月の聖女あらわる マジですか かんべんしてください

腐りんご

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15.私も頑張ります・・・

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☆☆☆


 キレイなキレイなドラゴンに姿を換えたゲイルさんは瞬く間に遥か上空に姿を消した。
 何枚かの羽を残し・・・


 羽は記念に拾い貰いました。

 ゲイルさんには大人しく部屋に戻るように言われたけど自分のスキルに治癒があったのを思い出してケガをした人を助けたいって思ったの!

「ルークさん私にもケガの治療の手伝いを差せてください」


「ダメです。お部屋にお戻り下さい」


「私このまま部屋に戻ったら後悔しますお願いします」

 しつこく頼んだらルークさんが渋々OKしてくれた!うふふありがとうルークさん。
 ルークさんに案内してもらい治療室の近くまで来たが人が通路まであふれていた。
 私は想像よりもヒドイ状態に胸がチクチク痛みだした。

 「女神様?」
  
 ドレスの裾を引っ張られた。
 引っ張ったのは小さな女の子だった。


「へっ私のこと?」

「うん!銀の髪に銀の瞳!女神様でしょ!おねがいお兄ちゃんのケガを治して(涙)」

 女の子がグッタリしている男の子を指差し目を潤ませながら私の手を引いた。頭に包帯が巻かれ血がにじんでいた。

「この人がお兄ちゃん?」

私は恐る恐る男の子の手を握った。スキル発動。頭の奥で声がし私の身体から魔力が男の子に注がれていくのを感じた 。
 グッタリしていた男の子の顔に赤みが差し目を開けた、私と目が合うと驚いて目を見開いていた。

「お兄ちゃん!女神様だよ」

「お兄ちゃんのケガを治してくれたよ」

「女神様ありがとう(笑)」


 私は男の子が目を開けたことにホットし男の子の手を握り目を覗きながらしゃべりかけた。

「もう痛いとこない?」

 男の子が激しく首を縦に振った。手を放しバイバイしたがボーとしていたのでチョット心配だった。

 ルークさんが突然私の手を取ると膝を付き「聖女様‥どうか皆の治療をお願いします」と頭を下げてきた。
 

「あのう聖女さまは恥ずかしいので止めてください。頭なんか下げなくてもいいですから。私皆のケガを治したくてココにいるんです・・・」

 私はモジモジしながらルークさんに答えた。
 私と目が合うとルークさんの頬が赤く上気していた。どうしたのかなぁ?クビをかしげた。
 

 まっいいか。よし、私は自分に気合いを入れ近くにいる人から順番にスキルを発動させ治療していった。
  このとき私は気付かなかったが私が目を合わせた男性たち全員がボーとしていたのだった・・・・・


 私は全員の治療を終えて部屋に戻るとベットで死んだように眠った。
 


           ☆

           ☆

           ☆

           ☆

           ☆







#お読み頂きありがとうございました。


 


 
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