冷酷組長の狂愛

さてぃー

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「まぁ、もうなってしまったものは仕方がないか、、
と言うことは、次ある報告会には瑞稀も参加するのか?」
「おそらく、、、」
「もう大和は引退するんだよな?
次は誰になったんだ?」
「それはまだ決まってないみたいです。
でも、足りない分の幹部は無理やり決めるつもりはないらしく今のメンバーから決めるんじゃないかと、、」
「そりゃ、付け焼き刃の幹部なんて瀧が許さないだろうしな」
「葵さんはその瀧さん?と仲良いんですか?」
「俺の場合は瀧と同じ年だからな。
ここにもたまに来るぞ?」
「え!俺今までそれらしい人に会ったことないですけど、、、」
「瑞稀は今までこちらに関わりがなかったからわざと時間帯避けてたんだ、、、、」
「それは、、、なんか、、ごめんなさい、、」
「会いたかったら、予定合わせるけど、、」
「いやいや、それは全力でやめてください」

葵さんがとんでもないことを言うので俺は全力で止める

「何でそんな全力で断るんだ、、、
あ、あと大事な事言い忘れてた」
「?なんですか?」
「お前、神城組の実態は知ってるのか?」
「??」

いまいち、葵さんの言いたいことが分からず首を傾げる

「恋愛事情だ」
「???」

ますます何を言いたいのか分からない

「その顔は本当に何も知らないな、、、
誰からも教えられなかったか?」
「は、はい。恋愛にはあまり興味がないので、、」
「はぁ、、、、
よく聞け。神城組は、全員男で構成されている。それもほとんどの奴らは本家あるいは、神城組が運営するマンションに暮らしている」
「?」
「まだ分からないか?
毎日そんな男ばかりの生活をしてみろ。
必然的に恋愛感情は男に向く」
「、、つまり?」
「ほとんどの奴らはゲイだな。」
「うわぁお」
「お前、驚き方が棒読みだ。
偏見とかないのか?」
「まぁ、別に好きになるのに男も女も関係ありませんからね。」
「他人事のように話すな?」
「俺には関係ありませんからね。」
「瑞稀、お前分かってるのか?
その恋愛対象にはお前も入るんだぞ」
「それはあり得ませんね。
こんな無愛想なやつ好きになるわけありませんもん」
「いやいや、、、、はぁ、、、、」

何でため息つかれるんだろう、、、


「お前もいずれわかる。」
「俺は頑張って他の就職先探します」
「まぁ、せいぜい頑張れよ?」

夕食も食べ終え、その日は夜の2時までバイトして帰った

猫のみぃーは、知り合いと一緒に育てているので今日はその知り合いの家にいる日だ


「はぁ、、なんだか最近濃い日が続くな、、、
何もないといいけど、、、」

明日も学校があるのですぐにベッドに入り寝る
疲れていることもあり、一瞬で夢の中だ

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