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トウガラシくん
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帰り道、チョコくんも俺も静かだった。やっぱり、今日のチョコくんは変だ。怒ってはいないし、俺のことを嫌っているわけじゃないと思うけど、ずっと何かを考えているようだった。
家に着くと、チョコくんは俺をソファに座らせた。チョコくんと家に帰ってこれたことは、すごくうれしいんだけど、なんだか怖い。ローブを脱いだチョコくんは、俺の隣に座った。
「体調は悪くない?」
「うん、平気だよ……」
「お腹は?」
「……空いてる。あと、ホットチョコレートものみたい」
「そっか」
チョコくんは少し黙った後、何かを決心したように立ち上がった。
「アカネ、ジャムの正体を教えるね」
そう言うと、チョコくんはキッチンに向かった。特別なジャム?……珍しい食材で作ったっていうあの美味しいやつ……?
ふと、怖い想像が浮かんだ。チョコくんは俺から離れるために正体を教えようとしているんじゃないだろうか。
「え、やだ……」
1週間離れただけなのに、倒れて、お兄さんに迷惑をかける恋人なんて、面倒だと思われてもしかたない。
ジャムの正体さえ教えてしまえば、離れてもごはんを食べられるだろう、チョコくんはそう考えているに違いない。チョコくんは優しいから、別れた後に俺が飢え死にしないように、最後にジャムのことを教えてくれるのだ。でも、違う。
「……ちがうのに、おいしいご飯なんかいらないのに。においがなくたって、俺はチョコくんが好きだから、チョコくんがいなきゃ耐えられないのに……」
チョコくんと別れるなんて、いやだ。
「う……ぐすっ」
「え……?アカネ、どうして泣いてるの!?」
涙でぼやけた視界で声がした方を見る。チョコくんは俺のマグカップを持って立っていた。俺が泣いていることに、驚いたチョコくんは俺の元に駆け寄ってきた。
「……チョコくんが、別れる……って」
「は……?」
「チョコくん、ジャムの正体を教えて、っ……俺と別れるつもりなんでしょ?」
「私から別れるつもりなんてない!……ジャムの正体を教えるのは、アカネに嘘をついていたことを話すためだよ」
俺は袖で涙を拭きながら、大きな声で否定したチョコくんをみた。……嘘?
「別れないの?……嘘ってなに?」
「少なくとも私からは……ちょっとこれを見て欲しいんだ」
そう言って、チョコくんは俺にマグカップを差し出した。あれ?ホット・チョコレートじゃない。いつも飲んだあとに残る、白いジャムがマグマカップの半分くらい、入っている。底に少し残ったのしか、食べたことない。これはいわゆる原液だ。きっと、すごく美味しいだろう。
「……食べていいの?」
「何かわからないの?」
「?わかるよ。いつも作ってくれるホット・チョコレートに入ってるジャムだよね」
チョコくんは、俺が持っているマグカップに長い指を突っ込み、ジャムを指にまとわせた。ジャムがてらてらと光っている。
「うん……まぁ、確かにこれに水を入れれば私がアカネにあげてるやつだよ」
「だよね。俺わかるもん」
「ジャムっていうのが嘘なんだ……これは」
チョコくんは深呼吸をして、真剣な顔で俺を見てこう言った。
「私の精液なんだよ」
「へ、せーえき?」
「うん。今まで嘘をついて本当にごめん……謝って許されることじゃないのはわかってる「んむ。こんなに美味しいのに?」って、アカネ?なんで私の指を舐めてるんだ!?」
何日ぶりだろう。この味!甘くて美味しい!チョコレート!水で割ってないせいなのかすっごく濃い味がする。
「おれ、精液って苦いって誰かが言ってたの知ってるよ。チョコくんの精液は甘いんだ……すごいなぁ」
「ちょっと待って、アカネはなんでそんな……?」
チョコくんが一緒にお湯が入ったポットを持ってきてくれていたので、マグカップにお湯を注いだ。
「ふふ、ホット・チョコレート!」
「それはアカネが絶対一回は確認のために口に入れると思って、濯ぐように持ってきた水だよ……ホット・チョコレート作るために持ってきたわけじゃないから!」
慌てるチョコくんを無視して、出来上がったホット・チョコレートを口に入れた。
「うわぁ……おいし……ん?いつもより濃いような」
「んっゴホッ……それはまぁ、私はこの1週間討伐で忙しかったから……それなりに濃いのかもしれない……ね」
「へー!そうなんだ!」
わ~!わ~!こんなチョコくん初めてみた。顔は真っ赤でなんだか泣きそうだ。格好いいと思うことが多いけど、今はすごく可愛い。好きな子をいじめたくなっちゃう気持ちってこういうことなのかな?
俺はいつの間にか、チョコくんと別れると思って泣いていたことも体調が悪かったことも忘れてしまっていた。俺の体調はチョコくんの精液?ジャムのおかげで回復した、気がする。すごく元気だ。
そして、お腹が空いている。
「……ねぇチョコくん」
俺は空っぽになったマグカップを見つめる。
「……何、だい?」
少し怯えた様子のチョコくん。今度は、チョコくんが、俺が別れるって言うと思って怖がってるのかな?
人によっては、チョコくんがした行為は許されない行為だと責めるかもしれない。でもこれは、俺が決めることだから。
「びっくりしたけど、俺はこれからもチョコくんの精液飲みたいな」
「今まで嘘ついていたんだよ、私は」
「……もう嘘はつかないでくれたらそれでいいもん」
「だが……カーティスに言われなかったら、まだアカネにこのことを言うつもりはなかったんだ。アカネの食欲を利用して、密かに興奮していた……それを良しとしていたんだ」
「べつに……恋人に興奮されるのって、わるいことじゃないでしょ?」
えっちだって俺はチョコくんとだったら、いつだってしたい。いや、まだしたことないけどさ。べつに、そんなに悪いことだと思えないんだ。美味しいし。
「……」
チョコくんは黙ったままだ。どうしてもチョコくんは責められたいようだ。なら……。
「じゃあさ……ごめんねってことで俺のお願い聞いてくれる?」
「ああ。それはもちろん」
「チョコくんのせーえき、もっと食べさせて?」
家に着くと、チョコくんは俺をソファに座らせた。チョコくんと家に帰ってこれたことは、すごくうれしいんだけど、なんだか怖い。ローブを脱いだチョコくんは、俺の隣に座った。
「体調は悪くない?」
「うん、平気だよ……」
「お腹は?」
「……空いてる。あと、ホットチョコレートものみたい」
「そっか」
チョコくんは少し黙った後、何かを決心したように立ち上がった。
「アカネ、ジャムの正体を教えるね」
そう言うと、チョコくんはキッチンに向かった。特別なジャム?……珍しい食材で作ったっていうあの美味しいやつ……?
ふと、怖い想像が浮かんだ。チョコくんは俺から離れるために正体を教えようとしているんじゃないだろうか。
「え、やだ……」
1週間離れただけなのに、倒れて、お兄さんに迷惑をかける恋人なんて、面倒だと思われてもしかたない。
ジャムの正体さえ教えてしまえば、離れてもごはんを食べられるだろう、チョコくんはそう考えているに違いない。チョコくんは優しいから、別れた後に俺が飢え死にしないように、最後にジャムのことを教えてくれるのだ。でも、違う。
「……ちがうのに、おいしいご飯なんかいらないのに。においがなくたって、俺はチョコくんが好きだから、チョコくんがいなきゃ耐えられないのに……」
チョコくんと別れるなんて、いやだ。
「う……ぐすっ」
「え……?アカネ、どうして泣いてるの!?」
涙でぼやけた視界で声がした方を見る。チョコくんは俺のマグカップを持って立っていた。俺が泣いていることに、驚いたチョコくんは俺の元に駆け寄ってきた。
「……チョコくんが、別れる……って」
「は……?」
「チョコくん、ジャムの正体を教えて、っ……俺と別れるつもりなんでしょ?」
「私から別れるつもりなんてない!……ジャムの正体を教えるのは、アカネに嘘をついていたことを話すためだよ」
俺は袖で涙を拭きながら、大きな声で否定したチョコくんをみた。……嘘?
「別れないの?……嘘ってなに?」
「少なくとも私からは……ちょっとこれを見て欲しいんだ」
そう言って、チョコくんは俺にマグカップを差し出した。あれ?ホット・チョコレートじゃない。いつも飲んだあとに残る、白いジャムがマグマカップの半分くらい、入っている。底に少し残ったのしか、食べたことない。これはいわゆる原液だ。きっと、すごく美味しいだろう。
「……食べていいの?」
「何かわからないの?」
「?わかるよ。いつも作ってくれるホット・チョコレートに入ってるジャムだよね」
チョコくんは、俺が持っているマグカップに長い指を突っ込み、ジャムを指にまとわせた。ジャムがてらてらと光っている。
「うん……まぁ、確かにこれに水を入れれば私がアカネにあげてるやつだよ」
「だよね。俺わかるもん」
「ジャムっていうのが嘘なんだ……これは」
チョコくんは深呼吸をして、真剣な顔で俺を見てこう言った。
「私の精液なんだよ」
「へ、せーえき?」
「うん。今まで嘘をついて本当にごめん……謝って許されることじゃないのはわかってる「んむ。こんなに美味しいのに?」って、アカネ?なんで私の指を舐めてるんだ!?」
何日ぶりだろう。この味!甘くて美味しい!チョコレート!水で割ってないせいなのかすっごく濃い味がする。
「おれ、精液って苦いって誰かが言ってたの知ってるよ。チョコくんの精液は甘いんだ……すごいなぁ」
「ちょっと待って、アカネはなんでそんな……?」
チョコくんが一緒にお湯が入ったポットを持ってきてくれていたので、マグカップにお湯を注いだ。
「ふふ、ホット・チョコレート!」
「それはアカネが絶対一回は確認のために口に入れると思って、濯ぐように持ってきた水だよ……ホット・チョコレート作るために持ってきたわけじゃないから!」
慌てるチョコくんを無視して、出来上がったホット・チョコレートを口に入れた。
「うわぁ……おいし……ん?いつもより濃いような」
「んっゴホッ……それはまぁ、私はこの1週間討伐で忙しかったから……それなりに濃いのかもしれない……ね」
「へー!そうなんだ!」
わ~!わ~!こんなチョコくん初めてみた。顔は真っ赤でなんだか泣きそうだ。格好いいと思うことが多いけど、今はすごく可愛い。好きな子をいじめたくなっちゃう気持ちってこういうことなのかな?
俺はいつの間にか、チョコくんと別れると思って泣いていたことも体調が悪かったことも忘れてしまっていた。俺の体調はチョコくんの精液?ジャムのおかげで回復した、気がする。すごく元気だ。
そして、お腹が空いている。
「……ねぇチョコくん」
俺は空っぽになったマグカップを見つめる。
「……何、だい?」
少し怯えた様子のチョコくん。今度は、チョコくんが、俺が別れるって言うと思って怖がってるのかな?
人によっては、チョコくんがした行為は許されない行為だと責めるかもしれない。でもこれは、俺が決めることだから。
「びっくりしたけど、俺はこれからもチョコくんの精液飲みたいな」
「今まで嘘ついていたんだよ、私は」
「……もう嘘はつかないでくれたらそれでいいもん」
「だが……カーティスに言われなかったら、まだアカネにこのことを言うつもりはなかったんだ。アカネの食欲を利用して、密かに興奮していた……それを良しとしていたんだ」
「べつに……恋人に興奮されるのって、わるいことじゃないでしょ?」
えっちだって俺はチョコくんとだったら、いつだってしたい。いや、まだしたことないけどさ。べつに、そんなに悪いことだと思えないんだ。美味しいし。
「……」
チョコくんは黙ったままだ。どうしてもチョコくんは責められたいようだ。なら……。
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