不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

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199.他人のモノ

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 律子という女性は、お嬢様気質ではあるのだけれども、好奇心をため込んでいたと感じる時がある。自分では自由にならないカラダに、知識だけを詰め込んだからだろう。そして、訪れたチャンスは逃したくない信念があるのだと思う。似ている環境で育ったボクには、その焦りと執着がわかりすぎてしまう。

「ねぇ、わたしたち二人で確かめ合ったことあったよね。締まり具合の確認じゃなかったけど」

 萌が、咲恵の耳元で囁く。

「あれ、わたしたちだけの秘密だから、初めてってことにしておきましょう」

 咲恵がさらに小さな声で、萌の耳に吹き込んだ。

「どんな感じでやるの」

 萌の快活な声が、浴槽の湯面を揺らす。

「まずは、律子さんがわたしたちのものを確かめるのが、一番じゃないかしら」

「ほんとにいいんですか。こんなわがままを聞いてもらって」

 律子は、話が進んで行くにつれ、申し訳なささが出てきたのか、二人の彼女の顔を見て言った。

「なかなか、こういう機会もないでしょうから大丈夫ですよ。今日は、お母さんも居ないしここだけの話で済まされますからね」

「じゃあ、わたしから行こうかな。どんな格好をしたら、指を入れやすいかな。お尻を向けた方が、やりやすいかな」

 萌はそう言うと、律子にお尻を向けて突きだした。陰毛もないきれいな割れ目と、ピンク色をしたアナルが丸見えになる。

「萌ちゃん、そのスタイルはさすがにわたしは恥ずかしいわ」

 あからさまに晒された、萌の秘部を目の前にして、咲恵は顔を赤らめた。

「そうかなぁ。指を入れて確かめるなら、一番入れやすいって思ったんだけどなぁ。咲恵ちゃんが、恥ずかしいって言うんなら却下だね。それに、二人とも同じスタイルで入れてみないと、中の感じも変わってくるかもしれないしね」

 萌は、お尻を突き出していた腰を伸ばして正面に向き直した。

「萌ちゃん、よく考えてるね。そうだよね。同じ格好で確かめないとダメだよね」

 咲恵と萌は、顔を見合わせてどうしようというような表情をした。

「あのぉ、わたしの車椅子に座って、足を広げてもらうというのはどうでしょうか。位置の調整も簡単ですし。バスタオルを敷いておけば、濡れてても大丈夫ですし」

 二人が悩んでいるところに、律子がひとつの提案をした。

「そっかぁ。それいいかも」

「立ってる姿勢だと、力が入ってしまうし、座った状態の方が自然ですよね。エッチの時の状態にも近いし」

 二人の同意があって、脱衣場に置かれていた律子の車椅子が持ってこられた。

「じゃあ、今度こそわたしからでいいかな」

 萌は、車椅子に腰を下ろす。

「わっ、この車椅子、幅が狭いんだね」

 肉感的な萌えは、お尻を慎重に車椅子のフレームにはめ込んだ。

「あー、わたしのサイズに合わせてオーダーして作ってもらってあるので」

 律子は、再び申し訳なさそうに言った。

「大丈夫、ギリギリ入ってるから。わたしが大丈夫だったら咲恵ちゃんは余裕だしね」

 少し窮屈そうに車椅子に入れたお尻を前に出し、浅く座り直して足を開いた。浴槽に浸かっているボクからも、そのあられもない姿は見て取れた。

「足は、フレームにかけてM字開脚にした方がいいかな」

 萌は、思い切り足を開き割れ目の門を緩めた。

「自分以外の女性の性器を、間近で見るのも初めてで、ちょっと緊張します」

 律子はそう言いつつも、右手を伸ばして中指で割れ目をなぞってみせた。

「じゃあ、失礼しますね」

 指で割れ目を広げ、膣口を確かめると律子は華奢で長い中指を、ゆっくりと膣に沈めていった。「ああっ、手が震えてる。微妙な振動が伝わって・・・」

 萌は、車椅子のフレームを握っている手に力が入った。

「ごめんなさい。緊張してしまって。でも、とっても暖かくて、締め付けるというより指に肉片が纏わり付いて吸い込まれていくようです」
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