人生を斜交いに生きた男 実話

人生を斜交いに生きた男 実話 ６１

　歌手の　藤　あや子　に似ているとの事。
　やっとドライブの約束を取り付けて、この日も妖しい服装で来ているのでＨもやれると思い込み気もそぞろでボッーとしていると
　「あのさー、お店のソファーやテーブルが少しガタがきてるでしょう、だから、、、」
　手を握られて
　「あぁ、、、ハァ』
　「あれを変えたいんだけど、３００万円程用たててくれないかなぁ、どお」
　握っていた手をおっぱいへと誘導したので、山崎が火がついたように貪るので
　「ダメ、だめょ、そこまで、、、貸してくれたらね」
　「えぇー、分かったし」
　それ以上はママの手に力が入り進めなくなったのでお預け状態で余計消化不良で悶々と、、、
　３日後にお店で７時過ぎに金を渡し借用書も貰った。さていざ手を握ると
　「その気だったのに昼過ぎに女の日が始まってね、、、」
　「えぇーまじか⁈」
　上手く交わされたのだ。勿論、生理は真っ赤な嘘で約１年の間に９５０万円近くを貸したが１円も返金無しで、のらりくらりと逃げられたと。それにお店の中で２回程男の客が
　「ママ、元金いつ返してくれるんよ」
　違う日も
　「今月分まだ入っていないが、、、」
　抗議の声が漏れ聞こえた事があったので、それも少し気になり、他の客にも色気作戦で小口の詐欺をやっているのではと不信を抱いていたのだ。
　で、とうとう我慢出来ずに相談して来たのだ。
　何回確認してもＨは１回も無しで、やらずボッタクリに嵌ったのだと。。
　私の感覚では絶対に有り得ない世界である。
　Ｈも無しで大金を貢ぐ何て考えられない。
　丁度昼近くになったので、その店に偵察兼ねて行く事に。少しずらした方がバイトと交代するのでママがいる確率の時間調整して店内に
　「いらっしゃいませ」
　バイトの娘が、ママの方は山崎を見るとわざとらしく避けているようだ。
　「ランチ２つ」
　「はい」
　少し離れているが、一見しただけで昔お水の世界で仕込まれた雰囲気が見え見え。男の扱いはお手の物。容姿は抜群だがお高くとまりツンデレで気紛れ、私は苦手なタイプだ。　「この女は中々強かやで、わしには手に負えんな」　　続く