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第二章 悪女復活!?
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図々しいし、偉そうだとわかっている。兄を引き合いに出すのも屈辱だけど、この場を言い繕うためなので仕方がない。
「絶対に私を好きにならないでね」と直接伝えたら、バカだと思われてしまうもの。賢い王子達が愚かな者と契約するはずはないから。
女嫌いのクラウス王子と女性に優しいアウロス王子。双子の女性の好みは一緒で、同じ人を愛している。だから私のことを好きになる要素なんて、実際は一ミリもないのだけれど……
「わかった。心に留めておこう。だが、そんなことを言われたのは初めてだな」
苦笑しながら黒髪をかき上げるクラウス王子。その姿を見て、不意に胸が疼いてしまう。
――待って。告白されたわけじゃないんだし、心臓麻痺はあり得ないから。
私は恐ろしい考えを慌てて打ち消した。
「ありがとうございます。それで、レースの件ですが……」
「いや、それはまたの機会にしよう。用意させたお茶が冷めてしまう」
とりあえずはホッとした。王子は「また」と口にしたから、商談が打ち切られることはないらしい。シュンとしているリーゼと目が合ったので、もう大丈夫よと微笑んだ。次からリーゼは、お留守番確定だけど。
お茶が目の前に置かれた。お茶菓子は小さなケーキとプラムの乗った焼き菓子、それとショコラだ。紅茶はこの前と同じ銘柄らしく、ほんのりと優しい香りが漂う。
気づいたリーゼが小さな鼻をピクピク動かして、香りを嗅いでいる。だけどごめんね? 教えた通り、同じ席にはつけないの。侍女は後ろで控えて、私が飲み終え退室するまでその場で待たなくてはならないから。
「何をしている。君もどうだ?」
王子がリーゼを手招きする。通常では考えられないことだけど、お茶を一緒に楽しもうということらしい。
「え? あの……」
口を挟もうとしたところ、逆に問われてしまう。
「正式な茶会ではないんだし、悪い印象を与えたお詫びだ。構わないかな?」
「え、ええ……」
ためらいがちに頷いた。リーゼとは私の部屋でよくお茶を飲むので、簡単な作法なら教えてある。だけど……クラウス王子はアウロス王子より、良い意味で型破りな性格らしい。
「いいの?」
「ああ」
飛び跳ねるようにやって来たリーゼが、嬉しそうに私の隣に座る。一国の王子が侍女にここまで気を遣うなんて驚きだわ。相当気に入られたってことは、まさかリーゼ本当に玉の輿では!?
「ずっと気になってたんだよね。お嬢が熱く語るから」
「こら、リーゼ。言葉遣い!」
「ハハ、気に入ってもらえたなら良かった」
優雅な所作でお茶を飲みながら、クラウス王子が私達の普段の様子を尋ねた。すると、美味しいお茶とお菓子に気を良くしたリーゼが、街で私と出会った話を披露する。もちろん、財布をスッたということは伏せて。
「そんなわけで、一人ぼっちのオ……私を屋敷に連れ帰って、ミレディア……様が、面倒を見てくれることになりました。優しく接してくれてます」
「そうか。生活が変わると大変だろう」
「まあね……いえ、それより毎日が刺激的で楽しくて」
「刺激的?」
「うん。侍女のハンナとミレディアを取り合ったり、ヨルク様とミレディアの話で盛り上がったり」
「ほう」
「それから、出しっ放しの桶につまずいたヨルク様から追いかけられたり」
「ハハ、それは災難だったな」
「でも、ミレディアの名前を出せば大抵のことは許してくれる……ます」
私も初めて耳にする。意外にも王子が楽しそうなので、止めずに聞き入ってしまった。リーゼのおかげでクラウス王子はよく笑い、その度に私の目はなぜか彼に引き寄せられてしまう。
冷たい人だと思っていたのに、腰が低く親しみやすいから? それともリーゼに対する王子の反応を気にしているせい? ――きっとそっちね。
結論が出て安心した私は、純粋にお茶を楽しむことにした。この味わいは緑茶に近く、癖になりそうだ。お茶菓子もみな絶品で、気付けばつい手を伸ばしてしまう。リーゼに負けないくらい食べてしまったけれど、さっき私は「兄と同じように扱って下さい」と言ったばかり。ちなみにヨルクはこんなに食べないので、次から気をつけましょう。
クラウス王子は甘い物が苦手らしく、お茶しか口にしていなかった。スリムな体形はそのためかと思われる。それとも鍛えているからかしら? そういえば、初めて会ったあの日も軍服を着ていらしたわね。彼のリードはなかなか上手で踊り易かった。
そんなとりとめもないことを考えていたら、不意に声をかけられる。
「……そろそろか。気に入った物があれば持ち帰るといい。良ければ次も同じ菓子を用意させよう」
「いいの? やった!」
「ちょっとリーゼ! 申し訳ありません、今後は別の者と参りますので」
「ええ~~」
「いや、次も一緒に来るといい。忌憚のない意見は参考になる」
「忌憚のない?」
リーゼが不思議そうな顔をしている。私は説明ついでに注意することにした。
「遠慮のないってことよ。貴女はもっと遠慮しなさい! それに、いくら殿下が優しくても礼儀は守らなくてはね? その調子だとこれから外には出せないわ」
「そんなあ……」
「くくっ」
肩を落としてしょんぼりするリーゼを見て、王子が笑いを堪えている。彼女を余程気に入ったようね? クラウス王子、好きな相手がいながらまさかのロリコン!?
私達の視線を感じた王子が、笑いながら口を開く。
「いや、そうしていると主従というより親子みたいだ……未婚女性にこんなことを言ってすまないが」
「いえ。あの……ありがとうございます」
親子と言われるのはむしろ褒め言葉だ。親バカ冥利につきるから。
私のことをアウロス王子は「女性として見ていない」と言い、クラウス王子は「親」と言う。二人にまったく意識されていないと知り、却って嬉しい。
「ありがとう、とは?」
「殿下、どうかお気になさらずに」
いろいろ突っ込まれたら後が面倒だ。多忙な王子を引き留めてもいけない。
「……わかった。ミレディア嬢、それではまた」
「本日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました」
最後くらいきちっと挨拶しなければと、王子に対し丁寧に膝を折る。同じことを考えたらしく、リーゼもきちんと頭を下げていた。
頷き扉に向かうクラウス王子。部屋を出る直前に大事なことを思い出したのか、こちらを振り返る。
「それからミレディア嬢」
「はい、何か」
「次回からクラウスと呼んでくれ。俺も君をディアと呼ぶ」
「え? あの……」
返事を聞かずに去って行く。王子の姿が見えなくなると、一気に疲れが襲って来た。双子ってもしかして、考え方まで同じなの?
「絶対に私を好きにならないでね」と直接伝えたら、バカだと思われてしまうもの。賢い王子達が愚かな者と契約するはずはないから。
女嫌いのクラウス王子と女性に優しいアウロス王子。双子の女性の好みは一緒で、同じ人を愛している。だから私のことを好きになる要素なんて、実際は一ミリもないのだけれど……
「わかった。心に留めておこう。だが、そんなことを言われたのは初めてだな」
苦笑しながら黒髪をかき上げるクラウス王子。その姿を見て、不意に胸が疼いてしまう。
――待って。告白されたわけじゃないんだし、心臓麻痺はあり得ないから。
私は恐ろしい考えを慌てて打ち消した。
「ありがとうございます。それで、レースの件ですが……」
「いや、それはまたの機会にしよう。用意させたお茶が冷めてしまう」
とりあえずはホッとした。王子は「また」と口にしたから、商談が打ち切られることはないらしい。シュンとしているリーゼと目が合ったので、もう大丈夫よと微笑んだ。次からリーゼは、お留守番確定だけど。
お茶が目の前に置かれた。お茶菓子は小さなケーキとプラムの乗った焼き菓子、それとショコラだ。紅茶はこの前と同じ銘柄らしく、ほんのりと優しい香りが漂う。
気づいたリーゼが小さな鼻をピクピク動かして、香りを嗅いでいる。だけどごめんね? 教えた通り、同じ席にはつけないの。侍女は後ろで控えて、私が飲み終え退室するまでその場で待たなくてはならないから。
「何をしている。君もどうだ?」
王子がリーゼを手招きする。通常では考えられないことだけど、お茶を一緒に楽しもうということらしい。
「え? あの……」
口を挟もうとしたところ、逆に問われてしまう。
「正式な茶会ではないんだし、悪い印象を与えたお詫びだ。構わないかな?」
「え、ええ……」
ためらいがちに頷いた。リーゼとは私の部屋でよくお茶を飲むので、簡単な作法なら教えてある。だけど……クラウス王子はアウロス王子より、良い意味で型破りな性格らしい。
「いいの?」
「ああ」
飛び跳ねるようにやって来たリーゼが、嬉しそうに私の隣に座る。一国の王子が侍女にここまで気を遣うなんて驚きだわ。相当気に入られたってことは、まさかリーゼ本当に玉の輿では!?
「ずっと気になってたんだよね。お嬢が熱く語るから」
「こら、リーゼ。言葉遣い!」
「ハハ、気に入ってもらえたなら良かった」
優雅な所作でお茶を飲みながら、クラウス王子が私達の普段の様子を尋ねた。すると、美味しいお茶とお菓子に気を良くしたリーゼが、街で私と出会った話を披露する。もちろん、財布をスッたということは伏せて。
「そんなわけで、一人ぼっちのオ……私を屋敷に連れ帰って、ミレディア……様が、面倒を見てくれることになりました。優しく接してくれてます」
「そうか。生活が変わると大変だろう」
「まあね……いえ、それより毎日が刺激的で楽しくて」
「刺激的?」
「うん。侍女のハンナとミレディアを取り合ったり、ヨルク様とミレディアの話で盛り上がったり」
「ほう」
「それから、出しっ放しの桶につまずいたヨルク様から追いかけられたり」
「ハハ、それは災難だったな」
「でも、ミレディアの名前を出せば大抵のことは許してくれる……ます」
私も初めて耳にする。意外にも王子が楽しそうなので、止めずに聞き入ってしまった。リーゼのおかげでクラウス王子はよく笑い、その度に私の目はなぜか彼に引き寄せられてしまう。
冷たい人だと思っていたのに、腰が低く親しみやすいから? それともリーゼに対する王子の反応を気にしているせい? ――きっとそっちね。
結論が出て安心した私は、純粋にお茶を楽しむことにした。この味わいは緑茶に近く、癖になりそうだ。お茶菓子もみな絶品で、気付けばつい手を伸ばしてしまう。リーゼに負けないくらい食べてしまったけれど、さっき私は「兄と同じように扱って下さい」と言ったばかり。ちなみにヨルクはこんなに食べないので、次から気をつけましょう。
クラウス王子は甘い物が苦手らしく、お茶しか口にしていなかった。スリムな体形はそのためかと思われる。それとも鍛えているからかしら? そういえば、初めて会ったあの日も軍服を着ていらしたわね。彼のリードはなかなか上手で踊り易かった。
そんなとりとめもないことを考えていたら、不意に声をかけられる。
「……そろそろか。気に入った物があれば持ち帰るといい。良ければ次も同じ菓子を用意させよう」
「いいの? やった!」
「ちょっとリーゼ! 申し訳ありません、今後は別の者と参りますので」
「ええ~~」
「いや、次も一緒に来るといい。忌憚のない意見は参考になる」
「忌憚のない?」
リーゼが不思議そうな顔をしている。私は説明ついでに注意することにした。
「遠慮のないってことよ。貴女はもっと遠慮しなさい! それに、いくら殿下が優しくても礼儀は守らなくてはね? その調子だとこれから外には出せないわ」
「そんなあ……」
「くくっ」
肩を落としてしょんぼりするリーゼを見て、王子が笑いを堪えている。彼女を余程気に入ったようね? クラウス王子、好きな相手がいながらまさかのロリコン!?
私達の視線を感じた王子が、笑いながら口を開く。
「いや、そうしていると主従というより親子みたいだ……未婚女性にこんなことを言ってすまないが」
「いえ。あの……ありがとうございます」
親子と言われるのはむしろ褒め言葉だ。親バカ冥利につきるから。
私のことをアウロス王子は「女性として見ていない」と言い、クラウス王子は「親」と言う。二人にまったく意識されていないと知り、却って嬉しい。
「ありがとう、とは?」
「殿下、どうかお気になさらずに」
いろいろ突っ込まれたら後が面倒だ。多忙な王子を引き留めてもいけない。
「……わかった。ミレディア嬢、それではまた」
「本日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました」
最後くらいきちっと挨拶しなければと、王子に対し丁寧に膝を折る。同じことを考えたらしく、リーゼもきちんと頭を下げていた。
頷き扉に向かうクラウス王子。部屋を出る直前に大事なことを思い出したのか、こちらを振り返る。
「それからミレディア嬢」
「はい、何か」
「次回からクラウスと呼んでくれ。俺も君をディアと呼ぶ」
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