忠誠心、試します。〜犬耳嬢王様のフェイスチェア指令〜

にゃんぽこ

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玉座、それは肉厚で屈強──妄想暴走王国

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玉座、それは肉厚で屈強──妄想暴走王国

その日も、リクは王様ラティーナの“ごっこ遊び”に付き合わされていた。

(もう慣れた、って言えば聞こえはいいけど……)

玉座の前、土下座スタイルで待機する彼の脳裏では、毎回同じ言葉が反響する。

──「人間フェイスクッション、スタンバイ!」──

ラティーナの掛け声とともに、ぐい、と腰を落とす褐色王様。

その瞬間、ぷにゅっ……ひくっ、ぷるんっという小さな音が、脳に直接届く。

(この音……この感触……毎回思うけど……)

リクの思考が、ぐらりと揺れる。

(なんだこのおしりは!?)

大きすぎず、しかし無駄がなく、それでいて信じられないほど肉厚。
柔らかいのに、屈強な芯を感じさせる――これはもう、防御力の高いクッションだ。いや、もはや兵器。

(こんなおしり、反則だろ……)

脳内ではなぜか審査員風の自分が現れ、解説を始める。

「ご覧ください、このシルエット。丸みと張りの黄金比、そして何より、筋肉による密度の暴力ッ……!」
「ただのプリッと感ではなく、内側からひくっ、ぴくっと波打つ筋線維! これぞ“肉厚で屈強”の体現!」

(いや待て、冷静になれオレ……これはただのごっこ遊び……ごっこ遊び……)

ぷにっ、むにゅっ、ぷるぷるっ……

(ッッ!?)

妄想世界ではすでに巨大王座が降臨し、ラティーナ王様が「忠誠心が足りないわね?」とあの肉厚ボムで追い打ちをかけてくる。

「もっと深く沈んでみなさい! このクッションの、真の“底”まで……!」

(オレの顔が沈んでいく……吸い込まれていく……玉座の奥に……って違う違う!!)

気づけば現実のラティーナが、ちょこんと腰を揺らしている。

「リク~? 今日、なんか顔が赤いよ?」

「な、なんでもないッス!!」

(お願いだから、これ以上長居しないでくれ……オレの理性がぷにゅぷにゅにされる……!)

ラティーナは首をかしげながら、楽しげに玉座タイムを満喫していた。

一方その頃、リクの脳内では――

「肉厚で屈強な玉座、それは罪深き快楽の王具──」

というナレーションが、堂々と鳴り響いていたのだった。
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