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第三章 偽の恋人
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「な、ななな……」
「ひっ。み、見られない顔のはずじゃあ……」
「だ、誰よ! どういうことなの?」
誰とは失礼な。貴女方が散々バカにしていた、伯爵家のミレディアよ?
取り巻き達は私を見るなり、わなわな震えて驚いている。不器量だという噂を信じ込んでいたらしい。
エルゼも同じように目を丸くしたものの立ち直りは早く、私を憎々しげに見ている。
「どういうこと、とは? みなさま容姿に大層自信がおありのようですけれど。でも、ねえ?」
私は手を口に当て、わざとらしくクスリと笑う。自分でしてても嫌な仕草だ。ただでさえ悪女を演じようと、今日の化粧はいつもの五割……いえ、八割増しで、緑の瞳を強調するためアイラインは濃く口紅も赤く艶を出している。惜しげもなく香水を振りかけているし、ドレスも上半身は身体の線が浮き出るようなピッタリしたデザインだ。
一歩間違えば下品とも取れる装いだけど、不思議と似合っている。自惚れではなく本当に、ミレディアの容姿は素晴らしい。
「な、何よ。ちょっとぐらい綺麗だからって」
「そうよ、エルゼ様も美……可愛いわ!」
「貴女なんて、ただの伯爵家でしょ」
今、美人と言おうとして詰まったわね? それって結構失礼かも。あと、フィリスは同じ伯爵家だけどうちより格下よね? だからといって私は家格で差別などしないわ。
「それが何か。ご存知? 人は容姿も家柄も、選んで生まれることなど出来ませんのよ?」
「まああ貴女、エルゼ様を妬んでいるの?」
ちょっと待って。どうしてそんな屁理屈を?
「いいえ。私は今の自分に満足しておりますもの」
ついでに幸せな老後が送れれば最高だ。あの人が無事、王太子になった後で。
「わたくし、気分が悪くなりましたわ……」
分が悪いと悟ったのか、エルゼが額に手を当てて、急によろめく。その顔は青ざめ、唇が震えている。待って、本当に具合が悪いのかしら? 支えようと差し出した私の手を、エルゼがすかさず叩いた。
「触らないで、汚らわしい!」
エルゼの素早い動きに、取り巻き達も少しだけびっくりしているみたい。まあ、それだけ元気なら心配は要らないわね? 立ち去ろうとしたところ、渦中の人物が現れる。
「ディア、待ちくたびれて迎えに来たよ。こんな所でいつまで油を売っているの?」
「殿下!」
「アウロス様」
「王子!」
柔らかな印象のアウロス王子は金髪が陽に透けて輝き、本日も麗しい。だけど、口元は笑っていても、目は笑っていなかった。彼は青い瞳をこちらに向けて、冷静に状況を観察しているようだ。自分で寄って来たくらいだから、実はタイミングを待っていたのかもしれない。
「すみませ……」
「ああアウロス様。わたくし、心無い言葉で急に具合が悪くなって……」
エルゼはすごい役者だ。可愛らしく震えながら、その目にみるみる涙を溢れさせている。両手で首元を押さえると、上目遣いでアウロス王子に訴えかけていた。
何も知らない人からすれば、私の方が悪者ね? アウロス王子、騙されないといいけれど。
「そうか、それは大変だったね」
王子は優しく笑うと、彼女に手を伸ばした。背中を支えて介抱するかと思いきや、こっちに連れて来る。
「君達、医務室の場所わかる? ああ、わからなければこのお嬢さん達に聞けばいいか。じゃあ、後はよろしくね」
あろうことか私の護衛にエルゼを引き渡すと、取り巻き達に頷いた。これにはエルゼ本人も驚いたようで、口をポカンと開けている。
「さあ行こうか、ディア」
「でも、エルゼ様が……」
「ディアは優しいね。こんなに大勢いるんだし、心配ないよ。僕には君しかいないけど?」
よく通る声でそう言うと、私の腰に手を回した。協力するとは言ったけど、いきなりこれはいかがなものかと。
「そんな! アウロス様、わたくしの立場は!」
「うーん。確かに、君の父上に勧められてはいるけどね? だけど僕は今、彼女に夢中なんだ。じゃあね」
アウロス王子は手を振ると、私を促し歩き出す。酷い人だと聞いてはいても、エルゼの恋心を利用しているようで、なんだかとっても心が痛い。
「エ、エルゼ様?」
「扇が……きゃあっ」
「落ち着いて、落ち着いて下さい!」
今、扇の折れる音が聞こえたような……
どうしよう? 怖すぎて後ろを振り向けない。初日にこれだと先が思いやられるわね。
「ありがとうディア。でも、まだまだだ。彼女達がこっちを見ているよ? ほら、もっと寄り添って」
腰に回した腕に力を入れられ、当然のように引き寄せられた。城にいた人達が遠くから私達を見て、何ごとかと囁き合っている。噂は広がり、今日中にアウロス王子の支持者の耳に届くだろう。もちろん、あの人にも……
商談でも使われていた馴染みの部屋に入った私は、アウロス王子から素早く距離を取る。王子は気にしてないようで、お茶でも飲もうと席を勧めた。
「君の好きな銘柄はないけど、他のでいい?」
「ええ……いえ、お構いなく」
「そうはいかないよ。大切な人だもの」
演技の必要がないはずなのに、気軽に手を握るのはやめてほしい。久々の悪女は結構疲れる。
そう思っていると、私の手の甲が彼の唇に触れるか触れないかのところで、不意に扉が開いた。
「アウロス、例の件だが…………まさか、ディアなのか?」
書類を手にしたクラウス王子は、入るなり動きを止めて驚いたような視線を向ける。私も彼を見た瞬間、心臓が掴まれたように苦しくなった。だって彼は、領地に帰ってからもずっと……会いたかった人。
ところが彼は握られたままの手に注目したのか、低い声を出す。
「どういうことだ? アウロス、話が違う」
扉を閉めたクラウス王子が近づき、私の横に立って弟を睨みつけた。一方アウロス王子は平気な顔で、握った手に一層力を込める。こうなっては離すこともできないので、私は途方にくれてため息をつく。
それよりも、話が違うってどういう意味?
「そうは言っても仕方がないよ。だってディアが、わざわざ僕に会いに来たんだから」
今日はそうでも、元々私に協力を頼んで来たのは貴方でしょう? 華美に装えっていうから、その通りにしたのに。
私は自分の手を力いっぱい引き抜くと、胸の前で重ねた。その仕草を目で追っていたクラウス王子が、持っていた書類をテーブルに置き、私に問いかける。
「そうなのか? ディア、自ら望んでここに?」
ここで私が否定すれば、クラウス王子はどう思う? 私の気持ちに気付いて想いが高まり、一気に告白……そうなれば、残念ながら私は終わりだ。何とかごまかさなければ。
「ええ、そう、そうなの。領地に帰ってからも忘れられなくて」
貴方のことが――
私は貴方に会うために、ここに来たの。もちろんそんなこと、悟られてはいけない。
私の想いを知ってか知らずか、アウロス王子も加勢する。
「ディアからは手紙も来たしね? 会いたいと言われれば、断れないだろう?」
言ってない。だけどそのことを、正直に話すわけにはいかなかった。
次の瞬間、クラウス王子が鋭い表情で弟を怒鳴りつける。
「お前、自分の行動がわかっているのかっ。何のために俺が今まで……」
「エルゼには耐えられない! 僕はディアがいいんだ」
「いいとか悪いではない、ディアが危険だろう! お前はエルゼを惹きつけるはずだったな?」
「まあ、違う意味で引きつけられるだろうね?」
肩を竦めるアウロス王子を見て、クラウス王子が苦々しい表情で舌打ちしている。そういえば、初めて会ったあの夜も……いえ、思い出すのはやめましょう。
クラウス王子はさらに近づくと、私の肩を掴んだ。それだけで私の胸の鼓動は、速く大きくなる。
「ディア、どうしてこの時期に戻って来たんだ」
今ならまだ間に合うから、つらくても悪女になりきろう。もちろん、真実を告げるわけにはいかない。
「ひっ。み、見られない顔のはずじゃあ……」
「だ、誰よ! どういうことなの?」
誰とは失礼な。貴女方が散々バカにしていた、伯爵家のミレディアよ?
取り巻き達は私を見るなり、わなわな震えて驚いている。不器量だという噂を信じ込んでいたらしい。
エルゼも同じように目を丸くしたものの立ち直りは早く、私を憎々しげに見ている。
「どういうこと、とは? みなさま容姿に大層自信がおありのようですけれど。でも、ねえ?」
私は手を口に当て、わざとらしくクスリと笑う。自分でしてても嫌な仕草だ。ただでさえ悪女を演じようと、今日の化粧はいつもの五割……いえ、八割増しで、緑の瞳を強調するためアイラインは濃く口紅も赤く艶を出している。惜しげもなく香水を振りかけているし、ドレスも上半身は身体の線が浮き出るようなピッタリしたデザインだ。
一歩間違えば下品とも取れる装いだけど、不思議と似合っている。自惚れではなく本当に、ミレディアの容姿は素晴らしい。
「な、何よ。ちょっとぐらい綺麗だからって」
「そうよ、エルゼ様も美……可愛いわ!」
「貴女なんて、ただの伯爵家でしょ」
今、美人と言おうとして詰まったわね? それって結構失礼かも。あと、フィリスは同じ伯爵家だけどうちより格下よね? だからといって私は家格で差別などしないわ。
「それが何か。ご存知? 人は容姿も家柄も、選んで生まれることなど出来ませんのよ?」
「まああ貴女、エルゼ様を妬んでいるの?」
ちょっと待って。どうしてそんな屁理屈を?
「いいえ。私は今の自分に満足しておりますもの」
ついでに幸せな老後が送れれば最高だ。あの人が無事、王太子になった後で。
「わたくし、気分が悪くなりましたわ……」
分が悪いと悟ったのか、エルゼが額に手を当てて、急によろめく。その顔は青ざめ、唇が震えている。待って、本当に具合が悪いのかしら? 支えようと差し出した私の手を、エルゼがすかさず叩いた。
「触らないで、汚らわしい!」
エルゼの素早い動きに、取り巻き達も少しだけびっくりしているみたい。まあ、それだけ元気なら心配は要らないわね? 立ち去ろうとしたところ、渦中の人物が現れる。
「ディア、待ちくたびれて迎えに来たよ。こんな所でいつまで油を売っているの?」
「殿下!」
「アウロス様」
「王子!」
柔らかな印象のアウロス王子は金髪が陽に透けて輝き、本日も麗しい。だけど、口元は笑っていても、目は笑っていなかった。彼は青い瞳をこちらに向けて、冷静に状況を観察しているようだ。自分で寄って来たくらいだから、実はタイミングを待っていたのかもしれない。
「すみませ……」
「ああアウロス様。わたくし、心無い言葉で急に具合が悪くなって……」
エルゼはすごい役者だ。可愛らしく震えながら、その目にみるみる涙を溢れさせている。両手で首元を押さえると、上目遣いでアウロス王子に訴えかけていた。
何も知らない人からすれば、私の方が悪者ね? アウロス王子、騙されないといいけれど。
「そうか、それは大変だったね」
王子は優しく笑うと、彼女に手を伸ばした。背中を支えて介抱するかと思いきや、こっちに連れて来る。
「君達、医務室の場所わかる? ああ、わからなければこのお嬢さん達に聞けばいいか。じゃあ、後はよろしくね」
あろうことか私の護衛にエルゼを引き渡すと、取り巻き達に頷いた。これにはエルゼ本人も驚いたようで、口をポカンと開けている。
「さあ行こうか、ディア」
「でも、エルゼ様が……」
「ディアは優しいね。こんなに大勢いるんだし、心配ないよ。僕には君しかいないけど?」
よく通る声でそう言うと、私の腰に手を回した。協力するとは言ったけど、いきなりこれはいかがなものかと。
「そんな! アウロス様、わたくしの立場は!」
「うーん。確かに、君の父上に勧められてはいるけどね? だけど僕は今、彼女に夢中なんだ。じゃあね」
アウロス王子は手を振ると、私を促し歩き出す。酷い人だと聞いてはいても、エルゼの恋心を利用しているようで、なんだかとっても心が痛い。
「エ、エルゼ様?」
「扇が……きゃあっ」
「落ち着いて、落ち着いて下さい!」
今、扇の折れる音が聞こえたような……
どうしよう? 怖すぎて後ろを振り向けない。初日にこれだと先が思いやられるわね。
「ありがとうディア。でも、まだまだだ。彼女達がこっちを見ているよ? ほら、もっと寄り添って」
腰に回した腕に力を入れられ、当然のように引き寄せられた。城にいた人達が遠くから私達を見て、何ごとかと囁き合っている。噂は広がり、今日中にアウロス王子の支持者の耳に届くだろう。もちろん、あの人にも……
商談でも使われていた馴染みの部屋に入った私は、アウロス王子から素早く距離を取る。王子は気にしてないようで、お茶でも飲もうと席を勧めた。
「君の好きな銘柄はないけど、他のでいい?」
「ええ……いえ、お構いなく」
「そうはいかないよ。大切な人だもの」
演技の必要がないはずなのに、気軽に手を握るのはやめてほしい。久々の悪女は結構疲れる。
そう思っていると、私の手の甲が彼の唇に触れるか触れないかのところで、不意に扉が開いた。
「アウロス、例の件だが…………まさか、ディアなのか?」
書類を手にしたクラウス王子は、入るなり動きを止めて驚いたような視線を向ける。私も彼を見た瞬間、心臓が掴まれたように苦しくなった。だって彼は、領地に帰ってからもずっと……会いたかった人。
ところが彼は握られたままの手に注目したのか、低い声を出す。
「どういうことだ? アウロス、話が違う」
扉を閉めたクラウス王子が近づき、私の横に立って弟を睨みつけた。一方アウロス王子は平気な顔で、握った手に一層力を込める。こうなっては離すこともできないので、私は途方にくれてため息をつく。
それよりも、話が違うってどういう意味?
「そうは言っても仕方がないよ。だってディアが、わざわざ僕に会いに来たんだから」
今日はそうでも、元々私に協力を頼んで来たのは貴方でしょう? 華美に装えっていうから、その通りにしたのに。
私は自分の手を力いっぱい引き抜くと、胸の前で重ねた。その仕草を目で追っていたクラウス王子が、持っていた書類をテーブルに置き、私に問いかける。
「そうなのか? ディア、自ら望んでここに?」
ここで私が否定すれば、クラウス王子はどう思う? 私の気持ちに気付いて想いが高まり、一気に告白……そうなれば、残念ながら私は終わりだ。何とかごまかさなければ。
「ええ、そう、そうなの。領地に帰ってからも忘れられなくて」
貴方のことが――
私は貴方に会うために、ここに来たの。もちろんそんなこと、悟られてはいけない。
私の想いを知ってか知らずか、アウロス王子も加勢する。
「ディアからは手紙も来たしね? 会いたいと言われれば、断れないだろう?」
言ってない。だけどそのことを、正直に話すわけにはいかなかった。
次の瞬間、クラウス王子が鋭い表情で弟を怒鳴りつける。
「お前、自分の行動がわかっているのかっ。何のために俺が今まで……」
「エルゼには耐えられない! 僕はディアがいいんだ」
「いいとか悪いではない、ディアが危険だろう! お前はエルゼを惹きつけるはずだったな?」
「まあ、違う意味で引きつけられるだろうね?」
肩を竦めるアウロス王子を見て、クラウス王子が苦々しい表情で舌打ちしている。そういえば、初めて会ったあの夜も……いえ、思い出すのはやめましょう。
クラウス王子はさらに近づくと、私の肩を掴んだ。それだけで私の胸の鼓動は、速く大きくなる。
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