女神様は凄い!

琥太朗

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次の日、会社に行く。
課長に礼を言い、仕事についたが、瑠美の歩く姿は未だガニ股だしたまにふらついている。そりゃそうだ。一昨日の夜から昨日の昼までヤリっぱなしだったからそう簡単に膝が閉じないだろうな。

会社での女性社員の視線が俺に集中している気がした。瑠美は俺と目が合うと真っ赤な顔し、この課の1番のお局、佐藤葵(38歳)は異常に辛く当たる。

昼前の事だ。

「ちょっと、一条君‼︎ 何この書類!間違いだらけじゃない!こんなの上に持って行けっ言うの‼︎、やり直しなさい!」

と言われる始末。なんの恨み?瑠美との事バレてる? ですよね~。 それじゃないとあんな風に言われないよ

ん?

突き返された書類の裏にタックメモが。

『今晩、7時に飲みに付き合いなさい。』

は~そう言うことか~。書類は然程のミスば見当たらなかったからおかしいと思ったら。

ミスを訂正し、お局に渡す。

「申し訳ありませんでした、これで如何ですか?」

裏には
『了解致しました。」
のメモ。

「今度からは気をつけてよ。こっちが迷惑するんだから。」

退社後に指定された居酒屋に行って待っているとお局が来た。

「待った~?」

可愛い声を出して笑みを浮かべている。
お局はメガネを外して髪をアップから後ろに縛っていると見事に可愛い。

「さっきはごめんね~辛く当たっちゃって。」
「いいえ、大丈夫です。僕と飲む為の口実だったでしょう?」
「解る~?ちょっと君と飲みたくてさー。」

2人で腹ごしらえとビール、酎ハイを飲み小1時間。そろそろ帰ろうとしたら。

「ねぇ、ちょっと飲み過ぎちゃった~、どこかで休んで行こう?」
「え、何処はですか?」
「ん~、任せる!」

俺はお局の腕を抱えて、店を出た。

「ねぇ、勝君~、ホテルいこ?」

お局は俺の耳元で囁いた。
やっぱりねぇ~、目的はそれでしたか、葵さん。

「えっ?佐藤さん?いいんですか?」
「イヤ!葵って呼んで!今日は最後まで付き合って! ね?」

ここまで来たら尻込みは出来ない。ホテルに入り、一気に部屋まで入る。
ベッドの前に立ったお局の前で俺は左目を擦り、服を脱ぎ捨てる。
みるみる元気になる俺。
お局の顔が赤みを増す。お局も服を脱ぎ、俺を押し倒した。
後はいつもの無制限5時間コース!

「も、もうギブアップ!一条君!もう駄目!堪忍して~!」
「葵さんダメです!俺まだ大丈夫ですよ。もう一回だけ。」
「イヤイヤ!もう駄目!もう沢山!壊れちゃう!」

時計は12時を回っていた。

「き、今日は私休みます!こ、これじゃあ仕事にならないから~ハアハア」
「わかりました。私はこれで失礼してよろしいですか?それとも、もう一回?」
「イヤ駄目!あなたって凄くタフね。これで瑠美さんも何回もイカせたの?」

やっぱり瑠美は話したのかー。

「ええ、まぁ、それは内密にお願いします。付き合ってる訳でもなくて飲んだ勢いで・・・ですので彼女も反省してるかと。」
「そ、そうね。私達のことも秘密よね?」
「その方が、良いかと。」
「分かったわ。私はもう少し休んでから帰ります。じゃないと、足がおぼつかないわ。」
「はい。それでは失礼します。」

家に帰ったが、3人の姿がない。思念会話で何処にいるか聞いたら、
俺と同じホテルにいたらしい。
『今ね、おじ様の相手してるの。」
『ほどほどにな。他の2人もか?』
『そう、ヴァギは6Pするって。アヌは4Pみたい。』
『はいはい、それだけでお腹一杯ですわ。じゃあ』
『はーい!』
 
朝になり、出社すると係長から、

「佐藤さんは体調不良により、今日は休むそうだ。だから佐藤さんの分もフォローしてやってくれ。」

瑠美がコッチを見てる。見返すと慌てて目を逸らす。
そうかぁ、瑠美のやつ俺とやった事を周りに自慢したな?そろそろサネ達の仕事も本格的になるし、俺もこの仕事も区切りをつけておかないと、面倒な事になっては申し訳ないな。

次の日葵さんが出社した。やはり、歩く姿はガニ股で少しふらついている。仕事中も俺に対する視線がいやらしくなった。

迎えた金曜日。またお局から誘いが来た。
しょうがない、今度は一晩中相手をしてやった。お局にスグシタクナールかけて、

「も、もうしたくないのに、身体がぁ~!」

とか言って俺を求めて来る。
魔法が切れた頃には白目を剥いてベッドから動けなくなっていた。
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