『帰還勇者のRe:スクール(学園無双)』~リエナIf~異世界を救って帰還したら聖女がついてきたのでイチャコラ同棲して面倒をみようと思います。
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
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第3章 文化祭
第50話 ドラゴンという種族の在りかた
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「どうやって世界を渡ったのかは分かった。で、肝心の目的はなんなんだ? なぜ俺に会いに来た?」
「それはもちろん我らが皇竜を倒してみせた『絶対不敗の最強勇者』と名高い勇者シュウヘイ=オダと戦ってみたかったからじゃの」
「……勘弁してくれよ。俺はこの世界じゃ普通の人間をやってるんだ」
何が悲しくて皇竜ドラグローエンの娘なんぞと戦わなにゃならんのだ。
「ならぬ」
「即答かい。少しは悩む素振りくらい見せてくれてもいいんじゃないか?」
「強者との戦いを焦がれるは、本能よりも深いところに刻まれたドラゴンの衝動的欲求であるからして、悩む悩まぬ以前の問題よ。今も妾は勇者シュウヘイ=オダと戦いたくて戦いたくてウズウズしておるのじゃからの」
「ああそうっすか……」
これだからドラゴンって種族はよぉ……!
ゲロ強い上に、根っからの戦闘民族なんだから……!!
「ふむ、妾がこんなに焦がれておるというのに、どうやらあまり乗り気ではないようじゃの?」
「乗り気になるわけないだろうが。なんでよりにもよってドラゴンとこの世界でやり合わないといけないんだ」
「ならば乗り気にさせてやろうかの? 勇者は、人間を守るためなら全力すら越える力を発揮すると聞き及んでおるぞ?」
そう言ったドラグレリアの目がいやらしく細まった。
「……なんだと?」
「それだけの力を持ちながら、普通の人間でいたいなどという下らぬ理由で気分が乗らぬと言うのなら、お主が普通の人間ではいられぬようにしてやっても構わんのじゃぞ?」
「あまり舐めたこと言ってんじゃねえぞテメェ」
普通の人間でいられなくする――つまり俺を勇者として戦わせる。
そのために文化祭でいつにも増して人が多いこの場所で、ドラゴンとして暴れてやろうかと、こいつは今そう脅してきやがったのだ――!
俺の猛烈な怒りに反応して身体には闘気が、心には闘志が激しく湧き上がり始める。
その湧き上がる猛烈な闘気を、俺はドラグレリアに余すところなくぶつけた。
「くくっ、なんじゃなんじゃ、いい顔をするではないか。それでこそ皇竜ドラグローエンを倒した勇者、少し安心したぞ」
しかしドラグレリアはそれに怯むどころか、むしろ我が意を得たりとばかりに笑みを浮かべるのだ。
「俺はちっとも安心できないんだが?」
上級の魔獣ですら威圧できるレベルの、俺が放てる最大級の闘気を向けてこれだ。
皇竜姫ドラグレリア。
戦うまでもなく分かるほどに恐ろしい相手だった。
「なぁに、今のはほんの冗談じゃよ。妾は今日は人間どもの祭とやらに遊びに来ただけじゃからのぅ。人間は極めて脆弱じゃが、こと娯楽と料理を生み出すということに関してのみは天才的な種族じゃからの」
「その言葉、信じるからな?」
事ここに至っては、俺としてはもうこう言うしかできないでいた。
俺のホームに一方的に侵入された以上、主導権は完全にドラグレリアに握られてしまっている。
守らないといけない人がここには多すぎた。
「くくく、我が父にして竜の王たる皇竜ドラグローエンを討ってみせた偉大なる勇者シュウヘイ=オダに、嘘はつかぬのじゃよ。強者には相応の敬意を払う、ドラゴンは誇り高き種族ゆえのう」
「それはありがたいことで」
一事が万事、強さこそを基準にする。
なるほど、これがドラゴンという種族の在りかたか。
改めてよくよく理解できたよ。
「それはもちろん我らが皇竜を倒してみせた『絶対不敗の最強勇者』と名高い勇者シュウヘイ=オダと戦ってみたかったからじゃの」
「……勘弁してくれよ。俺はこの世界じゃ普通の人間をやってるんだ」
何が悲しくて皇竜ドラグローエンの娘なんぞと戦わなにゃならんのだ。
「ならぬ」
「即答かい。少しは悩む素振りくらい見せてくれてもいいんじゃないか?」
「強者との戦いを焦がれるは、本能よりも深いところに刻まれたドラゴンの衝動的欲求であるからして、悩む悩まぬ以前の問題よ。今も妾は勇者シュウヘイ=オダと戦いたくて戦いたくてウズウズしておるのじゃからの」
「ああそうっすか……」
これだからドラゴンって種族はよぉ……!
ゲロ強い上に、根っからの戦闘民族なんだから……!!
「ふむ、妾がこんなに焦がれておるというのに、どうやらあまり乗り気ではないようじゃの?」
「乗り気になるわけないだろうが。なんでよりにもよってドラゴンとこの世界でやり合わないといけないんだ」
「ならば乗り気にさせてやろうかの? 勇者は、人間を守るためなら全力すら越える力を発揮すると聞き及んでおるぞ?」
そう言ったドラグレリアの目がいやらしく細まった。
「……なんだと?」
「それだけの力を持ちながら、普通の人間でいたいなどという下らぬ理由で気分が乗らぬと言うのなら、お主が普通の人間ではいられぬようにしてやっても構わんのじゃぞ?」
「あまり舐めたこと言ってんじゃねえぞテメェ」
普通の人間でいられなくする――つまり俺を勇者として戦わせる。
そのために文化祭でいつにも増して人が多いこの場所で、ドラゴンとして暴れてやろうかと、こいつは今そう脅してきやがったのだ――!
俺の猛烈な怒りに反応して身体には闘気が、心には闘志が激しく湧き上がり始める。
その湧き上がる猛烈な闘気を、俺はドラグレリアに余すところなくぶつけた。
「くくっ、なんじゃなんじゃ、いい顔をするではないか。それでこそ皇竜ドラグローエンを倒した勇者、少し安心したぞ」
しかしドラグレリアはそれに怯むどころか、むしろ我が意を得たりとばかりに笑みを浮かべるのだ。
「俺はちっとも安心できないんだが?」
上級の魔獣ですら威圧できるレベルの、俺が放てる最大級の闘気を向けてこれだ。
皇竜姫ドラグレリア。
戦うまでもなく分かるほどに恐ろしい相手だった。
「なぁに、今のはほんの冗談じゃよ。妾は今日は人間どもの祭とやらに遊びに来ただけじゃからのぅ。人間は極めて脆弱じゃが、こと娯楽と料理を生み出すということに関してのみは天才的な種族じゃからの」
「その言葉、信じるからな?」
事ここに至っては、俺としてはもうこう言うしかできないでいた。
俺のホームに一方的に侵入された以上、主導権は完全にドラグレリアに握られてしまっている。
守らないといけない人がここには多すぎた。
「くくく、我が父にして竜の王たる皇竜ドラグローエンを討ってみせた偉大なる勇者シュウヘイ=オダに、嘘はつかぬのじゃよ。強者には相応の敬意を払う、ドラゴンは誇り高き種族ゆえのう」
「それはありがたいことで」
一事が万事、強さこそを基準にする。
なるほど、これがドラゴンという種族の在りかたか。
改めてよくよく理解できたよ。
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