転生したら、犬だったらよかったのに……9割は人間でした。

真白 悟

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6 勝者と敗者

41 報酬

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「受けます。ただ、他の依頼と同時進行でもよければ……ですけど」

 この世界において、金貨というのはお金ではない。だが貨幣に換算するとおそらくかなりの価値になることだろう。ただ、これは元いた世界での価値観と同じ場合の話であり、実際のところ、僕はこっち側の世界における物の価値というものをまだ理解できていない。
 だからこそ、今回の依頼は受けておくべきだと思った。リグダミスの言うことを完全に信用するわけでもないが、彼は『採集依頼としては高い』と言った。その時のアニー達がみせた反応から考えても、その言葉に嘘はないはずだ。
 だがもし仮に、僕の予想が外れた場合、その場合のために比較的に同時進行しやすい他の任務も受けておくべきだ。リスク管理は決して怠ってはならない。僕が就かざるを得ない冒険者という職業は、つぶしがきかない職業だ。もし万が一、不測の事態に陥り働けなくなった場合のためにお金だけはためておかなければならないだろう。
 はっきり言うと、おいしい話には裏があるということだ。そして、リグダミスが持ってきた話は、まるで甘い蜂蜜のようなものだ。蜂に襲われる可能性だって十分に考えられる。蜂に襲われるだけ襲われて、依頼が達成できなかったとなれば、僕は一ヶ月タダ働きしたということになりかねない。
 そんな僕の心情を理解してくれたのか、リグダミスは思っていたよりも簡単に条件を飲んでくれた。

「それは構わない。ポーション作成には準備が必要だ。一ヶ月以内に見つけてくれればそれで問題はない。あと、不本意だが前金として金貨を1枚渡してやる。それで探索の準備を整えるんだな」
 それどころか、前金まで渡してくれる太っ腹だ。
 こうなってくると裏があると考えても不思議ではないのだが、僕はそれをあえて口にしない。
「ありがとうございます」
 僕は出来る限り顔を緩ませて、勘ぐっていることを悟られないようにした。
 それを知ってか知らずか、リグダミスは不快な表情を見せ、声の端々から棘を感じさせるように言う。
「勘違いするな、魔力水をもっとも効率よく探せるのはお前だけだ……持って帰ってくる前に死なれたら、私の計画が遅れることになるだけだ」

――それから、依頼内容について詳しく話すと、リグダミスはすぐに役所を出て行った。金貨一枚を机の上において……
 僕は金貨なんて初めて見るものだから、恐ろしくてそれを懐にしまう事すらためらわれた。だけど、しまわずにおいておく方がよっぽど怖いので、僕は金貨を持ち上げるとすぐにポケットに入れた。――そうなると次は、落としてしまわないかが不安だ。
 そんなことを考えていた僕とは別に、キツネ種姉妹はリグダミスに対する感想を話し合っていた。
「はあ……大公はさすがに恐ろしい方」
「そう? 私にとってはそんなことないけど。まああれね、お姉ちゃんは大公と付き合いが長いから、本当の怖さも知っているんでしょうね」
「そんなことないわよ。私は……私の知っている彼はああじゃなかった。あの事件が起こる時まではね……」
 なんとも、興味深い話をしている二人だが、このまま聞き耳を立てて聞いているのもあまり気分がよくない。
 
「知り合いだったんですか?」
 僕は思い切って聞いてみる。
 別にリグダミスの昔話を聞きたいというわけでもないが、話の流れ的に聞いておいた方がいいのだろう。
「なんでもありませんよ」
 お姉さんはすぐさまにそう言い切った。
 いとも簡単に話してくれるとばかりおもっていたから、少しだけ予想外ではあった。だが、僕も他人の過去をほじくるような過去があるわけでもない。話したくないのなら聞く必要もないだろう。
「そ、そうなんですね。そういえば、金貨ってどうやって使うんですか?」
「金貨は換金商のもとに行って頂ければ、すぐにでもお金と換えてもらえますよ」
 なるほど、換金商か……そういうのもあるのか……
 でもそれって、犬種が行っても大丈夫なものなのだろうか?
「わかりました。行ってみます」
 不安要素は多くあるが、代わりに行ってくれなんて頼めるようなことでもない。自分で行くしかないというわけだ。
 そんな僕の不安をよそに話は進んでいく。
「それにしても、金貨で報酬を払うなんて……ロットワイラー大公もずいぶんと慎重なんですね」
「どういうことです?」
 お姉さんが口にした気になる言葉に思わず質問する。
 金貨で報酬を払うと、どうして慎重になるのだろうか。
「ご存じたとは思いますが、この国において金貨は貨幣としての価値がありません。あくまで金として、貨幣と交換できるというのが正しい認識でしょう。お金の流れというのは足がつきやすい。だからこそ、貴族たちが秘密のやり取りをするときに使うのが金貨……または銀貨というわけです。それらは溶かしてしまえば足もつきませんからね」
「なるほど、周到なんですね」
 だがそれは同時にあることも考えられる。反社会組織による悪用だ。
「貴族たちがあえて残した抜け穴というやつですよ……そのおかげで裏社会の獣人たちも抜け穴をつかえますけどね」
 まるで僕の心を読んだかのように、お姉さんはため息交じりにそう言った。
 やはり、どこの国でも仕組みの穴を使うのがヤクザ者というわけだ。

「それで、どうするんですか?」
 お姉さんは続けて質問をしてくる。
 だが、主語がなく何をどうするのかがよくわからない。
「どうって?」
「魔力水ですよ。確かに金貨5枚は魅力的ですが、あれは上級の魔法使いが半年かけてようやく一瓶分見つけることが出来るような代物ですよ?」
 なるほど、依頼の話をしていたのか……いや、まあ話の流れを読むにして、それ以外ないのだろうが、いかんせん僕は――
「――いや、えっ? いやリグミダスは一ヶ月で、って……」
 彼がそう言ったのだから、一ヶ月以内に見つけられるようなもののはずだ。
「確かにそうおっしゃられましたが、どう考えても不可能だと思うんですよ」
「不可能!?」
 リグダミスが嘘をついていたとは思い難い。別に理由は特にないけど、僕はそう思う。だからこれはいわゆる現場と営業で認識の齟齬があるってやつだ。そうなるとかなりまずい。僕はなにも知らずに安請け合いしてしまったらしい。
「ええ、ですがケン様ぐらいの人物なら何か秘策があるのかと思っていたんですが……」
「いや!? そんなのあるはずないじゃないですか! 僕はつい最近冒険者になったばかりですよ!?」
 何を根拠にそう思ったのかを教えてほしいぐらいだ。
「それもそうなのですが、神の使徒であらせられるケン様――あ……」
 なるほど、彼女はそれを信じていたのだった。だったら、今回のミスは全て僕の責任というやつだ。こと、今回彼女が口を滑らせたことについて以外は……だが。

 お姉さんの言葉を聞いて、アニーが反応する。
「ケンが神の使徒? お姉ちゃん何を言っているの?」
 これは非常に面倒なことになりそうだ。
 だが、まだ取り返しはつくところでもある。後はお姉さんがどう誤魔化すかに託された。
「髪がしっとりしているって言ったのですよ」
 いやいや、それは流石にきびしいと僕は思う。話の流れからしても、そんなセリフを口にするような状況でもなかったし、何より、意味が全く分からない。髪がしっとりしているってなんだよ。
 アニーも僕と同じことを考えたようで、いまだに疑惑の念がこもった瞳でお姉さんをじっと見つめている。
「いや、はっきりと『神の使徒』って……」
「ああ、私の髪はしっとりしているなあ!」
 今度は勢いで誤魔化そうとしているお姉さん。流石に、シュールだ。いつも冷静なお姉さんがこれだけ取り乱しているのだから、貴重なシーンと言えば貴重だ。だが今重要なのは、この苦難をどう乗り切るか、その一点に限る。
「え? そんなにしてないと思うけど?」
「いやいや、よく見て!! しているでしょ!?」
「そんな大声で言われても……まあ言われてみればしてないこともないと思うけど……」
 お姉さんの勢いに負けたようで、アニーは頭をかしげながらも何とか納得してくれたようだ。
 まあその代わりに、お姉さんの姉として威厳は失われたように思えるが、その点に関しては僕のせいではないと思いたい。

「……何とかごまかせましたね」
「……気を付けてくださいよ」
 今回のことは、アニーがお姉さんを信頼していたからこそ誤魔化せただけだ。もし別の人のところでも同じように口を滑らせたら、たぶんすべてばれてしまう事だろう。そうなれば、僕なんか神の使徒を名乗る不届きものとして処断されてもおかしくない。――まあ実際にその通りなのだけど。
「二人で何をこそこそ話しているの?」
 アニーが再び僕たちに疑念を抱きそうだ。
 だからこそ、今度は二人がかりで否定する。
「「していません!」」
「ふーん、まあいいや……でも採集系の依頼だったら私必要ないかもね」
 アニーは気ダルそうに言う。
 確かにアニーは探索において何も役には立たないだろう。別に彼女の能力を否定しているわけではないが、彼女の性格上、何か一つの物をひたすら探すという作業には向いていないと思う。なにより、報酬はいつも山分けで、今回の報酬もそうなることだろう。つまり、金貨も2.5枚ずつというわけだ。
 だけど、それでもアニーの協力は絶対に不可欠だ。理由はいくつかある。

 第一の理由としては、彼女は信頼に足る人物だということだ。僕は自分で言うのもなんだが弱い、ちょっとの報酬ならまだしも、大金ともなれば裏切られる可能性がある。だから採集依頼に向いている人物を仲間に引き入れるというのもためらわれる。
 第二に、僕が弱いということ。一人では弱い魔物にさえ殺されかねない。その点、アニーは一人で戦う場合においてはだが、最強の護衛になり得る。
 ほかにも理由はあるのだが、今回の依頼には彼女の協力が必須だ。
「そんなことないですよ。同時進行で他の依頼も受けますから、アニーさんのお力は必要です」
「それならわかったわ。今回もついていく」
 彼女は快く引き受けてくれた。
 だがそうなると、次は報酬について話さなければならない。言うまでもなく、同じだけの仕事をしてもらうのだから、報酬はいつも通りだ。

「報酬はいつも通り山分けでお願いします」
「それってつまり?」
 僕の提案にアニーは思っていたより反応が悪い。嬉しそうというよりは、この馬鹿は何を言っているんだ。みたいな顔をしている。だったら、もっとわかりやすく言おう。
「金貨も山分けです」
 部屋の空気が冷たくなるのを感じた。
 僕は何かおかしなことを言っただろうか……いや、あくまで普通のことを言ったつもりだし、常識的なことを言っているはずだ。だがなんだ……この空気は、何か禁忌を破ったかのような不安感は。
 そんな重たい空気のなか、お姉さんが口を開く。
「部外者の私が言うのもなんですが、それはやめておいた方がいいと思いますよ」
 僕にはお姉さんの言っている言葉の意味が理解できない。
「いえ、これは僕のけじめです。得意な分野でお互いを補っていく、それが僕のやり方ですから」
「そこまで言うなら私は何も言いません」
 再び空気は重たくなる。
 一体なんだというのだろう。僕は深くその理由について考えてみる。だが一向になにもわからない。

 そんななか、口を開いたのは怒ったようなさびしいような表情をしたアニーだ。
「ダメ。私はそっちの報酬に関しては受け取るつもりは一切ないわ」
 断固として辞退すると、彼女の目は語っている。
 だが僕にもけじめというものはある。
「ですが……」
「それを私に渡すというのであれば、パーティは解散する」
 今度は強い口調でアニーは言った。
 なぜそこまで拒否するのだろう。僕はただ理由が知りたかった。
「どうしてですか!?」
「ケンに冒険者としての自覚がないからよ」
 アニーはそれ以上何も言わない。だけどそれだけじゃ僕にはわからないし、納得も出来ない。
 僕は再び口を開く。
「アニーさん……ですが」
「二度は言わないわ」
 いつもは面倒くさい性格をしながらも、筋は弱弱しかったのに、今回はそうじゃないらしい。
 僕は彼女の確固たる意思とやらに負けた。
「わかりました。アニーさんの条件に従います」
 そのやり取りを見ていたお姉さんが、感嘆のため息をこぼす。
「流石アニー、いつまでもウィーク・グレイのままじゃいられないのね」
 結局、彼女が金貨を受け取らない理由は全く分からなかった。

 気まずい空気を打破するべく、僕は話題を変える。
「といっても、それ以前に魔力水っていうのをどうやって探すかですが」
 空気を変えるための話題でもあるが、それ以上に重要なことだ。
 そもそも、魔力水とやらがなんなのかが僕はいまいちわかっていない。だけどそれはお姉さんも、アニーも同じようだ。二人とも、考え込んで唸っている。
 
「あ、そうだ。魔力水は確か青い液体で、魔力が多いところに突如出現するって話です」
 お姉さんが思い出したかのように言う。
「魔力が多いところですか……なるほど、確かに僕向けの依頼かもしれないですね」
 魔力が多いところというのは、魔力を自在に操ることが出来る僕にとっては見つけやす。
 お姉さんも、自分のセリフを考え直してそれを理解したようだ。
「あっ! 確かにそうです。ケン様の能力があれば簡単に見つけられるかもしれないですね」
「簡単には無理ですよ。魔力水がどのようなものかも知りませんし……」
 魔力が多い場所っていうのは、自然の中には無数にある。そこを見つけたからといって、魔力水が簡単に見つけられるわけでもないだろう。
 それに気がついて、再び沈黙が訪れた。
 せめて、魔力水とやら見た目がわかれば何とかなるかもしれないが、このままでは見つけることすら困難だ。

 それから数分間は静寂が続いただろう。
 だがそれもアニーの一言によって終わりの時を迎えた。
「ちょっと待って……確かこの辺に……」
 アニーが本棚を探り始める。
 お姉さんですらその意味を理解できなかったようで、アニーに対して問いかける。
「どうしたの?」
 彼女はこちらを振り返ることもせずに、ひたすらに何やら本を探している。
「確かこの辺に、魔力水の絵が乗っていた図鑑があったはず」
 それがあれば、依頼は大幅に進むこと間違いなしだ。あれば、の話だが。
「そんな都合よくあるはずないじゃないですか」
 図鑑があれば苦労はしない。
 というか、そんなものがあるのならば、お姉さんが知らないわけがないだろう。と思った時に、アニーが大きな声を上げた。
「あった!」
「あるんかい!」
 僕は思わず力強く突っ込みを入れてしまった。
 お姉さん……役所の本を管理するのもあなたの仕事じゃないんですか? と言いたところだが、役人にも仕事の分担があるだろうし、そんなことは言えない。
 だけど、それでも今までの時間はなんだったのだと、お姉さんに言ってやりたい。
「ん? どうしたのですかケンさん?」
 お姉さんは、僕の視線に気がついたようで、僕の方を振り向いた。
「……いや、なんでもないですよ」
 僕は自分の想いを胸の奥底にしまうのだった。
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