70 / 86
終章 魔の終末
14.城
しおりを挟む
「それにしても、この城、城壁が壊されていた割には中は無事なんだな……」
ルシフは城の中が小綺麗なことを不審に感じていた。いくらただの人間である兵士と悪魔の戦いが一方的であったとしても、悪魔が手加減でもしない限りはここまできれいな状態で保たれてはいまいだろう。
それにはアリサも同意見だった。
「確かに侵入された形跡すら無いね……まるで誰かに消されたみたいだ」
二人は同時に、王国騎士団であった男のことを思い出した。あの男であれば、きっと人間ぐらいなら跡形もなく消滅させられるだろう。城の内状がきれいな事もあったが、死体が見当たらないことからもそう思わせられた。
そんな調子で、どんどん二人は奥へと進むが、人っ子一人……いや死体の一つすら見つけることは出来なかった。むしろ本当に襲撃などなかったのかもしれない。
絨毯はきらびやかな赤を保ち、シミひとつ見当たらないし、壁紙の白さと言えば灯を反射するほどだ。窓に至ってはホコリ一つついていない。敵の侵入を許したとは信じられないというのが現実だ。
だからこそ、誰一人兵士や給仕のものが見当たらないのが二人の不安感をつのらせた。
「この城はいつもこうなのか?」
あまりにも不自然な状況に、思わずルシフがアリサに尋ねる。
「いや、たまにしか来なかったけど人が全くいないなんてことはなかったよ……でも掃除はいつものように行き届いている。まるでさっきまで人が掃除していたようだね……」
アリサは自分がおかしなことを言っているとは思っていたが、この状況下においては率直な意見を述べているつもりだ。ルシフもそれには同意する。――まさにアリサの言うとおりだ。
どれだけ奥に進もうが、部屋に入っていこうがどこも同じだった。だからだろうか、謁見の間までは本当に短い時間で到達する。
「ドアの向こうから声が聞こえる……もしかしたらジゼルと悪魔かも知れないな」
ルシフの言葉に、アリサは緊張する。
「この魔法の反応はきっと団長だ。早く加勢にいかないとっ!」
アリサはそう言うと、ルシフが静止するのも間に合わずドアを勢い良く開けた。
――そこに広がった光景は、先程までの城の印象を裏返すものだと言っても過言ではないかもしれない。
惨状だった。これこそ地獄絵図というものだろうか、部屋の中には血が溢れて、よくよく見ればドアの下から血がにじみ出ている。まるで市民が弾圧された後であるかのように死体がそこらかしこに散らばっている。それこそ街で見た景色が日常と言われても違和感が無いほどおびただしい。
王はきっとこの光景を目撃したからこそ、先程の傷心だったのだろう。むしろこの光景の後であったのならば、いくらルシフと言えど王を責めることは出来なかっただろう。
「この臭い……本当に人間なのか……」
ルシフは寂しそうにそうつぶやいて、死体の一部の腕を握った。その腕には獣の刻印が刻まれている。それをみて、ルシフは正義がわからなくなた。
アリサはその光景に耐え切れず、嘔吐している。聖者とは言えど、まだまだ経験の浅い少女にとっては絶望してもおかしくないものだ。
「…………どうしてっ!」
嗚咽まじりに、言葉にならない言葉をアリサは吐き捨てる。
ルシフは部屋の片隅で手を地面につく、アリサの背中を撫でる。――彼女は連れてくるべきではなかった。そんな言葉がルシフの頭にこだまする。
「俺のせいだ……お前は部屋の外で待っていろ」
「ううん、僕が自分の意思でついてきたんだ……もう逃げないよ」
彼女の目には強い意志が見受けられ、ルシフはそれ以上止めることはやめた。彼女は今成長しようとしているのだと、出来るだけ自分を納得させるようにルシフは心でそう思った。
ようやく少しだけ冷静さを取り戻し、部屋の中にいた二人の姿が目に入る。ルシフは愚か、アリサから見てもかなり高度な戦いを繰り広げていた。
その二人とは、ジゼルとファウストだ。ジゼルはともかく、老体のファウストはその体つきからは想像もつかない動きで、ジゼルの剣を躱しては反撃を繰り出し、その反撃をジゼルが受け流す。ただそれだけの動きであったとしてもかなりのものだ。
「どうして味方を殺した!?」
ジゼルが吠えた。
それをあざ笑うかのように、ファウストは近くにあった死体を蹴り飛ばす。
「味方だと? このゴミのような連中が崇高な聖者の味方だと本気で思っているのか? 儂はこいつらとは違う。こいつらのように、たった一人の男のゴミのような計画に乗ったりはせんよ」
その様子とファウストの言葉に、ジゼルは冷静さを失って突っ込む。怒りで我を失った剣を交わすのは簡単だ。いくら老体であったとしてもたやすく交わすことが出来、そこからのカウンターで価値は決まる……はずだった。
ファウストの剣はジゼルの首先で、何か硬いものに弾かれる。凄まじい鉄と鉄がぶつかる音と、その摩擦による火花が散った。
「まだ死ぬにはなやいぜ! ……ジズっ!」
とっさにルシフが剣で防いでいた。
「ゴミがまた増えたか……それとも、お前も儂と同じで悪魔から聖者にジョブチェンジでもするというのか? ずっと永劫回帰なんていう馬鹿なものを信じていたお前ごときが!!」
二人の再会を切り裂くかのように、ファウストは剣を振る。剣の鍛錬を最近はサボってなかったとはいえ、ルシフに比べると相手は長年剣を振り続けた強者だ。それだけでルシフが押される理由としては十分だった。
「くそ、本当に爺さんなのかよ!」
ルシフには、ファウストが老人には到底思えなかった。一度手合わせしたことがあるアリサよりもハムートよりも、剣の腕に関しては数段上だ。だがダンダリオンと比べれば数段劣るぐらいの実力であるが、そんな老人がこの世にいていいはずがない。
そんなことを考えているうちにも、ファウストによってルシフは壁際まで詰められていた。
「前も言っただろう? 剣を振っている時に考え事をしちゃだめだって!」
ファウストの背後からアリサが飛び出す。今にもファウストの頭を切り裂かんばかりの勢いだ。
「聖者ともあろうものが、この儂の邪魔をしようとは情けない。まさか儂以外の聖者を絶滅させることになるとは……」
ファウストは全く後ろに視線を送ることもなく、腰につけていたもう一本の剣を左手で素早く取り出し、頭上から落ちてきた剣撃を防ぐ。ルシフは決めるなら今しかないと、両手で剣を横に振りがら空きな腹部を狙うが、ファウストが右手に持っていた剣で悠々と受けきった。
「なん……だと……」
最大の隙ですら、致命傷は愚かかすり傷一つ付けることが出来ず、ルシフは意気消沈した。
ルシフは城の中が小綺麗なことを不審に感じていた。いくらただの人間である兵士と悪魔の戦いが一方的であったとしても、悪魔が手加減でもしない限りはここまできれいな状態で保たれてはいまいだろう。
それにはアリサも同意見だった。
「確かに侵入された形跡すら無いね……まるで誰かに消されたみたいだ」
二人は同時に、王国騎士団であった男のことを思い出した。あの男であれば、きっと人間ぐらいなら跡形もなく消滅させられるだろう。城の内状がきれいな事もあったが、死体が見当たらないことからもそう思わせられた。
そんな調子で、どんどん二人は奥へと進むが、人っ子一人……いや死体の一つすら見つけることは出来なかった。むしろ本当に襲撃などなかったのかもしれない。
絨毯はきらびやかな赤を保ち、シミひとつ見当たらないし、壁紙の白さと言えば灯を反射するほどだ。窓に至ってはホコリ一つついていない。敵の侵入を許したとは信じられないというのが現実だ。
だからこそ、誰一人兵士や給仕のものが見当たらないのが二人の不安感をつのらせた。
「この城はいつもこうなのか?」
あまりにも不自然な状況に、思わずルシフがアリサに尋ねる。
「いや、たまにしか来なかったけど人が全くいないなんてことはなかったよ……でも掃除はいつものように行き届いている。まるでさっきまで人が掃除していたようだね……」
アリサは自分がおかしなことを言っているとは思っていたが、この状況下においては率直な意見を述べているつもりだ。ルシフもそれには同意する。――まさにアリサの言うとおりだ。
どれだけ奥に進もうが、部屋に入っていこうがどこも同じだった。だからだろうか、謁見の間までは本当に短い時間で到達する。
「ドアの向こうから声が聞こえる……もしかしたらジゼルと悪魔かも知れないな」
ルシフの言葉に、アリサは緊張する。
「この魔法の反応はきっと団長だ。早く加勢にいかないとっ!」
アリサはそう言うと、ルシフが静止するのも間に合わずドアを勢い良く開けた。
――そこに広がった光景は、先程までの城の印象を裏返すものだと言っても過言ではないかもしれない。
惨状だった。これこそ地獄絵図というものだろうか、部屋の中には血が溢れて、よくよく見ればドアの下から血がにじみ出ている。まるで市民が弾圧された後であるかのように死体がそこらかしこに散らばっている。それこそ街で見た景色が日常と言われても違和感が無いほどおびただしい。
王はきっとこの光景を目撃したからこそ、先程の傷心だったのだろう。むしろこの光景の後であったのならば、いくらルシフと言えど王を責めることは出来なかっただろう。
「この臭い……本当に人間なのか……」
ルシフは寂しそうにそうつぶやいて、死体の一部の腕を握った。その腕には獣の刻印が刻まれている。それをみて、ルシフは正義がわからなくなた。
アリサはその光景に耐え切れず、嘔吐している。聖者とは言えど、まだまだ経験の浅い少女にとっては絶望してもおかしくないものだ。
「…………どうしてっ!」
嗚咽まじりに、言葉にならない言葉をアリサは吐き捨てる。
ルシフは部屋の片隅で手を地面につく、アリサの背中を撫でる。――彼女は連れてくるべきではなかった。そんな言葉がルシフの頭にこだまする。
「俺のせいだ……お前は部屋の外で待っていろ」
「ううん、僕が自分の意思でついてきたんだ……もう逃げないよ」
彼女の目には強い意志が見受けられ、ルシフはそれ以上止めることはやめた。彼女は今成長しようとしているのだと、出来るだけ自分を納得させるようにルシフは心でそう思った。
ようやく少しだけ冷静さを取り戻し、部屋の中にいた二人の姿が目に入る。ルシフは愚か、アリサから見てもかなり高度な戦いを繰り広げていた。
その二人とは、ジゼルとファウストだ。ジゼルはともかく、老体のファウストはその体つきからは想像もつかない動きで、ジゼルの剣を躱しては反撃を繰り出し、その反撃をジゼルが受け流す。ただそれだけの動きであったとしてもかなりのものだ。
「どうして味方を殺した!?」
ジゼルが吠えた。
それをあざ笑うかのように、ファウストは近くにあった死体を蹴り飛ばす。
「味方だと? このゴミのような連中が崇高な聖者の味方だと本気で思っているのか? 儂はこいつらとは違う。こいつらのように、たった一人の男のゴミのような計画に乗ったりはせんよ」
その様子とファウストの言葉に、ジゼルは冷静さを失って突っ込む。怒りで我を失った剣を交わすのは簡単だ。いくら老体であったとしてもたやすく交わすことが出来、そこからのカウンターで価値は決まる……はずだった。
ファウストの剣はジゼルの首先で、何か硬いものに弾かれる。凄まじい鉄と鉄がぶつかる音と、その摩擦による火花が散った。
「まだ死ぬにはなやいぜ! ……ジズっ!」
とっさにルシフが剣で防いでいた。
「ゴミがまた増えたか……それとも、お前も儂と同じで悪魔から聖者にジョブチェンジでもするというのか? ずっと永劫回帰なんていう馬鹿なものを信じていたお前ごときが!!」
二人の再会を切り裂くかのように、ファウストは剣を振る。剣の鍛錬を最近はサボってなかったとはいえ、ルシフに比べると相手は長年剣を振り続けた強者だ。それだけでルシフが押される理由としては十分だった。
「くそ、本当に爺さんなのかよ!」
ルシフには、ファウストが老人には到底思えなかった。一度手合わせしたことがあるアリサよりもハムートよりも、剣の腕に関しては数段上だ。だがダンダリオンと比べれば数段劣るぐらいの実力であるが、そんな老人がこの世にいていいはずがない。
そんなことを考えているうちにも、ファウストによってルシフは壁際まで詰められていた。
「前も言っただろう? 剣を振っている時に考え事をしちゃだめだって!」
ファウストの背後からアリサが飛び出す。今にもファウストの頭を切り裂かんばかりの勢いだ。
「聖者ともあろうものが、この儂の邪魔をしようとは情けない。まさか儂以外の聖者を絶滅させることになるとは……」
ファウストは全く後ろに視線を送ることもなく、腰につけていたもう一本の剣を左手で素早く取り出し、頭上から落ちてきた剣撃を防ぐ。ルシフは決めるなら今しかないと、両手で剣を横に振りがら空きな腹部を狙うが、ファウストが右手に持っていた剣で悠々と受けきった。
「なん……だと……」
最大の隙ですら、致命傷は愚かかすり傷一つ付けることが出来ず、ルシフは意気消沈した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる