S級【バッファー】(←不遇職)の俺、結婚を誓い合った【幼馴染】を【勇者】に寝取られパーティ追放されヒキコモリに→美少女エルフに養って貰います
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
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第4章
第62話 vsゴーレム(上)
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俺たちがクエストで指定された古代遺跡につくと、入り口には門番のようにゴーレムが立ちふさがっていた。
ゴーレムにはいくつかタイプがあるんだけど、黒いフレームに白い装甲が付いたずんぐりむっくりした、一番知られている人型タイプのゴーレムだった。
人型と言っても高さは3メートルほどもあって、大の大人よりもはるかに大きい。
右手にはこれまた巨大な剣を握っている。
ちなみに前にトリケラホーンが出た古代遺跡とはまた別の遺跡だ。
「まるでお城を守る門番みたいですね」
アイセルが小さく呟いた。
「俺もそう思っ――」
「あ、私も私も!」
俺に対抗するようにアイセルに一緒だよアピールをするサクラ。
サクラがアイセルに懐いている様子は、血のつながった仲のいい姉妹みたいでほんとに微笑ましいな。
そしてゴーレムは入り口付近に1体だけ、見たところ他にはいない。
よしよし、これもバッチリ事前情報通りだな。
勇者パーティ時代がそうだったんだけど、高難度クエストを色々やっていると、事前情報と明らかに違っていることがたまにある。
そしてそういう時はたいていが、やっかいかつ危険なことになると相場が決まっているのだ。
「今『索敵』スキルで調べましたけど、邪魔になるような魔獣も周りには居ないみたいです」
「なら状況がいいうちに、早速討伐クエストを開始するか」
「ですね」
「最終確認だけど、ゴーレムは自分の近くに近づいて来た相手を敵と認識して攻撃する。だからバフを使ったら俺はここで無関係を装って見てるから、今回に限っては俺の心配はしなくていい。2人の準備ができ次第かかってくれ」
「了解です」
「任せてよね! わたしたちがクエスト完了するのを、ケイスケはそこで指をくわえて見てなさい!」
「へいへい。S級スキル『天使の加護――エンジェリック・レイヤー』発動」
俺のS級スキルの発動と共に、まずは怒りの精霊『フラストレ』の力を解放したサクラが猪突猛進で真正面突撃し、アイセルも続いてゴーレムに向かっていく。
「うぉりゃぁぁぁぁぁっっ!!」
サクラの突撃にゴーレムが反応し、すぐに戦闘が始まった。
ガキン! ギャリッ! ガキン! ガッ!! ゴンッ!!
サクラのバトルアックスとゴーレムの巨大剣が、激しい火花とものすごい金属音を立てながらて激しくぶつかり合う。
どちらも超大型の武器同士だけど、バーサーカーとゴーレムはともに大の力自慢。
まるでレイピアでも使っているみたいに、全く重さを感じさせはしない。
「このこのこのこのっ!」
サクラの強烈な連続攻撃がゴーレムを追い込んでいく。
そこにアイセルが巧みに絡んで、ゴーレムの装甲の隙間を狙って魔法剣で攻撃していった。
開始からアイセルとサクラは、初めてとは思えないコンビネーションで戦闘を優位に進めていた。
しかし今回の相手は古代遺跡から目覚めたゴーレムだ、やはり一筋縄ではいきはしない。
ゴーレムの背後をとったサクラがバトルアックスを思いっきり振りかぶり、全力で叩きつけようとして――逆に吹っ飛ばされた。
ゴーレムの腰から上がクルッと180度回転して、背後をとったつもりが正面から攻撃したような形になってしまったからだ。
「へぶぅ――っ!」
背中から不意を打ったつもりが、もろにカウンターを受けてしまったサクラは、それでもとっさに引いたバトルアックスを盾のようにして巨大剣と身体の間に割り込ませて、真っ二つに斬られることは回避していた。
それでも衝撃までは殺せない。
サクラは吹っ飛んだ勢いそのままに、地面をゴロゴロと転がっていった。
「まったく、ゴーレムは普通の生物とは違うから気をつけろって言っただろ」
地面に這いつくばりながらもサクラはすぐに自慢の超回復力ですぐに回復を始めた。
しかしゴーレムはこれを勝機と見て追撃をしかけてくる。
「させません!」
もちろんアイセルがそこに割って入ってくれた。
純粋なパワーではサクラに一歩劣るものの、攻守のなにもかもが超ハイレベルなアイセルは、多彩な動きでゴーレムを翻弄するとサクラが回復する時間を簡単に稼いでみせた。
「ありがとうアイセルさん!」
その隙に回復を終えたサクラが立ちあがる。
俺なら即死してる攻撃を受けてもうケロッとしているのは、さすがバーサーカーだな。
「サクラ、さっきのは要反省ですよ。ケースケ様の言葉は常に太陽のごとく正しいんですから、もっと深く心からケースケ様の言葉と一体となるように理解しないとダメです」
「言いかたがもはや怪しげな新興宗教の伝道師っぽくてかなりアレだけど、言ってることには納得!」
「じゃあケースケ様の偉大さが骨身にしみたところで、もう一回行きましょう。サクラが奮戦してくれたおかげで、ゴーレムのフレームの可動範囲や動きはほぼ見切りました。次で終わらせます」
アイセルの顔がキリリと凛々しく引き締まった。
勝負をかける時のアイセルの顔だ――!
ゴーレムにはいくつかタイプがあるんだけど、黒いフレームに白い装甲が付いたずんぐりむっくりした、一番知られている人型タイプのゴーレムだった。
人型と言っても高さは3メートルほどもあって、大の大人よりもはるかに大きい。
右手にはこれまた巨大な剣を握っている。
ちなみに前にトリケラホーンが出た古代遺跡とはまた別の遺跡だ。
「まるでお城を守る門番みたいですね」
アイセルが小さく呟いた。
「俺もそう思っ――」
「あ、私も私も!」
俺に対抗するようにアイセルに一緒だよアピールをするサクラ。
サクラがアイセルに懐いている様子は、血のつながった仲のいい姉妹みたいでほんとに微笑ましいな。
そしてゴーレムは入り口付近に1体だけ、見たところ他にはいない。
よしよし、これもバッチリ事前情報通りだな。
勇者パーティ時代がそうだったんだけど、高難度クエストを色々やっていると、事前情報と明らかに違っていることがたまにある。
そしてそういう時はたいていが、やっかいかつ危険なことになると相場が決まっているのだ。
「今『索敵』スキルで調べましたけど、邪魔になるような魔獣も周りには居ないみたいです」
「なら状況がいいうちに、早速討伐クエストを開始するか」
「ですね」
「最終確認だけど、ゴーレムは自分の近くに近づいて来た相手を敵と認識して攻撃する。だからバフを使ったら俺はここで無関係を装って見てるから、今回に限っては俺の心配はしなくていい。2人の準備ができ次第かかってくれ」
「了解です」
「任せてよね! わたしたちがクエスト完了するのを、ケイスケはそこで指をくわえて見てなさい!」
「へいへい。S級スキル『天使の加護――エンジェリック・レイヤー』発動」
俺のS級スキルの発動と共に、まずは怒りの精霊『フラストレ』の力を解放したサクラが猪突猛進で真正面突撃し、アイセルも続いてゴーレムに向かっていく。
「うぉりゃぁぁぁぁぁっっ!!」
サクラの突撃にゴーレムが反応し、すぐに戦闘が始まった。
ガキン! ギャリッ! ガキン! ガッ!! ゴンッ!!
サクラのバトルアックスとゴーレムの巨大剣が、激しい火花とものすごい金属音を立てながらて激しくぶつかり合う。
どちらも超大型の武器同士だけど、バーサーカーとゴーレムはともに大の力自慢。
まるでレイピアでも使っているみたいに、全く重さを感じさせはしない。
「このこのこのこのっ!」
サクラの強烈な連続攻撃がゴーレムを追い込んでいく。
そこにアイセルが巧みに絡んで、ゴーレムの装甲の隙間を狙って魔法剣で攻撃していった。
開始からアイセルとサクラは、初めてとは思えないコンビネーションで戦闘を優位に進めていた。
しかし今回の相手は古代遺跡から目覚めたゴーレムだ、やはり一筋縄ではいきはしない。
ゴーレムの背後をとったサクラがバトルアックスを思いっきり振りかぶり、全力で叩きつけようとして――逆に吹っ飛ばされた。
ゴーレムの腰から上がクルッと180度回転して、背後をとったつもりが正面から攻撃したような形になってしまったからだ。
「へぶぅ――っ!」
背中から不意を打ったつもりが、もろにカウンターを受けてしまったサクラは、それでもとっさに引いたバトルアックスを盾のようにして巨大剣と身体の間に割り込ませて、真っ二つに斬られることは回避していた。
それでも衝撃までは殺せない。
サクラは吹っ飛んだ勢いそのままに、地面をゴロゴロと転がっていった。
「まったく、ゴーレムは普通の生物とは違うから気をつけろって言っただろ」
地面に這いつくばりながらもサクラはすぐに自慢の超回復力ですぐに回復を始めた。
しかしゴーレムはこれを勝機と見て追撃をしかけてくる。
「させません!」
もちろんアイセルがそこに割って入ってくれた。
純粋なパワーではサクラに一歩劣るものの、攻守のなにもかもが超ハイレベルなアイセルは、多彩な動きでゴーレムを翻弄するとサクラが回復する時間を簡単に稼いでみせた。
「ありがとうアイセルさん!」
その隙に回復を終えたサクラが立ちあがる。
俺なら即死してる攻撃を受けてもうケロッとしているのは、さすがバーサーカーだな。
「サクラ、さっきのは要反省ですよ。ケースケ様の言葉は常に太陽のごとく正しいんですから、もっと深く心からケースケ様の言葉と一体となるように理解しないとダメです」
「言いかたがもはや怪しげな新興宗教の伝道師っぽくてかなりアレだけど、言ってることには納得!」
「じゃあケースケ様の偉大さが骨身にしみたところで、もう一回行きましょう。サクラが奮戦してくれたおかげで、ゴーレムのフレームの可動範囲や動きはほぼ見切りました。次で終わらせます」
アイセルの顔がキリリと凛々しく引き締まった。
勝負をかける時のアイセルの顔だ――!
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