月の聖女あらわる マジですか かんべんしてください

腐りんご

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17.ナニが起きてるの~

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☆☆☆


 
 私はいま神官長(クロウ)の執務室にギリアさんといます。リム君は私を探しに来たソフィさんの弟だったのでおまかせしました。
 
 すみません。
 
 ごめんなさい 。

 子供を泣かせてしまいました。
 だがしかし、子供とはいえ「付き合ってくれ」と言われるとチョッとドキドキドキとしてしまいました。
 それにしても神官長様遅いな~ギリアさんと二人きりってなんか緊張するし・・・



「ソフィさん大丈夫かな?」

 思わず呟いていた・・・


「ツキコさまはお優しいのですね」

「そんなことないです・・」

「・・・」

「ツキコさま。お尋ねしたいことがあります!ゲイルとはナニかお約束をしておいでですか?」

「約束?」

 私は首を傾けた。約束?ナンの??

「ツキコさまはゲイルと仲がたいへんヨロシイようなので結婚のお約束でもしておられるのかと・・・」

「けけけっこん!」

 私は首を横に振った。かっ顔が熱い絶対紅くなってる。
 チラリと横に立つギリアさんを見るとニッコリ微笑み私の手を取り膝を付いた。

「それなら私が結婚を申し込んでもよろしいでしょうか?ツキコさま…」

「へっ」

 いま私プロポーズされてるの・・・
 ギリアさんとは数回会っただけだし
 神官って結婚していいの?????
  ギリアさんチョーイケメンなんだから私より美人を口説いた方が良いと思うですが・・・・・


「お嫌でしょうか?」


 そんな捨て犬?(ギリアさんは猫か)猫みたいな目で見ないで下さい。
 どうしたらいいの?
 
「あのそんな突然…言われても」


「ツキコさまの銀の瞳に見つめられてから胸が熱くて堪らないのです」

 ギリアさんの手がグっと私の手を握り迫ってきた。チカイ!チカイ!近すぎです。もう少しはなれて!
 ギリアさんのアップに耐えられません美形です。美人です。
 もうダメ。クラクラしてきた。
 私彼氏いない歴=年齢ですよ///!
 もうダメ~

 コンコン…ドアをたたく音がした。

 カチャ      キー

「聖女どのお待たせしたの~」


 クロウ神官長様がドアを開け入ってきた。助かりました。これ以上ギリアさんの色気に耐えられる自信なっかたんです。ギリアさんが私からそーと離れてくれましたが離れる寸前に耳元で「よくお考えください」てささやかれたらゾクとしました。
 クロウ神官長様は私とギリルさんをジロリと見てう~んと唸った。


「ツキコ殿報告を受けたときは驚きましたぞ」

 なるほど昼間じゃと言うに月光神の加護に輝いておられる。ツキコ殿にナニが起きたのじゃ……ウムー。

 
「ツキコ殿、昨日は怪我人の傷を瞬く間に治されたとか誠にありがたい。皆に代わり心よりお礼申し上げます」

 
「いいえお礼なんて…」

 私はモジモジした。
 神官長様は私の前に座ると話し出した。

「ツキコ殿今までも月の出以外で変化されたことは有りますか?」

 私は首を横に振ると考え込んだ。
 まさかと思うがズート銀の髪のままなのか?今のところ不都合はないけれど……本当にどうして??

「ツキコ殿、実はのう聖女候補の方々が全員辞退され候補はツキコ殿だけになってしまわれたのじゃあ」

「そんなー」

「じゃあ私も辞退します」

「無理じゃ」

「ダメです!ツキコさま」

「どうしてですか?」




「君が本当の聖女だからだよ」


 突然、知らない声が聞こえた。ドアに目を向けるといつの間にか男の人が立っていた。誰?ウワーこの人カッコイイ!王子さまって感じ!銀の髪に紫の瞳でゲイルさんといい勝負!

「魔物を退け!」怪我を瞬く間に治し魔力切れを起こすこともないなんて…普通はあり得ない!」

伝説の聖女!」

「うっ・・・」

 ナンか恥ずかしい。彼は私に近付くと手にキスをし微笑んだ。

「初めまして聖女様」

 私は彼を見上げた……紫の瞳がキレイだった。
 私と目を合わせたまま固まっている。

「あのーどうしましたか」

「本当に瞳の色も銀ナンだね。可愛い」


  彼は頬を染め私に抱き付いてきた。

「可愛い」



「「殿下」」

「「ツキコさまから離れて下さい」」

 ギリアさんが叫んだ 。殿下?
 
「ツキコ殿その方は我が国の皇太子殿下じゃあー」

「ローライト・ラピスと申します。聖女様」


 本物の皇子?

「私のになりませんか聖女様?」

 そう言って ローライト・ラピス皇太子殿下は微笑んだ。





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