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ファンタジー
魔王生誕三周年
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「魔王様!」
無駄に大きな声を上げて、側近がドタバタとやってくる。
最近になって、ようやく眠れるようになったというのに、煩わしい問題が再び起きたらしい。
「何か問題か?」
どうせくだらないことだろうと思いながらも、部下の話をむげにできるわけもない。
そんなことをしてしまえば、反逆だって起きるかもしれないからだ。
特に実力で魔王まで上り詰めたとは言い難い私だ。
人望がなければただの一般人に毛が生えた程度の存在だろう。
「勇者を名乗る人物が魔王様に謁見を求めています!」
「勇者ぁ!?」
思わず声を荒げてしまった。
とにかく落ち着こう。流石にここは現実世界だ……私が人を殺したとかならともかく、そんなことは一切していない。だから、RPGゲームなんかにありがちな、魔王討伐にやってきたというわけでもないだろう。
となれば、やることはただ一つ。
私は大きく息を吸い込んで、しばらくして吐き出した。
「通せ」
会わないなんて言ったら、せっかくの三年に泥を塗ることになるだろう。
今は勇者とやらに会う以外に選択肢などない。
できれば、愚か者の模倣犯であってほしいが……
「連れてまいりました」
側近が連れてきたのは、いつかゲームで見たまんまの勇者だ。ザ・勇者だ。兜を目深にかぶっているので顔はあまり見えない。
この法治国家日本で、大きな剣を腰に携えて私(魔王)のもとに勇者がやってきたのだ。
これがどういう意味か、分かるだろうか?
私にはまったくわからない。
だが、ここは冷静に……冷静でいれば、どんなことにだって対処できる。
「して、なんのようかな?」
「勇者が魔王に会いに来たと言ったら、理由なんて一つしかないだろう?」
勇者の声は思ったよりも凛々しい。そしてどこか懐かしい雰囲気もある。
いや、そんなことはどうでもよくて、勇者が魔王に会いに来る理由……討伐以外に何も存在するはずがない。
いやいや、そう考えるのは早計だろう。
もしかしたら、魔王生誕三周年を祝いに来てくれたのかもしれない。
「パーティーには招待した覚えはないが、めでたいことだ。一人ぐらい参加人数を増やすこともできるか……」
私がそう言い切った後、勇者が腰に掛けている剣を握りしめた。
あたりの緊張が高まる。
こんな場所で剣なんて抜かれてしまったら、宣戦布告されたも同然だろう。それだけは何としても避けたいところだ。
「まてまて、勇者とやら……私にはまるで見当がつかない。理由とやらを教えてはくれないだろうか?」
そう頼むと、勇者は固い口を開いた。
「魔法というものが生まれて四年目だ。機械は止まり、世界には大混乱が巻き起きた。誰もが混迷の時代を覚悟したことだろう……」
「そうだな」
「だから、僕は立ち上がった。勇気ある者、勇者として」
「それはそれは、素晴らしいことじゃないか」
「いや、そうでもない。立ち上がっても、誰も助けてはくれなかった。だから僕は一人で旅をして、魔法を広める運動を行ってきた。機械が使えなくなったんだ。新たな技術革新を生む以外世界を救う方法がないと考えたからだ」
「ああ、その気持ちは痛いほどわかるぞ」
「だが……誰も僕の話なんて聞き入れてくれない。ずっとそう思っていた……それなのにっ!!」
勇者が唇をかみしめるのを確認して、私は死を覚悟した。
魔法を人に向けて放つぐらいなら死んだ方がマシだと思ったからだ。
だけど、切り殺されるのはさも辛いだろうなあ。
私は目をつむって最後の時を待つ。――しかし、いつまでたってもその時は訪れない。永遠の時であるかのようにすら感じられた。
「僕は君に感謝しているんだ」
勇者の声が私の耳に入る。
予想外のセリフだ。私は、魔法という技術の素晴らしさを教えるために、世界を恐怖に陥れた存在なのだから、勇者に感謝されることなんてない。
「感謝だと?」
「ああ、だけどそれと同時に憤りすら感じている」
「はぁ……」
こいつは一体何を言っているんだ? 感謝と憤り、全く別の感情じゃないか……
「三年……そろそろ節目だと思わないか?」
「何が言いたい?」
「魔王は死ぬべきだってことさ」
「幸い、君は顔を出していないからね」
結局私は殺されてしまうということなのだろうか?
だけど、それを望んでいたのかもしれない。
私は世界を救う勇者になりたかったけど、世界は私が勇者になることなんて望んでいない。
「仲間は私に脅されてついてきていただけだ」
せめて側近を含む、仲間だけは生かしてやりたい。私は少ない希望をかけて勇者にそう頼むことにした。
「魔王様!? 我々どもは、魔王様の信念についてきた者です。魔王様とともに死ねるならこれ以上の幸運は存在しえないでしょう! どうか、我らをともに」
「流石魔王、部下を洗脳するとはやることが汚い。この勇者が成敗してくれる」
勇者は私の気持ちを汲んでくれたようだ。
これで、安心して死ねる。
後悔もなく、これからの世界の行く末を案じる必要もなく、死んでいける。いかに幸福なことだろう。これ以上の幸福など存在しないだろう。
私は再び目をつむった。
走馬灯のように流れる人生を瞼の裏に乗せて、昔憧れた職業のことを思い出しながら、死を待った。
「……あれ?」
いや、いくらなんでも遅すぎる。
もう死んでいてもおかしくないだろうに、どういうことだろう。
私はちらりとだけ目を開く、目の前にはなんかプラカードを持った見覚えのある男が立っていた。
「久しぶり……」
男が口にした。
彼は私の幼馴染で、私が魔王になるきっかけを作った人物だ。
一人で旅に出て、それから帰ってくることはなかった。久しぶりの再会というやつだ。
しかし、彼の服は先ほどまでたっていた勇者と酷似している。
それに、手に持ったプラカードには……
『ドッキリ大成功』
と書かれている。
ようやく理解が追いついた。
端の方でにやにやと笑っている側近は後で、しばくとして、問題は勇者に扮した男の方だろう。
「久しぶり……じゃないわよっ!!」
「悪い。まさかお前が俺のことを待たずに魔王になんてなると思わなかったからな……あ、そうだ魔王に死んでもらうっていうのはドッキリじゃないかなら」
「どういうことよ!?」
殺されてたまるもんですか。
「魔王様、威厳あるお言葉が崩れていますよ」
側近が何か騒いでいるが知ったこっちゃない。
幼馴染の話の方が重要だ。
「君は魔王じゃない。だから魔王は死ぬ」
「もっとわかりやすく言いなさいよ」
「魔王はもう死んだんだよ。ここにいるのは単なる僕の好きな人」
三年が何かの節目だというのは本当だったようだ。
三周年記念の贈り物としてはうれしいような、ウザったいようなそんなプレゼントだった。
無駄に大きな声を上げて、側近がドタバタとやってくる。
最近になって、ようやく眠れるようになったというのに、煩わしい問題が再び起きたらしい。
「何か問題か?」
どうせくだらないことだろうと思いながらも、部下の話をむげにできるわけもない。
そんなことをしてしまえば、反逆だって起きるかもしれないからだ。
特に実力で魔王まで上り詰めたとは言い難い私だ。
人望がなければただの一般人に毛が生えた程度の存在だろう。
「勇者を名乗る人物が魔王様に謁見を求めています!」
「勇者ぁ!?」
思わず声を荒げてしまった。
とにかく落ち着こう。流石にここは現実世界だ……私が人を殺したとかならともかく、そんなことは一切していない。だから、RPGゲームなんかにありがちな、魔王討伐にやってきたというわけでもないだろう。
となれば、やることはただ一つ。
私は大きく息を吸い込んで、しばらくして吐き出した。
「通せ」
会わないなんて言ったら、せっかくの三年に泥を塗ることになるだろう。
今は勇者とやらに会う以外に選択肢などない。
できれば、愚か者の模倣犯であってほしいが……
「連れてまいりました」
側近が連れてきたのは、いつかゲームで見たまんまの勇者だ。ザ・勇者だ。兜を目深にかぶっているので顔はあまり見えない。
この法治国家日本で、大きな剣を腰に携えて私(魔王)のもとに勇者がやってきたのだ。
これがどういう意味か、分かるだろうか?
私にはまったくわからない。
だが、ここは冷静に……冷静でいれば、どんなことにだって対処できる。
「して、なんのようかな?」
「勇者が魔王に会いに来たと言ったら、理由なんて一つしかないだろう?」
勇者の声は思ったよりも凛々しい。そしてどこか懐かしい雰囲気もある。
いや、そんなことはどうでもよくて、勇者が魔王に会いに来る理由……討伐以外に何も存在するはずがない。
いやいや、そう考えるのは早計だろう。
もしかしたら、魔王生誕三周年を祝いに来てくれたのかもしれない。
「パーティーには招待した覚えはないが、めでたいことだ。一人ぐらい参加人数を増やすこともできるか……」
私がそう言い切った後、勇者が腰に掛けている剣を握りしめた。
あたりの緊張が高まる。
こんな場所で剣なんて抜かれてしまったら、宣戦布告されたも同然だろう。それだけは何としても避けたいところだ。
「まてまて、勇者とやら……私にはまるで見当がつかない。理由とやらを教えてはくれないだろうか?」
そう頼むと、勇者は固い口を開いた。
「魔法というものが生まれて四年目だ。機械は止まり、世界には大混乱が巻き起きた。誰もが混迷の時代を覚悟したことだろう……」
「そうだな」
「だから、僕は立ち上がった。勇気ある者、勇者として」
「それはそれは、素晴らしいことじゃないか」
「いや、そうでもない。立ち上がっても、誰も助けてはくれなかった。だから僕は一人で旅をして、魔法を広める運動を行ってきた。機械が使えなくなったんだ。新たな技術革新を生む以外世界を救う方法がないと考えたからだ」
「ああ、その気持ちは痛いほどわかるぞ」
「だが……誰も僕の話なんて聞き入れてくれない。ずっとそう思っていた……それなのにっ!!」
勇者が唇をかみしめるのを確認して、私は死を覚悟した。
魔法を人に向けて放つぐらいなら死んだ方がマシだと思ったからだ。
だけど、切り殺されるのはさも辛いだろうなあ。
私は目をつむって最後の時を待つ。――しかし、いつまでたってもその時は訪れない。永遠の時であるかのようにすら感じられた。
「僕は君に感謝しているんだ」
勇者の声が私の耳に入る。
予想外のセリフだ。私は、魔法という技術の素晴らしさを教えるために、世界を恐怖に陥れた存在なのだから、勇者に感謝されることなんてない。
「感謝だと?」
「ああ、だけどそれと同時に憤りすら感じている」
「はぁ……」
こいつは一体何を言っているんだ? 感謝と憤り、全く別の感情じゃないか……
「三年……そろそろ節目だと思わないか?」
「何が言いたい?」
「魔王は死ぬべきだってことさ」
「幸い、君は顔を出していないからね」
結局私は殺されてしまうということなのだろうか?
だけど、それを望んでいたのかもしれない。
私は世界を救う勇者になりたかったけど、世界は私が勇者になることなんて望んでいない。
「仲間は私に脅されてついてきていただけだ」
せめて側近を含む、仲間だけは生かしてやりたい。私は少ない希望をかけて勇者にそう頼むことにした。
「魔王様!? 我々どもは、魔王様の信念についてきた者です。魔王様とともに死ねるならこれ以上の幸運は存在しえないでしょう! どうか、我らをともに」
「流石魔王、部下を洗脳するとはやることが汚い。この勇者が成敗してくれる」
勇者は私の気持ちを汲んでくれたようだ。
これで、安心して死ねる。
後悔もなく、これからの世界の行く末を案じる必要もなく、死んでいける。いかに幸福なことだろう。これ以上の幸福など存在しないだろう。
私は再び目をつむった。
走馬灯のように流れる人生を瞼の裏に乗せて、昔憧れた職業のことを思い出しながら、死を待った。
「……あれ?」
いや、いくらなんでも遅すぎる。
もう死んでいてもおかしくないだろうに、どういうことだろう。
私はちらりとだけ目を開く、目の前にはなんかプラカードを持った見覚えのある男が立っていた。
「久しぶり……」
男が口にした。
彼は私の幼馴染で、私が魔王になるきっかけを作った人物だ。
一人で旅に出て、それから帰ってくることはなかった。久しぶりの再会というやつだ。
しかし、彼の服は先ほどまでたっていた勇者と酷似している。
それに、手に持ったプラカードには……
『ドッキリ大成功』
と書かれている。
ようやく理解が追いついた。
端の方でにやにやと笑っている側近は後で、しばくとして、問題は勇者に扮した男の方だろう。
「久しぶり……じゃないわよっ!!」
「悪い。まさかお前が俺のことを待たずに魔王になんてなると思わなかったからな……あ、そうだ魔王に死んでもらうっていうのはドッキリじゃないかなら」
「どういうことよ!?」
殺されてたまるもんですか。
「魔王様、威厳あるお言葉が崩れていますよ」
側近が何か騒いでいるが知ったこっちゃない。
幼馴染の話の方が重要だ。
「君は魔王じゃない。だから魔王は死ぬ」
「もっとわかりやすく言いなさいよ」
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