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異世界に落ちる
病
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事が終わり、2人で店に行くと。人が開店を待っていた。
「どうされました?開店迄はまだ時間がありますけど?」
「この子が熱にうなされて、何か方法がないかと思って来たんです。」
その子の顔は赤くかなり熱があるようだ。
一般的な解熱剤は市販薬では有るけど、根本的な治癒にはならない。
「私は医者ではないので、治療は出来ないし、医薬品も扱えないです。お医者様は居ないのですか?」
「直人さん、ここのお医者様はどちらかと言うと魔術師なの。だから魔力で治すの。でも疫病や伝染病は治せないの。」
そうなんだ、だからハルの子供達も・・・。しょうがない!いちかばちか。
「私に考えがあります。熱を下げる薬を持って来ます。でも治せるかは判りません。それでもよろしいですか?」
「はい!お願いします!」
俺は店の奥に行き、向こうの世界へ行く。
ドラッグストアで解熱の市販薬を買って戻る。
解熱剤を手渡すと親子は帰って行った。
「大丈夫でしょうか?」
「保証は出来ないよ。俺は医者じゃないし、本当は関わらない方がいいんだ。」
後日、残念ながらその子は亡くなった。自分が医者なら治せたかもしれないが、これが限界だろう。だからもう薬は売らない事に決めた。
その代わりに野菜の種を売る事にした。こちらにはない、トマトやカボチャ等等。こちらの人は肉を中心にした食事で野菜は添え物くらいだ。
食生活を変える事で子供達の体質も変わってくれるのではないかと思ったからだ。野菜を栽培する農家には珍しい食材だと言い、買う人には料理のレシピを渡す。
中々根気のいる事だが、これで病気が少なくなれば幸いだ。
功を奏したのか、徐々に売れ行きは伸びてきた。
肉の代わりに豆を使った料理とか、肉と一緒に煮込む料理が増えてきた。 また、麦を使ってパンを焼き、レシピを教えた。
ハルも俺があちらから持って来た料理のレシピをこちら風にアレンジしたものをパブで出したり、レシピをまとめた小冊子を店に置いたりしてるから売上も上々だ。
あちらの世界の魚も塩や糠に漬けたものを持って来て紹介した。
あっという間に10年が過ぎた。俺も35歳。
ハルもすっかり結婚しているかの様に暮らしている。
そこで、親父殿がいる店内で、もう一度プロポーズをした。
「ハル、やっぱり君と結婚したい。」
「うん、わかった。私もそう思ってます。」
「おお!こりゃ良かった! おーい皆んな!
ナオトとハルが結婚することになったぞ!今日は俺の奢りだ!」
「おめでとう!」
「何だ?今更か?」
「羨ましい!」
等等、お祝いやら冷やかしやらで一晩中騒ぎまくった。
「どうされました?開店迄はまだ時間がありますけど?」
「この子が熱にうなされて、何か方法がないかと思って来たんです。」
その子の顔は赤くかなり熱があるようだ。
一般的な解熱剤は市販薬では有るけど、根本的な治癒にはならない。
「私は医者ではないので、治療は出来ないし、医薬品も扱えないです。お医者様は居ないのですか?」
「直人さん、ここのお医者様はどちらかと言うと魔術師なの。だから魔力で治すの。でも疫病や伝染病は治せないの。」
そうなんだ、だからハルの子供達も・・・。しょうがない!いちかばちか。
「私に考えがあります。熱を下げる薬を持って来ます。でも治せるかは判りません。それでもよろしいですか?」
「はい!お願いします!」
俺は店の奥に行き、向こうの世界へ行く。
ドラッグストアで解熱の市販薬を買って戻る。
解熱剤を手渡すと親子は帰って行った。
「大丈夫でしょうか?」
「保証は出来ないよ。俺は医者じゃないし、本当は関わらない方がいいんだ。」
後日、残念ながらその子は亡くなった。自分が医者なら治せたかもしれないが、これが限界だろう。だからもう薬は売らない事に決めた。
その代わりに野菜の種を売る事にした。こちらにはない、トマトやカボチャ等等。こちらの人は肉を中心にした食事で野菜は添え物くらいだ。
食生活を変える事で子供達の体質も変わってくれるのではないかと思ったからだ。野菜を栽培する農家には珍しい食材だと言い、買う人には料理のレシピを渡す。
中々根気のいる事だが、これで病気が少なくなれば幸いだ。
功を奏したのか、徐々に売れ行きは伸びてきた。
肉の代わりに豆を使った料理とか、肉と一緒に煮込む料理が増えてきた。 また、麦を使ってパンを焼き、レシピを教えた。
ハルも俺があちらから持って来た料理のレシピをこちら風にアレンジしたものをパブで出したり、レシピをまとめた小冊子を店に置いたりしてるから売上も上々だ。
あちらの世界の魚も塩や糠に漬けたものを持って来て紹介した。
あっという間に10年が過ぎた。俺も35歳。
ハルもすっかり結婚しているかの様に暮らしている。
そこで、親父殿がいる店内で、もう一度プロポーズをした。
「ハル、やっぱり君と結婚したい。」
「うん、わかった。私もそう思ってます。」
「おお!こりゃ良かった! おーい皆んな!
ナオトとハルが結婚することになったぞ!今日は俺の奢りだ!」
「おめでとう!」
「何だ?今更か?」
「羨ましい!」
等等、お祝いやら冷やかしやらで一晩中騒ぎまくった。
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