37 / 144
第一章
デズロは真実をまだ語らない
しおりを挟む
「大丈夫ですか?動けないです?」
ん?お迎えの天使の声かな?
あまりにお腹が空き過ぎて幻聴が聴こえているのかもしれないね?
グキュルルルルルルル~
「・・・お腹、空いてるんですか?」
「・・・あれ?君は人間かな?」
「はい!ちゃんと手も足も二本ずつ生えてますよ?」
君、中々面白い表現をする子だね?僕と気が合いそうだよ。
「立てます?あ?無理です?じゃあ引きずって行きますね?」
うん。踵が引きずられて火を吹きそうなくらい擦れてるけど大丈夫だよ?
それにしてもこの子の姿。
この国の子じゃなさそうだね?隣のお家の子かな?
「はい。ここなら誰も来ないので、私のお昼用に作ってきたんですけど良かったらどうぞ?」
ふぁ!!美味しそうなサンドイッチがギッシリと詰められた籠が!!美味そうだね!
「こっちは卵サンドでこちらは厚切りベーコンとトマトとレタス、もう一つはデザート用に生クリームと煮詰めたベリーを挟んであります!お茶いります?」
「ふふぁはい!」
なんだろう。ここはやはり天国なのかな?さっきまで腹減りで倒れてたはずなんだけど?天使が舞い降りたの?それに、このサンドイッチ・・・・・・。
「ふはぁー!美味しかったぁ?最っっ高!コレ君が作ったの?」
「・・・・はい。美味しかったです?」
「うん!今まで食べたサンドイッチの中で一番美味しかった!」
あれ?何でそんな不思議そうな顔するの?本心だよ?
「それは良かったです。私あまり料理を褒められた事がないので嬉しいです!」
え?嘘でしょ?お腹が空いているのを差し引いてもかなりレベルが高い味だと思うよ?隣の国の住民は味音痴ばかりなのかな?
「いいなぁ。僕、君の料理毎日食べたい。あ、プロポーズじゃないよ?」
「ありがとうございます。でもそれは無理そうですね」
サラリと流したね?
だよねぇ。君どう見ても敵国の兵士だもんね?
「おじさんは魔術師さんか何かですか?」
おじ!!おじさ・・・・!無垢の刃が僕の繊細な心臓を的確に貫きましたよ?お嬢ちゃん?
「僕はデズロだよ?そうなの、僕魔術師なんだ。君は?」
「ティファです。敵国の騎士です!」
うん!い~い返事だね!でも相手が僕じゃなかったら速攻で捕獲されてるよ?気をつけて?ティファ、ティファね?
「君は何で騎士なの?見る限りあまり向いてなさそうだけど?」
「そうですか?うちの国の人達は百年に一度の逸材だって言ってますよ?私はこの仕事あまり好きではないんですけど・・・」
だよねぇ?
この子明らかにヤル気ないもんね?もしかして捕まえて欲しかったのかな?
「もしかして、何か理由があって騎士になったの?」
「はい。最初はお金欲しさからでした」
ん?お金?何故それで兵士?
「大規模な自然災害が起きて物価が急に上がってしまいまして、生活するのが苦しくなりました。私の実家は薬師なんですが、私の下には妹がおりまして、その子がとても優秀な薬師なんですよ。それに比べて私は全く才能が無く家に居ても役に立たないので、実家を出て食いっぱぐれない兵士になる事にしたんです」
ほうほう?成る程。国がそんな状態ならしょうがないね?
でも、そうなんだ?薬師の子供の、ティファ?
「で。気付いたら騎士にまで昇格してまして」
君、全ての過程をあらゆる手段で吹っ飛ばしたね?
説明がめんどくさかったのかな?まぁいいけどね。
「そしたら、超キモい王子に脅迫まがいなプロポーズを受けまして」
それはあの国の第一王子の事かな?
アイツは確かにヤバイよね。
子供の時にあの子に会ったことあるけど、その頃から既に才能を開花させつつあったよ?
勿論残念な方のだけどね?
「私を兵器として使いたい人と、私を邪魔で消したい人の間に挟まれ、料理を作る隙も中々作れなくて。もう辞めようかと考えています」
君、そんなぽや顔で結構苦労人なんだね?まだ若いのに可哀想。それに僕、可愛い女の子にはとても弱いんだ。
「そうなんだね?じゃあ近いうちにその国から逃げておいで」
「え?無理ですよ~あの人達、普段無能なのに私の警備にだけは力を入れまくりなんです。流石の私もアレをくぐり抜けるのは無理です」
そうかな?現に今君の周りには君を見張る人間はいないよ?僕が結界を張って外から僕達が見えないようにしているからね?
「大丈夫。知ってる?あの国は満月の夜になると、ある一定期間魔力が使えなくなるんだ」
「え?」
「その時、君の警護は一瞬緩くなる。その隙にこちらの国まで逃げておいで?上手くいけば君をこの国の料理人にしてあげられるかもしれないよ?」
おや?即答すると思ったのに迷ってるね?まぁいいさ、僕はあくまで偶々ここで君と出会って君に助けてもらった通行人だ。決めるのは君自身だからね?
「おじ、デズロさん?」
「ごめんね?僕、これでもこの国の最重要機密なんだ。だから、少しだけ記憶をイジるけど、君に必要な物はちゃんと残しておくからね?」
でも君とはまたきっと再会できると思うよ?
だって、君の眼はまだ死んでないもの。
それに、まさかとは思ったけど、こんな所で出会うなんて運命感じちゃうなぁ?僕。
「大丈夫。君が無事ここまで逃げて来られたら、その時こそ僕が君の願いを叶えてあげる。その時まで少しだけおやすみ?」
取り敢えずティファの両親には痛~いお仕置きを考えておかないとね?僕の大事な娘を無下に扱った報いをね?
ん?お迎えの天使の声かな?
あまりにお腹が空き過ぎて幻聴が聴こえているのかもしれないね?
グキュルルルルルルル~
「・・・お腹、空いてるんですか?」
「・・・あれ?君は人間かな?」
「はい!ちゃんと手も足も二本ずつ生えてますよ?」
君、中々面白い表現をする子だね?僕と気が合いそうだよ。
「立てます?あ?無理です?じゃあ引きずって行きますね?」
うん。踵が引きずられて火を吹きそうなくらい擦れてるけど大丈夫だよ?
それにしてもこの子の姿。
この国の子じゃなさそうだね?隣のお家の子かな?
「はい。ここなら誰も来ないので、私のお昼用に作ってきたんですけど良かったらどうぞ?」
ふぁ!!美味しそうなサンドイッチがギッシリと詰められた籠が!!美味そうだね!
「こっちは卵サンドでこちらは厚切りベーコンとトマトとレタス、もう一つはデザート用に生クリームと煮詰めたベリーを挟んであります!お茶いります?」
「ふふぁはい!」
なんだろう。ここはやはり天国なのかな?さっきまで腹減りで倒れてたはずなんだけど?天使が舞い降りたの?それに、このサンドイッチ・・・・・・。
「ふはぁー!美味しかったぁ?最っっ高!コレ君が作ったの?」
「・・・・はい。美味しかったです?」
「うん!今まで食べたサンドイッチの中で一番美味しかった!」
あれ?何でそんな不思議そうな顔するの?本心だよ?
「それは良かったです。私あまり料理を褒められた事がないので嬉しいです!」
え?嘘でしょ?お腹が空いているのを差し引いてもかなりレベルが高い味だと思うよ?隣の国の住民は味音痴ばかりなのかな?
「いいなぁ。僕、君の料理毎日食べたい。あ、プロポーズじゃないよ?」
「ありがとうございます。でもそれは無理そうですね」
サラリと流したね?
だよねぇ。君どう見ても敵国の兵士だもんね?
「おじさんは魔術師さんか何かですか?」
おじ!!おじさ・・・・!無垢の刃が僕の繊細な心臓を的確に貫きましたよ?お嬢ちゃん?
「僕はデズロだよ?そうなの、僕魔術師なんだ。君は?」
「ティファです。敵国の騎士です!」
うん!い~い返事だね!でも相手が僕じゃなかったら速攻で捕獲されてるよ?気をつけて?ティファ、ティファね?
「君は何で騎士なの?見る限りあまり向いてなさそうだけど?」
「そうですか?うちの国の人達は百年に一度の逸材だって言ってますよ?私はこの仕事あまり好きではないんですけど・・・」
だよねぇ?
この子明らかにヤル気ないもんね?もしかして捕まえて欲しかったのかな?
「もしかして、何か理由があって騎士になったの?」
「はい。最初はお金欲しさからでした」
ん?お金?何故それで兵士?
「大規模な自然災害が起きて物価が急に上がってしまいまして、生活するのが苦しくなりました。私の実家は薬師なんですが、私の下には妹がおりまして、その子がとても優秀な薬師なんですよ。それに比べて私は全く才能が無く家に居ても役に立たないので、実家を出て食いっぱぐれない兵士になる事にしたんです」
ほうほう?成る程。国がそんな状態ならしょうがないね?
でも、そうなんだ?薬師の子供の、ティファ?
「で。気付いたら騎士にまで昇格してまして」
君、全ての過程をあらゆる手段で吹っ飛ばしたね?
説明がめんどくさかったのかな?まぁいいけどね。
「そしたら、超キモい王子に脅迫まがいなプロポーズを受けまして」
それはあの国の第一王子の事かな?
アイツは確かにヤバイよね。
子供の時にあの子に会ったことあるけど、その頃から既に才能を開花させつつあったよ?
勿論残念な方のだけどね?
「私を兵器として使いたい人と、私を邪魔で消したい人の間に挟まれ、料理を作る隙も中々作れなくて。もう辞めようかと考えています」
君、そんなぽや顔で結構苦労人なんだね?まだ若いのに可哀想。それに僕、可愛い女の子にはとても弱いんだ。
「そうなんだね?じゃあ近いうちにその国から逃げておいで」
「え?無理ですよ~あの人達、普段無能なのに私の警備にだけは力を入れまくりなんです。流石の私もアレをくぐり抜けるのは無理です」
そうかな?現に今君の周りには君を見張る人間はいないよ?僕が結界を張って外から僕達が見えないようにしているからね?
「大丈夫。知ってる?あの国は満月の夜になると、ある一定期間魔力が使えなくなるんだ」
「え?」
「その時、君の警護は一瞬緩くなる。その隙にこちらの国まで逃げておいで?上手くいけば君をこの国の料理人にしてあげられるかもしれないよ?」
おや?即答すると思ったのに迷ってるね?まぁいいさ、僕はあくまで偶々ここで君と出会って君に助けてもらった通行人だ。決めるのは君自身だからね?
「おじ、デズロさん?」
「ごめんね?僕、これでもこの国の最重要機密なんだ。だから、少しだけ記憶をイジるけど、君に必要な物はちゃんと残しておくからね?」
でも君とはまたきっと再会できると思うよ?
だって、君の眼はまだ死んでないもの。
それに、まさかとは思ったけど、こんな所で出会うなんて運命感じちゃうなぁ?僕。
「大丈夫。君が無事ここまで逃げて来られたら、その時こそ僕が君の願いを叶えてあげる。その時まで少しだけおやすみ?」
取り敢えずティファの両親には痛~いお仕置きを考えておかないとね?僕の大事な娘を無下に扱った報いをね?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
【完結】姉は聖女? ええ、でも私は白魔導士なので支援するぐらいしか取り柄がありません。
猫屋敷 むぎ
ファンタジー
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは聖女。それは私ではなく、姉でした。
復活した魔王に侯爵領を奪われ没落した私たち姉妹。そして、誰からも愛される姉アリシアは神の祝福を受け聖女となり、私セレナは支援魔法しか取り柄のない白魔導士のまま。
やがてヴァルミエール国王の王命により結成された勇者パーティは、
勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い――そして“おまけ”の私。
過去の恋、未来の恋、政略婚に揺れ動く姉を見つめながら、ようやく私の役割を自覚し始めた頃――。
魔王城へと北上する魔王討伐軍と共に歩む勇者パーティは、
四人の魔将との邂逅、秘められた真実、そしてそれぞれの試練を迎え――。
輝く三人の恋と友情を“すぐ隣で見つめるだけ”の「聖女の妹」でしかなかった私。
けれど魔王討伐の旅路の中で、“仲間を支えるとは何か”に気付き、
やがて――“本当の自分”を見つけていく――。
そんな、ちょっぴり切ない恋と友情と姉妹愛、そして私の成長の物語です。
※本作の章構成:
第一章:アカデミー&聖女覚醒編
第二章:勇者パーティ結成&魔王討伐軍北上編
第三章:帰郷&魔将・魔王決戦編
※「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位)
※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる