【R18】女帝様のお気に召すまま

たみえ

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ネロのはなし

女神との姦淫12

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「うーん、もっと強く揉んでくれないかしら」
「はい……」

 ネロは恐る恐る女王の胸に置いた手を動かす。素肌の下に何か細工でもあるのかと考えたが、どうやらそういった感触も感じられない。女王は気付いていないようだが、普通なら傷を負わせられそうなほどの力を女王の肌に加えると、途端に硬化してしまう。
 ネロは慎重に、少しづつ力を加えながらもどこからが硬化の範囲なのか確認し始めていた。
 ある意味、職業病であった。 

「――この柔らかい胸肉が、鋭利な刃物を折ってしまうのは不思議でしょう?」
「――!」

 そうして夢中になって触っているなか、唐突な女王の声にネロは我に返った。『ルネ』モードであったネロは一瞬、何のことかと考え、すぐに先日失敗した暗殺についてだと思い至る。

 この世で刃物を通さない肌を持つ種族はそれなりにいるが、確かに女王のような柔軟な肌から地面かと疑うほどの硬化に至る肌を持つ種族は聞いたことも見たことも無い。不思議と言えば不思議であるが、神の一族であると理解したならば今更不思議がることもおかしな話だとネロは納得していた。
 女王の言葉からもそれが当然であるといった自信がひしひしと伺える。

「思う存分好きに触っていいわよ」

 でなければ、こうも容易く暗殺者であるネロに隙を許さないだろう。

 それから暫くの時間、ネロは女王の胸を持ち上げたりくっつけたり、引っ張ったり圧し潰してみたり、ある程度の力加減が分かってからは様々な変形を許可は出てるとばかりに遠慮なく黙々と試みていた。
 しかし、傷を付けられる手前までなら硬化しにくいということと、女王がたまに変な声を出すことに気付いただけで、特に意味は無かった。武器類は概ね通用しないということであり、猛毒すら効かなかった今、ネロには最初から為す術は無かったことを再確認しただけであったからである。

 ……そうして女王の肌の謎は結局謎のまま。迷宮入りとなった。

 だが、ネロはそれが早々に分かってからもずっと変形させて半ば遊んでいた。なんとなく、女王の胸を触っていると安心したのだ。女王には傷を付けられない。ネロの攻撃は何も効かない。そう納得しただけでなぜか、どこかほっとするような、不思議な感覚に襲われていたのだ。
 未知への恐怖は既に薄れ始めていた。
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