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第六章if 夏美&加恋route
ifエピローグ「夏美&加恋route」-完-
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「お、俺もぐっすり寝ちゃったなぁ。夏美はどうだった?」
「私もぐっすり寝たよ。疲れてたしー」
「だ、だよなぁ。朝までぐっすりだよなぁ」
取り繕うように言った俺に、しかし夏美はこくんと一度頷いてから言った――とびっきりの笑顔とともに。
「……だったら私も。加恋ちゃんには負けないもん。えいっ♪」
夏美は俺にくっついてくると、そのまま離れることなくくっついたまま歩いていく。
まるで加恋に対抗するかのように。
「ふーん。ナツミン、やるぅ」
「加恋ちゃんこそー」
俺を間にサンドイッチにして、2人の美少女が極上の笑顔を向け合っていた。
いつの間にか2人の手は、俺の腕を抱きかかえるようにして腕を組んでいる。
俺の右腕を夏美が。左腕を加恋が。
まるでこれは自分のものだとでも言わんばかりに抱きしめてくる。
もはや俺は2人から「好意という名の特別な感情」を向けられていることを、自覚しないではいられなかった。
ふにょん、と。
女の子の極上に柔らかい感触が俺の腕に押し付けられる。
ふよふよ、ふにょん。
こう見えて俺もお年頃な男の子なので、その素敵すぎる感触やら、じんわりと伝わってくる体温なんかに、ついつい意識が持っていかれてしまうのですが?
『――ったく。
シャキッとしろよ、俺。
俺は『オレ』でもあるんだぞ?
オレが作り上げたクールな加賀見修斗なんだ。
あんまダサいとこは見せんなよな?』
そう、『オレ』が笑った気がした――。
それはさておき。
ここは通学路であり、今は登校時間である。
人の目も極めて多い。
ただでさえ夏美と加恋と一緒にいるってだけで、俺は意図せず悪目立ちしがちなのに。
こんな風に腕を組んでじゃれ合っていたら、これもう言い訳不可能なのでは?
「えっと、その? 二人とも? なんていうか、ほら、近くないか?」
「えー? だってこの辺りは狭いからぁ、くっついちゃっても仕方ないでしょぉ? ねー、ナツミン♪」
「うん、そうだよ修斗くん。くっついちゃってもぜんぜん仕方ないと思うなー」
「まぁ、たしかに狭いけどさ……」
ちょうどこの辺りは通学路のボトルネック的なところで、道幅が狭くなっているところでは、あるっちゃあるんだがな?
「うん、そうだよぉん。ねー、ナツミーン♪」
「だよねー、加恋ちゃん」
「なんか思ったより仲がいいんだな」
普通こういうのって、もっとギスギスするような?
「思ったより、ってなにぃ? アタシとナツミンはマブダチだよぉ?」
「うんうん。趣味も合うしねー」
「ねー♪」
「ねー♪」
「そ、そうか」
何の趣味が合うかは、この際聞かないでおこう。
こうして俺は右手に夏美を、そして左手に加恋を。
学校でも人気の美少女2人を、文字通り両手に花にしながら登校した。
とても気恥ずかしくはあったが、だけど決して嫌なわけではなかったのは言うまでもない。
とまぁ、こうして。
俺の恋愛アンチな高校生活は終わりを告げ。
俺は夏美と加恋の2人の美少女たちから、好意を寄せられることになってしまったのだった。
『俺が恋愛不感症になったわけ。~俺を恋愛アンチにした元カノが隣の席に座っている。今度は友達になった~』
第六章if「夏美&加恋route」-完-
「私もぐっすり寝たよ。疲れてたしー」
「だ、だよなぁ。朝までぐっすりだよなぁ」
取り繕うように言った俺に、しかし夏美はこくんと一度頷いてから言った――とびっきりの笑顔とともに。
「……だったら私も。加恋ちゃんには負けないもん。えいっ♪」
夏美は俺にくっついてくると、そのまま離れることなくくっついたまま歩いていく。
まるで加恋に対抗するかのように。
「ふーん。ナツミン、やるぅ」
「加恋ちゃんこそー」
俺を間にサンドイッチにして、2人の美少女が極上の笑顔を向け合っていた。
いつの間にか2人の手は、俺の腕を抱きかかえるようにして腕を組んでいる。
俺の右腕を夏美が。左腕を加恋が。
まるでこれは自分のものだとでも言わんばかりに抱きしめてくる。
もはや俺は2人から「好意という名の特別な感情」を向けられていることを、自覚しないではいられなかった。
ふにょん、と。
女の子の極上に柔らかい感触が俺の腕に押し付けられる。
ふよふよ、ふにょん。
こう見えて俺もお年頃な男の子なので、その素敵すぎる感触やら、じんわりと伝わってくる体温なんかに、ついつい意識が持っていかれてしまうのですが?
『――ったく。
シャキッとしろよ、俺。
俺は『オレ』でもあるんだぞ?
オレが作り上げたクールな加賀見修斗なんだ。
あんまダサいとこは見せんなよな?』
そう、『オレ』が笑った気がした――。
それはさておき。
ここは通学路であり、今は登校時間である。
人の目も極めて多い。
ただでさえ夏美と加恋と一緒にいるってだけで、俺は意図せず悪目立ちしがちなのに。
こんな風に腕を組んでじゃれ合っていたら、これもう言い訳不可能なのでは?
「えっと、その? 二人とも? なんていうか、ほら、近くないか?」
「えー? だってこの辺りは狭いからぁ、くっついちゃっても仕方ないでしょぉ? ねー、ナツミン♪」
「うん、そうだよ修斗くん。くっついちゃってもぜんぜん仕方ないと思うなー」
「まぁ、たしかに狭いけどさ……」
ちょうどこの辺りは通学路のボトルネック的なところで、道幅が狭くなっているところでは、あるっちゃあるんだがな?
「うん、そうだよぉん。ねー、ナツミーン♪」
「だよねー、加恋ちゃん」
「なんか思ったより仲がいいんだな」
普通こういうのって、もっとギスギスするような?
「思ったより、ってなにぃ? アタシとナツミンはマブダチだよぉ?」
「うんうん。趣味も合うしねー」
「ねー♪」
「ねー♪」
「そ、そうか」
何の趣味が合うかは、この際聞かないでおこう。
こうして俺は右手に夏美を、そして左手に加恋を。
学校でも人気の美少女2人を、文字通り両手に花にしながら登校した。
とても気恥ずかしくはあったが、だけど決して嫌なわけではなかったのは言うまでもない。
とまぁ、こうして。
俺の恋愛アンチな高校生活は終わりを告げ。
俺は夏美と加恋の2人の美少女たちから、好意を寄せられることになってしまったのだった。
『俺が恋愛不感症になったわけ。~俺を恋愛アンチにした元カノが隣の席に座っている。今度は友達になった~』
第六章if「夏美&加恋route」-完-
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