38 / 58
第三章 偽の恋人
33
しおりを挟む
クラウス王子の声を聞くだけで、胸の鼓動が跳ね上がる。すぐ隣に立つ彼を意識して、手まで震えてしまう。もしかして彼は今、私を助けてくれたの?
「はて、私は何か言いかけましたかな?」
デリウス公爵がとぼけると、周りの男性達が首をぶんぶん横に振る。娘、エルゼの取り巻きよりも統制が取れているらしい。でもさすがは親子、ぞろぞろ連れ歩くところなんかはそっくりだ。
「きっと勘違いでしょう。クラウス殿下におかれましては、本日もご機嫌麗しく……」
「公爵も息災のようだな。大勢で言い寄り、ご婦人を困らせるくらいには」
「いえ、決して言い寄ってなど」
「そうか、それなら何を?」
「何って……世間話を。そう、猫の話をしておりました」
「ほう? 公爵は相当の猫好きと見える。飼うのは気まぐれな一匹だけで十分だと思うがな」
クラウス王子はたぶん、エルゼのことを言っている。思い至った公爵は悔しそうに歯ぎしりしていた。でも公爵なら「自分の娘は血統書付きだ。他と一緒にするな!」と威張るかもしれない。
「公爵、時間はいいのか? この後は会議のはずだが」
「そう、そうでした。議場に向かわなければいけませんので、失礼します」
頭を下げた公爵は、お付きの人々と逃げるように去って行く。目下の者には強気でも、クラウス王子のことは苦手なようだ。けれど「若造が」と苦々し気に吐き捨てるのが、ここまでしっかり聞こえてきた。放っておいていいのかしら?
そう思ってクラウス王子を見上げると、彼もこちらを見ていた。王子は私の腕を取り、柱の陰に引っ張って行く。私の護衛――マルクとテオはどうしていいかわからずに、その場で待機していた。まあ、告白されそうになったら大声を上げるから、駆け付けてくれればありがたい。
気が付くと私は、柱に背中を預ける形に。クラウス王子は柱に片手をつくと、至近距離から私の顔を覗き込んできた。
弟のアウロス王子を好きだと宣言した私。それなのに、クラウス王子の青い瞳に見つめられると、どうしようもなく嬉しいと感じてしまう。もちろん彼のため息や、心配そうに掠れた声の全てに心を奪われる。
「ディア、どうしてアウロスに送らせなかった? 何かあってからでは遅いんだ」
「いいえ。今まで何ともなかったし、護衛もいるので大丈夫かと」
「護衛では公爵に逆らえないだろう? 危険を顧みず、なぜ君は……。いつの間に弟とそんな仲に?」
レースで隠しているのに、私は表情を読まれたくないととっさに顔を伏せた。アウロス王子ではなく、本当は貴方のために来たの……正直に心の内を告げることはできない。
悪女の演技を続けよう。再び顔を上げた私は、わざと偉そうに腕を組む。つらくて心が痛いけど、仕方がないのだ。
「私達のことがクラウス様に何の関係があって? 双子だからって全てを共有する必要はないでしょう?」
「ディア、俺は……」
口ごもる王子を見て、頭の中に警戒用アラームが鳴り響く。今までと同じ間違いを冒すわけにはいかなかった。ここで人生終わりでは、あまりにも虚しい。
私はわざとため息をつき、迷惑そうに言い放つ。
「用件がそれだけなら、放して下さい。貴方も会議にご出席なさるのでは? 王太子でない貴方には、何の魅力も感じません」
もちろん違う。王太子であってもなくても、王子でさえなくても、私はあの時やっぱり貴方の手を取っていた。
だけど今、私がここにいるのはアウロス王子に協力し、クラウス王子を守るため。彼が国王の後継ぎにならなければ、意味がないのだ。
「君も、なのか? 君も地位が目当てだと?」
「さあ、どうかしら。そもそもどなたと比べているの? いずれにせよ、私には関わりのないことですね」
わざと突っぱねるように言ってみた。レースのおかげで、私の表情は見えない。
「ディア、会わない間に何が……以前の君はどこへ行った?」
「以前? ああ、商談をしていた時ですか。いやですわ。少しでも有利に運ぶため、猫を被るに決まっているでしょう?」
首を傾げて、喉の奥で笑う。
クラウス王子の表情がどんどん曇っていく。
「こっちが本来の姿だと?」
「ええ、そう。田舎にいるのもおとなしくしているのも飽きちゃった。その点アウロス……とは、色々楽しめそうだし」
楽しみなのは茶畑だけど、それはこの際黙っておこう。クラウス王子に嫌われた方が、身の安全は保てる。アウロス王子とも遊びだと、それとなく匂わせておく。
「そんなに弟がいいのか。持って生まれた良さを消してまで、あいつの側にいたいと?」
違う、私が好きなのは貴方よ。本当は貴方の側にいたいの。
「そうだとして、貴方に何の関係があるのかしら」
「関係がある……と、言ったら?」
「聞きたくないわね。いえ、お願いだから聞かせないでちょうだい」
「……わかった。君がこんな人だとは」
「私も同じ言葉を返すわ。強引なのは商談だけで十分よ」
「そう、か。余計な真似をして悪かった。次からはアウロスに助けてもらうといい」
「もちろんそうしますわ」
私は頷き、彼の手の下をくぐり抜けた。そのまま振り向きおどけたように挨拶すると、出口に向かって足を進める。顔の前にレースがあって良かった……噛み締めた唇や滲む涙は、誰に見られてもいけない。
好きになってはいけないと思うほど、好きになるのはどうしてだろう? もう一度、優しい笑顔を見たいと願うのは、そんなにいけないこと? 我ながら不思議だけれど、彼を初めて目にした時から何となく気になり、人柄を知るにつれどんどん惹かれていった。
思えば私は、今までの生で自分から好意を抱いたことはない。いつもどこかで線を引き、男性と心を通わせないようにしていたのだ。クラウス王子の想いを受け入れれば、一瞬でも満たされるの?
でも今の世界は居心地が良く、失いたくないものが多過ぎる。長生きしたいと願う私にとって、恋心など邪魔なだけ。
「愛より老後を、望んでいたはずよね?」
一時の感情に流されてはいけない。本心を隠して今さえ無事に乗り切れば、楽しい隠居生活が待っているのだ。
それから何日か後、角を曲がるなりエルゼの取り巻き達にばったり会った。向こうもびっくりしたようだけど、当然のごとく私を罵る。
「ああら、どなたかと思えば男好きの伯爵令嬢じゃない」
「相変わらず顔を隠して、嫌味なこと」
「エルゼ様のお気持ちも考えず……ご心痛で私達にも会われないのよ」
私が男好きだというのは、アウロス王子にも失礼な気が。それにエルゼが会いたくないのは、貴女達を疎ましく思っているせいだとすると、私に関係ないのでは?
けれど無駄な言い合いに意味を見出せず、私は言葉を飲み込む。
「何よ、言葉も出ないってわけ?」
「美し……可愛らしいエルゼ様を傷つけて、謝罪の言葉もないの?」
「いい気になるのも今だけよ。正妃どころか側室にだってなれるかどうか」
いえ、全くその気はありません。
期間限定の割り切った恋人役だもの。茶畑と国賓用のワインが約束されているため、私にとっては仕事の一環だ。そろそろ行かないと、約束の時間に遅れてしまう。
「用件はそれだけですか? アウロス……が待っているので、ごめんあそばせ」
彼女達の言い分を軽く流して脇を通り過ぎようとしたところ、フィリスがわざとらしく体当たりを仕掛けてきた。私は当然華麗に避ける。
「わっ」
「ちょっと、やめてよ!」
「ええっ、ひどい」
振り向いて確認したところ、彼女達がバランスを崩してよろめくのが見えた。転びそうになったフィリスがとっさに隣の令嬢の袖を掴み、その令嬢がさらに横にいた令嬢のドレスを持ったため、フリルを引き裂いたようだ。
「信じられない」
「これ、高いのに……」
「覚えてなさいよ!」
口々に勝手なことを言って去って行く。スッキリしたけれど、そのせいで別の者に被害が及ぶ。
「きゃっ」
「ボーっと立っているなんて邪魔よ!」
彼女達にぶつかられた料理人の女性が転び、持っていた板を落とした。巻き込まれただけなのに、誰も助けようとはしない。板の上の白い塊が床に転がる。
「ああっ」
私は見兼ねて近づくと、膝をつき料理人の女性を助け起こした。当の三人はとっくに見えなくなっている。
するとそこに別の女性が護衛と共に通りかかった。年上で名のある貴族の奥方らしく、着ているものも上品だ。彼女は私達を見るなり足を止める。
「貴女が噂の人?」
会うなりいきなり聞いて来た。もしかして、エルゼのお母様? だったら今日は厄日だろうか?
「はて、私は何か言いかけましたかな?」
デリウス公爵がとぼけると、周りの男性達が首をぶんぶん横に振る。娘、エルゼの取り巻きよりも統制が取れているらしい。でもさすがは親子、ぞろぞろ連れ歩くところなんかはそっくりだ。
「きっと勘違いでしょう。クラウス殿下におかれましては、本日もご機嫌麗しく……」
「公爵も息災のようだな。大勢で言い寄り、ご婦人を困らせるくらいには」
「いえ、決して言い寄ってなど」
「そうか、それなら何を?」
「何って……世間話を。そう、猫の話をしておりました」
「ほう? 公爵は相当の猫好きと見える。飼うのは気まぐれな一匹だけで十分だと思うがな」
クラウス王子はたぶん、エルゼのことを言っている。思い至った公爵は悔しそうに歯ぎしりしていた。でも公爵なら「自分の娘は血統書付きだ。他と一緒にするな!」と威張るかもしれない。
「公爵、時間はいいのか? この後は会議のはずだが」
「そう、そうでした。議場に向かわなければいけませんので、失礼します」
頭を下げた公爵は、お付きの人々と逃げるように去って行く。目下の者には強気でも、クラウス王子のことは苦手なようだ。けれど「若造が」と苦々し気に吐き捨てるのが、ここまでしっかり聞こえてきた。放っておいていいのかしら?
そう思ってクラウス王子を見上げると、彼もこちらを見ていた。王子は私の腕を取り、柱の陰に引っ張って行く。私の護衛――マルクとテオはどうしていいかわからずに、その場で待機していた。まあ、告白されそうになったら大声を上げるから、駆け付けてくれればありがたい。
気が付くと私は、柱に背中を預ける形に。クラウス王子は柱に片手をつくと、至近距離から私の顔を覗き込んできた。
弟のアウロス王子を好きだと宣言した私。それなのに、クラウス王子の青い瞳に見つめられると、どうしようもなく嬉しいと感じてしまう。もちろん彼のため息や、心配そうに掠れた声の全てに心を奪われる。
「ディア、どうしてアウロスに送らせなかった? 何かあってからでは遅いんだ」
「いいえ。今まで何ともなかったし、護衛もいるので大丈夫かと」
「護衛では公爵に逆らえないだろう? 危険を顧みず、なぜ君は……。いつの間に弟とそんな仲に?」
レースで隠しているのに、私は表情を読まれたくないととっさに顔を伏せた。アウロス王子ではなく、本当は貴方のために来たの……正直に心の内を告げることはできない。
悪女の演技を続けよう。再び顔を上げた私は、わざと偉そうに腕を組む。つらくて心が痛いけど、仕方がないのだ。
「私達のことがクラウス様に何の関係があって? 双子だからって全てを共有する必要はないでしょう?」
「ディア、俺は……」
口ごもる王子を見て、頭の中に警戒用アラームが鳴り響く。今までと同じ間違いを冒すわけにはいかなかった。ここで人生終わりでは、あまりにも虚しい。
私はわざとため息をつき、迷惑そうに言い放つ。
「用件がそれだけなら、放して下さい。貴方も会議にご出席なさるのでは? 王太子でない貴方には、何の魅力も感じません」
もちろん違う。王太子であってもなくても、王子でさえなくても、私はあの時やっぱり貴方の手を取っていた。
だけど今、私がここにいるのはアウロス王子に協力し、クラウス王子を守るため。彼が国王の後継ぎにならなければ、意味がないのだ。
「君も、なのか? 君も地位が目当てだと?」
「さあ、どうかしら。そもそもどなたと比べているの? いずれにせよ、私には関わりのないことですね」
わざと突っぱねるように言ってみた。レースのおかげで、私の表情は見えない。
「ディア、会わない間に何が……以前の君はどこへ行った?」
「以前? ああ、商談をしていた時ですか。いやですわ。少しでも有利に運ぶため、猫を被るに決まっているでしょう?」
首を傾げて、喉の奥で笑う。
クラウス王子の表情がどんどん曇っていく。
「こっちが本来の姿だと?」
「ええ、そう。田舎にいるのもおとなしくしているのも飽きちゃった。その点アウロス……とは、色々楽しめそうだし」
楽しみなのは茶畑だけど、それはこの際黙っておこう。クラウス王子に嫌われた方が、身の安全は保てる。アウロス王子とも遊びだと、それとなく匂わせておく。
「そんなに弟がいいのか。持って生まれた良さを消してまで、あいつの側にいたいと?」
違う、私が好きなのは貴方よ。本当は貴方の側にいたいの。
「そうだとして、貴方に何の関係があるのかしら」
「関係がある……と、言ったら?」
「聞きたくないわね。いえ、お願いだから聞かせないでちょうだい」
「……わかった。君がこんな人だとは」
「私も同じ言葉を返すわ。強引なのは商談だけで十分よ」
「そう、か。余計な真似をして悪かった。次からはアウロスに助けてもらうといい」
「もちろんそうしますわ」
私は頷き、彼の手の下をくぐり抜けた。そのまま振り向きおどけたように挨拶すると、出口に向かって足を進める。顔の前にレースがあって良かった……噛み締めた唇や滲む涙は、誰に見られてもいけない。
好きになってはいけないと思うほど、好きになるのはどうしてだろう? もう一度、優しい笑顔を見たいと願うのは、そんなにいけないこと? 我ながら不思議だけれど、彼を初めて目にした時から何となく気になり、人柄を知るにつれどんどん惹かれていった。
思えば私は、今までの生で自分から好意を抱いたことはない。いつもどこかで線を引き、男性と心を通わせないようにしていたのだ。クラウス王子の想いを受け入れれば、一瞬でも満たされるの?
でも今の世界は居心地が良く、失いたくないものが多過ぎる。長生きしたいと願う私にとって、恋心など邪魔なだけ。
「愛より老後を、望んでいたはずよね?」
一時の感情に流されてはいけない。本心を隠して今さえ無事に乗り切れば、楽しい隠居生活が待っているのだ。
それから何日か後、角を曲がるなりエルゼの取り巻き達にばったり会った。向こうもびっくりしたようだけど、当然のごとく私を罵る。
「ああら、どなたかと思えば男好きの伯爵令嬢じゃない」
「相変わらず顔を隠して、嫌味なこと」
「エルゼ様のお気持ちも考えず……ご心痛で私達にも会われないのよ」
私が男好きだというのは、アウロス王子にも失礼な気が。それにエルゼが会いたくないのは、貴女達を疎ましく思っているせいだとすると、私に関係ないのでは?
けれど無駄な言い合いに意味を見出せず、私は言葉を飲み込む。
「何よ、言葉も出ないってわけ?」
「美し……可愛らしいエルゼ様を傷つけて、謝罪の言葉もないの?」
「いい気になるのも今だけよ。正妃どころか側室にだってなれるかどうか」
いえ、全くその気はありません。
期間限定の割り切った恋人役だもの。茶畑と国賓用のワインが約束されているため、私にとっては仕事の一環だ。そろそろ行かないと、約束の時間に遅れてしまう。
「用件はそれだけですか? アウロス……が待っているので、ごめんあそばせ」
彼女達の言い分を軽く流して脇を通り過ぎようとしたところ、フィリスがわざとらしく体当たりを仕掛けてきた。私は当然華麗に避ける。
「わっ」
「ちょっと、やめてよ!」
「ええっ、ひどい」
振り向いて確認したところ、彼女達がバランスを崩してよろめくのが見えた。転びそうになったフィリスがとっさに隣の令嬢の袖を掴み、その令嬢がさらに横にいた令嬢のドレスを持ったため、フリルを引き裂いたようだ。
「信じられない」
「これ、高いのに……」
「覚えてなさいよ!」
口々に勝手なことを言って去って行く。スッキリしたけれど、そのせいで別の者に被害が及ぶ。
「きゃっ」
「ボーっと立っているなんて邪魔よ!」
彼女達にぶつかられた料理人の女性が転び、持っていた板を落とした。巻き込まれただけなのに、誰も助けようとはしない。板の上の白い塊が床に転がる。
「ああっ」
私は見兼ねて近づくと、膝をつき料理人の女性を助け起こした。当の三人はとっくに見えなくなっている。
するとそこに別の女性が護衛と共に通りかかった。年上で名のある貴族の奥方らしく、着ているものも上品だ。彼女は私達を見るなり足を止める。
「貴女が噂の人?」
会うなりいきなり聞いて来た。もしかして、エルゼのお母様? だったら今日は厄日だろうか?
4
あなたにおすすめの小説
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。
【本編,番外編完結】私、殺されちゃったの? 婚約者に懸想した王女に殺された侯爵令嬢は巻き戻った世界で殺されないように策を練る
金峯蓮華
恋愛
侯爵令嬢のベルティーユは婚約者に懸想した王女に嫌がらせをされたあげく殺された。
ちょっと待ってよ。なんで私が殺されなきゃならないの?
お父様、ジェフリー様、私は死にたくないから婚約を解消してって言ったよね。
ジェフリー様、必ず守るから少し待ってほしいって言ったよね。
少し待っている間に殺されちゃったじゃないの。
どうしてくれるのよ。
ちょっと神様! やり直させなさいよ! 何で私が殺されなきゃならないのよ!
腹立つわ〜。
舞台は独自の世界です。
ご都合主義です。
緩いお話なので気楽にお読みいただけると嬉しいです。
【完結】どうやら時戻りをしました。
まるねこ
恋愛
ウルダード伯爵家は借金地獄に陥り、借金返済のため泣く泣く嫁いだ先は王家の闇を担う家。
辛い日々に耐えきれずモアは自らの命を断つ。
時戻りをした彼女は同じ轍を踏まないと心に誓う。
※前半激重です。ご注意下さい
Copyright©︎2023-まるねこ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる