悪役令嬢転生物語〜正直ヒロインになりたかった〜

みぃぷ

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私、ストーリーをぶち壊す。

嫉妬(?)されてますね。

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「そ、そうなんですか。」



「あぁ。そうだ。だから俺から離れるんじゃない。」




ええ、それは無理だと思う。







「それはちょっと...。」





そう言うと要は「そうか。」としゅんとして私から身体を離した。




うわぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!!!!
要から抱きしめられた!!!
え、え。え!?
吃驚したぁぁあ。もうほんとに心臓がバクバクいっている。私の顔が真顔なのが不幸中の幸いである。







やはりこれは嫉妬...?
でもここは乙女ゲームだし、ヒロインと結ばれるはずなのに。
それとも出会い方に問題があったからまだ一目惚れしてないとか?













しゅんとして身体を離したのはいいのだが、今度は手を握って私から離れようとしない。




...、こ、子犬か!!!





もう要がここから動くとは思えないので千捺に別れをいうと要にまた席まで案内された。








「要?わざわざ、席まで案内しなくても大丈夫ですよ?」

「それ。」
「え?」


「その敬語が嫌だ。」


要は食い気味に言った。



「敬語...ですか?いや、でも今までも、」
「俺たちは婚約者だろう?なんでいつまでも他人行儀なんだ。」 




まぁ、それもそうか。



「...。わかった。」




うぅ、敬語を外した瞬間要は真顔ながらもぽわわわわー、と体の周りに花を散りばめた。





...可愛いっ!!!!!!!!!






なんなんだ!!!
乙女ゲームではクールで俺様なのが売りなのに、全然クールじゃない!どちらかと言うと感情が豊かだ。









要が可愛い...。









要が花を散りばめた姿が可愛くてついじーっと顔を見てしまった。




「...?なんだ?」
「い、いいえ。ずっと見ていてごめんなさい。」




謝ると不満げにムスッとした。


えぇ。なんで?そんなに見られるのが嫌だった?







ちゅーー。







ん?





「...。敬語。」

「え?あ、敬語。」



いや、敬語じゃなくて。


「え。っと、あの。敬語。じゃなくて、」


「...?」


いや、...?じゃないから、










なんで頬にキスした?!




「あ、あぁ。ちゅうの事か?」




ち。ちゅう?!



なんでキスじゃなくてちゅうなんだ?!





「敬語を使ったからお仕置きだ。」


と、満足げに微笑んだ。






んんんんんんんん。









ここが教室なの忘れてんの?
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