴は横井のペニスを握り舌先で裏筋を舐め始めた。裏筋から睾丸袋、また裏筋へと横井の指示に従って舌先を滑らせていく。舌の裏を使って丁寧に亀頭を舐め回す。
「いいぞ、その調子だ先生。やれば出来るじゃないか」
横井は息を荒げながらいった。もうそろそろ限界なのだ。亀頭の先を舐める度に、この男の男根がピクンと痙攣する。射精が近いことを美鈴も認識していた。
「……はぁはぁ……もういい、止めろ」
横井は一旦フェラチオを止めるよう美鈴に告げた。
命令通り女教師はすぐさまフェラチオを止め、切ない眼差しを横井に向ける。
「さて、お望み通り挿入れてやる。さっき教えた通りもう一度口に出していってみろ」
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