136 / 191
アルク・ティムシーというドエム
アルク・ティムシーというドエム9
しおりを挟む
もし、自分に好意を寄せている相手が、さしてよく知らない他の生徒なら、普段のルクレアを演じて「私のパートナーになろうなんて100年早いですわ」と鼻で笑い飛ばせた。
もしマシェルが少し前の、私を嫌っているマシェルなら、「あら、貴方もしかて、私に好意を抱いていらっしゃるんじゃないの?」?と、挑発することが出来た。
だけど、今のマシェルは、私の中では親しい、好意的な分類に入ってしまっていて。
そして、挑発して冗談に片づけてしまうには、向けるマシェルの瞳が真剣過ぎて。
正直、どう返すべきなのか、全く分からない。
頭の中は完全にパニック状態だ。
どうすればいい?
どう返事すれば、将来的に一番最善なのだ?
どうすれば―どうすれば、一番、マシェルを傷つけなくて済むのだろう?
たかが、学園行事のパートナーだ。ここで渡りに船とばかりに飛びついて、マシェルと踊ったところで、実際的な学園及び、貴族社会における私の立ち位置としては全く問題ない。
マシェルはメネガ家の分家筋だが、それでもなお学園に置いてはかなりの高位の家柄だ。ボレア家直系の私と並んだところで、格段に見劣りするわけではない。容姿にも才能にも優れたマシェルは、パートナーとしてはなかなかの相手なのである。
マシェルにとっても、本家筋であるにも関わらず、メネガ家よりも上位貴族であるボレア家の人間と親しく交流をしていることを表だって示すことは、益になる。
マシェルよりも才覚が劣る本家の人間にされているであろう嫌がらせ(これはゲーム内での情報である為、実際マシェルがそんな嫌がらせを受けているかは分からないけど。……まぁ、耳にする情報を考えると、何となく実際にそうなんじゃないかという感じはするのだけど)も、ボレア家と親しいことが広まれば、縮小するだろう。
私は、パートナーが見つかって嬉しい。マシェルは、ボレア家直系の私と特別親しいことを学園で示せて嬉しい。まさにウィンウィンの関係。客観的に判断するならば、私はせっかくのマシェルの申し出を受けるべきなのだろうと思う。
頭ではそう想うのだけど。だけど同時に、もしマシェルの申し出を受けてしまったら、戻れなくなってしまうような気がする自分もいるのだ。
今よりも、もっともっと、取り返しがつかないことになってしまうような、そんな予感がするのだ。
……それが良いことなのか、悪いことなのか、それすらも分からないのだけど。
「ルクレア」
名前を呼ばれて、どきんと心臓が跳ねる。
「私が他の娘とパートナーになったところで、私がその生徒を好きになることは、ありえん。……もう私の心は殆ど、決まってしまっているのだから」
何を? 何が決まっているの?
……なんて、とても言えなかった。
聞いてはいけない。聞いたら、もうその時点で、もう戻れなくなってしまうだろうから。
湧き上がって来た唾を、小さく嚥下し、視線を彷徨わせる。
言葉が、全く出てこない。
そんな動揺を隠しきれていない私の様子を見て、マシェルは小さく笑った。
「――何を真剣に悩んでいるんだ。私は『お前が当日までパートナーが見つからなかったら』と、そう言ったのだぞ。別に、お前にパートナーになってくれと申し込んでいるわけじゃない」
「……あ、そ、そうよね」
「私は今回の舞踏会では、誰ともパートナーの約束をするつもりはないからな。パートナーが見つからなくて困ったら、いつでも言ってくるといい。協力してやる」
そう言ってマシェルは何でもないことのように肩を竦めて、再びアイスを口に運び始めた。
逃がしてくれたのだと、そう思った。私が困っているから、そんな何でもないことのように言うことで、マシェルは私の逃げ場を作ってくれたのだ。
そう思ったら、ぎゅうっと胸が締め付けられた。
「……マシェル……えと、その……」
いくら考えても相変わらず言うべき言葉は、見つからず、ようやく出てきたのはこれだけだった。
「――ありがとう。気を使ってくれて、うれしいわ」
「……ああ」
真っ直ぐにマシェルの目を見て微笑むと、マシェルもまた、微笑み返してくれた。胸の奥がじんわりと温かくなった。
マシェルのこういう優しさが、とても好ましいと思う。
先入観を捨てて客観的に見て見れば、本当良い男だ。マシェルが女子にモテるのも分かる。
だけど。
だけど、私がマシェルに向ける好意は、きっと――……。
「――なんという友想いなんだ。マシェル・メネガ卿。私は君の美しい友情に、とても感動しているよ。君の友に対する献身的姿勢を賛辞すると共に、私からも感謝の言葉を言わせてもらおう」
しかし、沈みかけた思考は、突然背後から聞こえて来た声によってかき消された。
驚いて振り向いた私の目に、飛び込んで来たものは。
「だけど、マシェル卿。ルクレア嬢が当日までパートナーを作れないということは、まずありえないよ。だって、皆、ただ私に遠慮しているだけなのだから。私が一番最初にルクレア嬢に、パートナーになってくれと申し込めるようにね」
――お前は舞台役者か! と脳内突っ込みをしたくなるような、きざったらしい芝居がかったポーズで微笑む、オージン・メトオグの姿だった。
もしマシェルが少し前の、私を嫌っているマシェルなら、「あら、貴方もしかて、私に好意を抱いていらっしゃるんじゃないの?」?と、挑発することが出来た。
だけど、今のマシェルは、私の中では親しい、好意的な分類に入ってしまっていて。
そして、挑発して冗談に片づけてしまうには、向けるマシェルの瞳が真剣過ぎて。
正直、どう返すべきなのか、全く分からない。
頭の中は完全にパニック状態だ。
どうすればいい?
どう返事すれば、将来的に一番最善なのだ?
どうすれば―どうすれば、一番、マシェルを傷つけなくて済むのだろう?
たかが、学園行事のパートナーだ。ここで渡りに船とばかりに飛びついて、マシェルと踊ったところで、実際的な学園及び、貴族社会における私の立ち位置としては全く問題ない。
マシェルはメネガ家の分家筋だが、それでもなお学園に置いてはかなりの高位の家柄だ。ボレア家直系の私と並んだところで、格段に見劣りするわけではない。容姿にも才能にも優れたマシェルは、パートナーとしてはなかなかの相手なのである。
マシェルにとっても、本家筋であるにも関わらず、メネガ家よりも上位貴族であるボレア家の人間と親しく交流をしていることを表だって示すことは、益になる。
マシェルよりも才覚が劣る本家の人間にされているであろう嫌がらせ(これはゲーム内での情報である為、実際マシェルがそんな嫌がらせを受けているかは分からないけど。……まぁ、耳にする情報を考えると、何となく実際にそうなんじゃないかという感じはするのだけど)も、ボレア家と親しいことが広まれば、縮小するだろう。
私は、パートナーが見つかって嬉しい。マシェルは、ボレア家直系の私と特別親しいことを学園で示せて嬉しい。まさにウィンウィンの関係。客観的に判断するならば、私はせっかくのマシェルの申し出を受けるべきなのだろうと思う。
頭ではそう想うのだけど。だけど同時に、もしマシェルの申し出を受けてしまったら、戻れなくなってしまうような気がする自分もいるのだ。
今よりも、もっともっと、取り返しがつかないことになってしまうような、そんな予感がするのだ。
……それが良いことなのか、悪いことなのか、それすらも分からないのだけど。
「ルクレア」
名前を呼ばれて、どきんと心臓が跳ねる。
「私が他の娘とパートナーになったところで、私がその生徒を好きになることは、ありえん。……もう私の心は殆ど、決まってしまっているのだから」
何を? 何が決まっているの?
……なんて、とても言えなかった。
聞いてはいけない。聞いたら、もうその時点で、もう戻れなくなってしまうだろうから。
湧き上がって来た唾を、小さく嚥下し、視線を彷徨わせる。
言葉が、全く出てこない。
そんな動揺を隠しきれていない私の様子を見て、マシェルは小さく笑った。
「――何を真剣に悩んでいるんだ。私は『お前が当日までパートナーが見つからなかったら』と、そう言ったのだぞ。別に、お前にパートナーになってくれと申し込んでいるわけじゃない」
「……あ、そ、そうよね」
「私は今回の舞踏会では、誰ともパートナーの約束をするつもりはないからな。パートナーが見つからなくて困ったら、いつでも言ってくるといい。協力してやる」
そう言ってマシェルは何でもないことのように肩を竦めて、再びアイスを口に運び始めた。
逃がしてくれたのだと、そう思った。私が困っているから、そんな何でもないことのように言うことで、マシェルは私の逃げ場を作ってくれたのだ。
そう思ったら、ぎゅうっと胸が締め付けられた。
「……マシェル……えと、その……」
いくら考えても相変わらず言うべき言葉は、見つからず、ようやく出てきたのはこれだけだった。
「――ありがとう。気を使ってくれて、うれしいわ」
「……ああ」
真っ直ぐにマシェルの目を見て微笑むと、マシェルもまた、微笑み返してくれた。胸の奥がじんわりと温かくなった。
マシェルのこういう優しさが、とても好ましいと思う。
先入観を捨てて客観的に見て見れば、本当良い男だ。マシェルが女子にモテるのも分かる。
だけど。
だけど、私がマシェルに向ける好意は、きっと――……。
「――なんという友想いなんだ。マシェル・メネガ卿。私は君の美しい友情に、とても感動しているよ。君の友に対する献身的姿勢を賛辞すると共に、私からも感謝の言葉を言わせてもらおう」
しかし、沈みかけた思考は、突然背後から聞こえて来た声によってかき消された。
驚いて振り向いた私の目に、飛び込んで来たものは。
「だけど、マシェル卿。ルクレア嬢が当日までパートナーを作れないということは、まずありえないよ。だって、皆、ただ私に遠慮しているだけなのだから。私が一番最初にルクレア嬢に、パートナーになってくれと申し込めるようにね」
――お前は舞台役者か! と脳内突っ込みをしたくなるような、きざったらしい芝居がかったポーズで微笑む、オージン・メトオグの姿だった。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる