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文化祭
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文化祭1日目~ステージ発表~
日葵「今日は、体育館でライブだよね?フォークソングの方達もでるんだよね?
楽しみだな~!!!!」
陽介「お前、音楽できないくせに、ライブ好きだよなー!!!!ってか、あいつがおるからか??」
日葵「へっ?いや、別にそーいうのじゃないし、もともと好きだし。。。」
陽介「はいはい。でも、尚葵は、まだ一年だから、二曲ぐらいしか出ねーらしいぞ!」
日葵「へっ?そうなの?やっぱり、2、3年生メインなんだね。」
陽介「まぁーな!先輩だしなー!」
日葵「そっかー!でも、小林尚葵君が、フォークソングだったなんて全然知らなかったしー!笑笑それも、ドラムなんだよね?絶対かっこいいじゃんかー!!!!!」
陽介「あぁ。そーだな。いつも、大人しい人がロックとか叩くんだからそりゃー、ギャップで人気が出るかもなー?」
日葵「えっ、どうしよー。そんなのこまるよ。。。」
陽介「まぁ、お互い様になるだろーけどもな。ってか、お前も用意しなくていいのか?チア部もなんか披露するんじゃねーの?」
日葵「ん?あっ、もう、下に着てるから、9:50になったら集まればいいから、それまでは暇なの。」
奈々帆「はぁ~、早く日葵のチアみたいわ!!!!絶対可愛いし、あっ、写真しっかり撮るからねーー!!!!!」
日葵「ありがと、奈々帆!!!!
でも、ちょっと緊張してきた。。。どうしよー、フリ間違えたりしたら、ちゃんと笑って出来るかな?」
奈々帆「大丈夫、大丈夫!!!!自信もって、あんたは、可愛いんだから!!!!!」
日葵「いやいや、全然だし、奈々帆ならわかるけど、うちは、地味だし、ぶさいくだし、、、」
奈々帆「あーはいはい。地味でもブサイクでもないし、このうちが言ってるんだから、大丈夫!!それとも、うちの言ってることを信じないの??」
日葵「うゔ、信じる。。。頑張ってくる!!!!」
奈々帆「うん、がんばれ!!あっ、そろそろ時間だし、行っておいで!」
日葵「うん!ありがと!!」
陽介「はぁ~、絶対日葵もっと人気出るだろ。」
奈々帆「そりゃー、そーでしょーよ。
でも、同じ学年のひとは、陽介が彼氏だと思ってるから、全然声かけられてないと思うよ。」
陽介「なら、よかった。あいつは、ほんと危機感がないからなー、ほんと心配だわ。特に、チアのとかに出たら他学年にも寄ってこられそうで心配だな。」
奈々帆「確かにねー!それは、もうどうにもならないねー。。」
陽介「だよなー。あっ、行きしは、絶対、日葵と行ってくれよ。じゃねーと、電車とかで他校にまで目をつけられてる可能性高いし、痴漢とかにあっても困るからなー。帰りは、俺もサッカー部でチア部と同じぐらいの時間になるからちょうど帰れるけど、朝は、サッカーは朝練があるかなー!!」
奈々帆「うん、それは当たり前よ!日葵を1人なんて危なっかしくて無理無理!!帰りはうちと秀人は、陸上だし、日葵らーよりかは少し終わりが早いもんねー。」
陽介「確かになー、たまに一緒になるときもあるけどなー!」
奈々帆「だねー!あっ、もうそろそろ、日葵出てくるんじゃない?」
陽介「あっ、だなーー。カメラよろしく!」
奈々帆「はいはい、りょーかい!」
司会「続いては、チア部です~!!」
チア部
「Ready OK?」(OK!!)
「We are ~~~~」
「We are ~~~~」
「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、、、、」
「Let's go Let's go ~~~~」
side:日葵
うわ~、お客さんいっぱいだ!恥ずかしいけど、楽しいな!!
あっ、小林尚葵君がいる。
あっ、全然見てくれてないや。
隣の子は誰だろ?綺麗な人だな。
もしかして、彼女だったりするのかな?
どうしよー。
あっ、ダメダメ。ちゃんと集中しないと!!!
観客「キャー、可愛い。。。。
あの子可愛くね?あれ?1年生??
メッチャかわいい~!!!!
うわ、すご~!!!!!
体、柔らか!!!!
すげー、ピラミッドみたい!!!!
可愛い~!!!!!!」
side:尚葵
あっ、あの人って確か、小山の幼馴染だよな?
やっぱり、俺とは別世界の人だな。
キラキラしてるなー。
すごいな、堂々としてて、
笑顔が素敵な人だな。
チア部は、すごいなー。
side:陽介
さすが、日葵!
やっぱり、可愛いなー。。。
ってか、観客の声、
どいつも、こいつも、一年のあの子可愛くね?ってはぁー、もう、これ以上、ライバル増えられたら困るわ。。。
でも、ほんとチア部すごいなー!
いつも遅くまで練習してるだけあるわ!!!!みんな、声ちゃんと出てるし、揃ってるし、キレがあるなー!
すごいな~!!!!!!
side:奈々帆
うわ~、もう、ほんと可愛すぎでしょ!!!!!!
パシャパシャパシャパシャパシャ
もう、本当可愛すぎるわ!!!!!
なに、あの笑顔、もう、ほんと天使だわ!!!!!!!!
パシャパシャパシャパシャパシャ
あっ、小林君みっけ。
あっ、ちゃんと見てくれてるじゃん!
よかったね~日葵!!!!
あとで教えてあげよーと!!
side:秀人
日葵ちゃんすごいなー!
ってか、奈々帆めっちゃ顔ニヤけてるし。
可愛いの声丸出しだし、もー、奈々帆さんの方が可愛すぎますよ??
どんだけ、友達想いなんですかー!!!!
ほんと、良い彼女をもったなー!!
司会「チア部のみなさん、ありがとうございました!!!!
これにて、午前のステージ発表は以上となります!!!
午後からは、ダンス部・フォークソング部・となっています!
ぜひ、見に来てください!!!!」
奈々帆「日葵、お疲れ~!!!!!めっちゃ、可愛かったよ!!!!
ってか、小林君見てくれてたよ!!」
少し、悲しそうな顔で返事をする。
日葵「あっ、うん、奈々帆ありがと!!!
えっ?本当に?私が小林尚葵君見つけた時は、なんか隣の子と話ししてて全然見てくれてないなーと思ったんだけどなー笑笑
でも、それなら、よかった!!ありがと!!!!」
陽介「日葵、おつかれ、よかったよ!ってか、午後のステージ発表までどうする?屋台行ってみるか?」
日葵「陽介、ありがと!!うん、行きたい!!!!たこ焼きあるかな?」
秀人「たこ焼き、あっちにあったよ!」
日葵「そーなんだ!ありがと!じゃ、行ってみよーよ!!」
陽介「うん、だなー!」
秀人「あのー、日葵ちゃんに、お願いがあるんだけど、奈々帆と2人で回ってもいいかな?」
日葵「あっ、そうだよね!!いいよ、いいよ!せっかくの学校行事なんだし、2人で回っておいで!うち、陽介と回るし、行っておいでー!!!!」
奈々帆「えっ、いいの?じゃ、そうさせてもらうわ!!!午後のステージ発表の席は、早い方がとっとこう!それで、一緒にみよ!!」
日葵「うん!!わかった!!!!」
秀人「ほんと、日葵ちゃん、ありがとな!」
日葵「うん、全然いいよ!!」
奈々帆「さすが、秀人言い方上手だわ!」
秀人「まぁーな、これぐらいしてやらねーと陽介が不敏だからな、あとちょっとぐらい2人の時間もいいかな?と思ったし、一石二鳥だろ??」
奈々帆「そーだね!たまには、こういうのもいいかもねー。」
秀人「だよなー!」
陽介「えっとー、じゃ、たこ焼き行きますか!!」
日葵「へっ、あっ、うん、そーだね!!!!」
陽介「えっとー、そういえば、尚葵といつ、写真撮る?」
日葵「へっ?あっ、えっとー、、、」
陽介「ん??」
日葵「えっとーやっぱり、写真はいいや!」
陽介「えっ、なんで、楽しみにしてたじゃん?」
日葵「そうなんだけどー、あっ、たこ焼き美味しそうだよ!早く買って食べよう!
あっ、すみません、たこ焼きの6個入りを1つ!」
男子生徒「あっ、ありがとうございます!たこ焼き6個入り1つですね!
ってか、チア部の子だよね??めっちゃ、顔整ってるじゃん。」
日葵「へっ?あっ、はい、そーですけど、いやいや全然です。」
男子生徒「いや、こんなに間近で見れるとは、、、」
陽介「あのーまだですかね?怒
早くしてもらえますか?あと、たこ焼き6個入りもう1つ追加で。あと、こいつ俺のなんで、あんまり近づかないでください。」
男子生徒「あっ、ごめんねー。やっぱり、彼氏いるんだ。やっぱり、彼氏もかっこいいねー!」
日葵「へっ、いや、ちが、ふぎゃっ。」
陽介が日葵の口を手で押さえる。
陽介「ありがとうございます~、よくお似合いって言われるんですよー!」
男子生徒「あっ、そうなんだ。えっとー、2つで600円になります。」
陽介「はい。」
男子生徒「ちょうどお預かりしました。ありがとうございました!」
日葵「なんで、彼氏だって言われて否定しなかったの?あと、たこ焼き代、うちの分返すね。」
陽介「だって、なんかめんどくさそうだったし、彼氏がいるって言ったら手を引くかなーって思っただけだし、300円ぐらいどうってことねーから、いらんいらん。」
日葵「そーだったんだ!ありがと!!
ちょっと困ってたからすごい助かったよ!!!ありがと!!
えっ、でも、お金の貸し借りはよくないって、、、」
陽介「はよ、たこ焼き食べねーと冷めるぞ。」
日葵「あっそーだね。いただきます!!」
陽介「おう!いただきます!」
日葵「ふふっ、美味しいね!」
陽介「、、、えっ、あっうん、そーだな。」
日葵「どーしたの?」
陽介「やっぱり、俺、日葵のこと、、」
日葵「ん??なに??」
陽介「あっ、いや、やっぱりなんでもねーわ。」
side:陽介
あぶねー、俺、さっきなに言おうとしてたんだよ。
応援するって決めたんだから、ちゃんと応援してやらねーと、
俺は日葵にとって幼馴染なんだから隣で背中押さねーとだめなんだから、
あぁ~、もし日葵と尚葵が付き合ったら
もう、俺一緒に帰ったりできねーんだよな?こうやって美味しいね!って笑いかけてくれることもなくなるってことよな?
ほんとに、俺大丈夫かなー。
日葵の幸せを心から祝福できんのかな?
やっぱり、日葵が好きだわ、
諦めるとかできねーし、他の奴にもやりたくない、だけど、だけど、日葵を困らせるのだけは絶対にしたくない。
だから、このまま、好きでいてもいいかな?絶対に気持ちは言わないし、迷惑だってかけねーし、ちゃんと相談も聞くし、惚気だって、笑って聞く。だから、好きでいてもいいかな?
日葵「お~い、お~い、陽介?
どーしたの?陽介さーん。もう、陽介のバカ。お~い、返事してくださいよー!」
陽介「ごめん、ちょっとだけだから。」
日葵「へっ???」
日葵を抱き寄せる。
日葵「へっ?いたいよ。
どーしたの?なんか、悲しいことがあったの?もしかして、バカって言ったから?ごめんね、冗談だよ?」
陽介「ん、なんもないけどさ、
日葵、好きだよ。」
日葵「ん?ありがと!うちも陽介のこと好きだよ。ってか当たり前じゃん。」
陽介「ん、だよなー。ははっ。
サンキューな。俺ら、幼馴染の両思いだな。」
日葵「うん、そーだね!」
陽介「幼馴染としてでも両思いだったら十分だわ。ありがとな。よしっ、もう、おっけい。次、どこみる?」
日葵「へっ?あっうん!!えっとー、あっ、スムージーだって。飲んでみよーよ!」
陽介「おう、そーだな!」
ステージ発表のため、体育館に戻る。
奈々帆「あっ、日葵たち、こっちこっち~!!!!!」
日葵「あっ、いた!!!!すぐ、行くね~!!!!」
奈々帆「たくさん、食べた?」
日葵「うん、たこ焼きとスムージーと冷やしパインと綿菓子と、あと、ヨーヨー釣りした!!」
奈々帆「そーか!よかったね!!」
日葵「うん!!!!」
ダンス部
司会「ダンス部の皆さん、、ありがとうございました!続いては、フォークソングです!準備があるので、少しの間お待ちください!」
観客「どーする?最初の方って1年なんだよな?だったら、別にいっかー、その間に屋台みよーぜ。」
「誰か、フォークソング部、かっこいい人いたっけ?いないよね?じゃ、別に興味ないよね、屋台みとく?」
「また、後で1年のが終わったら戻ってこよーぜ。」
「1年の演奏なんか、トイレ休憩にちょうどぴったしだろ。」
観客の半分が体育館から出て行く。
side:日葵
えっ、なんで、みんな出て行くの?
そんなの、失礼だよ。
あんなに、練習してたのに。
ひどい。こんなのひどい。。。
今も、目の前で準備してるのに、、、
なんで、ひどいよ。
利香子「えっとー、フォークソング部1年生です!
ボーカルを務めさせてもらってます、吉田利香子(よしだ りかこ)です。そして、ドラムは小林尚葵君でエレキギターは松下あゆみ(まつした)ちゃんでベースが霜山勇気君(しもやま ゆうき)です。
二曲させてもらいます!
よろしくお願いします!
***さんの「アガパンサス」
カンカンカンカン(バチの音)
ワン、ツー、スリー、フォー
♪ー♭♯♪♪~♪♪♪~~~♯♪♪♪‥ ♪ー♯♭
歌詞[~~~
僕に恋の訪れ?
僕なんかに愛の訪れ?
そんな感情知らない、いらない、
僕には必要ないんだ。
なのに、君と出会うから、僕の心がおかしんだ。僕の中の知らない感情が出てくるんだ。知らないことばかりが出てくるんだ。
だから、知的を装えないんだ、君のことが気になるんだ
~~~
僕は恋に興味ない。
僕に愛なんて程遠い。
そういって、知的を装うんだ、
それでいいんだ。僕はこれでいいんだ。
君とは比べ物にならないから、君に手なんか届かないから。
だから、知的を装うんだ、君のことなんて気にならないと嘘をつくんだ。
♪ーー♯♪♪♪♯~~♯♪♪♪♯…♪ー♯♪♪♪-♪ー♯♭
観客「上手くね??
今年の1年生のレベル高いな~!!!
声が綺麗だなー。
この曲いいよね!好きだなー!!
ドラムうまいな。声とあってる。
ベースもエレキもレベル高いわ!!
すげーな、やばくね???
次の曲も楽しみだな!!!」
利香子「アガパンサスという曲をさせてもらいました!聞いてくださり、ありがとうございます!
続いて、二曲目は、☆☆☆さんの「私のヒマワリ」です!
どうぞ!!!!」
シャンシャンドドダンドンダ(ドラムの音)
歌詞[~~~
いつのまにか、君を見つめる私がいたよ。
何故だろう、君が気になって仕方ないよ。
リズムが止まらない。君への気持ちが止まらない。
私の心に、いつも光をいれてくれる君だね。
だから、私にとって君はヒマワリ(憧れ)なんだよ。
~~~
君への最初のまなざしは恋だと気づいたよ。
何故だろう、君を想っていると辛くなるよ。
チクンが止まらない。モヤモヤが増えてくばかり。
私の心へのヒマワリ、嘘ならいらないよ、見ないでよ。
私が欲しいのは、思わせぶりじゃなくて本当のヒマワリ(あなただけを見つめる)が欲しいんだよ。私だけ見てて欲しいんだよ。
♪♪~♭♯♪♪♪~♪ー♯♭…♪ー♯♪♪♪♯~♪ー♯♪♪♪~……
利香子「どうも、ありがとうございました!!!!」
観客「ヒューヒュー!!!!!パチパチ
すごいね~!!!!アンコールして欲しい!!!!やばい!!!!めっちゃ、すごい!!!!!ヒューヒュー!!!!
パチパチ!!!!」
拍手が中々やまなかった。
アンコールの声が出たが先輩のためしなかった。
side:日葵
すごかったな。
かっこよかったな。
隣にいた子、バンドメンバーだったんだ。すごい、お似合いだったな。
なんか、胸が痛いし、苦しい。
すごくよかったのに、もう、聴きたくないって思ってしまう、、、
アンコールなくて、ホッとした自分がいるよ、なんでだろう、、、
利香子ちゃんと話してるの見たくないよ、綺麗で透き通った声だったのに、聴きたくないとか思っちゃう。どうしたんだろう、、、やだよ、なんか、胸が痛くて悲しくて苦しくて、泣きそうだよ。
モヤモヤが止まらないよ。
えっ、なんか、これじゃ、さっきの曲の歌詞と全く同じじゃん。
えっ、、、、
うち、恋してるの?
小林尚葵くんに、恋してるの?
えっ、待って、どゆこと、、、
顔が真っ赤になる。
奈々帆「どうしたの?日葵?顔真っ赤だよ?のぼせた?あれ、涙目じゃん、どーしたの?調子悪い?外出よっか?」
日葵「う、うん。。」
秀人「俺、冷たいもの買ってくるわ!」
奈々帆「お願い、ありがと!
出れる?」
日葵「う、うん。。」
陽介「大丈夫か?日葵?」
日葵「う、うん。。」
体育館の外に出る。
奈々帆「大丈夫?どーしたの?頭痛い?お腹痛い?どっか痛い?」
日葵「胸が痛い。」
奈々帆「へっ?む、胸?」
日葵「うん。どーしよー。」
陽介「俺、ここにいない方がいい感じだよな?俺も、なんか買ってくるわ。」
日葵「うん、ありがと。」
奈々帆「えっとー、成長的なの?それとも、」
日葵「恋、恋してるの。たぶん、うち、恋してる。小林尚葵くんに恋してる。」
奈々帆「へっ?えぇ~!!!!!
気づいたの?やっと、気づいたの?
どーして、わかったの?」
日葵「うん、
えっとー、今まで、あんまり恋愛ソング共感したことなかった。だけど、今日、共感できた。そんで、小林尚葵くんの顔ばっかり浮かんできた。そんで苦しくなった、悲しくなった、意地悪な気持ちになった。利香子ちゃんと仲良くしてるの嫌だった。でも、ちょっと嬉しかった。ずっと恋してる奈々帆達が羨ましかったから、自分にもその気持ちが味わえて嬉しかった。だけど、思ってるのとは違くて辛いんだなーとわかった。」
奈々帆「そっかー!一歩前進したね。
じゃ、写真撮ってもらいにいく?」
日葵「いや、でも、利香子ちゃんが、、、」
奈々帆「日葵、恋愛っていうのはね、理屈じゃないから、誰がライバルだろうと好きなら中々諦めれないし、譲り合いなんかしてる場合じゃないんだよ?
実るか実らないかは別として、後悔しないようにしないと、ダメだよ?写真撮ってもらったら、例え叶わなくても良い思い出になるんじゃない?」
日葵「そっかー!恋愛ってそういうことなのかー。なんか、難しいね。
だったら、撮りたい。写真撮りたい。
でも、恥ずかしいし、だから、一緒に写ってくれる??」
奈々帆「えっ、ツーショットじゃなくていいの?」
日葵「そんなの無理無理!恥ずかしくて死んじゃうよ。。。」
奈々帆「あっ、そうなの?日葵がそれでいいんならそれでいいけど、陽介君に頼まないと写真撮れないから、陽介君と秀人をこっちに呼ぶよ?」
日葵「あっ、そうだね!うん、全然いいよ!ありがと!!!!」
奈々帆「おけ!!じゃ、ちょっと電話してくるわ!」
日葵「へっ、あっうん!ありがと!」
Tell プルルルル~
奈々帆「もしもし、秀人?陽介君と戻ってきてくれたらいいよ!それでなんだけど、日葵が自分の気持ちに気づいてそんでえっとー、まぁそういうことだから、フォローよろしく。ごめん!!!!」
秀人「あっ、マジですかー。
りょーかい!!」
奈々帆「それと、写真を撮りたいから、陽介君にそのこともお願いしてくれる?
ほんと、ごめんよ!」
秀人「おけおけ!!えーよ!それは、もう仕方ねーわ。」
奈々帆「ありがと!まぁーね、じゃ、よろしくね!!」
秀人「おう!!!」
陽介「誰から?奈々帆ちゃん?」
秀人「えっ、あぁ。えっとー、もう、直球に言ってもいい?傷つくと思うけど、大丈夫?心構えしたら言って?」
陽介「えっ、あっ、えっ、まじかよ。
ちょっとまって!あっ、いや、待たんくてええわ。なに?」
秀人「日葵ちゃんが、気づいたらしいわ、好きだっていうのを。それと、写真を撮りたいから誘ってだと。」
陽介「えっあっ、まじかー。
気づいたんだな。はぁー、びびった。もう、付き合ったとかかと思ったわ、まだその展開か。ちょっと、ホッとしたわ。笑笑でも、そっかー、これから、恋バナも聞かんとおえんくなるんだなー笑
えっとー、写真は、普通に尚葵に言えばいんだよな?」
秀人「あぁ。そーだな。別に無理に笑わなくていいぞ、俺の前ぐらい、カッコつけなくていいよ。写真だって、、、」
陽介「じゃ、笑う以外にどうしたらいんだよ。泣けばいいのか?あいつじゃなくて俺にしなよ。って強引に日葵の初恋を壊せばいいのか?そんなの、できるならしてーよ。今すぐにでも、俺のものにしてーよ。だけど、そんなことしたら日葵絶対困るし、悲しい顔するんだろ。そんなの絶対見たくない。だから、写真誘うぐらい、余裕だわ、俺のことは気にしなくていい。ありがと、秀人。」
秀人「そうかー。やっぱり、お前の親友でよかったわ。かっこいいわ。じゃ、誘いに行きますか?」
陽介「おう!!!」
side:陽介
あ~ぁ、やっぱり、秀人には敵わんな。
キツく当たったし、悪かったな。
正直いうと、全然余裕なんかねーし、めっちゃ嫌だわ。だけど、もう、決めたことだし、切り替えないとな。
陽介「おい、尚葵、今時間大丈夫か?」
尚葵「あっ、あぁ。」
陽介「じゃ、ちょっとついてこい。」
尚葵「あぁ。」
陽介「えっとー、俺の幼馴染知ってる?ほら、あのー、入学した時に教室に来てたやつ。」
尚葵「えっ、あぁ。チア部の?」
陽介「えっ、あぁ。そうそう。」
尚葵「その人がどーかした?」
陽介「えっとー、写真撮りたいんだって。」
尚葵「はい??」
陽介「だから、お前と写真撮りたいんだって。」
尚葵「えっ、なんで俺?」
陽介「そんなの知らねーよ。俺だって知りたいぐらいだわ。なんで、お前なんだよ、、、」
秀人「おい、陽介。えっとー、尚葵君だよね?俺、こいつの親友なんだけど、とりあえず、日葵ちゃんと写真撮ってあげて?」
尚葵「えっ、それって本当に俺?
なんかのドッキリとか?」
秀人「いやいや、ドッキリやなくてまじまじ。」
尚葵「いや、でも小山の幼馴染ってモテるし、本当に俺なんかが写真撮ってもらってもいいやつなの?」
秀人「まぁ、確かに日葵ちゃんはモテるし、可愛いけど、何故かね、尚葵君がいいみたいですよ、」
尚葵「あっ、そーすか。」
陽介「あっ、日葵、連れて来たぞ。早く、こっちにこいよ。」
日葵「へっ、無理無理!!!!
みんなでとろーよ?」
陽介「はぁ?みんなでって、ツーショットじゃなくていいのか?」
日葵「そーなの恥ずかしくて無理だから、みんなでとろーよ。その方が良い思い出になるもん!」
陽介「あっ、そうか~!!!なら、仕方ないな~、みんなで撮るか!!」
日葵「うん!!陽介ありがと!!」
陽介「おう、そんなの全然いいぞ~!!
むしろ、そっちの方が、、、」
日葵「ん??」
陽介「いや、なんでもねー。」
奈々帆「えっとーじゃ、みんなで撮ろっか!えっとー、小林君がそこで、日葵、隣に行って?それで、私も日葵の隣で陽介君は、尚葵君の隣に行って、それで尚葵君の隣が秀人ね?そうそう、良い感じ!もっと、近づいて、特に小林君と日葵!!!うん、よしっ、良い感じ!ちょっと待ってて、誰かに写真撮ってもらうよーに頼むから!」
奈々帆「あっ、すみません、写真撮ってもらっても良いですか?」
生徒A「あっ、はい!全然いいですよ!
じゃ、撮りますねー。
はい、チーズ。」
奈々帆「ありがとうございます!」
生徒A「あっ、もう一枚撮りましょうか?
たぶん、目を瞑ってた方がいたので!」
奈々帆「あっ、本当だ。秀人、目を瞑ってるよ!次は気をつけてよ!
すみません、お願いします!!」
生徒A「あっはい!じゃ、行きますよー!はい、チーズ。」
奈々帆「ありがとうございます!」
生徒A「あっ、また目を瞑ってます!」
奈々帆「はぁー、そうですか!
じゃ、もう大丈夫です!ありがとうございました!!!!」
生徒A「いやいや、こんな顔整ってる集団の写真撮影なんか滅多にないですから、こちらこそ、ありがとうございます!」
奈々帆「へっいやいや!!」
日葵「ありがとうございました!!!![
奈々帆「あとで、秀人ちょっときてね?」
秀人「あーはい。」
日葵「えっとー、あのー、写真一緒に撮って下さってありがとうございました。」
尚葵「あっはい。こちらこそ。」
日葵「はい!!」
陽介「よし、そろそろ教室もどるか?
もう少しで、チャイムもなるし。」
秀人「そーだな。戻ろ、戻ろ。じゃーな、陽介、尚葵君。」
陽介「おう!!」
尚葵「あっ、あぁ。」
奈々帆「秀人、うちが言いたいことわかってるよね?」
秀人「あぁ。あとで、説教なら、いくらでも聞くから、今は日葵ちゃんもいるし、早く教室戻ろ。」
奈々帆「そーね。」
side:日葵
どうしよ~、写真撮ってもらえた。
話できた。
嬉しい~、めっちゃめっちゃ嬉しい!!!!
ニヤニヤが止まらないよ~!!!!
ふふっ、嬉しいな!!!!
やっぱり、声かっこいいな。
良い匂いしたなー!って、うち本当変態じゃんかー。やばいやばい、気をつけないと。
それにしても、かっこよかったな。。。
日葵「今日は、体育館でライブだよね?フォークソングの方達もでるんだよね?
楽しみだな~!!!!」
陽介「お前、音楽できないくせに、ライブ好きだよなー!!!!ってか、あいつがおるからか??」
日葵「へっ?いや、別にそーいうのじゃないし、もともと好きだし。。。」
陽介「はいはい。でも、尚葵は、まだ一年だから、二曲ぐらいしか出ねーらしいぞ!」
日葵「へっ?そうなの?やっぱり、2、3年生メインなんだね。」
陽介「まぁーな!先輩だしなー!」
日葵「そっかー!でも、小林尚葵君が、フォークソングだったなんて全然知らなかったしー!笑笑それも、ドラムなんだよね?絶対かっこいいじゃんかー!!!!!」
陽介「あぁ。そーだな。いつも、大人しい人がロックとか叩くんだからそりゃー、ギャップで人気が出るかもなー?」
日葵「えっ、どうしよー。そんなのこまるよ。。。」
陽介「まぁ、お互い様になるだろーけどもな。ってか、お前も用意しなくていいのか?チア部もなんか披露するんじゃねーの?」
日葵「ん?あっ、もう、下に着てるから、9:50になったら集まればいいから、それまでは暇なの。」
奈々帆「はぁ~、早く日葵のチアみたいわ!!!!絶対可愛いし、あっ、写真しっかり撮るからねーー!!!!!」
日葵「ありがと、奈々帆!!!!
でも、ちょっと緊張してきた。。。どうしよー、フリ間違えたりしたら、ちゃんと笑って出来るかな?」
奈々帆「大丈夫、大丈夫!!!!自信もって、あんたは、可愛いんだから!!!!!」
日葵「いやいや、全然だし、奈々帆ならわかるけど、うちは、地味だし、ぶさいくだし、、、」
奈々帆「あーはいはい。地味でもブサイクでもないし、このうちが言ってるんだから、大丈夫!!それとも、うちの言ってることを信じないの??」
日葵「うゔ、信じる。。。頑張ってくる!!!!」
奈々帆「うん、がんばれ!!あっ、そろそろ時間だし、行っておいで!」
日葵「うん!ありがと!!」
陽介「はぁ~、絶対日葵もっと人気出るだろ。」
奈々帆「そりゃー、そーでしょーよ。
でも、同じ学年のひとは、陽介が彼氏だと思ってるから、全然声かけられてないと思うよ。」
陽介「なら、よかった。あいつは、ほんと危機感がないからなー、ほんと心配だわ。特に、チアのとかに出たら他学年にも寄ってこられそうで心配だな。」
奈々帆「確かにねー!それは、もうどうにもならないねー。。」
陽介「だよなー。あっ、行きしは、絶対、日葵と行ってくれよ。じゃねーと、電車とかで他校にまで目をつけられてる可能性高いし、痴漢とかにあっても困るからなー。帰りは、俺もサッカー部でチア部と同じぐらいの時間になるからちょうど帰れるけど、朝は、サッカーは朝練があるかなー!!」
奈々帆「うん、それは当たり前よ!日葵を1人なんて危なっかしくて無理無理!!帰りはうちと秀人は、陸上だし、日葵らーよりかは少し終わりが早いもんねー。」
陽介「確かになー、たまに一緒になるときもあるけどなー!」
奈々帆「だねー!あっ、もうそろそろ、日葵出てくるんじゃない?」
陽介「あっ、だなーー。カメラよろしく!」
奈々帆「はいはい、りょーかい!」
司会「続いては、チア部です~!!」
チア部
「Ready OK?」(OK!!)
「We are ~~~~」
「We are ~~~~」
「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、、、、」
「Let's go Let's go ~~~~」
side:日葵
うわ~、お客さんいっぱいだ!恥ずかしいけど、楽しいな!!
あっ、小林尚葵君がいる。
あっ、全然見てくれてないや。
隣の子は誰だろ?綺麗な人だな。
もしかして、彼女だったりするのかな?
どうしよー。
あっ、ダメダメ。ちゃんと集中しないと!!!
観客「キャー、可愛い。。。。
あの子可愛くね?あれ?1年生??
メッチャかわいい~!!!!
うわ、すご~!!!!!
体、柔らか!!!!
すげー、ピラミッドみたい!!!!
可愛い~!!!!!!」
side:尚葵
あっ、あの人って確か、小山の幼馴染だよな?
やっぱり、俺とは別世界の人だな。
キラキラしてるなー。
すごいな、堂々としてて、
笑顔が素敵な人だな。
チア部は、すごいなー。
side:陽介
さすが、日葵!
やっぱり、可愛いなー。。。
ってか、観客の声、
どいつも、こいつも、一年のあの子可愛くね?ってはぁー、もう、これ以上、ライバル増えられたら困るわ。。。
でも、ほんとチア部すごいなー!
いつも遅くまで練習してるだけあるわ!!!!みんな、声ちゃんと出てるし、揃ってるし、キレがあるなー!
すごいな~!!!!!!
side:奈々帆
うわ~、もう、ほんと可愛すぎでしょ!!!!!!
パシャパシャパシャパシャパシャ
もう、本当可愛すぎるわ!!!!!
なに、あの笑顔、もう、ほんと天使だわ!!!!!!!!
パシャパシャパシャパシャパシャ
あっ、小林君みっけ。
あっ、ちゃんと見てくれてるじゃん!
よかったね~日葵!!!!
あとで教えてあげよーと!!
side:秀人
日葵ちゃんすごいなー!
ってか、奈々帆めっちゃ顔ニヤけてるし。
可愛いの声丸出しだし、もー、奈々帆さんの方が可愛すぎますよ??
どんだけ、友達想いなんですかー!!!!
ほんと、良い彼女をもったなー!!
司会「チア部のみなさん、ありがとうございました!!!!
これにて、午前のステージ発表は以上となります!!!
午後からは、ダンス部・フォークソング部・となっています!
ぜひ、見に来てください!!!!」
奈々帆「日葵、お疲れ~!!!!!めっちゃ、可愛かったよ!!!!
ってか、小林君見てくれてたよ!!」
少し、悲しそうな顔で返事をする。
日葵「あっ、うん、奈々帆ありがと!!!
えっ?本当に?私が小林尚葵君見つけた時は、なんか隣の子と話ししてて全然見てくれてないなーと思ったんだけどなー笑笑
でも、それなら、よかった!!ありがと!!!!」
陽介「日葵、おつかれ、よかったよ!ってか、午後のステージ発表までどうする?屋台行ってみるか?」
日葵「陽介、ありがと!!うん、行きたい!!!!たこ焼きあるかな?」
秀人「たこ焼き、あっちにあったよ!」
日葵「そーなんだ!ありがと!じゃ、行ってみよーよ!!」
陽介「うん、だなー!」
秀人「あのー、日葵ちゃんに、お願いがあるんだけど、奈々帆と2人で回ってもいいかな?」
日葵「あっ、そうだよね!!いいよ、いいよ!せっかくの学校行事なんだし、2人で回っておいで!うち、陽介と回るし、行っておいでー!!!!」
奈々帆「えっ、いいの?じゃ、そうさせてもらうわ!!!午後のステージ発表の席は、早い方がとっとこう!それで、一緒にみよ!!」
日葵「うん!!わかった!!!!」
秀人「ほんと、日葵ちゃん、ありがとな!」
日葵「うん、全然いいよ!!」
奈々帆「さすが、秀人言い方上手だわ!」
秀人「まぁーな、これぐらいしてやらねーと陽介が不敏だからな、あとちょっとぐらい2人の時間もいいかな?と思ったし、一石二鳥だろ??」
奈々帆「そーだね!たまには、こういうのもいいかもねー。」
秀人「だよなー!」
陽介「えっとー、じゃ、たこ焼き行きますか!!」
日葵「へっ、あっ、うん、そーだね!!!!」
陽介「えっとー、そういえば、尚葵といつ、写真撮る?」
日葵「へっ?あっ、えっとー、、、」
陽介「ん??」
日葵「えっとーやっぱり、写真はいいや!」
陽介「えっ、なんで、楽しみにしてたじゃん?」
日葵「そうなんだけどー、あっ、たこ焼き美味しそうだよ!早く買って食べよう!
あっ、すみません、たこ焼きの6個入りを1つ!」
男子生徒「あっ、ありがとうございます!たこ焼き6個入り1つですね!
ってか、チア部の子だよね??めっちゃ、顔整ってるじゃん。」
日葵「へっ?あっ、はい、そーですけど、いやいや全然です。」
男子生徒「いや、こんなに間近で見れるとは、、、」
陽介「あのーまだですかね?怒
早くしてもらえますか?あと、たこ焼き6個入りもう1つ追加で。あと、こいつ俺のなんで、あんまり近づかないでください。」
男子生徒「あっ、ごめんねー。やっぱり、彼氏いるんだ。やっぱり、彼氏もかっこいいねー!」
日葵「へっ、いや、ちが、ふぎゃっ。」
陽介が日葵の口を手で押さえる。
陽介「ありがとうございます~、よくお似合いって言われるんですよー!」
男子生徒「あっ、そうなんだ。えっとー、2つで600円になります。」
陽介「はい。」
男子生徒「ちょうどお預かりしました。ありがとうございました!」
日葵「なんで、彼氏だって言われて否定しなかったの?あと、たこ焼き代、うちの分返すね。」
陽介「だって、なんかめんどくさそうだったし、彼氏がいるって言ったら手を引くかなーって思っただけだし、300円ぐらいどうってことねーから、いらんいらん。」
日葵「そーだったんだ!ありがと!!
ちょっと困ってたからすごい助かったよ!!!ありがと!!
えっ、でも、お金の貸し借りはよくないって、、、」
陽介「はよ、たこ焼き食べねーと冷めるぞ。」
日葵「あっそーだね。いただきます!!」
陽介「おう!いただきます!」
日葵「ふふっ、美味しいね!」
陽介「、、、えっ、あっうん、そーだな。」
日葵「どーしたの?」
陽介「やっぱり、俺、日葵のこと、、」
日葵「ん??なに??」
陽介「あっ、いや、やっぱりなんでもねーわ。」
side:陽介
あぶねー、俺、さっきなに言おうとしてたんだよ。
応援するって決めたんだから、ちゃんと応援してやらねーと、
俺は日葵にとって幼馴染なんだから隣で背中押さねーとだめなんだから、
あぁ~、もし日葵と尚葵が付き合ったら
もう、俺一緒に帰ったりできねーんだよな?こうやって美味しいね!って笑いかけてくれることもなくなるってことよな?
ほんとに、俺大丈夫かなー。
日葵の幸せを心から祝福できんのかな?
やっぱり、日葵が好きだわ、
諦めるとかできねーし、他の奴にもやりたくない、だけど、だけど、日葵を困らせるのだけは絶対にしたくない。
だから、このまま、好きでいてもいいかな?絶対に気持ちは言わないし、迷惑だってかけねーし、ちゃんと相談も聞くし、惚気だって、笑って聞く。だから、好きでいてもいいかな?
日葵「お~い、お~い、陽介?
どーしたの?陽介さーん。もう、陽介のバカ。お~い、返事してくださいよー!」
陽介「ごめん、ちょっとだけだから。」
日葵「へっ???」
日葵を抱き寄せる。
日葵「へっ?いたいよ。
どーしたの?なんか、悲しいことがあったの?もしかして、バカって言ったから?ごめんね、冗談だよ?」
陽介「ん、なんもないけどさ、
日葵、好きだよ。」
日葵「ん?ありがと!うちも陽介のこと好きだよ。ってか当たり前じゃん。」
陽介「ん、だよなー。ははっ。
サンキューな。俺ら、幼馴染の両思いだな。」
日葵「うん、そーだね!」
陽介「幼馴染としてでも両思いだったら十分だわ。ありがとな。よしっ、もう、おっけい。次、どこみる?」
日葵「へっ?あっうん!!えっとー、あっ、スムージーだって。飲んでみよーよ!」
陽介「おう、そーだな!」
ステージ発表のため、体育館に戻る。
奈々帆「あっ、日葵たち、こっちこっち~!!!!!」
日葵「あっ、いた!!!!すぐ、行くね~!!!!」
奈々帆「たくさん、食べた?」
日葵「うん、たこ焼きとスムージーと冷やしパインと綿菓子と、あと、ヨーヨー釣りした!!」
奈々帆「そーか!よかったね!!」
日葵「うん!!!!」
ダンス部
司会「ダンス部の皆さん、、ありがとうございました!続いては、フォークソングです!準備があるので、少しの間お待ちください!」
観客「どーする?最初の方って1年なんだよな?だったら、別にいっかー、その間に屋台みよーぜ。」
「誰か、フォークソング部、かっこいい人いたっけ?いないよね?じゃ、別に興味ないよね、屋台みとく?」
「また、後で1年のが終わったら戻ってこよーぜ。」
「1年の演奏なんか、トイレ休憩にちょうどぴったしだろ。」
観客の半分が体育館から出て行く。
side:日葵
えっ、なんで、みんな出て行くの?
そんなの、失礼だよ。
あんなに、練習してたのに。
ひどい。こんなのひどい。。。
今も、目の前で準備してるのに、、、
なんで、ひどいよ。
利香子「えっとー、フォークソング部1年生です!
ボーカルを務めさせてもらってます、吉田利香子(よしだ りかこ)です。そして、ドラムは小林尚葵君でエレキギターは松下あゆみ(まつした)ちゃんでベースが霜山勇気君(しもやま ゆうき)です。
二曲させてもらいます!
よろしくお願いします!
***さんの「アガパンサス」
カンカンカンカン(バチの音)
ワン、ツー、スリー、フォー
♪ー♭♯♪♪~♪♪♪~~~♯♪♪♪‥ ♪ー♯♭
歌詞[~~~
僕に恋の訪れ?
僕なんかに愛の訪れ?
そんな感情知らない、いらない、
僕には必要ないんだ。
なのに、君と出会うから、僕の心がおかしんだ。僕の中の知らない感情が出てくるんだ。知らないことばかりが出てくるんだ。
だから、知的を装えないんだ、君のことが気になるんだ
~~~
僕は恋に興味ない。
僕に愛なんて程遠い。
そういって、知的を装うんだ、
それでいいんだ。僕はこれでいいんだ。
君とは比べ物にならないから、君に手なんか届かないから。
だから、知的を装うんだ、君のことなんて気にならないと嘘をつくんだ。
♪ーー♯♪♪♪♯~~♯♪♪♪♯…♪ー♯♪♪♪-♪ー♯♭
観客「上手くね??
今年の1年生のレベル高いな~!!!
声が綺麗だなー。
この曲いいよね!好きだなー!!
ドラムうまいな。声とあってる。
ベースもエレキもレベル高いわ!!
すげーな、やばくね???
次の曲も楽しみだな!!!」
利香子「アガパンサスという曲をさせてもらいました!聞いてくださり、ありがとうございます!
続いて、二曲目は、☆☆☆さんの「私のヒマワリ」です!
どうぞ!!!!」
シャンシャンドドダンドンダ(ドラムの音)
歌詞[~~~
いつのまにか、君を見つめる私がいたよ。
何故だろう、君が気になって仕方ないよ。
リズムが止まらない。君への気持ちが止まらない。
私の心に、いつも光をいれてくれる君だね。
だから、私にとって君はヒマワリ(憧れ)なんだよ。
~~~
君への最初のまなざしは恋だと気づいたよ。
何故だろう、君を想っていると辛くなるよ。
チクンが止まらない。モヤモヤが増えてくばかり。
私の心へのヒマワリ、嘘ならいらないよ、見ないでよ。
私が欲しいのは、思わせぶりじゃなくて本当のヒマワリ(あなただけを見つめる)が欲しいんだよ。私だけ見てて欲しいんだよ。
♪♪~♭♯♪♪♪~♪ー♯♭…♪ー♯♪♪♪♯~♪ー♯♪♪♪~……
利香子「どうも、ありがとうございました!!!!」
観客「ヒューヒュー!!!!!パチパチ
すごいね~!!!!アンコールして欲しい!!!!やばい!!!!めっちゃ、すごい!!!!!ヒューヒュー!!!!
パチパチ!!!!」
拍手が中々やまなかった。
アンコールの声が出たが先輩のためしなかった。
side:日葵
すごかったな。
かっこよかったな。
隣にいた子、バンドメンバーだったんだ。すごい、お似合いだったな。
なんか、胸が痛いし、苦しい。
すごくよかったのに、もう、聴きたくないって思ってしまう、、、
アンコールなくて、ホッとした自分がいるよ、なんでだろう、、、
利香子ちゃんと話してるの見たくないよ、綺麗で透き通った声だったのに、聴きたくないとか思っちゃう。どうしたんだろう、、、やだよ、なんか、胸が痛くて悲しくて苦しくて、泣きそうだよ。
モヤモヤが止まらないよ。
えっ、なんか、これじゃ、さっきの曲の歌詞と全く同じじゃん。
えっ、、、、
うち、恋してるの?
小林尚葵くんに、恋してるの?
えっ、待って、どゆこと、、、
顔が真っ赤になる。
奈々帆「どうしたの?日葵?顔真っ赤だよ?のぼせた?あれ、涙目じゃん、どーしたの?調子悪い?外出よっか?」
日葵「う、うん。。」
秀人「俺、冷たいもの買ってくるわ!」
奈々帆「お願い、ありがと!
出れる?」
日葵「う、うん。。」
陽介「大丈夫か?日葵?」
日葵「う、うん。。」
体育館の外に出る。
奈々帆「大丈夫?どーしたの?頭痛い?お腹痛い?どっか痛い?」
日葵「胸が痛い。」
奈々帆「へっ?む、胸?」
日葵「うん。どーしよー。」
陽介「俺、ここにいない方がいい感じだよな?俺も、なんか買ってくるわ。」
日葵「うん、ありがと。」
奈々帆「えっとー、成長的なの?それとも、」
日葵「恋、恋してるの。たぶん、うち、恋してる。小林尚葵くんに恋してる。」
奈々帆「へっ?えぇ~!!!!!
気づいたの?やっと、気づいたの?
どーして、わかったの?」
日葵「うん、
えっとー、今まで、あんまり恋愛ソング共感したことなかった。だけど、今日、共感できた。そんで、小林尚葵くんの顔ばっかり浮かんできた。そんで苦しくなった、悲しくなった、意地悪な気持ちになった。利香子ちゃんと仲良くしてるの嫌だった。でも、ちょっと嬉しかった。ずっと恋してる奈々帆達が羨ましかったから、自分にもその気持ちが味わえて嬉しかった。だけど、思ってるのとは違くて辛いんだなーとわかった。」
奈々帆「そっかー!一歩前進したね。
じゃ、写真撮ってもらいにいく?」
日葵「いや、でも、利香子ちゃんが、、、」
奈々帆「日葵、恋愛っていうのはね、理屈じゃないから、誰がライバルだろうと好きなら中々諦めれないし、譲り合いなんかしてる場合じゃないんだよ?
実るか実らないかは別として、後悔しないようにしないと、ダメだよ?写真撮ってもらったら、例え叶わなくても良い思い出になるんじゃない?」
日葵「そっかー!恋愛ってそういうことなのかー。なんか、難しいね。
だったら、撮りたい。写真撮りたい。
でも、恥ずかしいし、だから、一緒に写ってくれる??」
奈々帆「えっ、ツーショットじゃなくていいの?」
日葵「そんなの無理無理!恥ずかしくて死んじゃうよ。。。」
奈々帆「あっ、そうなの?日葵がそれでいいんならそれでいいけど、陽介君に頼まないと写真撮れないから、陽介君と秀人をこっちに呼ぶよ?」
日葵「あっ、そうだね!うん、全然いいよ!ありがと!!!!」
奈々帆「おけ!!じゃ、ちょっと電話してくるわ!」
日葵「へっ、あっうん!ありがと!」
Tell プルルルル~
奈々帆「もしもし、秀人?陽介君と戻ってきてくれたらいいよ!それでなんだけど、日葵が自分の気持ちに気づいてそんでえっとー、まぁそういうことだから、フォローよろしく。ごめん!!!!」
秀人「あっ、マジですかー。
りょーかい!!」
奈々帆「それと、写真を撮りたいから、陽介君にそのこともお願いしてくれる?
ほんと、ごめんよ!」
秀人「おけおけ!!えーよ!それは、もう仕方ねーわ。」
奈々帆「ありがと!まぁーね、じゃ、よろしくね!!」
秀人「おう!!!」
陽介「誰から?奈々帆ちゃん?」
秀人「えっ、あぁ。えっとー、もう、直球に言ってもいい?傷つくと思うけど、大丈夫?心構えしたら言って?」
陽介「えっ、あっ、えっ、まじかよ。
ちょっとまって!あっ、いや、待たんくてええわ。なに?」
秀人「日葵ちゃんが、気づいたらしいわ、好きだっていうのを。それと、写真を撮りたいから誘ってだと。」
陽介「えっあっ、まじかー。
気づいたんだな。はぁー、びびった。もう、付き合ったとかかと思ったわ、まだその展開か。ちょっと、ホッとしたわ。笑笑でも、そっかー、これから、恋バナも聞かんとおえんくなるんだなー笑
えっとー、写真は、普通に尚葵に言えばいんだよな?」
秀人「あぁ。そーだな。別に無理に笑わなくていいぞ、俺の前ぐらい、カッコつけなくていいよ。写真だって、、、」
陽介「じゃ、笑う以外にどうしたらいんだよ。泣けばいいのか?あいつじゃなくて俺にしなよ。って強引に日葵の初恋を壊せばいいのか?そんなの、できるならしてーよ。今すぐにでも、俺のものにしてーよ。だけど、そんなことしたら日葵絶対困るし、悲しい顔するんだろ。そんなの絶対見たくない。だから、写真誘うぐらい、余裕だわ、俺のことは気にしなくていい。ありがと、秀人。」
秀人「そうかー。やっぱり、お前の親友でよかったわ。かっこいいわ。じゃ、誘いに行きますか?」
陽介「おう!!!」
side:陽介
あ~ぁ、やっぱり、秀人には敵わんな。
キツく当たったし、悪かったな。
正直いうと、全然余裕なんかねーし、めっちゃ嫌だわ。だけど、もう、決めたことだし、切り替えないとな。
陽介「おい、尚葵、今時間大丈夫か?」
尚葵「あっ、あぁ。」
陽介「じゃ、ちょっとついてこい。」
尚葵「あぁ。」
陽介「えっとー、俺の幼馴染知ってる?ほら、あのー、入学した時に教室に来てたやつ。」
尚葵「えっ、あぁ。チア部の?」
陽介「えっ、あぁ。そうそう。」
尚葵「その人がどーかした?」
陽介「えっとー、写真撮りたいんだって。」
尚葵「はい??」
陽介「だから、お前と写真撮りたいんだって。」
尚葵「えっ、なんで俺?」
陽介「そんなの知らねーよ。俺だって知りたいぐらいだわ。なんで、お前なんだよ、、、」
秀人「おい、陽介。えっとー、尚葵君だよね?俺、こいつの親友なんだけど、とりあえず、日葵ちゃんと写真撮ってあげて?」
尚葵「えっ、それって本当に俺?
なんかのドッキリとか?」
秀人「いやいや、ドッキリやなくてまじまじ。」
尚葵「いや、でも小山の幼馴染ってモテるし、本当に俺なんかが写真撮ってもらってもいいやつなの?」
秀人「まぁ、確かに日葵ちゃんはモテるし、可愛いけど、何故かね、尚葵君がいいみたいですよ、」
尚葵「あっ、そーすか。」
陽介「あっ、日葵、連れて来たぞ。早く、こっちにこいよ。」
日葵「へっ、無理無理!!!!
みんなでとろーよ?」
陽介「はぁ?みんなでって、ツーショットじゃなくていいのか?」
日葵「そーなの恥ずかしくて無理だから、みんなでとろーよ。その方が良い思い出になるもん!」
陽介「あっ、そうか~!!!なら、仕方ないな~、みんなで撮るか!!」
日葵「うん!!陽介ありがと!!」
陽介「おう、そんなの全然いいぞ~!!
むしろ、そっちの方が、、、」
日葵「ん??」
陽介「いや、なんでもねー。」
奈々帆「えっとーじゃ、みんなで撮ろっか!えっとー、小林君がそこで、日葵、隣に行って?それで、私も日葵の隣で陽介君は、尚葵君の隣に行って、それで尚葵君の隣が秀人ね?そうそう、良い感じ!もっと、近づいて、特に小林君と日葵!!!うん、よしっ、良い感じ!ちょっと待ってて、誰かに写真撮ってもらうよーに頼むから!」
奈々帆「あっ、すみません、写真撮ってもらっても良いですか?」
生徒A「あっ、はい!全然いいですよ!
じゃ、撮りますねー。
はい、チーズ。」
奈々帆「ありがとうございます!」
生徒A「あっ、もう一枚撮りましょうか?
たぶん、目を瞑ってた方がいたので!」
奈々帆「あっ、本当だ。秀人、目を瞑ってるよ!次は気をつけてよ!
すみません、お願いします!!」
生徒A「あっはい!じゃ、行きますよー!はい、チーズ。」
奈々帆「ありがとうございます!」
生徒A「あっ、また目を瞑ってます!」
奈々帆「はぁー、そうですか!
じゃ、もう大丈夫です!ありがとうございました!!!!」
生徒A「いやいや、こんな顔整ってる集団の写真撮影なんか滅多にないですから、こちらこそ、ありがとうございます!」
奈々帆「へっいやいや!!」
日葵「ありがとうございました!!!![
奈々帆「あとで、秀人ちょっときてね?」
秀人「あーはい。」
日葵「えっとー、あのー、写真一緒に撮って下さってありがとうございました。」
尚葵「あっはい。こちらこそ。」
日葵「はい!!」
陽介「よし、そろそろ教室もどるか?
もう少しで、チャイムもなるし。」
秀人「そーだな。戻ろ、戻ろ。じゃーな、陽介、尚葵君。」
陽介「おう!!」
尚葵「あっ、あぁ。」
奈々帆「秀人、うちが言いたいことわかってるよね?」
秀人「あぁ。あとで、説教なら、いくらでも聞くから、今は日葵ちゃんもいるし、早く教室戻ろ。」
奈々帆「そーね。」
side:日葵
どうしよ~、写真撮ってもらえた。
話できた。
嬉しい~、めっちゃめっちゃ嬉しい!!!!
ニヤニヤが止まらないよ~!!!!
ふふっ、嬉しいな!!!!
やっぱり、声かっこいいな。
良い匂いしたなー!って、うち本当変態じゃんかー。やばいやばい、気をつけないと。
それにしても、かっこよかったな。。。
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