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8 新たなる武器
78 真実
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「どうしてここに……?」
街で聞いた話によれば、彼女、アルタ・ロットワイラーは大けがを負って入院していたはずだ。それがこんな場所に来られるはずもない。もしかしたら、これは僕が望んだ光景……いわゆる幻覚なのではないかと思った。だがそれは違った。いかにも厳格な大人であるリグミダスの醸し出す空気から、アルタが怪我を負ったという噂を僕が勝手に信じ込んでしまっただけで、実際のところ、事実は確認していないだけのことだと今気がついた。
「助けを求められたら、助けに行くのは勇者として当たり前のことでしょ?」
アルタはきょとんとした表情で赤い瞳を僕に向ける。
「いや、それはありがたいのですが……そういう事ではなくですね」
わき腹の痛みも忘れ、僕は彼女との意思のずれをただそうとする。それをアルタに制止された。
「まあ、詳しいことはまたあとで……」
忘れていたが、僕たちの目の前に立ちふさがるのは、僕を遥かに圧倒する魔王という存在だ。先ほどまではまるで感じなかったようなおぞましい気配を垂れ流しながら、魔王は表情をまるで親の仇でも見つけた殺人鬼のごとくおどろおどろしくもあった。
勇者と魔王。その2人の間に何があったかを僕ごときが知るわけもないが、割って入ってそれを聞き出せるような空気でもない。そんなことをしたら、たぶん空気の前に僕が壊されてしまうだろう。
「勇者、貴様からやってきてくれるとは好都合だ。我とて無駄な犠牲は出したくないからな……」
無駄な犠牲というのは、たぶん僕のことではないだろう。街の住人のことだ。魔王は、世界を護るために勇者と犬種を滅ぼすと言ったが、そこには多少の犠牲を出してもいいと考えていたのだろう。多くを護るために小数を滅ぼす。人権団体に聞かれたらかなりの批判を受けそうな話だ。
だがそんなことを人情の塊と言っても過言ではない勇者という職業を生業にしているアルタが許すはずもない。
「自称魔王……街の人を傷つけさせはしないわ! 私が全力で止めてみせるッ!」
今とても気になる言葉が聞こえた気がするが、兎にも角にも、今は僕が出る幕ではない。静かに2人の成り行きを観察するとしよう。
「止める? 笑わせてくれる。勇者としては駆け出しで、先日も我との戦いから逃げた貴様が!」
「私が逃げた? それは違うわ。あなたが逃げたのよ」
「小賢しい犬種が言いそうないいわけだ……もういい。勇者なんかと話していても不快な気持ちになるだけだ。お前との因縁も、ここで終わらせてもらうとしよう!!」
魔王は口から緑色の炎を左手に吹きかけて、人間らしさを残していた手が緑色に変色させる。緑色の手はうろこでおおわれてゆき、その指先からは獰猛なアリゲーターらしい爪が伸ばし、その一つ一つに赤い火が灯される。そしてもう一方の手で剣を拾うと、ぎりぎり目で追える程度の速度で勇者に迫る。
それに対応するべく、勇者は剣を構える。
そして2つの剣が交差した。その衝撃は凄まじく、あたりの木々を大きく揺らす。
2人の戦いを見て、僕はふと思い出した。そういえば故郷で勉強したことの中に勇者についてもあったということに。内容はいまいち覚えていないが、勇者に選ばれた存在は通常の人間とは『次元が違う』。最初に聞いたときはまるで意味がわからなかったが、この状況を見ればよくわかる。
「なるほど、これは確かに『次元が違う』」
多分誰もが望むだろう。勇者という称号を。そして出くわしたら絶望する。自分が絶対にその領域までは達することができないと悟る。世界には、天より才能を与えられた『天才』と呼ばれる存在がいた。僕は自分のことをまさにその『天才』だと思ってきたが、それはどうやら違ったらしい。
本当の天才とは、単なる才能を持ち合わせた人間ではなく。努力という経験値を使ってもたどり着くことができない先にいる存在だ。そこには地位もステータスも関係なく、ただ、その才能だけですべてを手に入れることができる存在だ。
僕は柄にもなく嬉しくなった。
勇者と魔王は、僕の眼前で戦いを繰り広げているというのに、僕に理解できるのはそこから発せられたであろう衝撃波と、耳を劈くような音だけだ。
魔王はどうやら僕との戦いで手を抜いていたらしい。そうでなければ僕は瞬殺されていたはずだ。なぜそんなことをしたのかはわからないが、とにかく目の前の状況がそれを物語っている。
「本当に同じ種族なんだろうか……」
「同じに決まっているだろう」
「そうですよね。動きはともかく、見た目はそれほど大きく離れていませんもんね」
「それはどうだろうな。見た目もケンとアルタじゃ大違いな気もするが」
「って、イチゴさん。せっかく同じ種族だって納得しようとしているのに、なんでそんなこと言うんですか……ってイチゴさん!?」
いつの間にか隣にイチゴがいた。まるで気配は感じなかったが、いつの間に現れたのだろう。
「そんなことより、まずいぞ。流石に今のアルタじゃ自称魔王に敵いそうもない」
「そんなことって……」
と文句を言いつつも、僕はイチゴから視線を外してイチゴの視線の先を見る。
やはり何も見えない。何らかの衝撃のようなものが空中でぶつかり合っているのはなんとなく見えるが、それ以上のものは何も見えない。どっちが優勢だとか、劣勢だとかは僕の目からは察することすらできないのだ。そう思っていたら、突如として2人の姿目に入った。
剣と剣で鍔競り合いをしている。素人目に見てもイチゴの言うとおりアルタが押されているようだ。
「やはり駆け出しの勇者……我の前では無力だな」
いびつな笑みを浮かべ魔王が力任せに剣を押し返す。
それに押され、アルタは宙へと投げ出された。
「そんな駆け出し勇者となかなかに良い勝負をしているのは、一体どこの誰かしら?」
投げ出されたアルタは空中で反転し、木の幹を蹴り勢いよく魔王のもとへと舞い降り剣を振り下ろす。魔王はそれを交わすこともなく、左手で受け止めた。
「減らずぐちを……貴様の剣など、我が身を傷つけることすらできない。我の圧倒的な防御力の前では無力に過ぎないだろう?」
硬い鱗で覆われた左手は剣を受けて傷つくどころか、爪の先に集まった炎によってアルタの剣を溶かす。
僕の目から見ると頼もしいほどの戦力を持ったアルタを魔王は遥かに凌駕している。そんな奴に命を狙われた犬種たちはすぐさま滅ぼされてしまうことだろう。僕はそんな悲観的なことばかりを考えていた。
犬の子孫であるところの犬種はもちろん僕にとって守るべき存在であるが、妹の命に比べれば、一つの種族が滅びるたとしても安いものだ。助けてもらってばかりで申し訳ないが、アルタが負けたらあとはない。だがもし負けてしまったら、もはや犬の楽園を作ることは諦めて僕は真っ先に妹の命を守るための行動を取ることだろう。だからそうならないことを祈りたい。
「心配か?」
色々なことを考えて、頭がショートしてしまいそうな僕に対してイチゴがそういった。
もちろん、心配だ。アルタは命の恩人で二度も命を救ってくれた。できることなら生きてもらいたいし、魔王に勝ってもらわなければ困る。情けないが、今はすべてがアルタにかかっていると言っても過言ではない状況だ。
「……ええ」
「言いたいことはわかる。だが勇者というのは、自分で言うのもなんだが強すぎるんだ。強すぎるというのは、必ずしもいいことばかりではない。誰にも頼ることができないし、むしろ誰彼構わず頼られる存在でなければならない。もちろんそのためには訓練もしなけばならないし、実戦も重要だ。しかし、困ったことにそこらの魔物と戦っても実戦と呼べるほどの戦いにはならない。強敵と呼べる相手はほとんどおらず、魔王と戦うための訓練などできる相手はほとんどいない」
いきなり何かを語りだすイチゴ。そういえば、イチゴも元冒険者で勇者だった。色々と思うところがあるのだろう。
「なんとなく言いたいことはわかりますが、それが今の状況となんの関係が?」
僕の質問に対してイチゴは笑う。
「勇者にはポーションが必要だ。それこそがリグダミスがポーションを早急に作らせたかった理由だ。実戦を訓練とする勇者にとって、ポーションは必需品だからな」
「つまり、これは実戦であり、訓練であると?」
「ああ。そして、私への久しぶりの依頼だ。リグダミスによるな」
イチゴはより一層楽しそうに微笑んだ。
街で聞いた話によれば、彼女、アルタ・ロットワイラーは大けがを負って入院していたはずだ。それがこんな場所に来られるはずもない。もしかしたら、これは僕が望んだ光景……いわゆる幻覚なのではないかと思った。だがそれは違った。いかにも厳格な大人であるリグミダスの醸し出す空気から、アルタが怪我を負ったという噂を僕が勝手に信じ込んでしまっただけで、実際のところ、事実は確認していないだけのことだと今気がついた。
「助けを求められたら、助けに行くのは勇者として当たり前のことでしょ?」
アルタはきょとんとした表情で赤い瞳を僕に向ける。
「いや、それはありがたいのですが……そういう事ではなくですね」
わき腹の痛みも忘れ、僕は彼女との意思のずれをただそうとする。それをアルタに制止された。
「まあ、詳しいことはまたあとで……」
忘れていたが、僕たちの目の前に立ちふさがるのは、僕を遥かに圧倒する魔王という存在だ。先ほどまではまるで感じなかったようなおぞましい気配を垂れ流しながら、魔王は表情をまるで親の仇でも見つけた殺人鬼のごとくおどろおどろしくもあった。
勇者と魔王。その2人の間に何があったかを僕ごときが知るわけもないが、割って入ってそれを聞き出せるような空気でもない。そんなことをしたら、たぶん空気の前に僕が壊されてしまうだろう。
「勇者、貴様からやってきてくれるとは好都合だ。我とて無駄な犠牲は出したくないからな……」
無駄な犠牲というのは、たぶん僕のことではないだろう。街の住人のことだ。魔王は、世界を護るために勇者と犬種を滅ぼすと言ったが、そこには多少の犠牲を出してもいいと考えていたのだろう。多くを護るために小数を滅ぼす。人権団体に聞かれたらかなりの批判を受けそうな話だ。
だがそんなことを人情の塊と言っても過言ではない勇者という職業を生業にしているアルタが許すはずもない。
「自称魔王……街の人を傷つけさせはしないわ! 私が全力で止めてみせるッ!」
今とても気になる言葉が聞こえた気がするが、兎にも角にも、今は僕が出る幕ではない。静かに2人の成り行きを観察するとしよう。
「止める? 笑わせてくれる。勇者としては駆け出しで、先日も我との戦いから逃げた貴様が!」
「私が逃げた? それは違うわ。あなたが逃げたのよ」
「小賢しい犬種が言いそうないいわけだ……もういい。勇者なんかと話していても不快な気持ちになるだけだ。お前との因縁も、ここで終わらせてもらうとしよう!!」
魔王は口から緑色の炎を左手に吹きかけて、人間らしさを残していた手が緑色に変色させる。緑色の手はうろこでおおわれてゆき、その指先からは獰猛なアリゲーターらしい爪が伸ばし、その一つ一つに赤い火が灯される。そしてもう一方の手で剣を拾うと、ぎりぎり目で追える程度の速度で勇者に迫る。
それに対応するべく、勇者は剣を構える。
そして2つの剣が交差した。その衝撃は凄まじく、あたりの木々を大きく揺らす。
2人の戦いを見て、僕はふと思い出した。そういえば故郷で勉強したことの中に勇者についてもあったということに。内容はいまいち覚えていないが、勇者に選ばれた存在は通常の人間とは『次元が違う』。最初に聞いたときはまるで意味がわからなかったが、この状況を見ればよくわかる。
「なるほど、これは確かに『次元が違う』」
多分誰もが望むだろう。勇者という称号を。そして出くわしたら絶望する。自分が絶対にその領域までは達することができないと悟る。世界には、天より才能を与えられた『天才』と呼ばれる存在がいた。僕は自分のことをまさにその『天才』だと思ってきたが、それはどうやら違ったらしい。
本当の天才とは、単なる才能を持ち合わせた人間ではなく。努力という経験値を使ってもたどり着くことができない先にいる存在だ。そこには地位もステータスも関係なく、ただ、その才能だけですべてを手に入れることができる存在だ。
僕は柄にもなく嬉しくなった。
勇者と魔王は、僕の眼前で戦いを繰り広げているというのに、僕に理解できるのはそこから発せられたであろう衝撃波と、耳を劈くような音だけだ。
魔王はどうやら僕との戦いで手を抜いていたらしい。そうでなければ僕は瞬殺されていたはずだ。なぜそんなことをしたのかはわからないが、とにかく目の前の状況がそれを物語っている。
「本当に同じ種族なんだろうか……」
「同じに決まっているだろう」
「そうですよね。動きはともかく、見た目はそれほど大きく離れていませんもんね」
「それはどうだろうな。見た目もケンとアルタじゃ大違いな気もするが」
「って、イチゴさん。せっかく同じ種族だって納得しようとしているのに、なんでそんなこと言うんですか……ってイチゴさん!?」
いつの間にか隣にイチゴがいた。まるで気配は感じなかったが、いつの間に現れたのだろう。
「そんなことより、まずいぞ。流石に今のアルタじゃ自称魔王に敵いそうもない」
「そんなことって……」
と文句を言いつつも、僕はイチゴから視線を外してイチゴの視線の先を見る。
やはり何も見えない。何らかの衝撃のようなものが空中でぶつかり合っているのはなんとなく見えるが、それ以上のものは何も見えない。どっちが優勢だとか、劣勢だとかは僕の目からは察することすらできないのだ。そう思っていたら、突如として2人の姿目に入った。
剣と剣で鍔競り合いをしている。素人目に見てもイチゴの言うとおりアルタが押されているようだ。
「やはり駆け出しの勇者……我の前では無力だな」
いびつな笑みを浮かべ魔王が力任せに剣を押し返す。
それに押され、アルタは宙へと投げ出された。
「そんな駆け出し勇者となかなかに良い勝負をしているのは、一体どこの誰かしら?」
投げ出されたアルタは空中で反転し、木の幹を蹴り勢いよく魔王のもとへと舞い降り剣を振り下ろす。魔王はそれを交わすこともなく、左手で受け止めた。
「減らずぐちを……貴様の剣など、我が身を傷つけることすらできない。我の圧倒的な防御力の前では無力に過ぎないだろう?」
硬い鱗で覆われた左手は剣を受けて傷つくどころか、爪の先に集まった炎によってアルタの剣を溶かす。
僕の目から見ると頼もしいほどの戦力を持ったアルタを魔王は遥かに凌駕している。そんな奴に命を狙われた犬種たちはすぐさま滅ぼされてしまうことだろう。僕はそんな悲観的なことばかりを考えていた。
犬の子孫であるところの犬種はもちろん僕にとって守るべき存在であるが、妹の命に比べれば、一つの種族が滅びるたとしても安いものだ。助けてもらってばかりで申し訳ないが、アルタが負けたらあとはない。だがもし負けてしまったら、もはや犬の楽園を作ることは諦めて僕は真っ先に妹の命を守るための行動を取ることだろう。だからそうならないことを祈りたい。
「心配か?」
色々なことを考えて、頭がショートしてしまいそうな僕に対してイチゴがそういった。
もちろん、心配だ。アルタは命の恩人で二度も命を救ってくれた。できることなら生きてもらいたいし、魔王に勝ってもらわなければ困る。情けないが、今はすべてがアルタにかかっていると言っても過言ではない状況だ。
「……ええ」
「言いたいことはわかる。だが勇者というのは、自分で言うのもなんだが強すぎるんだ。強すぎるというのは、必ずしもいいことばかりではない。誰にも頼ることができないし、むしろ誰彼構わず頼られる存在でなければならない。もちろんそのためには訓練もしなけばならないし、実戦も重要だ。しかし、困ったことにそこらの魔物と戦っても実戦と呼べるほどの戦いにはならない。強敵と呼べる相手はほとんどおらず、魔王と戦うための訓練などできる相手はほとんどいない」
いきなり何かを語りだすイチゴ。そういえば、イチゴも元冒険者で勇者だった。色々と思うところがあるのだろう。
「なんとなく言いたいことはわかりますが、それが今の状況となんの関係が?」
僕の質問に対してイチゴは笑う。
「勇者にはポーションが必要だ。それこそがリグダミスがポーションを早急に作らせたかった理由だ。実戦を訓練とする勇者にとって、ポーションは必需品だからな」
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