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73話 Cecil
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モンスターと魔物。
両者の違いは、モンスターが、人間と同じく、生存の為に、空気・水・食料を必要とするのに対して、魔物はこれらを一切必要としない事である。
魔物と魔獣。
この両者に明確な分類は存在しない。
長い歴史を通して、ごく稀に、他の魔物と一緒くたの扱いをするには、余りにも強大な力を持つ存在が確認されていた。
これらの存在は、他者と区別する為に、いつの頃からか魔獣と呼ばれる様になった。
魔物の研究者の中には、魔獣は神の使いであると主張する者も居る。
だが、それ以上に恐ろしい主張をする者も存在する。
"人間と魔獣は起源を同じとし、進化の過程で枝分かれしたのだ"
"魔獣とは、人間が過酷な生存競争を生き抜く為に進化した姿である"
事実、魔物と魔獣の眼の形には違いが見られるが、姿形が全く違う、人間と魔獣において、両者の眼の形は同一に近い程酷似しているのだ。
僕が嘗て倒した魔獣も人間と同じ様な眼をしていた。
絶命する瞬間、その眼からは、魔物とは違う人間に近い印象を受け、同じ人間の命を奪ったのでは無いかと錯覚する程だった。
僕はこれ以上、獣と化した彼女を直視する事が出来なかった。
陽菜さんもまた、悲壮感漂う遠吠えを聞くのに堪えられず耳を塞ぎ、震えながら独り言の様に繰り返し何かを呟いていた。
「いつから、こんな事になっちゃったの。どうして・・・どうしてなの・・・。」
「陽菜さん、しっかりして下さい。」
僕は陽菜さんの肩を繰り返し揺すった。
「すまない。これから事を起こそうって言うお嬢ちゃん達には、気が重くなる話だったみたいだ。
今ならまだ引き返す事も出来るがどうする?」
「セシル君、相川さん。分かったでしょう。この施設は危険が多過ぎる。あなた達は先に車に戻ってなさい。ここから先は私だけで行動するわ。」
「何言ってるんですか。尚更先生だけを行かせる訳にはいきません。」
「先生、私は・・・。私はどうしても、この先に進まないと行けないの。」
「分かったわ。だけど、決して無茶はしないで。」
ここから先、生きて帰られる保証は無い。
だけど、僕は初めから決めていた。
七海さんを助けられる可能性が僅かでもあるなら、どんな事だって試すんだと。
「こんな現状を目の当たりにしても、あんた達の決意は変わらないって訳か。それは尊敬に値する。俺にはこんな事しか協力出来ないが、勘弁してくれ。」
そう言うと彼は、周囲に見えない様に僕の手の中に何かを押し込んだ。
「これは・・・?」
問い掛ける僕に対して、彼は耳元で小さく囁いた。
「備品室の鍵だ。きっとお前達の役に立つだろう。これ以上、ここで話してると周りに怪しまれるから先へ進みな。」
僕達は彼に目礼をして教えられた備品室を目指す事にした。
備品室に着くと、僕達は所員が着用している白衣に着替えた。
これで、少しばかりは他の所員に溶け込む事が出来るだろう。
地下に降りるエレベータの前に辿り着くと、桃恵先生はセキュリティーロックを難無く解除した。
表示版が地下30階を指した所で、エレベーターは静かに停車した。
「これは、街?」
扉が開いて、僕達が目にしたのは、人々の行き交う地上の街並みと何ら変わらぬ風景だった。
そこには家々が立ち並び商業施設や博物館まである。
「ここは、機密研究を行う所員専用の居住区よ。そして、この中の何処かに私達が探している例の装置が置かれている。」
「でも、どうして桃恵先生は、装置がここにあるって分かるんですか?
他のフロアの方が、装置を保管するのには都合が良さそうだと思いますが。」
「確かに、以前は別のフロアに厳重に保管されていたのよ。
だけど、装置が特殊な電磁波を放つって事が分かってからは、他の研究に影響を及ぼさない為に、一時的にこのフロアに置かれる事になったんだけど、結局それ以来ずっとそのままなの。」
「こんなに広いと何処に装置が隠されているのか探すのに一苦労じゃないですか。」
「装置自体は所内においても、然程、重要視されてた訳じゃないのよ。だから、隠すって認識は低かったんだと思うの。
そのお陰で、ある程度、どこにあるかの目星は付いてるわ。」
僕達は街中を走っているタクシーの様な乗り物に乗り込み、桃恵先生はパネルに行先を入力した。
そのまま目的の場所へ行く事も可能だったが、街の監視者に、装置を狙っている事を勘付かれない様にする為に、本来の目的地の手前で降りる事にした。
緑豊かな公園の前でタクシーを降りた僕達はそこから目的の場所を目指して歩いた。
大きな古びた蔵の前で桃恵先生が足を止めた。
「恐らく、この中に例の装置がある筈だわ。」
蔵には、その古びた造りには似つかわしくない、生体認証が備え付けられていた。
桃恵先生は認証解除すべく、ボードに触れた。
突然、けたたましい警告音が鳴り響いた。
"直ちに正しい認証を行って下さい。"
"ミサイル射出まで残り30秒。"
"影響範囲:当該地周囲3km"
認証に失敗した。
数十秒後には、この地にミサイルが着弾するって事なのか。
「えっ・・・!?こんなシステム知らないわ・・・」
桃恵先生の顔から血の気が引いた。
「先生!早くしないと!」
最早、逃げ場は無い。
「何がいけなかったの!一体どうしたら良いのよ!」
先生は涙声で、取り乱している。
何度も何度も力任せにボードを叩いたが、カウントダウンは止まらない。
「お願いだ!止まってくれ!」
抵抗虚しく、時は無常に過ぎて行く。
"5"、"4"、"3"・・・
「ねぇ、もしも生きてここを出られたら、その時は・・・」
両者の違いは、モンスターが、人間と同じく、生存の為に、空気・水・食料を必要とするのに対して、魔物はこれらを一切必要としない事である。
魔物と魔獣。
この両者に明確な分類は存在しない。
長い歴史を通して、ごく稀に、他の魔物と一緒くたの扱いをするには、余りにも強大な力を持つ存在が確認されていた。
これらの存在は、他者と区別する為に、いつの頃からか魔獣と呼ばれる様になった。
魔物の研究者の中には、魔獣は神の使いであると主張する者も居る。
だが、それ以上に恐ろしい主張をする者も存在する。
"人間と魔獣は起源を同じとし、進化の過程で枝分かれしたのだ"
"魔獣とは、人間が過酷な生存競争を生き抜く為に進化した姿である"
事実、魔物と魔獣の眼の形には違いが見られるが、姿形が全く違う、人間と魔獣において、両者の眼の形は同一に近い程酷似しているのだ。
僕が嘗て倒した魔獣も人間と同じ様な眼をしていた。
絶命する瞬間、その眼からは、魔物とは違う人間に近い印象を受け、同じ人間の命を奪ったのでは無いかと錯覚する程だった。
僕はこれ以上、獣と化した彼女を直視する事が出来なかった。
陽菜さんもまた、悲壮感漂う遠吠えを聞くのに堪えられず耳を塞ぎ、震えながら独り言の様に繰り返し何かを呟いていた。
「いつから、こんな事になっちゃったの。どうして・・・どうしてなの・・・。」
「陽菜さん、しっかりして下さい。」
僕は陽菜さんの肩を繰り返し揺すった。
「すまない。これから事を起こそうって言うお嬢ちゃん達には、気が重くなる話だったみたいだ。
今ならまだ引き返す事も出来るがどうする?」
「セシル君、相川さん。分かったでしょう。この施設は危険が多過ぎる。あなた達は先に車に戻ってなさい。ここから先は私だけで行動するわ。」
「何言ってるんですか。尚更先生だけを行かせる訳にはいきません。」
「先生、私は・・・。私はどうしても、この先に進まないと行けないの。」
「分かったわ。だけど、決して無茶はしないで。」
ここから先、生きて帰られる保証は無い。
だけど、僕は初めから決めていた。
七海さんを助けられる可能性が僅かでもあるなら、どんな事だって試すんだと。
「こんな現状を目の当たりにしても、あんた達の決意は変わらないって訳か。それは尊敬に値する。俺にはこんな事しか協力出来ないが、勘弁してくれ。」
そう言うと彼は、周囲に見えない様に僕の手の中に何かを押し込んだ。
「これは・・・?」
問い掛ける僕に対して、彼は耳元で小さく囁いた。
「備品室の鍵だ。きっとお前達の役に立つだろう。これ以上、ここで話してると周りに怪しまれるから先へ進みな。」
僕達は彼に目礼をして教えられた備品室を目指す事にした。
備品室に着くと、僕達は所員が着用している白衣に着替えた。
これで、少しばかりは他の所員に溶け込む事が出来るだろう。
地下に降りるエレベータの前に辿り着くと、桃恵先生はセキュリティーロックを難無く解除した。
表示版が地下30階を指した所で、エレベーターは静かに停車した。
「これは、街?」
扉が開いて、僕達が目にしたのは、人々の行き交う地上の街並みと何ら変わらぬ風景だった。
そこには家々が立ち並び商業施設や博物館まである。
「ここは、機密研究を行う所員専用の居住区よ。そして、この中の何処かに私達が探している例の装置が置かれている。」
「でも、どうして桃恵先生は、装置がここにあるって分かるんですか?
他のフロアの方が、装置を保管するのには都合が良さそうだと思いますが。」
「確かに、以前は別のフロアに厳重に保管されていたのよ。
だけど、装置が特殊な電磁波を放つって事が分かってからは、他の研究に影響を及ぼさない為に、一時的にこのフロアに置かれる事になったんだけど、結局それ以来ずっとそのままなの。」
「こんなに広いと何処に装置が隠されているのか探すのに一苦労じゃないですか。」
「装置自体は所内においても、然程、重要視されてた訳じゃないのよ。だから、隠すって認識は低かったんだと思うの。
そのお陰で、ある程度、どこにあるかの目星は付いてるわ。」
僕達は街中を走っているタクシーの様な乗り物に乗り込み、桃恵先生はパネルに行先を入力した。
そのまま目的の場所へ行く事も可能だったが、街の監視者に、装置を狙っている事を勘付かれない様にする為に、本来の目的地の手前で降りる事にした。
緑豊かな公園の前でタクシーを降りた僕達はそこから目的の場所を目指して歩いた。
大きな古びた蔵の前で桃恵先生が足を止めた。
「恐らく、この中に例の装置がある筈だわ。」
蔵には、その古びた造りには似つかわしくない、生体認証が備え付けられていた。
桃恵先生は認証解除すべく、ボードに触れた。
突然、けたたましい警告音が鳴り響いた。
"直ちに正しい認証を行って下さい。"
"ミサイル射出まで残り30秒。"
"影響範囲:当該地周囲3km"
認証に失敗した。
数十秒後には、この地にミサイルが着弾するって事なのか。
「えっ・・・!?こんなシステム知らないわ・・・」
桃恵先生の顔から血の気が引いた。
「先生!早くしないと!」
最早、逃げ場は無い。
「何がいけなかったの!一体どうしたら良いのよ!」
先生は涙声で、取り乱している。
何度も何度も力任せにボードを叩いたが、カウントダウンは止まらない。
「お願いだ!止まってくれ!」
抵抗虚しく、時は無常に過ぎて行く。
"5"、"4"、"3"・・・
「ねぇ、もしも生きてここを出られたら、その時は・・・」
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