異世界に落ちた俺は

琥太朗

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異世界に落ちる

新しい相棒

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 胡椒と塩を卸していたパブは大人気になり、ビールも良いのが欲しいというのでビールも仕入れる。
 日本のビールは冷えていないと旨くは無い。そこで、ドイツの某有名ブランドを樽で仕入れたのだ。あのドアでドイツに行き、話しが通じるか不安だったがあの魔石はこっちの世界の外国の会話にも適用していた。めちゃくちゃ便利だ。

 宝石も日本だけではなく、海外でも売れ、かなりの儲けになった。刀剣だって高値で売れる。
 段々と忙しくなり、人手が欲しくなった。

 パブの主人に

「仕入れや販売、金の計算とか出来て信頼できる人を紹介してよ」

 と言ったら、

「俺の娘はどうだ?頭がいいし、器量も良いぞ。」

 と言われた。


 名前はハル。25歳くらいでずっと店切り盛りしていたらしく、働き方は見ていたから判る。

「ハル? 今の商売をちゃんとした店でやりたいんだ手伝ってくれないか?勿論手当てもちゃんと出すよ。」
「良いわよ。父の店は昼から少しの時間忙しいからその時はこっちを手伝わせて。」
「ああ、構わない。」
「じゃあ、いつから?」
「未だ店をいい所がないか探している。」
「それなら隣はどうかな?お年寄りがやっていたけど、体が続かないからって春から閉めてるの。雑貨屋さんだったからそのまま使えそうよ。」
「それはいい!話を進めてくれるか?」
「はい、了解です。」

 新しい店はトントンと決まり、並べる物も雑貨やら干物、香辛料にした。
 干物は好評で海から遠いせいか良く売れた。香辛料も獣の匂い消す為かターメリック、クミン、バジルは良く売れる。
胡椒、カラシ、チョウジ、唐辛子も置いた。これらは多少高いが売れ行きは上々。
 カレーのレシピを書いて貼って置くと旨いと好評だ。パブでもカレーとパンを一緒に出したのが人気で、まぁナンみたいなもんか?

 骨董品はフランスやイタリア、イギリスで車をレンタルして日曜日のバザーで売った見たら結構繁盛した。50万円位で仕入れた物が300万で売れたのだから結構ボロ儲けだ。

異世界もハルがいい感じでやってくれているから安心だ。たまに難癖をつけて来る輩がいるが、パブの親父が睨みを効かせるとすごすごと引き上げる。パブの主人は昔冒険者だったらしく、めっぽう腕には自信があるらしい。

宿泊まりだった俺もまとまった金も貯まって来たので、家を買うことにした。
少し町外れで馬車か、馬で通えそうな所をパブの主人に頼み購入してみた。
少し古いが、少しずつDIYをやりながら、マイホームをリノベするのも悪くない。
ハルには10日に2日は店を休みにすることにして、その休みの日は家のリノベを手伝ってもらった。
こちらの世界は下水道がちゃんとしていて特に下水道は水洗になっている。まぁベンチ式ではなく、いわゆる和式トイレに似ていて用が済むと流れる仕組みだ。その汚水は町外れに処理場みたいな所に集められ、魔石やら魔術師が上手く綺麗にしてくれるらしい。

 上水道は無いが地下水が豊富で、10mも掘れば水が出る。ボーリングというのか、鉄管を打って手上げポンプをつけてくれる業者がいて金貨3枚でやってくれる。少々高いがお任せでいいだろう。
 キッチンはLPGボンベとコンロをあちらで買い、自分で備え付ける。風呂もDIYのユニットバスも購入して灯油ボイラーを付け風呂とシャワーが使えるようにした。電気はソーラーパネルと蓄電池を買い庭先に付けて照明も😭LEDの照明を使えば白熱球より長持ちする。
何だかんだで200万円位の出費だが快適な生活には不可欠だろう。

 


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