『帰還勇者のRe:スクール(学園無双)』~リエナIf~異世界を救って帰還したら聖女がついてきたのでイチャコラ同棲して面倒をみようと思います。
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
文字の大きさ
大中小
1 / 88
第1章 異世界を救った勇者、リエナと共に現実世界に帰還する。
第1話 異世界を救った勇者、リエナと共に現実世界に帰還する。(1)
しおりを挟む
高校1年の夏の終わり。
夢のような夏休みが終わり、またいつもの灰色の陰キャ高校生活が再開してしまう。
そんな2学期の始業式を迎える9月1日の朝。
俺――織田修平――は突然、異世界召喚されて世界を渡った。
召喚されたのは中世ヨーロッパ風の異世界『オーフェルマウス』。
俺はそこで勇者シュウヘイ=オダとなり、5年の激しい戦いを経て魔王カナンを倒して世界を救ったのだった。
そして魔王カナン討伐を祝う盛大な式典が行われた数日後。
俺は女神アテナイを祭る神殿にいた。
足元には古代神性文字・ハイエーログリーフで描かれた壮大な異世界転移の魔法陣がある。
「勇者様はやはり元の世界に帰ってしまわれるのですね」
この世界に召喚されてから5年間。
俺と共に魔王カナン討伐の旅を共にした女神官のリエナが、やわらかな金髪を揺らしながら悲しそうな顔で告げてきた。
リエナは若くして、未来を指し示す女神アテナイの神託を聞くことができる最上位の神官だ。
アテナイの神託に従い、5年前に俺をこの世界へと異世界召喚したのもリエナだった。
身体のラインが結構出て目のやり場に困る真っ白な制服っぽい神官服が、出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいるスタイル抜群のリエナに良く似合っている。
「ごめんなリエナ。この世界に残ることも考えたんだけど、だけどやっぱり俺は元の世界に帰るよ」
「そうですか……」
「俺は一人っ子だったからさ。向こうの世界の俺は人付き合いが下手で、正直いい思い出はそんなになかったけど。それでもやっぱり父さんと母さんを悲しませたくないんだ」
一人息子の俺がこのままこっちの世界に居座ってしまったら──元の世界ではおそらく行方不明だ──俺の両親は死ぬまで泣き続けると思うから。
「決意は固いようですね。分かりました、家族の絆はとても大切なものですものね。私もお腹の子供は責任を持って大切に育てますから、どうかご安心ください」
「いやいや俺たちそういう関係じゃなかったよな!? 世界を救う旅に出た勇者と、勇者に女神アテナイの神託を授ける神官っていう、それはもう清らかすぎる関係だったよな!?」
「私は出会ったその日から勇者様に好意を抱いていましたよ? ですが戦いの邪魔になると思って、ずっと胸の奥に想いを秘めていたんです」
「実を言うと、俺もリエナのことはずっといいなって思ってたんだ。優しくて綺麗で頑張り屋さんで。この世界に不慣れな俺をいつも一生懸命支えてくれて。俺はそんなリエナのことを女の子として好きだったと思う」
「勇者様……じゃあ――」
「でもごめん。それでもやっぱり、俺は元の世界に――日本に帰らないといけないから」
「はい、承知しております」
しばらく俺とリエナは無言のまま見つめ合った。
この5年間のことが走馬灯のように思い起こされる。
リエナに召喚されてすぐに、勇者しか抜けないという伝説の聖剣『ストレルカ』を抜き。
それからは各地の魔物を討伐して人間の勢力圏を回復していった。
さらには強大な魔王四天王をも倒した俺は、最後は特殊な異空間に閉じ込められながらも、激戦の末に人類の敵たる魔王カナンを討伐したのだ。
そしてそんな俺の側にはずっとリエナが居て、俺を支え続けてくれたんだ。
召喚の魔法陣が清浄なる白銀の光を放ち始める。
5年を過ごしたこの世界とも、以来ずっと共に旅を続け苦楽を分かち合ったリエナとも、お別れの時間が迫ってくる。
「リエナ、今まで本当にありがとう。俺が魔王に勝てたのは君がいてくれたおかげだ。感謝してもしきれない」
「もう、何を言ってるんですか。感謝をするのはこっちの方ですよ。勝手に召喚して、魔王を倒してもらったのは私たちのほうなんですよ?」
「ははっ、言われてみれば確かにそうだよな。どっちかっていうと感謝されるのは俺の方だ」
「この世界を代表して私が最後にもう一度、偉大なる勇者様に改めて感謝の気持ちを述べさせていただきます。本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れません」
俺の身体が浮遊感に満たされ始める。
5年前にこの世界に来た時にも感じた懐かしい感覚だ。
同時にリエナの姿が薄れ始めた。
別の世界へと渡る超高難度の転移禁術が発動し、時空に歪みが生じているのだ。
「さようならリエナ! ずっと元気でな! 元の世界に戻っても俺、リエナのことを一生忘れないから! リエナと一緒に過ごしたこと、一緒に戦ったこと。全部、全部覚えているから! だからリエナも俺のことを忘れないでいてくれよな!」
俺は万感の思いを込めて別れの言葉を口にした――んだけど、
「えいっ!」
突然リエナが俺に飛びついてきたのだ。
「お、おい!? 急にどうしたんだリエナ? なにか言い忘れか?」
既に異世界転移は始まりつつある。
このままだとリエナが転移に巻きこまれてしまうと思った俺は、慌てて理由を尋ねたんだけど。
「やっぱり私も勇者様についていくことにしました♪」
「なっ、ついてくるって何を言って――」
そんなやりとりをしている間にも転移術式は完全起動してしまい。
今さら振り払うわけにもいかなかった俺は、リエナを抱きかかえたままで再び世界を渡ってしまったのだった――。
――――
気に入っていただけましたら、ぜひ「お気に入り」登録をお願いします♪🌸
本編未読の方は、ぜひ本編も読んでもらえれば嬉しいです(*'ω'*)
(カクヨムなどで連載しています)
夢のような夏休みが終わり、またいつもの灰色の陰キャ高校生活が再開してしまう。
そんな2学期の始業式を迎える9月1日の朝。
俺――織田修平――は突然、異世界召喚されて世界を渡った。
召喚されたのは中世ヨーロッパ風の異世界『オーフェルマウス』。
俺はそこで勇者シュウヘイ=オダとなり、5年の激しい戦いを経て魔王カナンを倒して世界を救ったのだった。
そして魔王カナン討伐を祝う盛大な式典が行われた数日後。
俺は女神アテナイを祭る神殿にいた。
足元には古代神性文字・ハイエーログリーフで描かれた壮大な異世界転移の魔法陣がある。
「勇者様はやはり元の世界に帰ってしまわれるのですね」
この世界に召喚されてから5年間。
俺と共に魔王カナン討伐の旅を共にした女神官のリエナが、やわらかな金髪を揺らしながら悲しそうな顔で告げてきた。
リエナは若くして、未来を指し示す女神アテナイの神託を聞くことができる最上位の神官だ。
アテナイの神託に従い、5年前に俺をこの世界へと異世界召喚したのもリエナだった。
身体のラインが結構出て目のやり場に困る真っ白な制服っぽい神官服が、出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいるスタイル抜群のリエナに良く似合っている。
「ごめんなリエナ。この世界に残ることも考えたんだけど、だけどやっぱり俺は元の世界に帰るよ」
「そうですか……」
「俺は一人っ子だったからさ。向こうの世界の俺は人付き合いが下手で、正直いい思い出はそんなになかったけど。それでもやっぱり父さんと母さんを悲しませたくないんだ」
一人息子の俺がこのままこっちの世界に居座ってしまったら──元の世界ではおそらく行方不明だ──俺の両親は死ぬまで泣き続けると思うから。
「決意は固いようですね。分かりました、家族の絆はとても大切なものですものね。私もお腹の子供は責任を持って大切に育てますから、どうかご安心ください」
「いやいや俺たちそういう関係じゃなかったよな!? 世界を救う旅に出た勇者と、勇者に女神アテナイの神託を授ける神官っていう、それはもう清らかすぎる関係だったよな!?」
「私は出会ったその日から勇者様に好意を抱いていましたよ? ですが戦いの邪魔になると思って、ずっと胸の奥に想いを秘めていたんです」
「実を言うと、俺もリエナのことはずっといいなって思ってたんだ。優しくて綺麗で頑張り屋さんで。この世界に不慣れな俺をいつも一生懸命支えてくれて。俺はそんなリエナのことを女の子として好きだったと思う」
「勇者様……じゃあ――」
「でもごめん。それでもやっぱり、俺は元の世界に――日本に帰らないといけないから」
「はい、承知しております」
しばらく俺とリエナは無言のまま見つめ合った。
この5年間のことが走馬灯のように思い起こされる。
リエナに召喚されてすぐに、勇者しか抜けないという伝説の聖剣『ストレルカ』を抜き。
それからは各地の魔物を討伐して人間の勢力圏を回復していった。
さらには強大な魔王四天王をも倒した俺は、最後は特殊な異空間に閉じ込められながらも、激戦の末に人類の敵たる魔王カナンを討伐したのだ。
そしてそんな俺の側にはずっとリエナが居て、俺を支え続けてくれたんだ。
召喚の魔法陣が清浄なる白銀の光を放ち始める。
5年を過ごしたこの世界とも、以来ずっと共に旅を続け苦楽を分かち合ったリエナとも、お別れの時間が迫ってくる。
「リエナ、今まで本当にありがとう。俺が魔王に勝てたのは君がいてくれたおかげだ。感謝してもしきれない」
「もう、何を言ってるんですか。感謝をするのはこっちの方ですよ。勝手に召喚して、魔王を倒してもらったのは私たちのほうなんですよ?」
「ははっ、言われてみれば確かにそうだよな。どっちかっていうと感謝されるのは俺の方だ」
「この世界を代表して私が最後にもう一度、偉大なる勇者様に改めて感謝の気持ちを述べさせていただきます。本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れません」
俺の身体が浮遊感に満たされ始める。
5年前にこの世界に来た時にも感じた懐かしい感覚だ。
同時にリエナの姿が薄れ始めた。
別の世界へと渡る超高難度の転移禁術が発動し、時空に歪みが生じているのだ。
「さようならリエナ! ずっと元気でな! 元の世界に戻っても俺、リエナのことを一生忘れないから! リエナと一緒に過ごしたこと、一緒に戦ったこと。全部、全部覚えているから! だからリエナも俺のことを忘れないでいてくれよな!」
俺は万感の思いを込めて別れの言葉を口にした――んだけど、
「えいっ!」
突然リエナが俺に飛びついてきたのだ。
「お、おい!? 急にどうしたんだリエナ? なにか言い忘れか?」
既に異世界転移は始まりつつある。
このままだとリエナが転移に巻きこまれてしまうと思った俺は、慌てて理由を尋ねたんだけど。
「やっぱり私も勇者様についていくことにしました♪」
「なっ、ついてくるって何を言って――」
そんなやりとりをしている間にも転移術式は完全起動してしまい。
今さら振り払うわけにもいかなかった俺は、リエナを抱きかかえたままで再び世界を渡ってしまったのだった――。
――――
気に入っていただけましたら、ぜひ「お気に入り」登録をお願いします♪🌸
本編未読の方は、ぜひ本編も読んでもらえれば嬉しいです(*'ω'*)
(カクヨムなどで連載しています)
2
あなたにおすすめの小説
異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる