貴族社会は欺瞞と虚飾でできている

杜野秋人

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【おまけ】※小説本文ではありません

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【ネーミングのネタばらし】
書いとかないと多分誰も調べてくれないと思うので(爆)、もったいぶらずにネタばらしします(笑)。


〖人名〗
・新妻/子爵家の娘
[フォーニー] Phony
英語で「嘘つき」の意。
※「何かを演じている」「嘘っぽい」「偽物っぽい」「無理をしていてかっこわるい」「~ぶっている」というような意味で使われるスラング表現。男女問わず使われる。
 17歳(初婚)→20歳(離婚)→22歳(再婚)
※18歳で双子の男児を、20歳で女児を産んだ。なお23歳時にもうひとり女児を産む。

・旦那様(侯爵)
[アロガント] Arrogant
英語で「傲慢な,横柄な,尊大な」の意。
 24歳(初婚)→27歳(離婚と再婚)→29歳(墓場行き)
 宰相府の次席補佐官。外面はいいが、内心では功績を笠に着て尊大な考え方をしており、女性を馬鹿にしている。見目がよくエリート街道を邁進する彼は女に不自由したことがなく浮気放題遊び放題で、どうせなら最高の女を手にしようと欲をかいて破滅した。

・前侯爵(義父→旦那さま)
[スタバーン] Stubborn
英語で「頑固な、意固地な、強情な」などを意味する形容詞。
 45歳(隠居)→48歳(復位)→50歳(再婚)
 誠実でありつつも頑固な堅物。その割に小娘の色気にあっさり陥落(爆笑)。

・子供たち
※3人とも書類上はスタバーンの養子だが本当は実子。
[フラウス] Fraus (長男)
※ラテン語で「欺瞞」を意味する第3変化名詞。
[ヴァニタス] Vanitas (次男)
※ラテン語で「空虚」「むなしさ」の意。転じて地上の人生の無意味さや、虚栄のはかなさなどと深く結びついた概念を示す語。英語の「虚飾(Vanity)」の語源。
[セラーレ] Celare (長女)
※ラテン語で「隠す、隠蔽する」を意味する第1変化動詞 celo の不定法・能動態・現在形。

・侯爵家執事
[タキトゥス] Tacitus
ラテン語で「沈黙」の意。
 名を呼ばないと不自然な描写が出てきてしまったため、そのシーンで呼ぶためだけに命名(爆)。侯爵邸内で起こった全てを知っていて口を噤んでいる。
※tacetは動詞 tacere「黙る/~について言わない」の三人称単数現在。「彼(彼女/それ)が黙っている」の意。tacere の形容詞形 tacitus はまた過去分詞でもあり、「沈黙した/言われない・秘密の」の意。人名のタキトゥス(Tacitus)はこれ。

・愛人(公女)
[グロリオーサ] Gloriosa
 25歳(帰国)→28歳(侯爵家乗り込み)→30歳(今ココ)
※最初に嫁いだ帝国では子を産まなかった。29歳で母そっくりの女児(アロガントの子)を産む。
 グロリオサはユリ科の球根植物。和名だとアカバナキツネユリやユリグルマと呼ばれる。“百合姫”の二つ名はここから。
 葉の先端に巻きひげがあり、これを他の植物に絡みつかせながら成長する特性を持つ。この特性を活かして天高く成長する。まるで他人を足掛りにして自分だけ天に上るかのように(爆)。
 グロリオサに含まれる成分のコルヒチンは強毒性で、中毒症状はヒ素中毒に類似する。服用後2~5時間で口腔・咽頭灼熱感、発熱、嘔吐、下痢、背部疼痛、腎不全などの症状が発現し、呼吸不全により死亡することもあるという。解毒剤はない。致死量は種子の場合、数グラムほど。
※作中の毒の描写は若干のフィクションが入っています。
 主な花言葉は「passion(情熱)」「proud(誇り)」「honor(名誉)」「glory(栄光)」「represent purity(純粋)」「beauty(美しさ)」など。
※帝国での旦那(第二皇子)殺しは表沙汰にはなっていないが婚家、実家および両国の王家と皇帝家にはバレていて、裏で秘密裏に処理されている(醜聞隠蔽のための裏取引)。帰国後は程々に社交させたのちに病気療養と称して領地に幽閉する予定……だったのにアロガントが子作りしちゃった(爆)。

・筆頭公爵家嫡男(三席補佐官)
[インシディアス] Insidious
英語で「悪だくみをした、陰湿な、陰険な、狡猾な、油断ならない」などの意。
 27歳(冒頭)→30歳(次席昇格)→32歳(今ココ)
 名前出してないけど名付けてました(笑)。ただしキャラとしてはほとんど出せてないので、イマイチこういうキャラにはなってない気がする( ̄∀ ̄;



〖家名〗
・侯爵家
[クラシーク] Classic
※英語のクラシック(classic)の読み替え。伝統と格式ある家門、としたかっただけ。

・筆頭公爵家
[シュペルブス] Superbus
 ラテン語で「(悪い意味で)尊大な、無礼な、横柄な、傲慢な、高慢な、洗練されていない、生意気な、礼儀を欠く」などの意。花のグロリオーサの学名が「Gloriosa superba L.」であることにもちなむ。


〖その他〗
なし。
※宰相、筆頭補佐官(王弟公爵)、侯爵家侍女などは特に名前の設定はしてないです。別になくてもいいかなと思って(爆)。





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感想 11

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みんなの感想(11件)

vanilla
2024.11.05 vanilla
ネタバレ含む
2024.11.05 杜野秋人

感想ありがとうございます。


いや作者も響きが女の子っぽい、可愛いと思って新妻の名前に採用したんですけどね、実際は男女問わず使う言葉なんですよね。phony guy(見栄っ張りの嘘つき野郎)とかって言うらしいです(爆)。

なので、ペットの名前としては推奨致しませんw

解除
蘭丸
2024.11.04 蘭丸
ネタバレ含む
2024.11.04 杜野秋人

最後までお付き合い頂きありがとうございました♪


最後はホラーエンド気味ですけど、グロリオーサさんはきちんと愛してあげる限りは才色兼備の完璧な嫁なので大丈夫ですよ!(無責任)

解除
ulalume
2024.11.04 ulalume
ネタバレ含む
2024.11.04 杜野秋人

最後までお付き合い頂きありがとうございました。


はい、まさしく毒花でしたね公女さま(爆)。

息子侯爵ことアロガントくんは仰る通り、貴族社会には向いてなかったのかも知れません(^_^;
まあでも、これからは嫁にガクブルしながら地方官僚として生きていくわけですからね……。まあ、仕事上で付き合いのある女性陣との仲を疑われたら即エンドですけども!(爆)
いやそもそも離れから離れられないし、仕事も持ってきてもらうのかも知れませんが(爆笑)。

解除

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