81 / 170
8 新たなる武器
78 真実
しおりを挟む
「どうしてここに……?」
街で聞いた話によれば、彼女、アルタ・ロットワイラーは大けがを負って入院していたはずだ。それがこんな場所に来られるはずもない。もしかしたら、これは僕が望んだ光景……いわゆる幻覚なのではないかと思った。だがそれは違った。いかにも厳格な大人であるリグミダスの醸し出す空気から、アルタが怪我を負ったという噂を僕が勝手に信じ込んでしまっただけで、実際のところ、事実は確認していないだけのことだと今気がついた。
「助けを求められたら、助けに行くのは勇者として当たり前のことでしょ?」
アルタはきょとんとした表情で赤い瞳を僕に向ける。
「いや、それはありがたいのですが……そういう事ではなくですね」
わき腹の痛みも忘れ、僕は彼女との意思のずれをただそうとする。それをアルタに制止された。
「まあ、詳しいことはまたあとで……」
忘れていたが、僕たちの目の前に立ちふさがるのは、僕を遥かに圧倒する魔王という存在だ。先ほどまではまるで感じなかったようなおぞましい気配を垂れ流しながら、魔王は表情をまるで親の仇でも見つけた殺人鬼のごとくおどろおどろしくもあった。
勇者と魔王。その2人の間に何があったかを僕ごときが知るわけもないが、割って入ってそれを聞き出せるような空気でもない。そんなことをしたら、たぶん空気の前に僕が壊されてしまうだろう。
「勇者、貴様からやってきてくれるとは好都合だ。我とて無駄な犠牲は出したくないからな……」
無駄な犠牲というのは、たぶん僕のことではないだろう。街の住人のことだ。魔王は、世界を護るために勇者と犬種を滅ぼすと言ったが、そこには多少の犠牲を出してもいいと考えていたのだろう。多くを護るために小数を滅ぼす。人権団体に聞かれたらかなりの批判を受けそうな話だ。
だがそんなことを人情の塊と言っても過言ではない勇者という職業を生業にしているアルタが許すはずもない。
「自称魔王……街の人を傷つけさせはしないわ! 私が全力で止めてみせるッ!」
今とても気になる言葉が聞こえた気がするが、兎にも角にも、今は僕が出る幕ではない。静かに2人の成り行きを観察するとしよう。
「止める? 笑わせてくれる。勇者としては駆け出しで、先日も我との戦いから逃げた貴様が!」
「私が逃げた? それは違うわ。あなたが逃げたのよ」
「小賢しい犬種が言いそうないいわけだ……もういい。勇者なんかと話していても不快な気持ちになるだけだ。お前との因縁も、ここで終わらせてもらうとしよう!!」
魔王は口から緑色の炎を左手に吹きかけて、人間らしさを残していた手が緑色に変色させる。緑色の手はうろこでおおわれてゆき、その指先からは獰猛なアリゲーターらしい爪が伸ばし、その一つ一つに赤い火が灯される。そしてもう一方の手で剣を拾うと、ぎりぎり目で追える程度の速度で勇者に迫る。
それに対応するべく、勇者は剣を構える。
そして2つの剣が交差した。その衝撃は凄まじく、あたりの木々を大きく揺らす。
2人の戦いを見て、僕はふと思い出した。そういえば故郷で勉強したことの中に勇者についてもあったということに。内容はいまいち覚えていないが、勇者に選ばれた存在は通常の人間とは『次元が違う』。最初に聞いたときはまるで意味がわからなかったが、この状況を見ればよくわかる。
「なるほど、これは確かに『次元が違う』」
多分誰もが望むだろう。勇者という称号を。そして出くわしたら絶望する。自分が絶対にその領域までは達することができないと悟る。世界には、天より才能を与えられた『天才』と呼ばれる存在がいた。僕は自分のことをまさにその『天才』だと思ってきたが、それはどうやら違ったらしい。
本当の天才とは、単なる才能を持ち合わせた人間ではなく。努力という経験値を使ってもたどり着くことができない先にいる存在だ。そこには地位もステータスも関係なく、ただ、その才能だけですべてを手に入れることができる存在だ。
僕は柄にもなく嬉しくなった。
勇者と魔王は、僕の眼前で戦いを繰り広げているというのに、僕に理解できるのはそこから発せられたであろう衝撃波と、耳を劈くような音だけだ。
魔王はどうやら僕との戦いで手を抜いていたらしい。そうでなければ僕は瞬殺されていたはずだ。なぜそんなことをしたのかはわからないが、とにかく目の前の状況がそれを物語っている。
「本当に同じ種族なんだろうか……」
「同じに決まっているだろう」
「そうですよね。動きはともかく、見た目はそれほど大きく離れていませんもんね」
「それはどうだろうな。見た目もケンとアルタじゃ大違いな気もするが」
「って、イチゴさん。せっかく同じ種族だって納得しようとしているのに、なんでそんなこと言うんですか……ってイチゴさん!?」
いつの間にか隣にイチゴがいた。まるで気配は感じなかったが、いつの間に現れたのだろう。
「そんなことより、まずいぞ。流石に今のアルタじゃ自称魔王に敵いそうもない」
「そんなことって……」
と文句を言いつつも、僕はイチゴから視線を外してイチゴの視線の先を見る。
やはり何も見えない。何らかの衝撃のようなものが空中でぶつかり合っているのはなんとなく見えるが、それ以上のものは何も見えない。どっちが優勢だとか、劣勢だとかは僕の目からは察することすらできないのだ。そう思っていたら、突如として2人の姿目に入った。
剣と剣で鍔競り合いをしている。素人目に見てもイチゴの言うとおりアルタが押されているようだ。
「やはり駆け出しの勇者……我の前では無力だな」
いびつな笑みを浮かべ魔王が力任せに剣を押し返す。
それに押され、アルタは宙へと投げ出された。
「そんな駆け出し勇者となかなかに良い勝負をしているのは、一体どこの誰かしら?」
投げ出されたアルタは空中で反転し、木の幹を蹴り勢いよく魔王のもとへと舞い降り剣を振り下ろす。魔王はそれを交わすこともなく、左手で受け止めた。
「減らずぐちを……貴様の剣など、我が身を傷つけることすらできない。我の圧倒的な防御力の前では無力に過ぎないだろう?」
硬い鱗で覆われた左手は剣を受けて傷つくどころか、爪の先に集まった炎によってアルタの剣を溶かす。
僕の目から見ると頼もしいほどの戦力を持ったアルタを魔王は遥かに凌駕している。そんな奴に命を狙われた犬種たちはすぐさま滅ぼされてしまうことだろう。僕はそんな悲観的なことばかりを考えていた。
犬の子孫であるところの犬種はもちろん僕にとって守るべき存在であるが、妹の命に比べれば、一つの種族が滅びるたとしても安いものだ。助けてもらってばかりで申し訳ないが、アルタが負けたらあとはない。だがもし負けてしまったら、もはや犬の楽園を作ることは諦めて僕は真っ先に妹の命を守るための行動を取ることだろう。だからそうならないことを祈りたい。
「心配か?」
色々なことを考えて、頭がショートしてしまいそうな僕に対してイチゴがそういった。
もちろん、心配だ。アルタは命の恩人で二度も命を救ってくれた。できることなら生きてもらいたいし、魔王に勝ってもらわなければ困る。情けないが、今はすべてがアルタにかかっていると言っても過言ではない状況だ。
「……ええ」
「言いたいことはわかる。だが勇者というのは、自分で言うのもなんだが強すぎるんだ。強すぎるというのは、必ずしもいいことばかりではない。誰にも頼ることができないし、むしろ誰彼構わず頼られる存在でなければならない。もちろんそのためには訓練もしなけばならないし、実戦も重要だ。しかし、困ったことにそこらの魔物と戦っても実戦と呼べるほどの戦いにはならない。強敵と呼べる相手はほとんどおらず、魔王と戦うための訓練などできる相手はほとんどいない」
いきなり何かを語りだすイチゴ。そういえば、イチゴも元冒険者で勇者だった。色々と思うところがあるのだろう。
「なんとなく言いたいことはわかりますが、それが今の状況となんの関係が?」
僕の質問に対してイチゴは笑う。
「勇者にはポーションが必要だ。それこそがリグダミスがポーションを早急に作らせたかった理由だ。実戦を訓練とする勇者にとって、ポーションは必需品だからな」
「つまり、これは実戦であり、訓練であると?」
「ああ。そして、私への久しぶりの依頼だ。リグダミスによるな」
イチゴはより一層楽しそうに微笑んだ。
街で聞いた話によれば、彼女、アルタ・ロットワイラーは大けがを負って入院していたはずだ。それがこんな場所に来られるはずもない。もしかしたら、これは僕が望んだ光景……いわゆる幻覚なのではないかと思った。だがそれは違った。いかにも厳格な大人であるリグミダスの醸し出す空気から、アルタが怪我を負ったという噂を僕が勝手に信じ込んでしまっただけで、実際のところ、事実は確認していないだけのことだと今気がついた。
「助けを求められたら、助けに行くのは勇者として当たり前のことでしょ?」
アルタはきょとんとした表情で赤い瞳を僕に向ける。
「いや、それはありがたいのですが……そういう事ではなくですね」
わき腹の痛みも忘れ、僕は彼女との意思のずれをただそうとする。それをアルタに制止された。
「まあ、詳しいことはまたあとで……」
忘れていたが、僕たちの目の前に立ちふさがるのは、僕を遥かに圧倒する魔王という存在だ。先ほどまではまるで感じなかったようなおぞましい気配を垂れ流しながら、魔王は表情をまるで親の仇でも見つけた殺人鬼のごとくおどろおどろしくもあった。
勇者と魔王。その2人の間に何があったかを僕ごときが知るわけもないが、割って入ってそれを聞き出せるような空気でもない。そんなことをしたら、たぶん空気の前に僕が壊されてしまうだろう。
「勇者、貴様からやってきてくれるとは好都合だ。我とて無駄な犠牲は出したくないからな……」
無駄な犠牲というのは、たぶん僕のことではないだろう。街の住人のことだ。魔王は、世界を護るために勇者と犬種を滅ぼすと言ったが、そこには多少の犠牲を出してもいいと考えていたのだろう。多くを護るために小数を滅ぼす。人権団体に聞かれたらかなりの批判を受けそうな話だ。
だがそんなことを人情の塊と言っても過言ではない勇者という職業を生業にしているアルタが許すはずもない。
「自称魔王……街の人を傷つけさせはしないわ! 私が全力で止めてみせるッ!」
今とても気になる言葉が聞こえた気がするが、兎にも角にも、今は僕が出る幕ではない。静かに2人の成り行きを観察するとしよう。
「止める? 笑わせてくれる。勇者としては駆け出しで、先日も我との戦いから逃げた貴様が!」
「私が逃げた? それは違うわ。あなたが逃げたのよ」
「小賢しい犬種が言いそうないいわけだ……もういい。勇者なんかと話していても不快な気持ちになるだけだ。お前との因縁も、ここで終わらせてもらうとしよう!!」
魔王は口から緑色の炎を左手に吹きかけて、人間らしさを残していた手が緑色に変色させる。緑色の手はうろこでおおわれてゆき、その指先からは獰猛なアリゲーターらしい爪が伸ばし、その一つ一つに赤い火が灯される。そしてもう一方の手で剣を拾うと、ぎりぎり目で追える程度の速度で勇者に迫る。
それに対応するべく、勇者は剣を構える。
そして2つの剣が交差した。その衝撃は凄まじく、あたりの木々を大きく揺らす。
2人の戦いを見て、僕はふと思い出した。そういえば故郷で勉強したことの中に勇者についてもあったということに。内容はいまいち覚えていないが、勇者に選ばれた存在は通常の人間とは『次元が違う』。最初に聞いたときはまるで意味がわからなかったが、この状況を見ればよくわかる。
「なるほど、これは確かに『次元が違う』」
多分誰もが望むだろう。勇者という称号を。そして出くわしたら絶望する。自分が絶対にその領域までは達することができないと悟る。世界には、天より才能を与えられた『天才』と呼ばれる存在がいた。僕は自分のことをまさにその『天才』だと思ってきたが、それはどうやら違ったらしい。
本当の天才とは、単なる才能を持ち合わせた人間ではなく。努力という経験値を使ってもたどり着くことができない先にいる存在だ。そこには地位もステータスも関係なく、ただ、その才能だけですべてを手に入れることができる存在だ。
僕は柄にもなく嬉しくなった。
勇者と魔王は、僕の眼前で戦いを繰り広げているというのに、僕に理解できるのはそこから発せられたであろう衝撃波と、耳を劈くような音だけだ。
魔王はどうやら僕との戦いで手を抜いていたらしい。そうでなければ僕は瞬殺されていたはずだ。なぜそんなことをしたのかはわからないが、とにかく目の前の状況がそれを物語っている。
「本当に同じ種族なんだろうか……」
「同じに決まっているだろう」
「そうですよね。動きはともかく、見た目はそれほど大きく離れていませんもんね」
「それはどうだろうな。見た目もケンとアルタじゃ大違いな気もするが」
「って、イチゴさん。せっかく同じ種族だって納得しようとしているのに、なんでそんなこと言うんですか……ってイチゴさん!?」
いつの間にか隣にイチゴがいた。まるで気配は感じなかったが、いつの間に現れたのだろう。
「そんなことより、まずいぞ。流石に今のアルタじゃ自称魔王に敵いそうもない」
「そんなことって……」
と文句を言いつつも、僕はイチゴから視線を外してイチゴの視線の先を見る。
やはり何も見えない。何らかの衝撃のようなものが空中でぶつかり合っているのはなんとなく見えるが、それ以上のものは何も見えない。どっちが優勢だとか、劣勢だとかは僕の目からは察することすらできないのだ。そう思っていたら、突如として2人の姿目に入った。
剣と剣で鍔競り合いをしている。素人目に見てもイチゴの言うとおりアルタが押されているようだ。
「やはり駆け出しの勇者……我の前では無力だな」
いびつな笑みを浮かべ魔王が力任せに剣を押し返す。
それに押され、アルタは宙へと投げ出された。
「そんな駆け出し勇者となかなかに良い勝負をしているのは、一体どこの誰かしら?」
投げ出されたアルタは空中で反転し、木の幹を蹴り勢いよく魔王のもとへと舞い降り剣を振り下ろす。魔王はそれを交わすこともなく、左手で受け止めた。
「減らずぐちを……貴様の剣など、我が身を傷つけることすらできない。我の圧倒的な防御力の前では無力に過ぎないだろう?」
硬い鱗で覆われた左手は剣を受けて傷つくどころか、爪の先に集まった炎によってアルタの剣を溶かす。
僕の目から見ると頼もしいほどの戦力を持ったアルタを魔王は遥かに凌駕している。そんな奴に命を狙われた犬種たちはすぐさま滅ぼされてしまうことだろう。僕はそんな悲観的なことばかりを考えていた。
犬の子孫であるところの犬種はもちろん僕にとって守るべき存在であるが、妹の命に比べれば、一つの種族が滅びるたとしても安いものだ。助けてもらってばかりで申し訳ないが、アルタが負けたらあとはない。だがもし負けてしまったら、もはや犬の楽園を作ることは諦めて僕は真っ先に妹の命を守るための行動を取ることだろう。だからそうならないことを祈りたい。
「心配か?」
色々なことを考えて、頭がショートしてしまいそうな僕に対してイチゴがそういった。
もちろん、心配だ。アルタは命の恩人で二度も命を救ってくれた。できることなら生きてもらいたいし、魔王に勝ってもらわなければ困る。情けないが、今はすべてがアルタにかかっていると言っても過言ではない状況だ。
「……ええ」
「言いたいことはわかる。だが勇者というのは、自分で言うのもなんだが強すぎるんだ。強すぎるというのは、必ずしもいいことばかりではない。誰にも頼ることができないし、むしろ誰彼構わず頼られる存在でなければならない。もちろんそのためには訓練もしなけばならないし、実戦も重要だ。しかし、困ったことにそこらの魔物と戦っても実戦と呼べるほどの戦いにはならない。強敵と呼べる相手はほとんどおらず、魔王と戦うための訓練などできる相手はほとんどいない」
いきなり何かを語りだすイチゴ。そういえば、イチゴも元冒険者で勇者だった。色々と思うところがあるのだろう。
「なんとなく言いたいことはわかりますが、それが今の状況となんの関係が?」
僕の質問に対してイチゴは笑う。
「勇者にはポーションが必要だ。それこそがリグダミスがポーションを早急に作らせたかった理由だ。実戦を訓練とする勇者にとって、ポーションは必需品だからな」
「つまり、これは実戦であり、訓練であると?」
「ああ。そして、私への久しぶりの依頼だ。リグダミスによるな」
イチゴはより一層楽しそうに微笑んだ。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる
初
ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。
レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。
これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』
月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。
外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。
目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。
「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる!
かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。
しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――!
降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。
キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。
リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。
ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。
ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。
優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。
そして、村人に危機が迫った時。
優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……!
「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」
現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】!
凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる