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更なる問題
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「部員探し……もう諦めるしかないんですかね?」
入院しながら部員を探すのは不可能だし、僕には頼れる友人もいない。
誰かに頼もうにも、僕はみんなから良い印象は持たれていない。こうなると、幽霊部員を集めることすら困難だ。
なによりも、一番の問題が解決していない。
「それは違うわ! なぜなら、部員はあなただけじゃないから」
先生はいつになく暑く語る。
「なにより、今回の責任は一応私にあるんだから……一応ね」
『一応』をかなり強調してはいるが、先生なりに責任を感じているらしい。
「いえ、先生は悪くありませんよ。僕の事故管理が出来てなかっただけです」
僕がもっとエロに対する耐性をつけておけば、今回のようか事故は起きなかっただろう。言ってしまえば、僕の欲を抑える意思が弱かったからだ。
先生はなにも悪くない。
――だが、そんなことは実際にはなんの問題でもない。
「それに、僕がやばいと思ってるのはもっと別のことですよ」
そもそも、なぜ合宿を開くことになったのか……それは、ある1人の生徒がテストの答案に名前を書き忘れる可能性があったからだ。
「いいたいことはわかるわ……でも信じてあげて、あなたが出した案だってあるし、彼女だって精進してるはず……」
先生は顔を背けながら言った。
これは、どう考えても、僕の案もうまくいかなかったという反応だ。
「テストは明日からですよ」
僕のことや、部活のことより、一番目下にある問題を解決する方が先だな。
入院しながら部員を探すのは不可能だし、僕には頼れる友人もいない。
誰かに頼もうにも、僕はみんなから良い印象は持たれていない。こうなると、幽霊部員を集めることすら困難だ。
なによりも、一番の問題が解決していない。
「それは違うわ! なぜなら、部員はあなただけじゃないから」
先生はいつになく暑く語る。
「なにより、今回の責任は一応私にあるんだから……一応ね」
『一応』をかなり強調してはいるが、先生なりに責任を感じているらしい。
「いえ、先生は悪くありませんよ。僕の事故管理が出来てなかっただけです」
僕がもっとエロに対する耐性をつけておけば、今回のようか事故は起きなかっただろう。言ってしまえば、僕の欲を抑える意思が弱かったからだ。
先生はなにも悪くない。
――だが、そんなことは実際にはなんの問題でもない。
「それに、僕がやばいと思ってるのはもっと別のことですよ」
そもそも、なぜ合宿を開くことになったのか……それは、ある1人の生徒がテストの答案に名前を書き忘れる可能性があったからだ。
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先生は顔を背けながら言った。
これは、どう考えても、僕の案もうまくいかなかったという反応だ。
「テストは明日からですよ」
僕のことや、部活のことより、一番目下にある問題を解決する方が先だな。
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