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192.レースの下着
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「あなたの方が、わたしたちよりずっと心は綺麗だと思うから、自信を持ってください」
咲恵は、諭すように優しく言葉を律子にかけた。
「本当に、そうなのかしら」
「そうそう、あなたはお嬢様だし。わたしたちなんて、もう心はドロドロなんだからね」
「萌ちゃん、ドロドロは言いすぎなんじゃない」
「あーごめんごめん。わたしはドロドロね」
三人の彼女達は、背中を揺らして笑い合っている。
「わたしたちを脱がしたんだから、今度は脱がしてもいいでしょ」
「わかったわ。スタイルに自信はないけれど、わたしを平等に扱ってもらえてるものね」
「じゃあ、ブラウスからね」
咲恵と萌は、律子のブラウスのボタンに手をかける。上から順番に、ボタンが外されていくと裸の胸元に美しいレースをあしらった紫のブラジャーが顔を出す。
「あら、綺麗なブラですね」
「高級そうなブラだね。勝負下着なの」
律子を脱がしている二人は、思わず手を止めて感想を漏らした。
「お母さんが、これを着けて行きなさいとうるさく言うもんだから。中身が貧弱なのに、下着の方が目立つからいやだって言ったんですけれど。萌さんくらい、バストがあれば瑞樹さんも喜んだんでしょうけどね」
律子はそう言うと、乳房を手で隠す仕草をしたため、余計にまわりの視線を集める結果になった。
「わたしと同じくらいあるんじゃないですか。萌ちゃんは、まだ発育中だから」
咲恵は、胸を隠そうとしていた律子の手を止めた。
「それだけあれば、全然大丈夫だと思うよ。瑞樹がなんか言ったんなら、わたしが怒ってあげるから」
今度は、三人の視線がボクに突き刺さる。
「ボクは、ちょうどいい大きさだと思いますよ」
「瑞樹は、文句が言える立場じゃないのよね」
萌は、含みのある言葉をボクに投げてよこした。
「ほんとに綺麗なブラだわね」
「そうよね。でも、わたしたち、ブラばかり褒めて失礼よね」
「そうね、ごめんなさい」
「いえ、これってお母さんの趣味だから、わたしはあまり好きではないのよね」
「娘思いの、いいお母さんじゃないですか」
「そうかしら」
二人は、話で中断した残ったボタンを外しにかかる。スカートの中に隠れていた最後のボタンを外して、腕からブラウスの袖を抜いて律子の上半身はブラジャーだけとなった。
「萌ちゃん、スカートを脱いでもらうから、カラダを支えて腰を浮かせてくれる。わたしが、お尻からスカートを抜き取るから」
「わかった。ちょっとごめんね」
萌は、律子の脇に腕を入れてカラダを車椅子から浮かせた。ボクを脱がせる時の要領で息を合わせてスカートを脱がせた。
「お二人とも、息がぴったり合ってて慣れてるんですね」
「ああ、瑞樹を脱がせてきたからね」
「わたしも、こういうの慣れてるんです」
再び車椅子に座らされた律子の下半身には、ブラジャーとおそろいのレースのショーツが見えた。
「パンツも綺麗だね。ここ透けててオシャレだね」
「いや、恥ずかしいです。腹筋が弱いから、お腹が出てて」
言われなければ、わからないくらいだし座っているから余計にそう見えるのだと思う。
「そんなことないですよ」
「そうそう、そんなに気にするほどじゃないと思うよ。瑞樹は、細身よりちょっとお肉が付いてた方がお好みだからね。ねえ、瑞樹」
「えっ、ああそうだね」
放置されていて、急に振られると慌てて返事をしてしまう。
「瑞樹は、ボーッとしてないで自分で脱いでいってね」
「はっ、はい」
今日は、ボクに対する風当たりに強い萌に言われて、Tシャツを脱ぎ始めた。
「じゃあ、今度はブラのホックを外してくれますか」
「よろしく」
咲恵と萌は、律子の手が届くように並んで背中を向けて膝を折った。
咲恵は、諭すように優しく言葉を律子にかけた。
「本当に、そうなのかしら」
「そうそう、あなたはお嬢様だし。わたしたちなんて、もう心はドロドロなんだからね」
「萌ちゃん、ドロドロは言いすぎなんじゃない」
「あーごめんごめん。わたしはドロドロね」
三人の彼女達は、背中を揺らして笑い合っている。
「わたしたちを脱がしたんだから、今度は脱がしてもいいでしょ」
「わかったわ。スタイルに自信はないけれど、わたしを平等に扱ってもらえてるものね」
「じゃあ、ブラウスからね」
咲恵と萌は、律子のブラウスのボタンに手をかける。上から順番に、ボタンが外されていくと裸の胸元に美しいレースをあしらった紫のブラジャーが顔を出す。
「あら、綺麗なブラですね」
「高級そうなブラだね。勝負下着なの」
律子を脱がしている二人は、思わず手を止めて感想を漏らした。
「お母さんが、これを着けて行きなさいとうるさく言うもんだから。中身が貧弱なのに、下着の方が目立つからいやだって言ったんですけれど。萌さんくらい、バストがあれば瑞樹さんも喜んだんでしょうけどね」
律子はそう言うと、乳房を手で隠す仕草をしたため、余計にまわりの視線を集める結果になった。
「わたしと同じくらいあるんじゃないですか。萌ちゃんは、まだ発育中だから」
咲恵は、胸を隠そうとしていた律子の手を止めた。
「それだけあれば、全然大丈夫だと思うよ。瑞樹がなんか言ったんなら、わたしが怒ってあげるから」
今度は、三人の視線がボクに突き刺さる。
「ボクは、ちょうどいい大きさだと思いますよ」
「瑞樹は、文句が言える立場じゃないのよね」
萌は、含みのある言葉をボクに投げてよこした。
「ほんとに綺麗なブラだわね」
「そうよね。でも、わたしたち、ブラばかり褒めて失礼よね」
「そうね、ごめんなさい」
「いえ、これってお母さんの趣味だから、わたしはあまり好きではないのよね」
「娘思いの、いいお母さんじゃないですか」
「そうかしら」
二人は、話で中断した残ったボタンを外しにかかる。スカートの中に隠れていた最後のボタンを外して、腕からブラウスの袖を抜いて律子の上半身はブラジャーだけとなった。
「萌ちゃん、スカートを脱いでもらうから、カラダを支えて腰を浮かせてくれる。わたしが、お尻からスカートを抜き取るから」
「わかった。ちょっとごめんね」
萌は、律子の脇に腕を入れてカラダを車椅子から浮かせた。ボクを脱がせる時の要領で息を合わせてスカートを脱がせた。
「お二人とも、息がぴったり合ってて慣れてるんですね」
「ああ、瑞樹を脱がせてきたからね」
「わたしも、こういうの慣れてるんです」
再び車椅子に座らされた律子の下半身には、ブラジャーとおそろいのレースのショーツが見えた。
「パンツも綺麗だね。ここ透けててオシャレだね」
「いや、恥ずかしいです。腹筋が弱いから、お腹が出てて」
言われなければ、わからないくらいだし座っているから余計にそう見えるのだと思う。
「そんなことないですよ」
「そうそう、そんなに気にするほどじゃないと思うよ。瑞樹は、細身よりちょっとお肉が付いてた方がお好みだからね。ねえ、瑞樹」
「えっ、ああそうだね」
放置されていて、急に振られると慌てて返事をしてしまう。
「瑞樹は、ボーッとしてないで自分で脱いでいってね」
「はっ、はい」
今日は、ボクに対する風当たりに強い萌に言われて、Tシャツを脱ぎ始めた。
「じゃあ、今度はブラのホックを外してくれますか」
「よろしく」
咲恵と萌は、律子の手が届くように並んで背中を向けて膝を折った。
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