異世界に落ちた俺は

琥太朗

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異世界に落ちる

商いの開始

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2日後、ウェルから午後からトンネルが開くと連絡があり、行ってみた。
畳一畳くらいのドア。色がピンクなら〇〇ドア?
「お前さんのアイテムボックスにも入るから何処で開いても使えるよ。お前さんが向こうに行ってドアを閉じたらこっちのドアは消えるんだ。逆もそう。何処に行くかはドアの取手を握りながら念じて開けるとその場所に行けるはずだからな。」

「ありがとう、ウェル。早速行ってみるよ。」

俺は自分のアパートの部屋を思い浮かべ。ドアを開けた。



おお!懐かしい!俺の部屋!
先ずはドアをアイテムボックスに仕舞い、先ずテレビを点ける。若干の時差が有るが、影響は無い。おっとアイテムボックスからスマホを取り出し、会社に電話する。

「金井!何やってんだよ!連絡もしないで。もう、お前の居場所なんか無いからな!」

係長が電話口で怒鳴り声あげたんで、

「申し訳ありません。会社辞めます。後はよろしくお願いします。」

と切った。

とりあえず、貯金は50万。このアパートは使うとして、向こうに持って行く商品を買うか。
塩を20kg、粒コショウを3kg、百均で巾着袋とガラス壷を数点買って、小分けしてみた。

さて、それでは向こうに行くか。ドアを取り出し、向こうの宿の部屋を思い開ける。
うん!行ける!

俺はさっきのパブに行き、主人と話をしたら、
この領地は内陸にあり、海からは遠く、塩や海産物は手に入りにくいらしい。そこで、塩を1kg出し、銀貨50枚で引き取ってくれ、胡椒は100gで金貨1枚だ。
後日談だが店は味が良いと繁盛し始めた。主人は追加の胡椒と塩を卸してくれと言う。
多少、量の制限をかけて、違う香辛料と、干物を売る事を約束した。
こっちで買って向こうで売れる物。刀剣類は銃刀法に引っかかって売れない、甲冑は骨董の部類、古物商の資格が要る。
しばらくは骨董品屋に売るがやはり足元を見られて安くしか買わない。
後は、薬草か?漢方薬に使われる薬草。朝鮮人参とかカノコソウが大量に手に入り、薬局で高く売れた。

次に魚屋で干物を大量に仕入れる。後は昆布、ワカメ、煮干しだ。

これを交互に繰り返して行くとひと月で500万円程の利益が上がった。
領主様には50万円分、彼方の世界のお土産と真珠のネックレスを献上した。

「中々気が効くのう。 これからも精進しなさい。」

とお褒めの言葉を頂く。こんなボロ儲けはないのだが。
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