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3 依頼を受ける
14 同行人
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「いったいなんだったんだろう?」
役所の前まで来て、若干アムールとという男のことが気になった。
言動こそ粗暴だったが、困っている人(僕)を助け、人々から慕われ、頼みごとだって聞いてもらえるような存在だ。それは、ヤクザや、マフィアと呼ぶにはあまりにも綺麗すぎる。
まるで、どこかの奇妙な冒険とかしてそうなギャングスターと最初に仲間になったイタリアンマフィアの幹部のようだ。
最初絡んできたときは、先輩の息子と一緒で仕方なく絡んだのだろう。まあ一概にそうだとは言えないが……人に好かれるということは、それだけ面倒見がいいということだ。それ故に、絡みすぎた先輩の息子であるライオンの男をしかりつけたのだろう。
――ずいぶんと、面倒な性格をしている人間もいるもんだ。
「もう会うこともないだろうし、考えても仕方ないか」
確かにあの男のことは気になるが、それよりも重要なのは今日の依頼だ。
人生で初めての依頼を失敗するわけにもいかないのだが、昨日の失態が後に引いていて、自身に対する不信感が残っている。
それを払拭するように、両頬をパチンと叩く。
僕はいつでも強気でなければならない。そうでなければ、犬種の差別を撤廃することなんて夢のまた夢だ。
決意をあらたにし、僕は役所のドアを開いた。
中は昨日と同じように、閑散としていて、客と呼べそうな存在は一人たりとも見当たらない。それは役所としてはおかしな話だ。
みんな何か申請とかしないのだろうか……人々の暮らしが心配になる。
「あ、ケンさん!」
昨日と同じ受付のお姉さんが、僕を見つけて大きく手をふる。相変わらずキツネ目で起きているのか寝ているのか、区別するのに困る人だ。美人じゃなけえれば、たぶん、いろんな苦労をすることになっただろう。
そんなお姉さんだが、手を振るたびに綺麗な髪がバサバサと揺れ、とても色っぽい。いわゆる大人のお姉さんって感じだ。彼女が犬種だったら、僕はぞっこんだったことだろう。犬種じゃないことが残念でならない。
雑念を払うべく頭を何度か横に振り、ギシギシとなる床を踏みしめいそいそとお姉さんのもとへと向かう。先日訪れた時にも思ったことであるのだが、今にも床が抜けてしまいそうで恐ろしい。
「おはようございます」
僕は恐怖を乗り越えて、お姉さんにお辞儀をする。
こうやって決まった仕事場に足を運んで、礼儀正しく挨拶をすることを懐かしく感じた。それはきっと、村で働いていた時の環境がまともではなかったからだろう。
なんだか、ブラック企業から、普通の企業に移ってきた社畜の気分だ。
「そんなにかしこまらないでください。あなたは……」
お姉さんはそう言いかけて口を塞いだ。周りに人がいるってことを思い出したのだろう。きっとその言葉の続きはこうだ。『あなたは神の使徒様なんですから』だ。
そんなことを公衆の面前で言われてしまったら、彼女が頭のおかしい人物と思われるか、僕が本当に神の使徒だと思われるかのどっちかだろう。もちろん確率が高いのは前者だ
彼女が余計なことを言ってしまわないうちに、早く話を進めるとしよう。――そんなことになったら、お姉さんに申し訳ないしな。
僕は小さく咳払いをして、話題を移す。
「それで……依頼に同行して頂ける方がお見えになっていないみたいですが?」
お姉さんの隣に、灰色の髪を持つキツネ種の獣人が座っているが、その人はたぶん関係ないだろう。パッチリとした黄色い目をどこか虚ろ気に入口の方を見ているのだから、おそらく誰かを待っているのだろう。
その人は、かなりかわいい系ではあるが、表情からは人を寄せ付けないオーラを感じさせる。冷淡でかなりあたりがきつそうに感じられる。真っ黒なコートを身にまとっているのは、きっと『話しかけてほしくない』ということを表しているのだろう。だがそれでも、仕事だけはほかの役人よりもはるかに出来そうだ。
僕が彼女に抱いた印象はそんなところだろう。
いずれにせよ、その女性が同行者ではないということは確かだ。
そうでなければ、カウンターの向こう側に座っているわけがない。個人情報を扱う役所という場所の性質上、部外者は絶対に立ち入ることは出来ないはずだ。
つまり、彼女はこの役所の職員に違いない。僕の完璧な推理だ。絶対に間違っているはずがない。
「何言ってるんですか? もう居るじゃないですか?」
この上なく不思議そうな顔でお姉さんは僕にそう言った。
僕はあわてて、あたりを見渡すが、どこにもそれらしき人物はいない。むしろ、先ほどから僕以外の客すらいないんだ。いるはずがない。
なるほど、不可視化のスキルを持つ存在。すなわち盗賊かアサシン的な職業の人物ということか。それなら納得がいく。
「ああ、そうなんですね。ええっと、あなたの能力はわかったので、一度姿を見せていただけないでしょうか?」
どれほどシャイな人物なのかは知らないが、顔も見れないんじゃ一緒に仕事をすることなんて出来ない。
それにしても、高度すぎる不可視化だ。どれだけ気配を探ってもまるでわからない。どこにいるというのだろう。まさか、僕の隣に座っているなんてことはないだろう。そう思い、隣の硬そうなレザーのカバーがかけられた椅子をまじまじと見つめる。――やはり何の気配も感じられない。それどころか、息遣いも、布ずれの音すらまるで聞こえない。
ほかの事務員たちがいそいそと仕事している音にかき消されたというわけではない、まるで何の音も聞こえてこないのだ。
これはまた恐ろしい人物と組まされることになったものだ。それほどのスキルを持つものにとっては、むしろ僕の方がお荷物になることだろう。いやいや、もしかしたら、お姉さんが気御使って遠まわしに仲間を斡旋してくれたということなのかもしれない。きっとそうだ……むしろそうであるべきだ。虚ろな目をして、しきりにドアの方を気にしているあの人が僕と一緒に仕事する冒険者なはずがない。
一縷の望みをかけて、僕は再びお姉さんの方に目をやった。
「キョロキョロしてどうしたんですか? 姿を見せるも何も、あなたと一緒に依頼を受けるのはこの娘ですよ」
お姉さんは、手で灰色キツネの方を指す。
――やっぱりお前かよ!
そう突っ込みたいのはやまやまだが、初対面で失礼なことは言えない。
出来れば、違っていてほしかったが、そうであったのならば仕方がない
「あなたでしたか……私がケンです」
内心思うところはあったが、何とか丁寧にあいさつすることが出来た。
だけど、相手は全くの無反応だ。彼女はまるで僕に気がついていないように、無視を決め込んだままドアの方を虚ろな目で見つめている。
コミュニケーションが取れない相手というのは非常に厄介だ。連携が取れないだろうし、何より普通に気まずい。
どうしようかと僕が悩んでいた時、お姉さんが突然立ち上がり机を両手で勢いよく叩く。
あまりにも突然のことで、僕は少し後ずさってしまう。
確かにお姉さんの行動には驚くところがあった。だがしかし、それよりも驚いたことは、灰色髪の少女がお姉さんの行動に飛び上がったことだろう。
「こら、ウィーク! きちんと挨拶しなさいっ!!」
お姉さんは、叱りつけるように少女を怒鳴りつけた。
それに対して、少女は再び飛び上がり、先ほどまでの冷淡な印象をかき消すこととなった。
「は……はいっ! わ、わ、わわわたっ! っー!」
叱られてあわてたのだろう。少女は口を押えて、頭をカウンターよりも下に持って行った。
慌てて話したものだから舌を噛んでしまったが、そんな恥ずかしい姿を僕に見られたくなかったのだろう。
「だ、大丈夫ですか?」
まるでコントのような事態に動揺しつつも、僕は少女に優しく声をかける。これ以上追い打ちをかけるつもりにもなれないし、これが妥当な行動だろう。
そんな僕の気遣いに報いるように少女は、言葉をひねり出す。
「だ、い、じょうぶ……大丈夫!」
その言葉とは裏腹に、全然大丈夫じゃなさそうだ。
それでも、カウンターの下から親指を立てた右手を挙げているのだから大したものだ。だがそれも逆効果で、むしろ手が震えている分、余計に心配になる。
「……本当に大丈夫ですか?」
僕は再度同じ問いかけをした。
「だいじょうぶ……したかんだだけだから」
返答はあまりにも舌足らずな、まるで舌を食いちぎってしまったかのような幼稚なものだった。
役所の前まで来て、若干アムールとという男のことが気になった。
言動こそ粗暴だったが、困っている人(僕)を助け、人々から慕われ、頼みごとだって聞いてもらえるような存在だ。それは、ヤクザや、マフィアと呼ぶにはあまりにも綺麗すぎる。
まるで、どこかの奇妙な冒険とかしてそうなギャングスターと最初に仲間になったイタリアンマフィアの幹部のようだ。
最初絡んできたときは、先輩の息子と一緒で仕方なく絡んだのだろう。まあ一概にそうだとは言えないが……人に好かれるということは、それだけ面倒見がいいということだ。それ故に、絡みすぎた先輩の息子であるライオンの男をしかりつけたのだろう。
――ずいぶんと、面倒な性格をしている人間もいるもんだ。
「もう会うこともないだろうし、考えても仕方ないか」
確かにあの男のことは気になるが、それよりも重要なのは今日の依頼だ。
人生で初めての依頼を失敗するわけにもいかないのだが、昨日の失態が後に引いていて、自身に対する不信感が残っている。
それを払拭するように、両頬をパチンと叩く。
僕はいつでも強気でなければならない。そうでなければ、犬種の差別を撤廃することなんて夢のまた夢だ。
決意をあらたにし、僕は役所のドアを開いた。
中は昨日と同じように、閑散としていて、客と呼べそうな存在は一人たりとも見当たらない。それは役所としてはおかしな話だ。
みんな何か申請とかしないのだろうか……人々の暮らしが心配になる。
「あ、ケンさん!」
昨日と同じ受付のお姉さんが、僕を見つけて大きく手をふる。相変わらずキツネ目で起きているのか寝ているのか、区別するのに困る人だ。美人じゃなけえれば、たぶん、いろんな苦労をすることになっただろう。
そんなお姉さんだが、手を振るたびに綺麗な髪がバサバサと揺れ、とても色っぽい。いわゆる大人のお姉さんって感じだ。彼女が犬種だったら、僕はぞっこんだったことだろう。犬種じゃないことが残念でならない。
雑念を払うべく頭を何度か横に振り、ギシギシとなる床を踏みしめいそいそとお姉さんのもとへと向かう。先日訪れた時にも思ったことであるのだが、今にも床が抜けてしまいそうで恐ろしい。
「おはようございます」
僕は恐怖を乗り越えて、お姉さんにお辞儀をする。
こうやって決まった仕事場に足を運んで、礼儀正しく挨拶をすることを懐かしく感じた。それはきっと、村で働いていた時の環境がまともではなかったからだろう。
なんだか、ブラック企業から、普通の企業に移ってきた社畜の気分だ。
「そんなにかしこまらないでください。あなたは……」
お姉さんはそう言いかけて口を塞いだ。周りに人がいるってことを思い出したのだろう。きっとその言葉の続きはこうだ。『あなたは神の使徒様なんですから』だ。
そんなことを公衆の面前で言われてしまったら、彼女が頭のおかしい人物と思われるか、僕が本当に神の使徒だと思われるかのどっちかだろう。もちろん確率が高いのは前者だ
彼女が余計なことを言ってしまわないうちに、早く話を進めるとしよう。――そんなことになったら、お姉さんに申し訳ないしな。
僕は小さく咳払いをして、話題を移す。
「それで……依頼に同行して頂ける方がお見えになっていないみたいですが?」
お姉さんの隣に、灰色の髪を持つキツネ種の獣人が座っているが、その人はたぶん関係ないだろう。パッチリとした黄色い目をどこか虚ろ気に入口の方を見ているのだから、おそらく誰かを待っているのだろう。
その人は、かなりかわいい系ではあるが、表情からは人を寄せ付けないオーラを感じさせる。冷淡でかなりあたりがきつそうに感じられる。真っ黒なコートを身にまとっているのは、きっと『話しかけてほしくない』ということを表しているのだろう。だがそれでも、仕事だけはほかの役人よりもはるかに出来そうだ。
僕が彼女に抱いた印象はそんなところだろう。
いずれにせよ、その女性が同行者ではないということは確かだ。
そうでなければ、カウンターの向こう側に座っているわけがない。個人情報を扱う役所という場所の性質上、部外者は絶対に立ち入ることは出来ないはずだ。
つまり、彼女はこの役所の職員に違いない。僕の完璧な推理だ。絶対に間違っているはずがない。
「何言ってるんですか? もう居るじゃないですか?」
この上なく不思議そうな顔でお姉さんは僕にそう言った。
僕はあわてて、あたりを見渡すが、どこにもそれらしき人物はいない。むしろ、先ほどから僕以外の客すらいないんだ。いるはずがない。
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「ああ、そうなんですね。ええっと、あなたの能力はわかったので、一度姿を見せていただけないでしょうか?」
どれほどシャイな人物なのかは知らないが、顔も見れないんじゃ一緒に仕事をすることなんて出来ない。
それにしても、高度すぎる不可視化だ。どれだけ気配を探ってもまるでわからない。どこにいるというのだろう。まさか、僕の隣に座っているなんてことはないだろう。そう思い、隣の硬そうなレザーのカバーがかけられた椅子をまじまじと見つめる。――やはり何の気配も感じられない。それどころか、息遣いも、布ずれの音すらまるで聞こえない。
ほかの事務員たちがいそいそと仕事している音にかき消されたというわけではない、まるで何の音も聞こえてこないのだ。
これはまた恐ろしい人物と組まされることになったものだ。それほどのスキルを持つものにとっては、むしろ僕の方がお荷物になることだろう。いやいや、もしかしたら、お姉さんが気御使って遠まわしに仲間を斡旋してくれたということなのかもしれない。きっとそうだ……むしろそうであるべきだ。虚ろな目をして、しきりにドアの方を気にしているあの人が僕と一緒に仕事する冒険者なはずがない。
一縷の望みをかけて、僕は再びお姉さんの方に目をやった。
「キョロキョロしてどうしたんですか? 姿を見せるも何も、あなたと一緒に依頼を受けるのはこの娘ですよ」
お姉さんは、手で灰色キツネの方を指す。
――やっぱりお前かよ!
そう突っ込みたいのはやまやまだが、初対面で失礼なことは言えない。
出来れば、違っていてほしかったが、そうであったのならば仕方がない
「あなたでしたか……私がケンです」
内心思うところはあったが、何とか丁寧にあいさつすることが出来た。
だけど、相手は全くの無反応だ。彼女はまるで僕に気がついていないように、無視を決め込んだままドアの方を虚ろな目で見つめている。
コミュニケーションが取れない相手というのは非常に厄介だ。連携が取れないだろうし、何より普通に気まずい。
どうしようかと僕が悩んでいた時、お姉さんが突然立ち上がり机を両手で勢いよく叩く。
あまりにも突然のことで、僕は少し後ずさってしまう。
確かにお姉さんの行動には驚くところがあった。だがしかし、それよりも驚いたことは、灰色髪の少女がお姉さんの行動に飛び上がったことだろう。
「こら、ウィーク! きちんと挨拶しなさいっ!!」
お姉さんは、叱りつけるように少女を怒鳴りつけた。
それに対して、少女は再び飛び上がり、先ほどまでの冷淡な印象をかき消すこととなった。
「は……はいっ! わ、わ、わわわたっ! っー!」
叱られてあわてたのだろう。少女は口を押えて、頭をカウンターよりも下に持って行った。
慌てて話したものだから舌を噛んでしまったが、そんな恥ずかしい姿を僕に見られたくなかったのだろう。
「だ、大丈夫ですか?」
まるでコントのような事態に動揺しつつも、僕は少女に優しく声をかける。これ以上追い打ちをかけるつもりにもなれないし、これが妥当な行動だろう。
そんな僕の気遣いに報いるように少女は、言葉をひねり出す。
「だ、い、じょうぶ……大丈夫!」
その言葉とは裏腹に、全然大丈夫じゃなさそうだ。
それでも、カウンターの下から親指を立てた右手を挙げているのだから大したものだ。だがそれも逆効果で、むしろ手が震えている分、余計に心配になる。
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