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第一章
ティファ食材を拝借する☆
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はいはい!
分かってましたよ?
世の中そんなに甘くないって。
でもそんな、あからさまに睨まなくたっていいじゃないですか?私も好きでここに来たわけじゃないんですよ?
「ギャド!何で敵を俺達の宿舎になんか連れて来たんだよ!!こいつ俺達の仲間を何人も殺してるんだろ?」
いや、殺してませんよ?
私、相手を気絶させるの得意なんですよね?
だからいつも倒したフリして帰ってました。
だって返り血とか、かかると嫌じゃないですか?
あれ、落とすの結構大変なんですよね?
貴重な洗剤が無くなってしまいますからね?
「陛下の命令だ。決して彼女に危害を加えるな。彼女が、攻撃して来ない限り手出しは許さん」
この人、実は偉い人なのでしょうか?
ムキムキマッチョですからね?
無駄にマッチョじゃないですよね?
「彼女には、ここの宿舎の管理をしてもらう。おい。ティファは掃除や洗濯は出来るか?」
「出来ますよ?一般的な範囲でしたら」
「お前に多くは求めない。皆が使う場所の清掃、そして食材の管理を頼む。皆忙しいからな、基本的に飯は外で食ってくるが、たまに個人で作ったりするから、その整理を頼みたい。ほっとくと腐るからな」
え?さっき建物を案内されましたけど、あんな立派な厨房があるのに料理人がいないんですか?何故?
「あの。朝ご飯とかどうしてるんです?」
「基本食べない。食べたい者は外ですませる」
も、も、勿体ない!
何という宝の持ち腐れ。あんな立派な厨房。
私だったら最大限に活用するのに!!
「あのぉ~私も厨房、使っても大丈夫ですか?自分のご飯を作りたいんですけど?」
あら?皆んな固まっていますね?何故でしょう?もしかして毒を入れるとか疑われてます?いや、そもそもそれなら私を厨房に入れちゃ駄目ですよ?基本ですよ?基本。
「お前。料理作れるのか?最強騎士なのに?」
偏見ですよ。何故騎士が料理が出来ないと?
「まぁ、人並みには」
「はっ!それは傑作だ?聞いたか皆んな、敵国の最強騎士は自炊なさるそうだ」
うーむ。
メチャメチャ馬鹿にされてますね?決めました。
彼奴には絶対に私のご飯は食べさせません!!
「えーと、じゃあハイト!暫くコイツに付いて色々教えてやってくれ!頼んだぞ?」
あら?顔が引きつってますよ?大丈夫ですか?ハイトさん。それにしても、この人私より背が高いですね?
って言うか、ここの人達皆んな大きいですね?
さっきから感じの悪いちびっ子は別にして。
「よろしくお願いします。ハイトさん」
「・・・よろしく、したくない」
んー?空耳でしょうか?そういう事にしておきましょう。
さて、では何から始めましょうか?
「皆んなで使うスペースは、この食堂と玄関、廊下にトイレにお風呂ですね?後お庭もありますね?」
一気に片付けるのは無理ですね。
必要な部分から片付けて行きましょうか。
「君は、何の目的でここに来たの?」
無口だと思っていたハイトさん。やっと声をかけてきましたね?でも、目的と言われましてもね?・・・何だろ。
「あの~私捕虜なので、目的とか言われましても。指示されて来ただけですので」
ん?何故そんなガッカリした顔を?
もっとこう、インパクトのある返事が欲しかったですか?
実は内部崩壊が狙いです、とか?ないない。あ、お腹すいたな。
「あのぉ氷冷庫見ても良いです?誰か食材入れてますかね?」
氷冷庫、開ける時ってテンション上がりますよね?
その中から食材を選んで、どんな料理を作るのか考えるだけでワクワクします!!
「いいけど、皆んな入れっぱなしで忘れてるから結構凄い事になってると思う」
ありゃ~それは食材が可哀想です。要らないのなら私がわけて欲しいくらいです。ん?それ、いいですね?
「じゃあ、ダメになりそうな食材貰っちゃっていいですか?捨てるの勿体ないですから」
「いいけど。本当に作るの?」
作りますよ?何故さっきから皆、変人を見るような目で私を見るのでしょうか?
まぁいいです。勝手に開けますよ?
「・・・わぁ」
「凄いでしょ?皆んな詰め込む癖に片付けないから」
氷冷庫中ギッシリですね。しかし、思ったほどダメになってないです。それより気になるのが、何故こんな立派なお肉が並んでいるのでしょう?
「うーん。どこからどこまで使って良いのか分かりませんね?一度皆さんに確認しに行かなければ」
「あ。それなら左側は使っちゃって大丈夫だよ。ゴミの日は決まってるから、使わなくなった食材はそっちに入れてあるんだ」
えーーーーー?あの、こんな立派なお肉捨てちゃうんですか?貴方達、鬼なんですか?
こ、これは駄目です!是非、私がこの子達を復活させてあげなければ!!!
「では、こちらは私が使わせて貰います。食費も浮きますしね?」
「・・・君。最強騎士なんだよね?」
そう呼ばれてますが何か?
分かってましたよ?
世の中そんなに甘くないって。
でもそんな、あからさまに睨まなくたっていいじゃないですか?私も好きでここに来たわけじゃないんですよ?
「ギャド!何で敵を俺達の宿舎になんか連れて来たんだよ!!こいつ俺達の仲間を何人も殺してるんだろ?」
いや、殺してませんよ?
私、相手を気絶させるの得意なんですよね?
だからいつも倒したフリして帰ってました。
だって返り血とか、かかると嫌じゃないですか?
あれ、落とすの結構大変なんですよね?
貴重な洗剤が無くなってしまいますからね?
「陛下の命令だ。決して彼女に危害を加えるな。彼女が、攻撃して来ない限り手出しは許さん」
この人、実は偉い人なのでしょうか?
ムキムキマッチョですからね?
無駄にマッチョじゃないですよね?
「彼女には、ここの宿舎の管理をしてもらう。おい。ティファは掃除や洗濯は出来るか?」
「出来ますよ?一般的な範囲でしたら」
「お前に多くは求めない。皆が使う場所の清掃、そして食材の管理を頼む。皆忙しいからな、基本的に飯は外で食ってくるが、たまに個人で作ったりするから、その整理を頼みたい。ほっとくと腐るからな」
え?さっき建物を案内されましたけど、あんな立派な厨房があるのに料理人がいないんですか?何故?
「あの。朝ご飯とかどうしてるんです?」
「基本食べない。食べたい者は外ですませる」
も、も、勿体ない!
何という宝の持ち腐れ。あんな立派な厨房。
私だったら最大限に活用するのに!!
「あのぉ~私も厨房、使っても大丈夫ですか?自分のご飯を作りたいんですけど?」
あら?皆んな固まっていますね?何故でしょう?もしかして毒を入れるとか疑われてます?いや、そもそもそれなら私を厨房に入れちゃ駄目ですよ?基本ですよ?基本。
「お前。料理作れるのか?最強騎士なのに?」
偏見ですよ。何故騎士が料理が出来ないと?
「まぁ、人並みには」
「はっ!それは傑作だ?聞いたか皆んな、敵国の最強騎士は自炊なさるそうだ」
うーむ。
メチャメチャ馬鹿にされてますね?決めました。
彼奴には絶対に私のご飯は食べさせません!!
「えーと、じゃあハイト!暫くコイツに付いて色々教えてやってくれ!頼んだぞ?」
あら?顔が引きつってますよ?大丈夫ですか?ハイトさん。それにしても、この人私より背が高いですね?
って言うか、ここの人達皆んな大きいですね?
さっきから感じの悪いちびっ子は別にして。
「よろしくお願いします。ハイトさん」
「・・・よろしく、したくない」
んー?空耳でしょうか?そういう事にしておきましょう。
さて、では何から始めましょうか?
「皆んなで使うスペースは、この食堂と玄関、廊下にトイレにお風呂ですね?後お庭もありますね?」
一気に片付けるのは無理ですね。
必要な部分から片付けて行きましょうか。
「君は、何の目的でここに来たの?」
無口だと思っていたハイトさん。やっと声をかけてきましたね?でも、目的と言われましてもね?・・・何だろ。
「あの~私捕虜なので、目的とか言われましても。指示されて来ただけですので」
ん?何故そんなガッカリした顔を?
もっとこう、インパクトのある返事が欲しかったですか?
実は内部崩壊が狙いです、とか?ないない。あ、お腹すいたな。
「あのぉ氷冷庫見ても良いです?誰か食材入れてますかね?」
氷冷庫、開ける時ってテンション上がりますよね?
その中から食材を選んで、どんな料理を作るのか考えるだけでワクワクします!!
「いいけど、皆んな入れっぱなしで忘れてるから結構凄い事になってると思う」
ありゃ~それは食材が可哀想です。要らないのなら私がわけて欲しいくらいです。ん?それ、いいですね?
「じゃあ、ダメになりそうな食材貰っちゃっていいですか?捨てるの勿体ないですから」
「いいけど。本当に作るの?」
作りますよ?何故さっきから皆、変人を見るような目で私を見るのでしょうか?
まぁいいです。勝手に開けますよ?
「・・・わぁ」
「凄いでしょ?皆んな詰め込む癖に片付けないから」
氷冷庫中ギッシリですね。しかし、思ったほどダメになってないです。それより気になるのが、何故こんな立派なお肉が並んでいるのでしょう?
「うーん。どこからどこまで使って良いのか分かりませんね?一度皆さんに確認しに行かなければ」
「あ。それなら左側は使っちゃって大丈夫だよ。ゴミの日は決まってるから、使わなくなった食材はそっちに入れてあるんだ」
えーーーーー?あの、こんな立派なお肉捨てちゃうんですか?貴方達、鬼なんですか?
こ、これは駄目です!是非、私がこの子達を復活させてあげなければ!!!
「では、こちらは私が使わせて貰います。食費も浮きますしね?」
「・・・君。最強騎士なんだよね?」
そう呼ばれてますが何か?
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