20 / 144
第一章
ティファはお菓子が作りたい
しおりを挟む
「あ!ティファちゃん!今日は一人かい?」
「はい!食材が不足してしまって買い出しに!」
こんにちわ!ティファです!
最近やっとハイトさんが私の監視役から解放されたようで、こうして一人で外を歩く事も多くなってきた今日この頃です。ここに来てから半年以上経ってますもんね?そんなにも長い間私の監視をしていたのです。他人事とはいえ若干気の毒ですよね?
「ねぇ!今丁度大量にコレが入ってきたんだけど、どう?買ってかない?安くしておくよ?」
「え?うーん。でも果物だと皆んなお腹にたまらないんですよねぇ・・・コストがかかるのに腹の足しにならないとなると、中々・・・・・」
「そっかぁ。まぁ無理にとは言わないよ!また騎士さんと一緒においで?」
ありゃ?私一人だと買わないと店主は気付いていますね?そうなんですよ。だって果物お高いんです。私一人が楽しむには贅沢な品なんですが、ハイトさんやギャドさんは気軽にぽんぽん買ってくれるんですよねぇ?リッチマンです。あ、でも・・・・。
「じゃあ、六個頂けます?」
「え?買うのかい?しかも六個も?何か作るのかい?」
ムフフフ!!そうですそうです!せっかくあんな立派なオーブンがあるのですから、是非とも挑戦したい事があるのですよ!!
「はい!!焼き菓子を作ろうかと!」
砂糖と蜂蜜はこの前手に入れましたし、バターも作ったばかりです!!あまり甘いのは得意でない方もいますからこのオレンジで爽やかな甘さにしてしまいましょう!!
「ハイトさんは甘いものお好きですか?」
「え?うーん。嫌いじゃないけど・・・砂糖菓子みたいなのは苦手かも。ジャリジャリ口にまとわりつくし」
そうですよねぇ。やはりあまりお好きではないですか。
男の方って余り甘いもの食べないですよねぇ。
「甘いもの?男はそんな物食べないだろ?喜んで食べるのは貴婦人とかご令嬢達だな。俺もたまに呼ばれるけど、お茶だけ飲んで帰るし」
あらぁ。ヨークシャさんもですかぁ?お口にさえなさらないんですね?
「あれ?そういえばお二人共今日はお休みですか?」
「ああ。そうだよ?この前休日出勤だったからね?あ、洗い物手伝うよ」
そんなハイトさん。せっかく私から解放されて遊びたい放題なのに、本当に優しいというか、お人好しというか。・・・・可哀想!!
「おいティファ。別に気にしなくていいぞ。ハイト、少しでも多くティファの飯を味わいたいだけなんだ。その為なら何でもするからな」
「ちょっとヨシュア。その口閉じてくれるかな?後悔しても知らないよ?」
ん?何ですか?なんかピリピリしてます?
ヨークシャさん黙っちゃいましたが、何かあったんですか?
あ、もしかして。
「あれ?私が別の物作ってたの、もしかして知ってました?」
「「え?」」
あら?気付いてなかったようです。勘違い?まぁいいか。
「実はお菓子を焼いたんですけど、皆さん甘いもの、余り好きではなさそうなので・・・・」
「違う。好きじゃないとは言っていない」
「そうだよ?勝手に勘違いしないでくれる?」
ん?なんだかお二人の顔がとても真剣です。
どうしました?悪い物でもつまみ食いしたんですか?
「それでティファ。それは、もう食べられるのかな?」
「え?はい!オーブンから上げて甘いお酒を染み込ませて冷ましてあります。・・・味見、します?」
「「喜んで!!」」
あの。それ。公式の掛け声なんですか?
最近他の騎士さんもよく叫ぶのですが?ごめんなさい。
正直少し引いてます。私。
では、さっそくパウンドケーキを切っていきましょうか?
新鮮なオレンジはやはり甘みが強くて酸味もあって美味しかったので砂糖は少なめでそのかわり染み込ませるお酒を甘めのものにしたのです。どれ。少し味見。んー!!コレは良いです!
「はい。では紅茶と一緒にお楽しみ下さい」
「・・・・凄い、ティファ。ケーキも作れるんだね?」
「簡単なものなら。専門ではないですが」
そうそう!私よりもお菓子は妹の方が上手でした!
私と全く正反対の、か弱くて可愛らしくて引き籠もりで根暗で絵に描いたような薬草オタク!!略してヤクオタ!!
え?嫌いなのかって?あはは!そんな訳ないじゃないですかぁ?大好きですよ?ただ、めっちゃ嫌われてたみたいです、私が!!元気でしょうか?あの引き籠もりは。しんみり。
「くぁぁぁぁ!!」
「・・・うぐっ!」
え?考え事していたらお二人の様子がおかしい事になってます?どうしました!そんな苦しそうにして!ハッ!ヨークシャさん遂に背が伸びるのですか!成長痛が遂に今!!
「破滅的に美味い。なんなのコレ」
「シットリで食べ応えがあるのに甘すぎない。オレンジの香りがとても爽やかで・・・こんな焼き菓子初めて食べた俺」
あのぉ~褒めて頂いたんでしょうか?
でも、何故いつも苦しげな面持ちで感想を述べられるのでしょう?不可解です。
「しかも、かかってるお酒がまた、絶妙な・・・ティファさんお代わりOKですか?」
二人してお皿を前に持ち上げられては断り辛いですね?まぁ、もう少しくらいなら・・・・・。
「ティファ?そうやってお二人を甘やかすのは良くなくてよ?」
「あれ?アイラさん?お早いですね?」
実はお菓子を作るにあたり勿論試食をしてくれる人をちゃんと呼んでおきました!
現役ご令嬢の箱入り娘!!アイラさんです!
「貴方がお菓子を焼いたと伺って足を運んで差し上げましたのよ?感謝なさって?あ、コレはティファにお土産」
ふぁ!?こ、コレは私がずっと欲しがっていたペティナイフ!!ここ大きいナイフしかないから野菜の皮を剥く時ちょっと不便だったんですよね。
ちゃんとその話をした事、覚えてくれてたんですね?
流石ツンデレ嬢!ナイスデレです!
「嬉しいです。でも、いいんですか?こんな高価な物貰っちゃって?」
「構いませんわ?だって私、貴方に食事の報酬を渡しておりませんでしょ?たまにとはいえ私も貴方の料理を頂いているのですから、これくらい当然ですわ!」
カッコイィ!!本当にアイラさんは最高のカ・・・・女性です!アイラさんには特別大きくケーキをカットしてあげましょう!さてさて?じゃあそろそろ次の仕込みを・・・。
ダァアアン!!
え?アイラさん?どうしました?頭打ちました?
「お口に合いませんでした?甘さ控えめでしたし・・・」
「お代わりを寄越してもよろしくてよ!!!」
「「さっさと帰れよ」」
どうやらお菓子も問題なく焼けるようです!
さて?明日は何を作りましょう?
私の脳内は料理の事で頭いっぱい夢いっぱいです!!
「はい!食材が不足してしまって買い出しに!」
こんにちわ!ティファです!
最近やっとハイトさんが私の監視役から解放されたようで、こうして一人で外を歩く事も多くなってきた今日この頃です。ここに来てから半年以上経ってますもんね?そんなにも長い間私の監視をしていたのです。他人事とはいえ若干気の毒ですよね?
「ねぇ!今丁度大量にコレが入ってきたんだけど、どう?買ってかない?安くしておくよ?」
「え?うーん。でも果物だと皆んなお腹にたまらないんですよねぇ・・・コストがかかるのに腹の足しにならないとなると、中々・・・・・」
「そっかぁ。まぁ無理にとは言わないよ!また騎士さんと一緒においで?」
ありゃ?私一人だと買わないと店主は気付いていますね?そうなんですよ。だって果物お高いんです。私一人が楽しむには贅沢な品なんですが、ハイトさんやギャドさんは気軽にぽんぽん買ってくれるんですよねぇ?リッチマンです。あ、でも・・・・。
「じゃあ、六個頂けます?」
「え?買うのかい?しかも六個も?何か作るのかい?」
ムフフフ!!そうですそうです!せっかくあんな立派なオーブンがあるのですから、是非とも挑戦したい事があるのですよ!!
「はい!!焼き菓子を作ろうかと!」
砂糖と蜂蜜はこの前手に入れましたし、バターも作ったばかりです!!あまり甘いのは得意でない方もいますからこのオレンジで爽やかな甘さにしてしまいましょう!!
「ハイトさんは甘いものお好きですか?」
「え?うーん。嫌いじゃないけど・・・砂糖菓子みたいなのは苦手かも。ジャリジャリ口にまとわりつくし」
そうですよねぇ。やはりあまりお好きではないですか。
男の方って余り甘いもの食べないですよねぇ。
「甘いもの?男はそんな物食べないだろ?喜んで食べるのは貴婦人とかご令嬢達だな。俺もたまに呼ばれるけど、お茶だけ飲んで帰るし」
あらぁ。ヨークシャさんもですかぁ?お口にさえなさらないんですね?
「あれ?そういえばお二人共今日はお休みですか?」
「ああ。そうだよ?この前休日出勤だったからね?あ、洗い物手伝うよ」
そんなハイトさん。せっかく私から解放されて遊びたい放題なのに、本当に優しいというか、お人好しというか。・・・・可哀想!!
「おいティファ。別に気にしなくていいぞ。ハイト、少しでも多くティファの飯を味わいたいだけなんだ。その為なら何でもするからな」
「ちょっとヨシュア。その口閉じてくれるかな?後悔しても知らないよ?」
ん?何ですか?なんかピリピリしてます?
ヨークシャさん黙っちゃいましたが、何かあったんですか?
あ、もしかして。
「あれ?私が別の物作ってたの、もしかして知ってました?」
「「え?」」
あら?気付いてなかったようです。勘違い?まぁいいか。
「実はお菓子を焼いたんですけど、皆さん甘いもの、余り好きではなさそうなので・・・・」
「違う。好きじゃないとは言っていない」
「そうだよ?勝手に勘違いしないでくれる?」
ん?なんだかお二人の顔がとても真剣です。
どうしました?悪い物でもつまみ食いしたんですか?
「それでティファ。それは、もう食べられるのかな?」
「え?はい!オーブンから上げて甘いお酒を染み込ませて冷ましてあります。・・・味見、します?」
「「喜んで!!」」
あの。それ。公式の掛け声なんですか?
最近他の騎士さんもよく叫ぶのですが?ごめんなさい。
正直少し引いてます。私。
では、さっそくパウンドケーキを切っていきましょうか?
新鮮なオレンジはやはり甘みが強くて酸味もあって美味しかったので砂糖は少なめでそのかわり染み込ませるお酒を甘めのものにしたのです。どれ。少し味見。んー!!コレは良いです!
「はい。では紅茶と一緒にお楽しみ下さい」
「・・・・凄い、ティファ。ケーキも作れるんだね?」
「簡単なものなら。専門ではないですが」
そうそう!私よりもお菓子は妹の方が上手でした!
私と全く正反対の、か弱くて可愛らしくて引き籠もりで根暗で絵に描いたような薬草オタク!!略してヤクオタ!!
え?嫌いなのかって?あはは!そんな訳ないじゃないですかぁ?大好きですよ?ただ、めっちゃ嫌われてたみたいです、私が!!元気でしょうか?あの引き籠もりは。しんみり。
「くぁぁぁぁ!!」
「・・・うぐっ!」
え?考え事していたらお二人の様子がおかしい事になってます?どうしました!そんな苦しそうにして!ハッ!ヨークシャさん遂に背が伸びるのですか!成長痛が遂に今!!
「破滅的に美味い。なんなのコレ」
「シットリで食べ応えがあるのに甘すぎない。オレンジの香りがとても爽やかで・・・こんな焼き菓子初めて食べた俺」
あのぉ~褒めて頂いたんでしょうか?
でも、何故いつも苦しげな面持ちで感想を述べられるのでしょう?不可解です。
「しかも、かかってるお酒がまた、絶妙な・・・ティファさんお代わりOKですか?」
二人してお皿を前に持ち上げられては断り辛いですね?まぁ、もう少しくらいなら・・・・・。
「ティファ?そうやってお二人を甘やかすのは良くなくてよ?」
「あれ?アイラさん?お早いですね?」
実はお菓子を作るにあたり勿論試食をしてくれる人をちゃんと呼んでおきました!
現役ご令嬢の箱入り娘!!アイラさんです!
「貴方がお菓子を焼いたと伺って足を運んで差し上げましたのよ?感謝なさって?あ、コレはティファにお土産」
ふぁ!?こ、コレは私がずっと欲しがっていたペティナイフ!!ここ大きいナイフしかないから野菜の皮を剥く時ちょっと不便だったんですよね。
ちゃんとその話をした事、覚えてくれてたんですね?
流石ツンデレ嬢!ナイスデレです!
「嬉しいです。でも、いいんですか?こんな高価な物貰っちゃって?」
「構いませんわ?だって私、貴方に食事の報酬を渡しておりませんでしょ?たまにとはいえ私も貴方の料理を頂いているのですから、これくらい当然ですわ!」
カッコイィ!!本当にアイラさんは最高のカ・・・・女性です!アイラさんには特別大きくケーキをカットしてあげましょう!さてさて?じゃあそろそろ次の仕込みを・・・。
ダァアアン!!
え?アイラさん?どうしました?頭打ちました?
「お口に合いませんでした?甘さ控えめでしたし・・・」
「お代わりを寄越してもよろしくてよ!!!」
「「さっさと帰れよ」」
どうやらお菓子も問題なく焼けるようです!
さて?明日は何を作りましょう?
私の脳内は料理の事で頭いっぱい夢いっぱいです!!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
【完結】姉は聖女? ええ、でも私は白魔導士なので支援するぐらいしか取り柄がありません。
猫屋敷 むぎ
ファンタジー
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは聖女。それは私ではなく、姉でした。
復活した魔王に侯爵領を奪われ没落した私たち姉妹。そして、誰からも愛される姉アリシアは神の祝福を受け聖女となり、私セレナは支援魔法しか取り柄のない白魔導士のまま。
やがてヴァルミエール国王の王命により結成された勇者パーティは、
勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い――そして“おまけ”の私。
過去の恋、未来の恋、政略婚に揺れ動く姉を見つめながら、ようやく私の役割を自覚し始めた頃――。
魔王城へと北上する魔王討伐軍と共に歩む勇者パーティは、
四人の魔将との邂逅、秘められた真実、そしてそれぞれの試練を迎え――。
輝く三人の恋と友情を“すぐ隣で見つめるだけ”の「聖女の妹」でしかなかった私。
けれど魔王討伐の旅路の中で、“仲間を支えるとは何か”に気付き、
やがて――“本当の自分”を見つけていく――。
そんな、ちょっぴり切ない恋と友情と姉妹愛、そして私の成長の物語です。
※本作の章構成:
第一章:アカデミー&聖女覚醒編
第二章:勇者パーティ結成&魔王討伐軍北上編
第三章:帰郷&魔将・魔王決戦編
※「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位)
※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる